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2015年01月31日(土) | ♯323 日本古来の食文化 鍋で‘こ食’を考える編
2015年01月31日(土) | 「こ」食の問題って何??
>>

2015年01月31日(土) |  ♯323 日本古来の食文化 鍋で‘こ食’を考える編

寒い季節、食べたくなるのは…  
あったか~い「鍋」。
季節の野菜やキノコ・肉や魚を
たっぷり食べられる鍋料理は
日本を代表する料理の1つ。

街頭インタビュー
「寒い時は鍋が一番温まるし
 何を入れてもおいしい!」
「野菜がいっぱい食べられる」
「味のバリエーションがいっぱいある!」
「雑炊にして汁までしっかり食べられて
 惜しみなく冷蔵庫もきれいになるから良い」
「1つの鍋をつつくのが良い!」

と家庭でも人気の鍋ですが、
実は現代の食卓が抱える様々な問題、
それを打開するためのアイディア
ギュッと詰まった料理でもあるんです。

今回のあぐり王国は美味しいだけじゃない!
「鍋」に注目します!

佐々木
「お鍋にいれる材料をご用意しました。
 野菜もお肉・魚・大豆製品もあります」

河野
「どんな鍋をしても豚バラが入っていたら
 うま味が出てきますから」

森崎
「残ったお出しを雑炊でいただく…
 今すぐやろう!」

と鍋の話が盛り上がっていますが
今日は親子で参加していただきました!
好奇心旺盛な佐伯桜優(みう)ちゃんと
お母さんの樹理さん、
仲良し三人家族の高田青空(そら)ちゃんと
お母さんの美佐子さんです。

あぐりっこのお宅では
どんな鍋を食べているのかな?

ではおうちの鍋には
どんな食材が入っているか
選んでみましょう。

やはり最初に選んだのは…白菜!

森崎
「北海道の冬の白菜最高ですから!」

タマネギやしいたけ・えのき・春菊、
ネギ・豆腐・豚肉…

森崎
「もって帰れるわけじゃないからね」

河野「どんな味付けなの?」

ソラ「キムチ!」

美佐子さん
「(キムチ鍋)は多いですね。
 お餅は必ず入れる!トッポギ風で!
 最後はごま油をいれて…」

佐々木「いいですねえ~」

さてミウちゃんのお宅は?

ミウ
「すき焼きのタレを入れて煮込む!」

樹理さん
「(子供たちが)シラタキがすごい好きで
 400gぐらいは鍋に入れます!」

森崎「400g!ラーメン特盛みたいな!

家庭によって様々な特徴がある「鍋」。
それでは鍋の魅力について、
管理栄養士の上坂真智子さんに
話を伺っていきましょう!

佐々木
「鍋の栄養面のメリットを教えてください」

上坂さん
「いっぱい色んな食べ物が入っているので
 栄養バランスはとても良いです。
 ビタミン・ミネラル・食物繊維、
 良質なタンパク質が摂取できます」

タンパク質には動物性と植物性があり、
その両方を摂取することで
タンパク質の効果が上がり、
免疫力のアップにつながります!
そして野菜に含まれるビタミンや
ミネラルがタンパク質の働きを良くする
ともいわれているんです!

動物性タンパク質(肉や魚)
植物性タンパク質(豆腐・油揚げなど)

森崎
「うま味がでた鍋のお出汁をご飯に吸わして
 最後まで食べきれるのも良いですよね」

上坂さん
「みなさん食べ順ダイエット知ってますか?
 野菜から食べて、次にタンパク質(肉・魚)、
 最後に炭水化物(ごはんなど)を食べると
 太りづらい体質になったり
 イライラを防止してくれたりとか!」
じゃ~ん もんすけです!
日本各地には
地域自慢のご当地鍋がたくさん!

北海道だと鮭を使った石狩鍋。
もともとは漁師さんのまかない料理だったんだ。
他にも東京下町のオツなグルメ・どじょう鍋や、
牛や豚の腸と野菜を煮込んだ福岡県のもつ鍋。
そして瀬戸内海の魚介がたっぷり!
香川県の源平鍋などなど…
ご当地鍋を見れば、
その地域の美味しいものがわかるよね!

