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2020年06月27日(土) | ♯575 北星学園女子中学生の商品開発に密着編
2020年06月27日(土) | 各グループで大議論!さあどんな商品にする?
2020年06月27日(土) | 商品開発から学ぶ意義とは?
>>

2020年06月27日(土) |  ♯575 北星学園女子中学生の商品開発に密着編
~森結有花アナウンサー~
今月13日。北広島市にある
『食と農のふれあいファーム
 くるるの杜 農村レストラン』。
(住所:北広島市大曲377-1)

~森崎博之リーダー~
いつ来ても旬の道産野菜を使った
おいしい家庭料理が楽しめるレストランですよね。
でもこの日は、いつもとはちょっと違うテイストの料理が
出されたんです!みなさん、その料理いかがでしたか?
お客様の声
『見た目も美しくて食べやすかったです』
『野菜の色合いがおいしそうに見えました』
『見た目がデザートのようだったので
 どうしてここにデザートがあるのかなと思いました!』
~リーダー~
みなさんが口を揃えて『見た目がキレイ!』とこたえる、
この色鮮やかな料理を考えたのは…
なんと、4人の女子中学生です!
今回のあぐり王国ネクストは、
北星学園女子中学高等学校に通う
中学3年生の商品開発を
10ヶ月に渡り密着しました。
 
中学生ならではの柔軟な発想から生まれる
道産食材を使ったアイディア料理。
その完成までの道のりに迫ります。
森アナ
去年の8月19日。夏休みが明けたこの日、
3年生がある課題を持って集めらました。
菅野倫子教諭「では商品開発の課題を回収します」
森アナ
彼女たちが提出したのは、
『くるるの杜・農村レストラン』で
 提供するメニューのアイディアシートです。
これは、北星学園女子中学高等学校が、
生徒の発想や思考力を磨くことを狙いとした
総合学習のひとつ「商品開発の第一歩」です。
この商品開発とは、学校と企業が協力し、
企画から商品化まで、
およそ1年に渡り取り組まれるプロジェクト。
今回は、ホクレンとタッグを組み、
『くるるの杜・農村レストラン』で提供する、
お惣菜メニューを開発します。
~リーダー~
みんなどんなメニューを考えてきたのか、
ちょっと拝見しましょう!
これはボリュームがありそうなハンバーガーだね!
こっちはサクサク生地のタルトかな!
いや~おいしそう!
どれも気になる料理ばかりです!

2020年06月27日(土) |  各グループで大議論!さあどんな商品にする?
2019年8月22日

菅野倫子教諭
「みなさん。こんにちは。
 グループが決定したので渡します」  
~森アナ~
前回の授業で提出したアイディアシートを元に、
4人から5人のチームを結成。
より具体的に中身を決めていきます。
メニュー開発するお惣菜。そのテーマは、
道産食材「よくねたいも」と
「てんさい糖」を使うことです。

~リーダー~
「よくねたいも」とは、
秋に収穫したじゃがいもを、
「CA貯蔵」という特殊な技術で保管。
空気中の酸素や二酸化炭素、
窒素の量を調整することで、
鮮度や品質が保たれているんだよね!
さらに、うま味やあま味が増して、
僕も大好きな食材です!

そしてもう一つは、天然のオリゴ糖を含む、
お腹に嬉しいお砂糖「てんさい糖」。

生徒は、この2つの食材を使ったメニューを考えます。
さぁ教室に戻り、グループで話し合いがスタート!
『【色とりどり】を入れてキッシュにする…?』
『分かった!チーズポテトを上にしよう!』

~リーダー~
盛り上がっているところお邪魔します!
みんな今、どんなメニューを考えているの?

『あげの中に(給食でおなじみの)チーズポテトを入れて
 新しいびっくりする感じの料理を
作ろうと思ってましたが
 味がちょっと想像できないので…(うふふ笑)
 今ちょっと違うものを考えています!』
さてこちらのグループは?

