◆次回予告◆

12月23日(土)貯蔵から加工までタマネギコンビナートとは?
タマネギの貯蔵から加工までを担う富良野の巨大施設に迫る。
北海道のタマネギを通年出荷
するための巨大倉庫に
森崎リーダー仰天。
タマネギを使った絶品ソースを使ったレシピにあぐりメンバー舌鼓
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2017年12月16日(土) |  ♯456 巨大キャベツ“札幌大球”でニシン漬け編
2017年12月15日10時31分38秒更新

日本の食文化に欠かせない
伝統的な保存食「漬物」!
全国各地に、その土地の特産物や
食習慣を伝える、様々な漬物がある中で、
北海道で古くから親しまれてきた漬物が
「ニシン漬け」。

キャベツや大根などの野菜と
身欠きニシン乳酸発酵。
ニシンが大漁だった江戸時代末期から伝わる漬物。
昔は各家庭で漬けられていたニシン漬けですが、
皆さんの家庭ではどうですか?

街頭インタビュー

70代
「毎年漬けてます。今年も漬けました」

80代
「毎年樽いっぱいに作っていたけれど…
 年齢がいって石が重く漬けられなくなったのが
 とても残念です」

50代
「その年によって失敗したり…
 なかなか上手くいかないのでやめちゃいました」

40代
「母は作っていましたが私は作ってないです。
 正直時間がかかるから!」
 
20代&10代
「(ニシン漬けを)聞いたことはあるけど
 食べたことはないです!」
「家でも出ないです」



若者の漬物ばなれが示すように、
漬物全体の生産量は
年々減少傾向にあります。
しかし!漬物の中でも、特にニシン漬けには、
保存食という役割だけではなく、
体にもいい機能を備えていることをご存知ですか?

ということで今週のあぐり王国ネクストは、
年末年始に欠かせない!
北海道の冬の味覚「ニシン漬け」の魅力を再発見!


森結有花アナウンサー
「札幌市清田区にやって来ました」

森崎リーダー
「札幌にもたくさん農業があるんです!」

森アナウンサー
「今年も“札幌黄”とか、やりましたもんね」

森崎リーダー
小松菜は札幌市が生産量NO.1
 すごいしょ。
 こういう農業ウンチクいっぱい持ってるから」

森アナウンサー
「今日取材するのはニシン漬けとか
 漬け物に使われる野菜です」


今回は、あぐりっこが親子で参加!
料理がしたい5年生の糸尾早代(サヨ)ちゃんと、
お母さんの綾(アヤ)さん親子。

色々な体験がしたい3年生の福田蒼(アオ)君と、
香澄(カスミ)さん親子の2組です。


リーダー「漬け物はどうですか?」

サヨ
「好きだけど…しょっぱいから
 あまり食べない!」

アオ「何か月か食べてない!」

アヤさん
「作ったことはないです!買って食べます」

カスミさん
「作ったことはないです」



「お母さん達の子供の頃は
 家で漬けてましたか?」

カスミさん
おばあちゃんが大根を干して
 たくあんを作ってました」

リーダー
「じゃあどうして今はやらないの?」

カスミさん
「手間がかかってしまうのと…
 大根の干し方がわからないです!」


リーダー
「そんなの縄に結んで外に干しとけば…」

カスミさん
「縄の結び方が難しいですよね?
 みなさん上手になさってますけど」

リーダー
「じゃあどうやって大根を乾かすか?
 から聞いていきましょう」


やらない!大根は今日やらないです!」

リーダー
「えっ!?今日大根やらないの?」


ということで、漬物自体にふれた機会が少ない
2組の親子と一緒に、
ニシン漬けの原料となるキャベツを育てる、
生産者のもとへ−

「こんにちは〜」
清田区で、ニシン漬けに使うキャベツを
生産している三上芳弘さん。

すでに収穫を終えた畑に、
少しだけ残しておいてもらったのが、
コチラなんです!

2017年12月16日(土) |  ドカ〜〜ン!1人で持てないキャベツ
2017年12月15日10時32分10秒更新

サヨ「でかっ!」

いつも見ているキャベツと
全然違います!!