2015年01月31日(土) |  「こ」食の問題って何??

森崎
ワイワイつっつき合うのが良いよね!
 家族なんだから取りあいっこしながら
 食べるのも楽しいんだよ~」

そうなんです。
鍋は栄養的なメリットだけではありません。
調理が簡単なので
子供がお手伝いしやすかったり、
みんなで同時に食べる料理なので、
家族のコミニュケーションにも最適なのです。

そんな「鍋」が今、食卓に起こっている
重要な問題のヒントになるかもしれない
メニューだということを皆さんご存知ですか?

上坂さん
「『こ』の問題って
 聞いたことありますか?」

森崎「『こ』?」

上坂さん
「『か』ではありません…
 食事に繋がる問題です」

河野
「『古(こ)』いにしえの問題!」

森崎「何かイイネ!解きたい!」

樹理さん
「一人でごはんを食べるとか?」

上坂さん「素晴らしいです」

上坂さん
「『こ』の問題は実は色々あります。
 一人で食事をする『孤独』の孤(こ)食。
 今はそれぞれライフスタイルが違っているので
 家族と一緒に暮らしていても
 一人で召し上がるというのもあると思います」

森崎
「しょうがない…という事情は分かります。
 お父さんが単身赴任とか…
 けどそのしょうがないとはまた別にですよ
 一人で食べたほうがオレは楽なんだ!
 というのがあったら可哀そうだな…」

この他にも
上坂さん
「『個人』の個(こ)食。
 これは同じ食卓についていても
 食事の内容がバラバラ。
 家族のみんなが食べる物が違うこと」
さらに同じものばかり食べる事や、
濃い味付けのものばかり食べる事など、
「食事」にまつわるこれらのことを 
ひとまとめに平仮名の『こ』でくくり、
『こ食』と読んでいます。
今これらの‘こ食’が
社会的な問題になっているんです。

あぐりっこも当てはまるかな?
ソラちゃんは粉食と個食が当たっているそう。

ソラ
パンが大好きで朝も夜も食べたり…
 お父さんはスープ!」

森崎
「じゃあ家族で食べるものがバラバラ…」

美佐子さん
「朝はみんな揃わないので
 それぞれ一人で食べることが多い。
 なので食べたいものを
 その時に作って出すって感じです」

ミウ
「私は濃食が当てはまる…
 私は濃い目の味付けが好きだから。
 だいたい、濃い味付けで食べちゃう…」

現代の食卓で問題視されている「こ食」。
実際に街の皆さんは
どのぐらい当てはまるか、
インタビューしてみました。  

街頭インタビュー
濃食「味付けを濃くしてしまう…」

孤食「部活で帰りが遅くなってしまうんで
   お母さんたちは先に食べていて
   自分は帰ったら一人で食べています」

固食・孤食
「コンビニで買ってきて食べる事が多いので
 どうしても同じものになってしまう」

個食
「子どもが野菜嫌いで好みが激しい
 旦那も好みが激しいのでバラバラに…」

ライフスタイルによって、
当てはまる「こ食」は違えど、
皆さん、身に覚えのあるものが多かったよう。
それでは、それぞれの ‘こ食’について
なぜいけないのかを知っていきましょう!


2015年01月31日(土) |  食事はコミュニケーションの場
まず「こ」食にはこんな問題があります…
上坂さん
「一人の食事・孤食は
 一人暮らしは仕方がないんですけど
 家族と一緒に暮らしていても
 一人で食べる機会
 あることが問題なんです。
 まず食事が楽しくない。
 さみしい…
 安心感がないということがあります」

楽しく食事を取った方が栄養の消化吸収も
よくなると言われているので、
食事の時間を楽しくすることは大切。

さらに注意してくれる人がいないので
食べ過ぎてしまったり、
その逆で食べられなかったりなど、
様々な問題に発展します。他を見てみると、
家族がそれぞれ好みのもの
ばかり食べる環境では
協調性が養われにくかったり、
同じものばかり食べる事で栄養が偏ったり、
好き嫌いが治りにくいなどが
「問題」としてあるようです。他にも…