『“よくねたいも”のあま味を活かしたタルトを考えてます』
こちらのチームも議論がすすみます。

『いももち系?』

『カレーを入れるか…ピザの具材を入れるか…?』

『いももち…やめれば?』

『いやいやいやいや…』


『“いももち”じゃなくて、シャーッて潰して…』
~リーダー~
“いももち”をシャーーーって?
つまり、潰しちゃうってこと?
でも、こういう所から
アイディアって広がっていくんだよね!
まだまだ議論は続きます…

『“いももち”を薄っぺらく伸ばしてから
 ソースを塗って…分かんないよ…分かんないけど…
 ソース塗って、野菜のっけて巻くの!』

『ロールケーキみたいな?』

『そうそう!それ!!!』

~リーダー~
ロールケーキ風のいももち!気になるな?!
~森アナ~
そして、この商品開発は、
レシピの他に、商品のターゲットやキャッチフレーズなど、
考えなければいけないことが山積みです!
『キャッチフレーズに“ひとくち”って入れたい!』

『どうする?(キャッチフレーズを)
 めっちゃ長くする?それともズバッと短くする?』
『なんかそういうのって
 長々読む気にならないじゃん!
 パッとみた時にさ、ワッてなるのがすごいと思う』
~森アナ~
生徒たちの真剣なやりとり。
その先にあるのは、
「商品化されたい!」という強い思いです。
というのも、実際に商品化されるのは、
予選、本戦を勝ち抜いた、たった1つのみです。

2020年06月27日(土) |  商品開発から学ぶ意義とは?
~森アナ~
北星学園女子中学高等学校が商品開発を始めたのは、
2013年から。その狙いを教頭先生に伺いました。

小師文子教頭
「社会で活躍している多くの大人との出会いを
 生徒に与えたいと思ったんです」
「家庭や学校でしか、
 子供たちが出会う大人っていないと思うんですが
 そうじゃない社会で活躍している大人と出会うことで
 そこから生徒が得る成長は大きいと感じてます。
 企業の方も教員とは違う視点で
 生徒の良い所を見つけて褒めてくれたりする中で
 子供たちの自信にもつながっていきますし
 とにかく『出会い』ということを大きな狙いと考えました」
~森アナ~
これまでに、
『北海道キヨスクとパン』
『きのとやとケーキ』
『よつば乳業とパフェ』など、様々な企業と協力。

そして今回は、ホクレンと共に道産野菜を使った
メニューを開発します。
小師文子教頭
「生徒に期待していることとしては
 色々な力を身につけて
 未来に対して期待を持ってほしいという事なんです。
 あっ自分もこんなことが出来るんだ!とか、
 これってすごい楽しみだなとか、
 大人になることに対して前向きにプラスのイメージを
 膨らませてほしいなと期待してます」


~リーダー~
大人との出会いや交流を通じて、
社会で働くことの楽しさややりがいを体感する!
生徒の未来を見据えた教育ですね!
2019年9月5日

~森アナ~
去年の9月5日。

商品開発のパートナー「くるるの杜・農村レストラン」から
小田店長と菅野シェフがやってきました。
それぞれのチームがまとめた、
メニューのコンセプトシートをもとにアドバイスをします。
~森アナ~
まずは、いももちを薄く伸ばし丸めるという、
ユニークなメニュー「3種のいももちろーる」を考えた、
高橋さん、八代さん、寺澤さん、山西さんのチームへ!

~リーダー~
このチームは、「いももちをシャ~って潰す!」って
言ってたチームだよね!
菅野シェフ「いももちろーる」いかがですか?
菅野シェフ
「すごい面白いなって思ったんですよ。
 多分ね…いももちを薄くすると割れてきちゃう…
 それで思ったのが、巻くんじゃなくて
 太巻きのように一気に巻く!
 そうなってくるとあとはソースを固めにしたり…」
菅野シェフ
「できれば(ソースは)1種類でお願いしたいかな…」
生徒『あ~頑張って書いたのに…』

~リーダー~
そうだよね、頑張って書いたんだよね。
でも、メニューを考えるうえで、
シェフが一品にどのくらいの時間をかけられるのか?
調理する側の環境を考えなければいけないってこと、
勉強になりましたね!!
~森アナ~
さぁ続いては
色鮮やかな「野菜たっぷりのキッシュ」を考えた
堀部さん、中野さん、櫛部さん、朝倉さんのチームの元へ!
櫛部さん
「色を入れたくてパプリカにしたんですけど…味とか…?」