アヤさん「大きいですね〜」

カスミさん「わあ大きい!」

リーダー
「リアクション的にそんなもんですか?
 違うでしょ?
 ウソだろ!ってくらいデカイじゃん!」


リーダー「これ〜〜〜」


「リーダー、その比較はちょっと…
 わかりづらい…。
 ちょっと大き目なんで…どっちも…」


リーダー
「どっちも大きいとは何だあ!」

リーダー
「一般的なキャベツと比べてみましょう。
 どうですか!!
 こんな大きなキャベツが
 札幌にあるんですよ!
 このキャベツの名前は何というんですか?」


三上さん
札幌大球(たいきゅう)と呼ばれてます」

主にニシン漬けなどに使われる巨大キャベツ、
「札幌大球(さっぽろたいきゅう)」。

その名の通り、大きい球と書く札幌大球は、
明治開拓時代から札幌でつくられてきた、
伝統的な野菜のひとつなんです。


収穫にも園芸用のノコギリが必要なほどで、
実際にひと玉とってもらうと…?

三上さん「重いです…」

リーダーも持ってみると
リーダー「うわあああ」


あぐりっこ親子も、持とうとしてみますが…?

アオ
「ああああ〜重い〜!!重い〜!」


サヨ「…重い…」

巨大キャベツにやられたあぐり一行(笑)


2017年12月16日(土) |  札幌伝統野菜を守る!
2017年12月15日10時32分48秒更新

ちなみに一般的なキャベツの重さは、
およそ1.5キロ。そして、札幌大球は…?

リーダー
15.2キロ!!
 うわ〜〜だいたい何倍?」



サヨ「10倍?」


「これ(普通のキャベツ)10個分の重さがある!」

リーダー
「この世にある全ての野菜の中でも
 一番重たいですね


三上さん
「重たいですね〜
 いやあ〜もう勘弁してほしいですね」

三上さん
「この札幌大球は私を含め、3軒です。
 生産量はだいたい4000球

三上さん
「昔から生活の中にあった野菜ですから
 先輩たちが色々と
 工夫を重ねて今があるので
 なんとか残していきたいと思います!」


じゃじゃん!もんすけです。
明治時代から受け継がれてきた
巨大キャベツ札幌大球

札幌には他にも、タマネギの札幌黄。
札幌大長(おおなが)ナンバン。
枝豆のサッポロミドリ。
そして、札幌白ゴボウ!

この5種類が「札幌伝統野菜」と呼ばれていて、
古くから栽培が行われ、都市化が進んだ札幌で、
今でも生産が続いているんだよ。
札幌の名前が付いた伝統野菜!
みんなも応援しようね。


さてこの札幌大球、
一体どのようにして、これほど大きくなるのか?
その栽培方法を教えていただきます!

三上さん
「札幌大球の特色は
 収穫までの期間が長い!

リーダー
「長い!!足かけ4か月!
 一般的なキャベツの倍!
 普通のキャベツをおいてたらこうなる?」

南さん「無理だと思います!」

リーダー「品種が違うんですね」


そもそも札幌大球は、
大きくなる特性を持った品種で、
栽培方法は、一般的なキャベツと
ほぼ変わらないものの、
生育日数はおよそ2倍!
種をまいてから、
実に半年近くの期間を経て、
収穫を迎えるんです。

実際に、そのタネを見せてもらうと…?

「ん?」
リーダー「あれ?」

三上さん
「この粒が種なんです!」

森「これがこんなに大きくなるんですか」


サヨ
「もっと種も大きいかと思った!」

リーダー
「そうだよね。
 種も大球(たいきゅう)だろうと思った」


三上さん
「種は小球(しょうきゅう)なんです」

リーダー
「いやいやありがとうございます」


2017年12月16日(土) |  まるで木の伐採?収穫体験
2017年12月15日10時33分25秒更新

直径3ミリほどのタネから、
15キロもの大きさに成長する札幌大球。
いよいよ、収穫に挑戦してみます!

三上さん
「ここに茎が見えますから
 のこぎりみたくあてて下さい!」

ギコギコギコギコ…

リーダー「何してるんだろう」

「木を切ってる音みたい!」

リーダー「日曜大工じゃん!」



ギコギコギコ…バリッ!

