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2020年09月19日(土) | ♯586 岩見沢市・ハクサイ編
2020年09月19日(土) | ハクサイの赤ちゃんだ!
>>

2020年09月19日(土) |  ♯586 岩見沢市・ハクサイ編
突然ですが「ハクサイうんちく」!
鍋物や漬物など、私たち日本人になじみの深いハクサイ。
実は、日本、中国、朝鮮半島など、
東アジア圏限定で普及している野菜だってこと、
知っていました?

そういえば、和食以外で思い浮かぶのは、
キムチや八宝菜とかですかね…。
こんなにおいしい野菜、なんかもったいないような、
普段から食べる私たちが得しているような…。

さて今回のあぐり王国ネクストは、
岩見沢市のハクサイに注目します!
森結有花アナウンサー
「岩見沢市にやってきました!」

森崎博之リーダー
「見事!実ってきてるね~
 もうちょっとかあ!楽しみだなあ」

森アナ
「今日はお米じゃないんです。
 ハクサイについて注目していきます」
リーダー
「ここ岩見沢は米・タマネギも有名ですが
 漬物にする大型のハクサイですよ!」
 
森アナ
「しかも岩見沢市はハクサイの生産量が
 道内ダントツ1位ということで
 岩見沢市のハクサイについて学んでいきましょう」

リーダー「うん!」

森アナ「素直でよろしいです!」
森アナ
「さて岩見沢のハクサイというと
 漬物に使われる大型のものですよね」

リーダー
「色々と…キャベツとかもありますけど
 みなさん!漬けたいですよね?
 漬けましょう~~」

森アナ
「なので今回は『漬物といえばこの方』という
 ゲストをお迎えしております」
 
様々なスペシャリストが、
北海道の食や農業の魅力に触れる、ゲスト企画!
今回お招きした、スペシャリストとは?!

森アナ「どうぞ~!!」

リーダー「この人だ!漬物と言えばこの人だ」
森アナ
「留萌市の人気漬物店!
 田中青果の田中美智子さんに
 お越しいただきました」

リーダー
「何度も番組ではお世話になっております!」
ニシン漬けやハクサイ漬けなど伝統的なものを中心に、
多彩な漬物を製造・販売している、
留萌の漬物店・田中青果。
そこからお越しいただいた漬物の伝道師、
田中さんをハクサイ畑にお連れします。

【田中青果】
住所:留萌市栄町2-3
電話:0164-42-0858
田中さん
「そわそわしながら岩見沢にやってきました」

リーダー「漬ける方はそうなんだ(笑)」

田中さん
「いつもはハクサイの顔みて初めまして…でしたが
 今日は畑から初めまして!なので楽しみです」

リーダー「出荷前のハクサイの子供にも会えますよ」

田中さん
「よしよしよし…って感じですか?楽しみです」
リーダー
「とにかくハクサイ見て、
 すぐに漬けるのはやめてくださいよ」

田中さん
「分かりました。走り出さないように…」

リーダー
「とにかく切り刻みたい方ですから(笑)」

2020年09月19日(土) |  ハクサイの赤ちゃんだ!
ということで早速、ハクサイ畑へ。
森アナ「生産者の加藤さんです!」

ハクサイ・米・小麦を生産している加藤義和さん。
ハクサイは、4ヘクタールの広さで、
年間およそ200トンを生産。
4つの品種を、時期を変えながら栽培しています。
まずは、まだ小さな状態のハクサイを見せて頂きます。
リーダー「これ全部ハクサイですって!すごい!」

田中さん「可愛らしいですね!!」
加藤さん
「これで植えて3週間くらいです。
 出荷までは40日くらいです」
リーダー
「まだまだ出荷前の…かわいい!!
 ダメだオレ。このままガブリっいきそうだよ」

森アナ「ダメです~~!」
加藤さん
「6月中旬くらいから種をまいて、
 8回に分けて植えてます!」
 
リーダー
「生産者さんは収穫時期をずらすために
 種まきも全部ずらしているんです。
 需要と供給があうところで
 少しずつ出荷してる感じですね」
森アナ
「種まきは畑に直接ではないですよね」

加藤さん
「苗箱に1粒ずつまいています!」
加藤さん
「そこで2~3週間、生長させて植える!」
リーダー
「春先だと育苗ハウスとかあって
 それを畑に定植する!大変なんですよね~
 1個1個の作業が…広大ですし!」
ハクサイやキャベツ、レタスなどで、
葉が折り重なって球のようになることを、
結球と言いますが
これはまだ結球していない状態。
ここからしばらく経つとどうなるでしょう?