菅野シェフ
「パプリカじゃない方が…多分いいと思うんだ…。
 パプリカだと青臭くなりすぎるかなって」
小田店長
「レッドビートを使って、
 色を出すように手を加えられると思う」

~リーダー~
なるほど!
パプリカの変わりに「レッドビート」!
こうやって、生徒のアイディアに、
大人がちょっと知識を加えることで、
またそこから発想は広がっていくんだよね!
さぁみんな、いよいよ決戦が近づいてきています!
準備頑張って下さいね~
 

2020年06月27日(土) |  緊張の本選プレゼン!
2-19年12月12日

~森アナ~
冬休みを控えた、去年の12月12日。

北星学園女子中学高等学校に通う
3年生にとって一大イベント、
商品開発の本戦が行われました。

予選を勝ち抜いた、5組によるプレゼンで、
商品化するメニューが決まります。
生徒
『それでは本日審査してくださる方々をご紹介致します』

ホクレン 市村さん
「今日は頑張ってください!」

審査員には、商品開発のパートナーである
ホクレンから5名が参加。
いよいよプレゼンが始まります!
~リーダー~
緊張してるのかな?こちらまでドキドキしてきました…
みんな頑張って!
『みなさんこんにちは!
 今回我々がターゲットにしたのは
 子どもから大人までの全ての人達です!』
持ち時間は各チーム5分。
その中で、レシピや、食材に関する情報、
ターゲットなどをプレゼンします。さらに…

『今回私たちは審査員の方々に
 “シチュアリゴ”を作ってきたので
 今から配ります!』
~リーダー~
なるほど!審査員に試食を配るなんて!!
これは高評価じゃないですか!
次のチームは?

『私達が考えたジャガイモ料理は…
 バラエティガレットです!』

~リーダー~
他のチームも「よくねたいも」の特徴を活かした、
これまでにない発想のメニューだね!
『みなさんこんにちは!!』

~リーダー~
お!彼女たちは、色にこだわりを持っていた
「キッシュ」を考えてたチームだね!
『私たちが考えた商品は、
 野菜たっぷりじゃがいもキッシュです』」
『色とりどりの野菜が層になっていて
 見た目がかわいくなるようにしました』
『レッドビートはむくみ予防に効果的』

~リーダー~
シェフからのアドバイス「レッドビート」を、
ただ材料に加えるだけではなく、
栄養素についても勉強してきたんだね!エライ!

2020年06月27日(土) |  アイデアとユーモアいっぱいのプレゼン!
お次のチームは…

『私たちが考えた商品名は…
 くるるのコロコロポテトコロッケ!』
~リーダー~
このチームは誰もが大好きなコロッケを、
ひと工夫したってわけだね!
さてお次は…
『みなさんこんにちは…』

~リーダー~

お!このチームは、いももちを丸めた
「いももちロール」のチームですね!

『みなさんは、いももちにどのようなイメージを
 もっていますか?
 お腹がいっぱいになる。
 ちょっとした時に食べやすい!などの
 意見がありました。
 一方で見た目が可愛くない…
少し地味などの意見も出ました』
『そこで私たちはこの問題を解決するために
 いももちを巻いてみました!
 その名も…ジャン!いももちろーる!』
『見た目が地味ないももちを可愛らしくし…』

~リーダー~
なるほど!「いももち」を選んだ理由が明確で、
料理への期待感が湧きますね!
『ご清聴ありがとうございました!』
パチパチパチ…

~リーダー~
どのチームもアイディアとプレゼン力、
素晴らしいです!!

~森アナ~
5組の発表が終わり、審査へ。
メニューの独自性や、テーマである
「よくねたいも」と「てんさい糖」を
工夫して使っているかなどが評価されます。

~リーダー~
さあ、どのチームが選ばれるのか?結果発表です!
ホクレン 市村敏一さん
「惣菜レシピは…
 【野菜たっぷり!じゃがいもキッシュ!】。
 こちらに決定させていただきました」
~森アナ~
ということで、商品開発されるのは、
中野さん、櫛部さん、朝倉さん、堀部さんの
チームが考えた
「野菜たっぷり!じゃがいもキッシュ」です!