リーダー「行った〜!」


重さを測ってみると…

サヨ「111kキロ!」

リーダー
「なんか…小ぶりだねと思っちゃうもんね」


アオ「硬い〜〜!!」

収穫後は、外側の葉を数枚はがすのですが…?


リーダー
「外葉ってどこまで落とすの?」

三上さん
「雰囲気がキャベツらしくなるまで!

え〜本当!?(みんな大爆笑)


普段は三上さんら生産者とJAさっぽろの職員の
10名ほどで収穫に臨みます。
ショベルカーを使って運搬し、
ひと玉ひと玉の重さを量り、
おもに札幌市内の漬物店やお好み焼き店、
スーパーなどへ出荷されるんです。
ニシン漬けになる前に、札幌大球そのものの味を
確かめてみることに!

バリッ!

リーダー
「おっ行った!
 あれ?柔らかいのかな?」

三上さん「柔らかいです」

リーダー
「じゃあ断面を見てみましょう。
 ザーン!!うわ〜地層みたい!!」


森「葉の枚数も多いんですか?」

三上さん
「キャベツはどの品種も葉の枚数は
 ほぼ同じなの!」

その大きさから、
葉の枚数も多いのかと思われますが、
実は、一般的なキャベツと変わらないんです。
1枚1枚が肉厚で、栽培日数も長い分、
糖などの養分をより多く溜め込み、
甘みが増すといわれているんです…!


バリバリッ

アオ
「キャベツだ!少し甘くなってる」

アヤさん
味が凝縮されてる!
 キャベツの味が濃い感じ!」

リーダー
うま〜〜い!甘い!!」


三上さん
「小さいキャベツより大味と思われるけど
 長い期間、畑で栄養を吸って
 今時期になるとちょうどいい甘さになって
 漬け物にピッタリ!」

三上さん
「普通のキャベツは…」

ボリッ ボリッ ボリッ


ボリッ ボリッ


「ボリボリうるさいです!」


2017年12月16日(土) |  札幌大球のニシン漬けを作ろう♪
2017年12月15日10時34分04秒更新


「札幌大球をどうやって漬物にするのか?
 ということで札幌市西区にあります
 漬け物製造・販売を行っている
 北彩庵(ほくさいあん)さんに来ました。
 酒井さんと藤杜さんにお聞きしていきます」

道内大手の食品メーカー、
北日本フードの漬物専門ブランド
「北彩庵(ほくさいあん)」。
道産食材を中心に様々な漬物を製造する中で、
札幌大球を使ったニシン漬け作りも行って
いるんです。



リーダー
「こんな大きなキャベツを漬物にするって
 大変なことだと思いますが…」

酒井秀彰社長
「通常のキャベツだと機械作業になるが
 こちらは全て手作りになります!」


リーダー「まず包丁がすごいね…」

藤杜広志工場長「カステラ包丁です」

一般的なキャベツは、
機械でカットできるのですが、
札幌大球は機械に入らないため、
製菓用のカステラ包丁を使って、
4つに切りわけます。そして…?

リーダー
「洗うのも、これ、お風呂です!
 大学生の時、これくらいのお風呂でしたよ」

森「わははは」

リーダー
「手で切って手で洗浄しているんですね。
 一般のキャベツとの違いですよね」


ザクザクザク…

藤杜さん「ザクザクザクっと切ります」

リーダー
「あまりにもザクザク…」

藤杜さん
「これでいいです。漬けたら縮みます!」

漬け込んでいく過程で、
水分が抜け縮んでいくため、
葉を大きめにカットします。
そうすることで、肉厚でシャキシャキとした、
札幌大球ならではの食感が、
漬物になっても残るのだとか…


普通のキャベツを切ることには慣れている、
あぐりっこのお母さんたちですが…?

アヤさん
「すごい切りごたえです!
 難しい…大きくて難しいですね」


このあと、カットした札幌大球に塩を振り、
1週間ほど寝かせます。

塩の分量は、キャベツの重さに対して3%ほど。
葉が厚いため、この塩漬け期間も、
一般的なキャベツの倍はかかるのですが、
食感は残ったまま、味が染み渡っていくんです。
特別に試食させていただくと…?