上坂さん
「粉食の個食は柔らかいものばかり食べるので
 噛む力が弱くなるということと
 パンや麺だけで済ませてしまうことがあるので
 他の野菜やタンパク質などの栄養素が
 不足しやすいことが挙げられます」

先程それぞれに当てはまる‘こ食’があった
あぐりっこの家庭ですが
食卓で気をつけている事を聞いてみると…

美佐子さん
「夕飯はなるべく3人で家族そろって
 食べたいと思っています」

ソラ
「2人で食べるとさみしいし
 お父さんがいあないと、ちょっとこわい

樹理さん
「お腹空いたって子供たちは騒ぐので
 じゃあ先に食べてていいよって
 温かいのを出していたんでけど
 それを最近はみんなで
 『いただきます』するように変えました」

ミウ
「食べ終わるタイミングがみんな同じだから
 だから食べ終わったら『何する?』みたいな
 そういう会話が自然に出るようになった」

森崎「いいじゃん。ハッピー家族だね」

上坂さん
「やっぱり『孤食』から全てが
 始まるんじゃないかと…。
 家族は一番小さな集団じゃないですか。
 (子供)が一番最初に触れ合う集団で
 ここでコミュニケーション
 養われることで
 将来に繋がってくると思います」
森崎
「食事の中心がお母さんだったら
 食卓の中心はお父さんであるべきだと思う。
 まあ正直、この子たちの世代だったらだよ
 『お父さん、チョーうざい』って
 思われるかもしれない。
 けどそこを怖がってほしくないですね。
 今しゃべっておかないと
 中学校高校行ったら、もっと離れるかも」
森崎
「まあお父さん頑張れ!
 お父さん頑張れ!お父さん頑張ろう」

もんすけです。
家族みんなで食卓を囲むって大切なんだね。
ある資料をみてみると、
一週間のうちに家族そろって
一緒にご飯を食べる日数は減ってきています。

食卓って子供の心身の成長をみれたり、
食事のマナーを教える事が出来たり大切な時間。
家族がそろう事が難しくなっている
現代だからこそ
意識することも大切なのかもしれないよね!


2015年01月31日(土) |  みんなで楽しいお鍋クッキング♪
上坂さん
「家族の時間が合うとき、
 休日などに鍋を!
 調理も簡単なので
 お子さんも手伝うことが出来るし
 家族の会話も増えますよ」
それでは鍋の長所を生かした
簡単で美味しい鍋作りにチャレンジしよう!

佐々木
「今日は2種類の鍋を教えて頂きます」

白菜の簡単重ね鍋とゴボウの香り塩鍋を
教えていただきました。
詳しい作り方はレシピコーナーをご覧下さいね!

まずは高田家からクッキングスタート。

河野「家でもお手伝いをするの?」

ソラ「します!」

まずは白菜をざく切り!

佐々木
「ソラちゃんと一緒にお料理するんですか?」

美佐子さん
「すごく料理をすることに興味がありまして
 自ら進んでやってくれるので助かっています」

それでは材料を鍋に入れていきます。
一番下には白菜、それから豚肉をのせます。

河野
「間違えてオレの手を持っていかないでよ」

森崎
「やって!って言ってるよ」

そらちゃん、どうしましょう!

森崎
「ほら1回やってって…」

優しいソラちゃん。

河野くんの指をお肉と
間違えちゃった…

という演技をしてくれましたよ。

河野「コラコラコラ!」

河野
「それボクの手でしょ!」


なんだこれ(大爆笑)?

会話が弾みます♪


2015年01月31日(土) |  鍋なら楽しく美味しく食べられるね♪

さてお次はゴボウの香り塩鍋。
ミユ家族のクッキングです。
こちらはとにかくピーラーで
野菜をスライスしていきますよ~

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧下さい

 

さて料理をしながら、こんなお話に…

佐々木
「こうやって作るところから家族一緒に
 コミュニケーションが取れるのが良いですね」

森崎
「ここにお父さんも入って欲しいだよね!
 そしてちょっとボケてほしい! 
 もうお父さんたら~っみたいなね。
 それで笑いになるわけです」

河野
「本当にイラッとされる前に
 やめればいいですからね」

森崎「そうなんです」

ということで…森崎お父さん登場か??