ホクレン 市村敏一さん
「非常に色どりが鮮やかで
 インスタ映えという言葉もありましたけども
 非常に発信力が強いんじゃないかと
評価いたしました」
~リーダー~
みんな、おめでとうございます!
今どんな気持ちですか?
朝倉未萌里さん
『選ばれると思っていなかったので
 驚いたけどすごくうれしかったです!』
堀部有香さん
「絵だけのキッシュだったので
 それが商品化されるのがすごく楽しみです」

2020年06月27日(土) |  イメージイラストが実物に…!
~森アナ~
商品開発の本戦から2ヶ月後の2月中旬。
選ばれたチームが先生と一緒に
「くるるの杜・農村レストラン」を訪れました。
この日は、生徒のレシピを元に、
シェフが作った料理の試作会です。

~リーダー~
このイラストが、彼女たちが書いた絵なんです。
味はもちろんなんですけど、
見栄えにも強いこだわりを感じますよね。
さあこのイラストがシェフの手でどう仕上がったのか…?
さあ~来たぞ来たぞ…料理がきましたよ!

菅野シェフ
「こんな感じでできましたので食べてみてください!」

『ありがとうございます!』
~リーダー~
彼女たちのアイディアをシェフが再現してくれました。

それがこちら!
キッシュの断面もきれいに見えてて美味しそう!
みんなどう?
って、もう早速食べちゃってるね。
味の感想を聞こう!
朝倉さん『すごくおいしい!』

中野さん『めっちゃおいしい!』

堀部さん
『ちゃんとジャガイモが残ってて
 野菜ともあっていて美味しい!』

朝倉さん『満足!』

菅野シェフ
『満足ですか…よかったです!!』

~リーダー~
みんな満足してくれてますねえ。
フォークが止まらないもの!
シェフに聞きたいこととかないのかな?
櫛部さん
『難しかったところとかありますか?』
菅野シェフ
『(ジャガイモの)半月切りを敷き詰める作業が難しい』
菅野シェフ
『隙間があったりしたら、すぐ上に出てきちゃうんで…
 それがちょっと難しい…』

~リーダー~
それも全ては、彼女たちがイメージする料理に、
より近づける為…ですよね。
シェフ、頑張って再現してくれました!
櫛部未久さん
「絵に描いたものができちゃうって、スゴイと思います」
堀部さん
「インスタ映えするのがポイントなので
 たくさんの人に食べてもらいたいと思います」
~リーダー~
さぁ、料理も完成!
後は3月20日、レストランに並ぶ日を待つのみ!
~森アナ~
ちょうどその頃、
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、
レストランは休業。
学校も臨時休校。
料理が提供される日は、無期限の延期となったのです…

2020年06月27日(土) |  待ちに待ったお披露目の時…
~森アナ~
今月13日。2月に行われた試食会から4ヶ月後。

営業を再開した「くるるの杜・農村レストラン」で、
待ちに待った生徒が開発したメニューが並びました。
当初は生徒による店頭販売を予定していましたが、
ソーシャルディスタンスに配慮し、立ち合いは中止に。
~リーダー~
販売まで立ち会えなかったのは残念だけれど、
彼女たちが完成させた
「よくねたいも」と「てんさい糖」を使った「キッシュ」!
きれいな断面もしっかり見えた状態で
レストランに並べられました!

菅野シェフ、ここまでたどり着いてよかったです!
今どんなお気持ちですか?
菅野シェフ
『だいぶ緊張しています。
 ちゃんと…(思いに)応えられるように…』

~リーダー~
そうですよね!
菅野ェフが作る「キッシュ」には、
彼女たちの思いが詰まっています!
プレッシャーかもしれませんが、頑張ってください!
そして店頭には、生徒から届いた、
手書きのメニュー表も飾られました。
~森アナ~
そして、11時にお店はオープン!
開店と同時に続々とお客さんがやってきました!

~リーダー~
こちらの男性、キッシュを気になってるようですが…
お!手に取ってくれました!