ボリボリボリ…

アヤさん
「柔らかくはなってますけど
 歯ごたえがしっかり残っていて
 シャキシャキして美味しいです!」

カスミさん
「このままでも食べたいです!」


北彩庵のニシン漬けには、
塩漬けした札幌大球とダイコン、
小樽産の身欠きニシン、
ショウガを和えたニンジン、
水で溶いた米こうじ、
そして、みりんや酢、塩、トウガラシなどを
配合した特製の調味液を使います。


酒井社長
「通常のキャベツで漬ける場合は
 塩漬けしなくても、そのままカット!
 ニシンは米のとぎ汁で1日置いて、
 それからカットします。
 弊社では一般的なもので作ってます」

リーダー
「馴染のあるTHEニシン漬けです!」


漬ける順番は、
ダイコン・札幌大球・ニシン・ニンジン。
これは、より硬く、大きい食材を
下にして漬け込むことで、
中まで味が浸透して、やわらかくなるんです。

酒井社長
「まず漬け込んだ後に
 2〜3日経ってから混ぜます」

サヨ
「ニンジンとか入れるにつれて、
 いい匂いがした!」

リーダー
「そうか。手作りすると愛がこもる!
 北海道は冬の味覚が少ないですからね…
 こういう漬け物なんかにして
 常備菜にして食べるんですよね」

アオ「良いにおいする!」

リーダー
「ショウガとか麹の香りとかして、いいわ〜」


材料をすべて入れたら、重石をのせて、
2〜3日後に一度かき混ぜます。
再びおもしをのせ、冷蔵庫や、
今の時期はベランダなどで、
2週間ほど寝かせればニシン漬けの完成です!

リーダー
「ご自宅のものにしていいんですか?
 もらえるって!」

お母さん「えっ♪いいんですか!嬉しい」

アヤさん
「2週間待つのが長く感じるかもしれません」


リーダー
「家族で楽しんで頂きたいです〜♪
 私も行きたいです〜!」

2017年12月16日(土) |  ニシン漬けは栄養もスゴイ!
2017年12月15日10時34分28秒更新

巨大キャベツ・札幌大球と、
身欠きニシンでつくる「ニシン漬け」。
冬の保存食というだけじゃなくて、
体に良い役割も果たしてるんだって〜

札幌保健医療大学 栄養学科
荒川義人教授
「ニシン漬けはキャベツの特徴と
 ニシンの動物性タンパク質を混ぜ合わせた
 非常に栄養的に素晴らしい食品です。
 漬物を漬けることによって
 植物由来の乳酸菌が働いて漬け物が出来ます。
 整腸作用や免疫力を高めてくれるなど
 実は漬物の乳酸菌は重要な働きをしてます」

栄養豊富なニシン漬けに欠かせない札幌大球!
荒川先生も、その伝統を伝えようと
取り組んでいるんだよ!
「札幌大球は札幌の伝統野菜のひとつ。
 でも残念ながら大きすぎて重すぎて
 収穫も運ぶのも大変、
 漬け物にするのも大変ということで
 作る人も減ってきたということですが、
 肉厚であま味があって
 ニシン漬けにすると絶品になるので
 学生たちと一緒に作りまして
 なんとか札幌大球が長く広く
 広まっていくように頑張っています!」

生産者や漬物店、荒川先生など、
様々な人たちの思いで守られている札幌大球。
ニシン漬けが、もっともっと身近になると
うれしいな〜



札幌伝統の巨大キャベツ「札幌大球」を使った、
ニシン漬けづくりから2週間後。
漬物製造の北彩庵を訪ねてみると…?

酒井社長
「工場長と試食をしたんですけれど
 止まらない!美味しくて!(笑)」


酒井社長
「札幌大球はしんなりとしていても
 食感がパリパリ!!
 ニシンの漬け込みが非常によく
 ご飯のお供に最高です!」

酒井さんからの太鼓判をもらい、
ニシン漬けをあぐりっこ親子のもとへ!
普段から、漬物を食べる機会は
少ないということですが…?