2020年09月19日(土) |  秘密ロボ!ブームスプレーヤ登場!
森アナ
「先ほど見たものよりも
 約2週間前に植えたハクサイです!」

リーダー
「つまりより2週間多く生育しているんですね。
 なんかちょっとハクサイっぽくなってきました」
加藤さん「結球は始まりかけですね…」

リーダー
「ちょこっとクシャっとしてきてる」

ここから外側の葉が、内側に覆いかぶさるように育ち、
結球が進んでいきます。

と、ここで田中さんからある質問が…
田中さん
「あそこを区切りに淡い緑と濃い緑になっているのは
 なぜですか?」
加藤さん「品種の違いなんです」
加藤さん
「淡い方は『晴舞台(はれぶたい)』という
 タキイ種苗の品種です」

リーダー
「晴舞台!!
 舞台俳優にはたまらない言葉だなあ」
加藤さん
「色の濃い方はサカタ(種苗メーカー)の
 『ちよぶき』という品種です。
 さっき見てもらったのは
 『秋の祭典』という渡辺採種場の品種です」
リーダー
「秋の祭典=オータムフェスト!!
 いいですねえ」

森アナ「盛り上がりますねえ」
さて、結球する途中のこの時期、
とても大事な作業があります。
加藤さん
「巻ききってないので
 虫とかが何に入ったり
 病気がつきやすいんですね…
 なので防除が大切な仕事になってきます」

森アナ「どうやってやっているんですか?」

加藤さん
「ブームスプレーヤという作業機でまきます」

リーダー「何ですって?」

加藤さん「ブームスプレーヤですね」

リーダー
「ブームスプレーヤ!!
 これは男子キラキラの名前ですね」
リーダー
「何かコマンドとかあるんですか?」

加藤さん
「コマンドは竿の“上下”“伸ばし”ですね」

リーダー「変形するんっすか?」
加藤さん
「そうですね!
 トランスフォーム(変形)します」

リーダー「おおおおお」

2020年09月19日(土) |  安全安心にこだわって…
ということで今回特別に

ブームスプレーヤで、防除の薬ではなく、
水を撒く様子を見せて頂きます。

リーダー
「うわ~伸びて~~~上がる~~!!」
リーダー「長い~!!」 
リーダー「もう水でてる~」

森アナ「水が細かくなって噴射されてますね」
リーダー
「本来であればここに農薬が混入していて
 虫が中に入ることを防除しているんですね!」

森アナ
「細かく噴射されるので葉っぱも傷つかない!」

加藤さん
「あと霧状なので葉の裏にもつきます」
 
リーダー
「一般的に今は農薬と聞くと
 敬遠されると思うんですけどどうででょうか?」

加藤さん
「イメージ悪いですよね…
 でも成分は最終的には分解されるようになっていて
 市場に出る時には全然問題なく、
 みなさんが食べる時に残留農薬はないので
 安心してもらいたいです。
 JAさんと農薬会社で出している
 『防除歴』というのがあるんですが
 そのガイドラインに遵守して使用しています」
JAいわみざわでは、栽培履歴の記帳、提出が義務づけられ、
肥料や農薬が適正に利用されているか厳格にチェック。
安全、安心にこだわりぬいたハクサイを生産しているのです。
森アナ
「さあ収穫適期のハクサイ畑です!」
田中さん「うわ~!!」
田中さん
「追い求めてた…この形!」

リーダー「すごく大きくなったね~」

森アナ「葉っぱ1枚1枚も大きいですよ」

リーダー
「でかいねえ。しっかり中が育った!」
田中さん
「育ってる育ってる…
 育っていますねえ~!!!」

リーダー
「これが知ってるハクサイですね」
田中さん「ちなみにこの品種は?」

加藤さん
「晴舞台です!」

リーダー
「ついに始まるな…俺たちの晴舞台!
 育ったなあ!お前たち!!
 見せてやろうぜ!晴舞台だあ!」
リーダー
「ブームスプレーヤ!!」

森アナ
「今日聞いたこと
 全部言ってるだけじゃないですか」

2020年09月19日(土) |  キュキュッと音が鳴り、ハクサイ汁が飛び出す!
種まきから数えておよそ65日、
収穫適期を迎えたハクサイ。
田中さんに収穫を体験して頂きます。