こちらの女性も迷わずお盆にのせました!
オープン早々、お客さんの反響が良さそうです!
お食事中失礼します!「キッシュ」いかがですか?

『見た目がすごくきれいだし、食べたいと思いました』
『よくねたいもが、とっても甘さがあって美味しかった。
 見栄えもよかったですよ。コントラストがキレイだった!
 見た目的に◎(マル)だと思います!!』
『見た目がデザートのようだったけど
 食べると野菜がたくさん入っていたので
 デザートではないんだと分かりました!』

~リーダー~
食べたお客さんから、
たくさんのお褒めの言葉をいただいて
無事に販売が終わりました!
シェフもお疲れ様でした!
6月17日

~森アナ~
先週水曜。放課後の北星学園女子中学高等学校に
お邪魔しました!

~リーダー~
みんなが考えたメニューが、どんな風に提供されたのか。
お客さんからどんな感想があったのか。
その様子を見てもらいました!
みんな、ちょっと安心したかな?
お客さんの反応、どうだった?

朝倉さん
「色あいなど見た目にこだわっていたので
 そこを良かった!と言ってもらえてすごい嬉しかったです」

中野莉来さん
「小さい子やお年寄りの方にも食べてもらえて
 すごくうれしかったです!」

~リーダー~
1年に渡る商品開発が無事に終了!
先生が期待する、これからの生徒の成長とは?
菅野倫子教諭
「商品を考えるって
 どこの企業さんも提案されてると思うんですが
 世に出るものと出ないものでは
 出ないものの方が多くんだと思うんです。
 出るものは本当にわずか…ですよね。
 今回の商品開発はまさしくそうで
 涙をのんだ作品の方がとても多くて
 世に出たのはたった1品。
 だけど、その違いは何だったのか?ということを
 生徒たちがどこかで気が付いたら
 きっとそれが人生の大きな糧になると思う」
~リーダー~
学校と企業が一つとなり、
新たな商品を生み出したこの経験で、
生徒たちは何を学んだのでしょうか。

堀部さん
「いろんな大人の方と一緒に作り上げることで
 協力する大切さや楽しさと難しさを味わって、
 ちょっと大人になってみたいなと思いました」

櫛部さん
「自分たちの立場で考えるんじゃなくて
 喜んでもらえるように
 相手の立場で考えることを学びました!」
~リーダー~
北星学園女子中学高等学校のみなさん、
1年間お疲れ様でした!

この商品開発で得た知識や経験は、
これからの長い人生で必ず役に立つはず!

みんな、高校生活も楽しんでください!

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6月20日のクイズ
「今回取材した実証農場は、
 なんてマチにあったかな~?」

正解は「訓子府町」でした。

2020年06月20日(土) |  ♯574 最先端酪農技術を学ぶ!ホクレン訓子府実証農場編
日本の牛乳・乳製品を支えている、
酪農王国北海道。

しかし、酪農で働く人の数は、
長期的に少しずつ減り続けています。

一方、酪農家1軒あたりの乳牛飼育頭数は、
増え続けています。

これからの酪農は、
作業の効率を高めるための技術が必要なのです。

今回のあぐり王国ネクストは、
酪農の最先端を探っていきます。
森結有花アナウンサー
「訓子府町にやってきました!!」

森崎博之リーダー「うわ~い」

森アナ「テンション上がってますねえ」

リーダー
「久しぶり~~!!久しぶり~
 これですよっ!!あぐり王国!」

森アナ
「やっぱり空の下っていうのは
 気持ちがいいですね」

リーダー「最高ですよ~嬉しいですよ!」
森崎リーダー
「でも森さん!おだってちゃいけないんです」

森アナ「リーダーに言われたくない」

リーダー
「北海道弁で言いますけど…なまらおだった!
 調子に乗ってしまいました…違うんです。
 私達、新しい生活様式に合わせて距離をとりながら
 安全に安心に収録を進めましょう!
 おだってる場合じゃないぞ!」

森アナ
「そっくりそのまま、その言葉、お返しします」
森崎リーダー
「今日は訓子府!
 訓子府といえば…玉ねぎですよ!
 北海道と言えば玉ねぎの名産地。
 中でも北見エリアですよね。
 訓子府はすごい玉ねぎの生産量!
 他にはカントリーサインにもありますけど
 メロンが有名です!『くんねっぷメロン』。
 6下旬くらいから出荷が始まりますから…
 行きましょうか!!」