糸尾綾さん
「届くのが待ちきれず
『買いたい』って言ってたんです!」

サヤ
「なんか2週間経っているのに
(札幌大球が)
シャキシャキしていてスゴイ!」

久しぶりの登場!
サヨちゃんのお兄さんで
元あぐりっこの直記君(高校3年生)
「サヨが言ってたように
 すごいシャキシャキが残っていて
 ニシンが漬け物に入っているのが
 新鮮でおいしいです」

綺さん
いいですよね…一品あるだけで、
 結構、みんなもご飯が進むと思う!」


続いて、福田蒼くん・香澄さん親子も!

アオ
「いつも食べてる漬け物より美味しい! 」


カスミさん
「これはお酒が進みそう!」

カスミさん
「収穫からニシン漬けの作り方まで
 全部教えていただいたので
 ちょっと身近な感じがします!」

生産量がごくわずかな札幌の伝統野菜、
札幌大球を使ったニシン漬け。

そのおいしさはもちろん、
栄養価もしっかり備えた保存食なので、
この冬は、みなさんのご家庭でも、
チャレンジしてみてはいかがですか?

【札幌大球のニシン漬】をお求めの場合は、
札幌大球オーナー制度にご登録して下さい。

■札幌伝統野菜「札幌大球」オーナー制度事務局
 011-231-1713(土日祝日除く9:30-17:00)

※ただし今年の募集は終了しました!
※詳細はfacebook「札幌大球 応援隊」まで
----------------------------------
12月9日のクイズ
「ジャガイモ焼酎を作っている町は、
 どこだったかな?」

正解は「清里町」でした。


2017年12月09日(土) |  ♯455 清里町が発祥のじゃがいも焼酎に触れる編
2017年12月08日17時19分22秒更新

芋・麦・米など、こだわりの原料と
清らかな水で作るお酒…焼酎

鹿児島や宮崎など、
九州が本場と言われるお酒ですが、
実は、日本で初めて誕生した焼酎が、
ココ北海道にあったんです!

ということで今回のあぐり王国ネクストは、
お酒を知り尽くしたスペシャルゲストと、
北海道の焼酎作りにふれていきます。



森結有花アナウンサー
「オホーツクエリアの清里町
 やってきました〜」

森崎リーダー
「ここから眺める斜里岳がホントに雄大!」

森アナウンサー
「今回は清里町で焼酎について学びます」

森崎リーダー
「焼酎を学ぶのは初めてじゃないですかね」


様々なゲストが、
北海道の農業や食の魅力にふれるゲスト企画!
果たして、今回のゲストとは?

森アナ
「ゲストの方が展望台の上でお待ちです。
 ではお呼びしましょう」

リーダー「ゲストの方〜〜!」

男性
は〜〜い…すみません…
 ぼく高所恐怖症なんですけど…」

リーダー
「普通展望台って上で待つもんじゃないの?」



「ただあの方、かなりすごい人でですね…」

リーダー
「全然すごさないよ!!」


“男子 厨房に入ろう”という意味を込めた
月刊誌「dancyu(ダンチュウ)」。

首都圏を中心に 、
全国各地の「食」を幅広いテーマで取り上げ、
1990年の創刊以来、食通はもちろん、
料理人などからも根強い支持を受けています。

そんな月刊誌の編集長を務めているのが、
今回のゲスト植野 広生(こうせい)さん。

あらゆる食を知り尽くす植野さんに、
北海道の食材について伺ってみました。


植野さん
「北海道の食材は本当にすごいと思っていて
 特にこの10〜15年くらいで
 進化変化がすごいなと思っています。
 例えばお米にしても
 こんなに美味しくなっているんだ!と
 ビックリしまして、他の食材をみても
 色々な農産物がすごく美味しくなっていて
 東京の市場だったり、お店に行っても感じるし
 北海道のみなさんに、
 こんな事を言うのも申し訳ないんですけど…
 北海道の食材は本当にすごいですよ!」


自らの足と舌で
全国の食にふれてきたスペシャリスト。

そんな植野さんには今回、
日本で初めて清里町で生まれた
あの作物を使った焼酎作りに触れて頂きます。

植野さん
「北海道のお酒は
 素晴らしい世界品質のものがどんどん出てきて
 これからまだすごいものが出てくる
 期待と楽しみもあって、
 今回はどんなお酒に出会えるのか
 非常に楽しみにしています!」


果たして、植野さんが清里町でふれる焼酎とは、
どんなお酒なのでしょうか。

リーダー
「dancyuは愛読書です。お会いできて光栄です。
 ところでここから雄大な斜里岳がそびえてます」
 
植野さん
「すごいですね〜
 ネタのないお寿司みたいなものですね」

植野「シャリだけ!(斜里岳)」

まさかのダジャレ!?