田中さん「よろしくお願いします!」
包丁を入れると、バリッと音が響きます。

田中さん
「いい切り口だ!
 みずみずしい切り口が!すごいですね」
箱詰めしますが、ギュギュギュッと音がします。

田中さん「ぎゅうぎゅうなんですね」

さすが野菜の扱いになれている田中さん。
慣れた手つきで作業が進みます。
ここで数枚試食させてもらうことに…

田中さん
「いかせていただきます…
 おいしいです!みずみずしい!
 ほとばしる、みずみずしさ!
 太陽を浴びて育った…
 これが本当のハクサイの味です」
ではリーダーも…

リーダー
「うわ~シャキシャキだああ
 ハクサイ汁すげー
 めっちゃでてくる。
 外にいてのどの渇きが癒えました!
 すげーうまいけどー」

森アナ
「噛んだ瞬間、ジュワっときました」
さてもう一仕事!

箱にみっちり詰めて完成です!

加藤さん
「はい!これで出荷で~す」

リーダー
「4玉入って容量は10キロ??」

加藤さん
「10キロ以上は間違いないですね」
田中さん
「良いですね。
 自分で収穫したものを持つっていうのは」

リーダー
「ではトラックまで運びましょうか」
トラックの荷台にまで運びます。

リーダー
「出荷する時の気持ちはどんな感じ?」
加藤さん
「そうですね…
 『お金になってくれ!』ですね。
 あと消費者に美味しく食べてもらえよ!
 という気持ちです」
田中さん
「今まではむやみやたらに切り刻む感じでしたが
 切る前においしいものをつくっていただき
 ありがとうの気持ちを込めて…
 これからは慈しむように
 切り刻んでいきたいと思います!」

リーダー
「その思いがあるおかげで
 田中青果の漬け物…もっと美味しくなるかも!」

2020年09月19日(土) |  ハクサイ漬けで世界を旅しよう!
森アナ
「さあハクサイを使った漬物を教えて頂きましょう」

田中さん
「ハクサイ漬けを旅させようということで
 世界に連れて行っちゃいます!」

リーダー「いまいちポカーンが止まりません(笑)」
 
まずは中国へ行きますよ~!!
田中さんのマジックみたいな漬物づくり!
詳しくはレシピコーナーをご覧くださいね!


※詳しいレシピはこちら

さて2品目は…

田中さん
「ちょっと酸っぱいと
 私すっぱいのダメなのって人もいます!
 いるんですけど、そうなったら…
 酸っぱくなったら南国に行っちゃいましょう!」

リーダー
「酸っぱくなったら南国行っちゃおうよ!」


※詳しいレシピはこちら

さあ2品、そろいました!

森アナ「キレイですねえ」

リーダー
「盛り付けがまたいいねえ~」

生産者の加藤さん
「ハクサイってこんな風になるんですね!」
ではいただきます!まずは加藤さん…

加藤さん
「では近場の中国から…
 本当の中華の雰囲気がいっぱい出ていますよね」
加藤さん
「とてもおいしくいただけますね!
 ごはんというよりビールが飲みたい!!」
田中さん

「チャイナドレスをまとったハクサイ漬けですので
 ビールを片手にチャイナ服を思い出して頂ければ
 嬉しいですね」

リーダー「ますます分からないんですけど!」

加藤さん
「そうですね…今、チャイナドレスの田中さんを
 思い浮かべました…」
さてあぐり一行の感想は?