森アナ「残念ながらメロンじゃないんです…」
森アナ
「今回は最先端の酪農について学んでいきます。
 訓子府町には酪農などを研究している場所があり
 なんと『国内初』とか『日本最優秀』という
 気になるワードもあるんです」

森崎リーダー
「確かに高齢化の問題とか後継者の問題などで
 どのように人材を確保していくのか…
 課題がある中で、どうやって問題をクリアするか?
 時代に即してニーズに合った酪農が
 必要になってくると思うんです」
森崎リーダー
「そういったことをしっかり勉強していきましょう」

森アナ「ではよろしくお願いします」

リーダー「よろしくお願いします…いええええい♪」

森アナ「おだたな~い!おだたな~い」
ということで早速、お目当ての施設、
ホクレン訓子府実証農場へ。
その広さ、およそ250ヘクタール。
札幌ドームが50個も収まる広大な敷地で、
酪農や農業の研究が行われています。
今回は、酪農の最先端の研究を、
場長の篠原禎忠さんに紹介して頂きます。
森崎リーダー
「実証農場とは何ぞや??」

篠原さん
「1963年に酪農後継者の教育をするために
 作られた施設です。
 ただ近年は酪農・畜産だけじゃなく
 農産…畑ですね。
 両方の研究をしています。
 数年先に農家さんが役立つであろう技術開発などを
 実証している施設になります」
 
森アナ
「今日はその研究を見せてもらうんですけど
 どんなものがあるんですか?」

篠原さん
「まず最初は『日本初の乳牛』を
 見ていただこうと思います」

リーダー「日本初の乳牛??」

日本初という乳牛?
今年の春に産まれたそうですが、
なにが日本初なのでしょう?

2020年06月20日(土) |  日本初の乳牛とは?
哺育舎にやってきました。

森アナ「この辺ですか?」

篠原さん「あそこら辺です」

森崎リーダー
「見る限りいつも私達が出会ってる乳牛ですけど?
 どれがってことですか?みんながですか?」

篠原さん「2頭だけいます」

リーダー&森アナ「2頭??」
リーダー
「この子…何か…違うような違わないような…」

篠原さん「顔の辺りが…」

リーダー「白い!まつ毛が白い!」

森アナ
「あと毛も少し普通より茶色がかっている気が…」

リーダー
「そうだね。白黒というよりは…
 ちょっと茶色みがあってオシャレ髪だね。
 でも注意して見れば、ちょっと違うかなくらい…」
篠原さん
「そうですね。この乳牛は顔が白くて
 フランスのモンベリアードという
 顔が白く体が茶色い牛の血をひいているので
 白い顔がでてきている」

リーダー「フランスとのハーフということ?」

篠原さん「今回はカナダも入っているので…」

リーダー「カナダも!!」

篠原さん
「3か国(日本・フランス・カナダ)の
 血が入ってます!!」
こちらは、日本で初めて3種類の牛を交配させた牛。
そのような異種交配を
『クロスブリーディング』と言いますが、
詳しく説明して頂きましょう。
篠原さん
「北海道の場合は99%ホルスタイン種になります。
 このホルスタイン種に
 フランスのモンベリアードという
 顔が白くて体が茶色い牛をかけ合わせます。
 するとF1(エフワン)交雑種が生まれます」
リーダー
「ここで生まれたF1(エフワン)交雑種は
 日本とフランスのハーフになりますよね」
篠原さん
「このハーフのF1交雑種のメスに
 カナダのエアシャー種という
 茶色い牛をかけ合わせて『三元交配種』という
 3つの血が入った乳牛が出てきてる!」
リーダー
「三元交配種…よく三元豚と言いますが…」