リーダー
「今日のゲスト…人選的にどうですか?
 しかも出役と衣装がかぶる!という…」

ということで、
ユーモア溢れる食のスペシャリストと一緒に、
まずは焼酎の原料を育てている生産者のもとへ−


2017年12月09日(土) |  原料のじゃがいもを見にいこう!
2017年12月08日17時19分45秒更新

こんにちは〜

コチラの方が、生産者の柳谷克彦さん。
33ヘクタールの畑で、焼酎の原料や
小麦などの農作物を生産しています。




「焼酎の原料になる農作物は 
 ここで今育てられているんですよね?」

柳谷さん「はいそうです!」


柳谷さん
“コナフブキ”という
 デンプン用のジャガイモです」

リーダー「今は茎を倒した後?」

柳谷さん
「枯れてしまって収穫を待つだけです」


ジャガイモを掘り起こしてみることに!

リーダー「でた〜〜!!」

「すごーい」


柳谷さん
「この辺はほぼ100%!
 デンプン用のジャガイモを作っています。
 他の生食用と比べるとデンプン価が高い!

植野さん
「デンプン価は生食用が15%くらい。
 コナフブキは今年最高値で約25%なので
 10%も高い。とても美味しいです」

植野さん「すごいですね」


柳谷さん
「デンプンバレイショは
 生育ステージに合わせて
 少しずつ土を盛るんですよね。
 イモがたくさんついて
 量が多くとれるように管理作業をしています」

一般的にジャガイモ栽培では、
日光による変色を防ぐため
ジャガイモを土で覆う、
「培土(バイド)」 と呼ばれる
作業を行ないます。

なかでも、1株あたりの収穫量が多いという
でん粉原料用品種は、
その作業の回数も多くなるそうなんです。


柳谷さん
「イモがなったら土をかぶせて、
 イモがなったら土をかぶせて…
 たくさんイモがつくように…」

柳谷さん
「あとは植える間隔や
 追肥のタイミングを調整して
 清里町の生産者は作っています」

植野さん「すごい楽しいですね!」
 

「ここしか掘ってないのに
 こんなに取れるんですね」

柳谷さん
「今は最後の収穫の追い込みですね。
 もしよかったら乗ってみますか?」

ということで…
機械での収穫を体験させていただくことに!


2017年12月09日(土) |  実は作付面積1位のコナフブキ!
2017年12月08日17時20分04秒更新

収穫機の上では、
土の塊や規格外のジャガイモなどを取り除く、
選別が行われます。

森「ゴロゴロきますね」

リーダー「どんどんきたよ」



リーダー「この作業大変じゃない?」

森「この作業は普段は奥さんが一人で?」

奥様の亜紀子さん
「そうですね。大忙しです」


植野さん「うわっ!すごいあがってきた!」


「植野さん夢中になってますけど
 どうですか?」

植野さん「ごめん!いま仕事中だから」


じゃじゃん、もんすけです!
でんぷん原料用ジャガイモの生産が
盛んな清里町!

焼酎の原料以外の収穫されたジャガイモは、
JA清里町でん粉工場へと運ばれます。
1日で最大10トントラック120台分
運ばれるんだって〜

膨大な数のジャガイモは、
「ポテトビン」と呼ばれる貯蔵スペースで
一時的に保管したあと、
工場の中へ送られて、でん粉に加工されます。

清里町では古くから、
こうした原料の栽培から加工まで、
一貫した生産が行われていたんだよ。


JA清里町 代表理事組合長 石井透さん
「清里町におけるバレイショ栽培は
 明治30年の入植当時から始まりました。
 現在、全耕作面積の3分の1弱にあたる
 約2300ヘクタールを栽培しており
 清里町では欠かせない農作物です。
 JA清里町の製品は片栗粉・ミックス粉、
 また、えびせんなどに広く使われています。
 消費者のみなさまに信頼され 
 安心していただけるような、
 そして求められる商品を
 つくり続けていきたいです」