リーダー
「炒飯とか餃子とか食べたくなる!」

森アナ「美味しい!これ旅してますね」

リーダー
「ハクサイの旨みがどんどん出てくる」

森アナ
「ごま油・オイスターソース・ショウガと
 ハクサイ合いますねえ」
リーダー
「では南国風です!」
リーダー「うまい!」

森アナ
「美味しい!噛んでくごとに美味しくなります!
 いい香りですね。
 華やかな香りがします。女性がすごくスキ」

リーダー「いや、おじさんも好きですよ」
田中さん
「今日は生産者さんのご苦労と
 愛をかけて作物を育てるというのを垣間見て
 しかも自分が漬ける素材の収穫体験まで
 させていただいて新境地でです!
 さらに農作物に愛情をもって
 漬けさせていただくという気持ちで頑張ります!」
加藤さん
「消費者のみなさんには
 農薬に関しても安全・安心で
 農薬の回数や日数制限も全部守っているので
 安心して食べていただきたいです。
 我々も自信をもってつくっているハクサイを
 おいしく食べていただきたいです!」
みなさん、こんにちは!
今日は、北海道米販売拡大委員会から、
インスタグラムキャンペーンのお知らせだよ!

9月15日から10月31日まで、
食べて応援・北海道米ラブキャンペーンを実施中!
インスタグラムに、秋の行楽にピッタリの、
北海道米を使ったおにぎりやお弁当の写真に、
ハッシュタグ「#食べらさってる」を付けて投稿すると、
北海道米プレミアムギフトが、
抽選で100名様に当たります!
おいしい北海道米で、おにぎりやお弁当などを作って、
たっくさん写真を送ってね!

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

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9月12日のクイズ
「今回取材したタマネギ生産地は、
 なんてマチだったかな~?」

正解は「美幌町」でした。
----------------------------------

2020年09月12日(土) |  ♯585 美幌町・玉ねぎ編
国産タマネギの半分以上を生産している、ここ北海道。

そんなタマネギ王国にお住いの皆様へ、豆知識を一つ…
私たちが食べているのは、植物のどの部分でしょう?
根っこ?それとも茎?
答えは葉っぱ!
葉鞘(ようしょう)という、
葉の付け根が太った部分を食べているのでした。
ということで今回のあぐり王国ネクストは、
料理人をゲストに迎え、一大タマネギ産地、美幌町へ!
選果場と畑で驚きの連続です!
森結有花アナウンサー
「美幌町にやってきました」

森崎博之リーダー
「美しい畑のマチ!畑作何でもあります!」

森アナ「今回はタマネギに注目します」
リーダー
「オホーツクエリア…
 北見を中心に一大タマネギ産地ですね。
 この時期のタマネギは少し早いですよね。
 早生(わせ)タマネギと言って
 柔らかくて辛味が少ない甘いタマネギが楽しめますよね」

森アナ
「おいしいタマネギをたくさんみなさんに食べて頂くため
 ゲストをお呼びしています」

様々なスペシャリストが、
北海道の食や農業の魅力に触れる、ゲスト企画!
今回お招きした、スペシャリストとは?!
森アナ「ゲストさん!どうぞ」

リーダー「あららら!番組でおなじみの!!」

森アナ
「フードプロデューサーの青ちゃんこと
 青山さんに来ていただきました」  
札幌を拠点に、メニュー開発・レシピ制作、
料理教室の開催など
幅広く食に携わる事業を展開している青山則靖さん。

あぐり王国には何度も出演して頂き、
おいしい料理をたくさん教えてもらっています。
リーダー
「タマネギってどのような食材ですか?」

青山さん
「無くてはならいけど…そんなに目立たない!
 バンドで言うとベース!
 でも絶対ベースが良くないと音はよくない!みたいな…
 料理もタマネギがしっかりしていないと
 美味しくない!!!」
森アナ
「ちなみに収穫などの農作業はやったことありますか?」

青山さん「ないです!」

リーダー
「これだけあぐり王国に出ていて
 よくもそこまで農作業せずに来ましたね!
 料理ばっかりして!!」

森アナ
「してくれてたんですよ!!
 畑や選果場に行ってもらって
 最後は美味しいお料理も作ってもらいますよ」

リーダー
「今日はタマネギの全てをみてもらおうと思います!」
 

2020年09月12日(土) |  タマネギ集出荷場に潜入!
ということで、料理人・青山さんの
「あぐり王国的・社会見学」。
まずは、タマネギの選果場へおじゃまします。

森アナ
「美幌広域連玉ねぎ選果場にお邪魔しています。
 浅野さんにご案内いただきます」
 
JAびほろの浅野純一さんに、
畑から集まったタマネギが出荷されるまで、
順を追って見せて頂きます。
リーダー
「後ろにスゴイ数のタマネギ~!!
 青ちゃん、この数、どうですか!!」