篠原さん「同じです!」

では、なぜこのような交配を行うのでしょうか?
篠原さん
「それぞれの品種の特徴があります。
 それをかけ合わせることで『雑種強勢』と言って
 良い所ばっかりが出てくる事があります。
 ホルスタインって素晴らしい牛乳が出て
 良い牛なんですけど、
 その反面、繁殖成績が下がっていたりとか
 ちょっと病気に弱い部分もある…。
 そういうのをホルスタインと全然違う種類を
 かけ合わせることで、
 繁殖成績が良くなって、病気も少なくなって
 結果的に長生きになって生涯乳量も増える!」
リーダー
「優秀のまま長くいてくれるってことですね」

篠原さん
「そうです!ほどほどの乳量を出しながら
 長生きしてくれるんじゃないかということです」

リーダー
「それは牛にとってももちろん酪農家にとっても
 いいことですよね?」

篠原さん
「できれば病気とかなければ楽に飼えますので
 治療とかの手間も減りますし、
 病気の薬代とかも減りますから
 経済的に人間的も楽になるだろうといわれてます」
森アナ「今はまだ研究段階?」

篠原さん
「そうです。
 実はこの牛にホルスタインをかけるんです!」

リーダー「えっ!もう1回??」

篠原さん
「実はその後にモンベリアードをかけて…
 ず~っとグルグルかけていきます。
 3種類をずっとかけ続けていくことで
 バラつきのない牛ができてくると言われてます」

リーダー「へ~~」

森アナ「なるほど~」
篠原さん
「実は根室管内の生産者のもとで
 F1種が今年の秋に産まれてくる予定です。
 我々のほうが少し進んでやってる感じです」

リーダー
「いやあ~近い将来、北海道の酪農が様変わりというか
 牛たちがガラリと変わっちゃうというか…」

篠原さん
「ひょっとすると色んな模様の牛が道路から
 見れるようになるかもしれません」

リーダー
「将来を背負っているように見えてきました!」

酪農家にとっては、飼育作業の軽減や
利益率の向上が期待される、三元交配種。

これからどのように発展していくのか、
とても楽しみです。

2020年06月20日(土) |  三元交配牛のお世話をしよう!
森崎リーダー
「飼育名人!
 森アナウンサーの牛のお世話コーナー。
 さあ北海道の酪農を背負って立つ三元交配牛。
 こちらのお世話を!!」
リーダー「お手にもっているのは何ですか?」

石田優子さん「汚れを落とすブラシです」

篠原さん
「牛には気持ちよくなります!喜んでくれます!」
森アナ
「ではこの飼育名人に任せてください…」

リーダー
「まずは馴れるところからですね。
 さあファーストコンタクト…
 牛が逃げてます!!」

篠原さん「人懐っこい牛ですからね…」

と言いますが、なかなか馴れません(笑)

リーダー
「画が変わらない…ずっと牛追い…」

ずっとぐるぐるしている森アナ(笑)
なんとかお近づきに!

森アナ
「すごい!気持ちいいんですね。
 急に静かになりました」

リーダー「本当だ。おとなしくなった!」
リーダー
「場長どうですか?うちの飼育名人は?」

篠原さん「ぜひうちで働いていただきたい!」
森アナ
「ありがとうございま~す。
 けっこう高いですよ~」

リーダー「やかましいわっ!!」
さて次の場所に移動してきました。

こちらは「分娩牛舎」になります。


リーダー「うわ~大きい!!!」

森アナ「これは大人の牛ですよね?」

篠原さん
「ここにいるのは分娩前の牛(妊婦)で
 あと2週間以内くらいに出産する牛です」
森アナ
「分娩舎にきましたが
 ここでも研究しているんですか?」

篠原さん
「はい!牛のお尻をちょっと見ていただいて…」

リーダー「牛のお尻を見ていいんですか?」

篠原さん
「お尻から何か出てるものがありまして…」

リーダー
「お尻から何か出てる!?
 それはワクワクしますね!!
 お尻から出るものってあまりないですけど…」

森アナ
「1個しかないような気もしますけどね…」

これからご覧いただくのは、
決して排泄物ではございませんので、
お茶の間の皆さま、ご安心を。
リーダー
「ではすみません。
 お尻拝見させていただきますね」
リーダー
「うおおおおお。何か出ています!!」
森アナ「なんか…黒い糸みたいな!!」

リーダー「何のヒモですか?」

さてこのヒモは何でしょうか???



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