道内で生産されるジャガイモ品種の
作付け面積をみると、
実は焼酎の原料としても使われる
コナフブキ1位なんだよー!
でん粉原料用のジャガイモは、
僕たち消費者にとっても大切なんだね。


生産者の畑を離れ、一行がやってきたのは、
モダンな建物が印象的な「清里焼酎醸造所」。
コチラで、日本初となる
じゃがいも焼酎が製造されています。

「宜しくお願いします!」

焼酎作りをしている職人、竹村智郷さんに、
じゃがいも焼酎について詳しく教えていただきます。


リーダー「もうここに並んでいますよ」

竹村さん
「こちらの工場で作っている焼酎になります!」

リーダー「すごいカワイイ!」
 
竹村さん
「2014年にこちらのボトルに一新しまして
 GOOD DESIGN賞2015も受賞しています」


清里町で40年ほど前に誕生したジャガイモ焼酎。
現在、アルコール度数25度の
スタンダードなタイプと樽熟成、
そして、アルコール度数44度の原酒と
5年熟成の原酒の4種類を製造販売しています。

■じゃがいも焼酎北海道 清里
 (700ml 1080円税込)アルコール分25度

■じゃがいも焼酎北海道 清里≪樽≫
 (700ml 1200円税込)アルコール分25度


■じゃがいも焼酎北海道 清里≪原酒≫
 (700ml 2670円税込)アルコール分44度

■じゃがいも焼酎北海道 清里≪原酒5年≫
 (700ml 4190円税込)アルコール分44度


森「すごく良い香りしませんか?」

植野さん
「工場に入った瞬間から
 ふわっといい香りがきてます!」

リーダー「甘い香りがしますよね」

竹村さん
「本日も蒸留の作業を行っているので
 だいぶ香りを強く感じられると思います」


2017年12月09日(土) |  じゃがいも焼酎の仕込みをみていこう
2017年12月08日17時20分27秒更新

ジャガイモ焼酎作りには
おおまかに、このような工程があります。

まず、一次仕込みでは 、
網走産の大麦で作ったと、仕込み水
そして酵母菌を合わせて5日間ほど
アルコール発酵させ、
“一次もろみ”と呼ばれるものを作ります。



続いて、二次仕込みに進み、
でん粉原料用ジャガイモの
コナフブキを蒸す工程へ−。

竹村さん
「ジャガイモをふかしているところです」

リーダー「湯気がすごい」

竹村さん
「だいたい1つの釜に1.2トン
 コナフブキが入っています」

森「美味しそうな香りがしますね」


リーダー
「美味しそうな匂いしてるって、
 食べられるわけじゃないんですよね?」

竹村さん
「それが…食べられるんです!」

リーダー「なんとっ!!」

※お約束です(笑)


ということで、蒸したジャガイモを
食べさせていただけることに!
まずは、製造室の中にお邪魔して、
大量のコナフブキを拝見します。

植野さん
うわっ!すごい。
 蒸したジャガイモをこんなにたくさん見たのは
 生まれて初めてです!
 また皮がふわっとなったところが美味しそう」


コナフブキは、でん粉原料用として
生産されるジャガイモですが、
いったい、どんな味わいなのでしょうか?

植野さん
普通のジャガイモと違いますね!
 あま味があるけれど
 生食用のあま味とは違うね」

リーダー「あま味が強い!」


香りが強い!
 焼酎向きっていうのが分かります」

植野さん
「鼻に抜けていくような
 あま味をずっと感じますね」


蒸したジャガイモは、
機械でミンチ状にしながら、
1次もろみが入ったタンクに加え、
かき混ぜてさらに発酵させます。

リーダー
「(ジャガイモを)崩しながら入れていくんだ。
きたきた出てきた〜〜」

竹村さん
「これを“かい棒”でかき混ぜます」

リーダー「これ大変ですよ」

竹村さん
「この作業は15〜20分くらいかかります」


焼酎作りで1番の重労働という
かき混ぜる作業を、
植野さんも体験させていただきました!

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