お鍋のフタをオープンする
普通の場面ですが、森崎父さんは…

森崎
「うおっっ!いやっっ」
(蓋が重くて開けられないという設定で
 かなりオーバー気味で演じてますよ)

すると見兼ねたミウちゃん
「そんな力いらんしょっ!」

素晴らしいツッコミ♪

森崎「いや、そうだね(テヘヘ)」

はい!笑い誕生!

河野「上手上手~(パチパチパチ)」

お料理もツッコミも上手なミウでした。

さてお料理完成しましたよ!

ミウ
「素材の味が活かされて美味しい!」

ソラ「うま味が出てて美味しい」

美佐子さん
「ショウガが効いてて体も温まりそうだし
 野菜が全部トロトロになっていて
 いっぱい野菜が食べられそうです」

ゴボウの香り塩鍋も完成です。

森崎「ゴボウうまいぜ」

樹理さん「歯ごたえも残っていて美味しい」

ミウ「はあ~なんだコレ!すごいよ~!」

河野「すごい出汁だ!塩分が少なくすみますね」

ミウ「おかわり~」

白菜鍋もいれるとサラッと4杯は食べてます!

森崎
「負けてらんない!おかわり~」

河野
「楽しいですね!みんなで鍋。
 おいしいなあ~」

佐々木「ススムね」

森崎
「『こ』食の問題、
 どうすれば家族団らんになるか?
 難しい問題があるのかもしれません。
 でも楽しく・美味しく食べるんだ!
 これなら出来るはずですね!」

皆さんこんにちは。
ボク「もんすけ」がお伝えする
週刊あぐりニュースの時間です。
今回は「北海道産牛肉グルメランチフェア」の
お知らせだよ~!

今年で4回目をむかえるこのイベント、
明日からの1か月間、
札幌市内のレストランやホテル、
スープカレー店など合計30店舗で、
北海道産牛肉を使ったオリジナルの
ランチメニューが食べられるんです。

例えば
肉汁がジュワ~と溢れ出すハンバーグや、
これはボリューミー!
ステーキがのったスープカレーなど、
おいしさがギュッとつまったメニューが
たっくさん!

さらに、ランチを食べた人には抽選で
3000円相当の北海道産牛肉
「すき焼き詰合せ」が当たるチャンスも
あるんだって!

おいしい北海道の牛肉、
ボクも食べたいな~
以上、ボクもんすけがお伝えしました。

《北海道産牛肉グルメランチフェア》
日時:2月1日(日)~2月28日(土)

問い合わせ:
北海道産牛肉グルメランチフェア事務局
℡011-241-6526


2015年01月24日(土) |  ♯322 剣淵町 農業と福祉の連携で誕生した商品とは

佐々木
絵本の里として知られる
 剣淵町の道の駅
 “絵本の里けんぶち”にやってきました」

藤尾
「ボクは1回取材できました。
 雪の下キャベツと言いまして
 雪の下で越冬したあま~いキャベツが
 あるところですよ♪」

佐々木
「キャベツも有名ですけど
 その他に農業が盛んな町なんですが
 今回は様々な農産物を使って作られた
 『あるもの』が注目を浴びている!
 ということでやって来たんです。
 それがスードレ!
 主婦のみなさんはこれがあると
 助かると思うんですよね~」

藤尾
「あ~わかった!植木等さんの名曲!
 スースースドレレッレ
 スドレレスードレレッ~♪」

佐々木「違います!」

キッパリ否定されたところで…

本日一緒にお勉強するあぐりっこご紹介。
今回は小学6年生の二人の女の子。
料理が大好き!
ちょっと恥ずかしがり屋さんの
福田瑠夏(ルカ)ちゃんと、
特技はピアノ! 
何でもチャレンジしたい好奇心旺盛な
大谷彩莉(アヤリ)ちゃんです。

森崎
「君たちは知ってるか?スードレ?
 今は前代未聞のスードレブームだぞ」

佐々木
「そういうリーダーも分かってない(笑)
 さて2人はスードレ、知ってる?」

あぐりっこ「知らないです」

ルカ「ドレッシングだと思う」

森崎「じゃあスーの部分は?」

ルカ
スーパードレッシング(笑)?」

森崎「強そうだな…」

佐々木
「ではスードレとは何なのか?
 この道の駅の中にスードレがあります。
 見に行きましょう」

道の駅に入ってみると…

藤尾
「ここの道の駅は
 色んなものが売っているね~」

するとあぐりっこ走りだして…

アヤリ
スードレって書いてる」

森崎
「《野菜を野菜で
 食べる
ドレッシング
 スープorドレッシング》って!」

藤尾「スープ“ス”?」

森崎「スーパーじゃないね」

スードレとはいったい何なのか?
その開発から販売までを行っている
“けんぶち産加工研究会”の代表、
新見(にいみ)輝行さんに詳しく
教えていただきます!

森崎
「野菜を野菜で食べようって… 
 スープって何?」

新見さん
「このドレッシングは牛乳で割って
 スープとしても飲めるんです」

森崎「ドレッシングを??」

新見さん
「スープ・ドレッシングどちらにもなる!」

スードレは剣淵町産の野菜
原料に作られたドレッシングで、
野菜にかけて味わうのはもちろん、
牛乳や豆乳などを加えて
スープとしても楽しめるという
画期的な商品なんです。

新見さん
「現在は5種類の製造と販売を行ってます」

あぐりっこ「これはシシリアンルージュ!」

新見さん「中玉トマトの品種です」

藤尾
「トマトスープにもドレッシングにもなる」

森崎
「これ珍しい!ケール。
 ケールと言えば青汁」

新見さん
「剣淵町では夏からの栽培で
 年間約500キロを生産しています」

森崎「キャベツにケールをかける!」

お次は…あぐりっこ「キタアカリ」

森崎
「ジャガイモだよね。
 これを野菜にかけて食べるんだ」

新見さん
「野菜を野菜で食べるんです!」

そのほか爽やかな甘みが特徴の
「カボチャ」味や
調味料としても幅広く活用できる
「ネギ塩だれ」があります。

佐々木
「町の方の皆さんも 
 買いに来られるんですか?」

新見さん
「最近コンスタントに売れるように 
 なってきました!」

では一体どんな味なのでしょうか?


2015年01月24日(土) |  スードレってどんな味なの?

佐々木
「スードレとキャベツをご用意下さいました」

森崎
「雪の下キャベツ!身がしまって甘いんだ」

佐々木
「このキャベツにスードレをつけて
 食べてみましょう」

では剣淵町自慢の商品「スードレ」を試食!
まずはケールから。

ルカ
「なんかクセがなくて
 すっごい甘いです!」

森崎「ケールってすごいクセあるよ」

ルカ「全然ない!」

ではみんなモグモグモグ…

森崎
うまいねっ(納得)うまいね~
 雪の下キャベツのあま味を残しつつ
 味わいに広がりを持たせて風味豊か!
 あと口がすごい爽やかです」

続いてはキタアカリ(芋)味のスードレ。

藤尾
「ちゃんとジャガイモ感が残っていて
 おいしい酸味が含まれたドレッシング」

アヤリ
「食べやすいし、
 どんどんサラダが進みそうな感じ!」
 
藤尾
「普通ジャガイモってメインで食べるのに
 脇役として上手に変化しているっという 
 ここの驚きがありますよね」

そしてトマトを使った
「シシリアンルージュ」味 と、
特産の軟白ネギを使った
「ネギ塩だれ」のスードレ。

ルカ
「なんかトマトが嫌いな人が嫌がる
 ブツブツ感がなくて食べやすいし
 いつもより1つにギュッと濃縮された感じ」

ネギ塩だれのお味は?

森崎
「すみません!砂ぎもと皮を焼いてください」

藤尾「何にでも合いそう」

佐々木
「ネギの風味とあっさりした塩の
 ドレッシングですね!」

最後は「カボチャ」味のスードレ。
ドレッシングはもちろんですが、
スープとしても抜群の美味しさ!
ということで…

新見さん
「カボチャは冷製スープとして
 飲んでいただきたいんです」

ということでスードレ3:牛乳7程度で
割ってみると…

ルカ
「なんて言うんだろ…
 レストランで出されるようなスープの味」

森崎
「本当だ!シェフの作ったスープの味だ!
 結婚式に出てくるようなスープ」

藤尾
「ドレッシングにあった酸味が
 シェフの隠し味のような
 深みに変わっている!」

※この牛乳を「豆乳」で割ってもGOOD!

その他キタアカリも冷製スープで味わえます。
そしてシシリアンルージュは、
温かいスープで味わうのがオススメ。

ちなみに「ケール」と「ネギ塩だれ」は、
調味料としての活用がベストなんだとか!

佐々木
「意外な味の発見がありましたね」

森崎「ありましたね~!」

佐々木
「見た目と全然違う感覚になりました!」

新見さん「ありがとうございます」


2015年01月24日(土) |  福祉とタッグ!互いの力を集結だ!
剣淵町を訪れているあぐり一行が
続いて訪れたのはスードレの1次加工を
行っているという加工場「ワークショップ風」。
さっそく中へお邪魔させていただきました。

新見さん
「ここではスードレの原料を
 一次加工してます。
 ふかしたイモをすり潰しをしています」
 
藤尾
「ちゃんとふかしているから
 イモのあま味がドレッシングに
 出るんですよね」

この加工場ではスードレのほか、
トマトジュースなど、
地元でとれた農産物の規格外品などを原料に
22種類の1次加工を行っています。

藤尾
「ジャガイモドレッシングは
 なめらかだったので
 かなり入念にすり潰さないとダメですよね」

藤尾
「地元の野菜を使い
 地元のみなさんが働いているんですか?」

新見さん
「そうです!実はここは
 障がいのある方の施設なんです。
 自立や就労をサポートする
 『ワークショップ風』という施設です」

新見さん
「剣淵町では
『農福(のうふく)連携』
 目指してやっています」

藤尾
「『農業』と『福祉』の連携で農福連携!」

新見さん
「だから逆に機械だけじゃなくて
 手作業も重要になってくるんです」

農福連携とは福祉の課題である
「障がいのある人たちの経済的な自立」と、
農業の課題である「高齢化や後継者不足」
解決を目指すという、
全国的にも注目を集めている取り組み。

スードレは、そんな農業と福祉の連携から
誕生した商品なのです。

新見さん
「スードレは滑らかさが命なので 
 この後のミキシング作業が
 重要な作業になってきます」

さらに別の機械に先ほどの潰したイモを
投入すると…

ニュルニュルニュル…

佐々木
「ちょっとずつモンブランみたいに出てきた」

新見さん
「これが滑らかさになるんです」

森崎
「見ただけで滑らかさが分かるね~」

藤尾「もうクリームやなあ~」

ということでスープとしても楽しめる
スードレの魅力のひとつ、
極上の舌触りと滑らかさをチェック!

ルカ「口の中ですぐとろける!」

アヤリ
「これがドレッシングになるとは
 想像できないくらい!」

森崎「滑らか…うま~い」

新見さん「自然の甘みなんですよね」

佐々木
「でもこれで終わりじゃないですもんね」

新見さん
「ここでは1次加工のペーストにする作業まで。
 この後は旭川の“日本醤油工業”という
 専門の工場で味付け・ビン詰めをして
 商品化されています」

2015年01月24日(土) |  農業を中心に人が繋がり町が元気に!

農業と福祉が連携し誕生したスードレ。

藤尾
「地元の野菜を最初に加工する
 大事な部分を
 地元のみなさんの手でやるのは
 大切なことですよね」

新見さん「そうですよね」

現在「道の駅」など剣淵町内でのみ
販売されている人気商品の「スードレ」。

農業と福祉の連携によって作られる商品は、
地元農産物を地元で加工するという
地域産業の活性化と、
さらにもうひとつ、
大切な役割を果たしています。

新見さん
「障がいのある方々とこういった形で 
 一次加工してもらう…ということで
 最初は警戒されていた私が
 みんな笑顔で迎えてくれるようになりました。
 いろんな町のイベントにも積極的にも
 一緒に参加してもらっています」
新見さん
「今では50メートル先から
 手を振ってくれるまでになりました。
 へへへ(笑)」

森崎
「そう考えるとスードレが持つ任務は
 非常に多いですね。
 まさにスーパードレッシング!」

佐々木
「あぐりっこが予想した通りだね」

森崎
「これがエールになるか分からないけど
 みんなが作ってくれた商品。
 さっき味見しました。
 とっても美味しかったよ!
 いつも丁寧に作ってくれて
 ありがとう。
 がんばってね~」

ワークショップ風のみなさん

「ありがとうございました~」

じゃ~ん もんすけです!
農産加工品の製造販売で
元気な町づくりに取り組む剣淵町。

スードレのほかにも、
地元生産者が育てた野菜などを
軽トラックに乗せて自ら販売して
消費者に野菜の魅力を伝える活動をしたり…

女性だけの農産加工グループが、
スイーツの製造販売を行ったり…

地元農産物の魅力を
PRする取り組みを
積極的に行っています!

農業を中心に様々な人たちが
関わりあう剣淵町。

なんかステキだな~


2015年01月24日(土) |  スードレクッキング♪

万能ドレッシング「スードレ」を
活用したお手軽料理を、
JA北ひびき剣淵女性部の
宍戸ひろ子さんに教えていただきます。

※詳しい作り方はレシピコーナーへ!
 ピラフやから揚げの他にも
 たくさんご紹介いただきましたよ。

実は宍戸さん、とても面白い方でした。

ピラフを作っている途中ではスードレを…

宍戸さん
スドーレをいれます!」

森崎
「スドーレじゃない!スードレ!

宍戸さん「あっ」

藤尾「横棒の場所が違うよ」

宍戸さん
「ちょっとあがっちゃいました!」

もう会場は大爆笑でした。

(しかもスドーレでノリノリに
 踊っちゃいました)

さらにネギ塩だれを使った
唐揚げ作りのシーンでは…

宍戸さん「切っていきましょう」

佐々木「どれくらいでしょう」

宍戸さん
「半分にして3つくらいに…
 はい!任せます…

森崎「あれ?任せちゃうの?」

潔いのです宍戸さん!
会場は常時笑いに包まれていました。

さてお料理が完了して…

さてお味はいかがでしょうか?

ルカ
「1本の調味料でいつもの唐揚げより
 美味しくなってる!」

藤尾
「お弁当のおかずに絶対入れてほしい!」

さてピラフのお味は?

アヤリ
「ごはんにスードレが染み込んでいて
 味がはっきりわかる!」

森崎
「色がキレイですね。
 シシリアンルージュの味が
 ちゃんと凝縮されていますね」

佐々木
「炊飯器で作ったのにおこげが入っているのが
 また良いですよね~
 スードレがこんなに幅広く使えるなんて!」

宍戸さん
「スパゲティや焼きそばにも合いますね」

※詳しくはレシピコーナーへ!

森崎
「【町の特産品】で収まる器じゃないですね。
 もっと大々的に日本中に広まって
 いいもんじゃないですか!
 素晴らしい物が剣淵町から発信されましたね」

宍戸さん
「ありがとうございます。
 そうやって言っていただいたら
 ますます頑張れます」

森崎
「また次の爆笑クッキングを
 楽しみにしています!
 宍戸さんは面白かった!」

宍戸さんはもちろん
新見さんやワークショップ風のスタッフさん、
トイトイトイのみなさんなどなど
実に笑顔いっぱいの一日でした。

剣淵町は本当にあたたかい…
だからこんなステキな商品が
誕生したのかもしれませんね。

ぜひ一度、剣淵町に訪れて
商品を手に取ってみてくださいね。

【スードレ購入先について】
スードレ540円、トマト味617円
購入は2か所のみですよ。

■道の駅「絵本の里けんぶち」
 住所:剣淵町東町2420
 電話:0165-34-3811
■剣淵温泉「レークサイド桜岡」
 住所:剣淵町東町5141
  電話:0165-34-3100




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