青山さん「すごい量ですね!」

リーダー
「でもこれほんの一部ですよね。
 このコンテナがどれくらい集まりますか?」
浅野さん
「年間5万~6万基くらい集まります」

青山さん「えへへへへ(笑っちゃうんです)」

森アナ「重さだとどれくらい?」

浅野さん
「このコンテナ1つで1300キロくらいあるので…」

リーダー「1300キロ×5万基???」

浅野さん「計算できませんけれど、すぐ…(笑)」
浅野さん
「美幌・津別・女満別・オホーツク網走。
 4つのJAからタマネギがここに集まります」
リーダー
「ちょっと前ですけどオホーツクで 
 大きなタマネギの集出荷場をみましたよ」

浅野さん
「JAきたみらいさんの施設だと思うんですけど、
 あれができるまでは日本一の処理能力でした!」

リーダー
「ここがそうだったんだ!
 なんかちょっと…悔しいですね」

浅野さん「悔しいですね(笑)」
リーダー
「でも1位と2位を独占するくらい
 北海道のこのエリアってすごいタマネギ産地だよね」
この施設では、年間でおよそ7万トンのタマネギを集出荷し、
1日におよそ300トンもの選別処理ができます。
美幌のお隣、北見エリアも含むオホーツク地方が、
日本のタマネギ生産を大いに支えているのです。

2020年09月12日(土) |  最先端の技術と人の目で全国へ!
さて、畑から集まった玉ねぎは、
まず乾燥させたあと選別レーンに乗せられます。
最初に手作業で明らかな規格外品を取り除き、
そのあとは、驚きの自動作業が待っています。
リーダー「すごいすごい!」

浅野さん
「向こうからタマネギの原料が流れてきまして
 整列をして皮を吸ったりしてるんです。
 よくみてるとファンに吸われてます」

リーダー「(皮を)吸い取ってる!」
浅野さん「次はカメラで撮影してます」

リーダー「何のために?」

浅野さん
「カメラで大きさを見て、規格分けをしてます。
 最終的には10規格に分けられます」
浅野さん「規格ごとのレーンに乗ります」

リーダー「たまに落ちてるよ!」

浅野さん
「自動的にカメラで判別して、
 そのレーンに来たら勝手に落ちるようになってる!」

リーダー
「すごくない!大きさでレーンから落とされるんだ」

森アナ「あっという間に選別されていくんですね」

リーダー
「落ちても柔らかいクッションになってるから
 タマネギは安全に仕分けられてるね」

自動作業により大量のタマネギをスピーディーに規格分け。
そのあと再び、手作業に入ります。
浅野さん
「規格が間違えてないか?
 最終的にチェックしているところです」

リーダー
「穴のあいた板にタマネギが通るかどうか?
 お母さん方がやってますね」

浅野さん
「あれがタマネギの規格の大きさになっているので
 あの穴を通ればその規格になる。
 そこで最終チェックしてます」

リーダー「通らないものを上に放ってますね」

浅野さん「これはまた違うレーンにいきます」
浅野さん
「最後は人の目がかかるということです」

リーダー
「でもこれすごい集中力ですよ。
 たくさん流れてくるものを、
 手が休むことなくすごい動いている!
 ずっと動いているもん。
 テレビに映ってますよ~
 手を振ってもらっていいですか~」

森アナ「邪魔しないでください!」

ところが手を振ってくれました!

リーダー「手を振ってくれた!振ってくれた」

森アナ「ありがとうございま~す」
 
浅野さん
「さてこちら側ですが、
 箱にタマネギを詰める作業です」

リーダー
「箱の角度が変わっていって
 ちゃんと上まで上手に入っていく!!」
浅野さん
「(タマネギと箱の)落差をつかないように
 箱が迎えに行く感じです」

リーダー
「安全ですね。タマネギが傷ついたりしないね」
森アナ
「ここで箱詰めされて出荷されていくんですか」

浅野さん
「そうです!九州や名古屋・静岡が主として多いですが
 日本全国に出荷しています!
 当然、札幌にも出荷してます!」

リーダー「遠くまで行くんですねえ」

2020年09月12日(土) |  直接コンテナへ!タマネギ列車は今日も行く!
森アナ
「選果の様子を見せていただきました。
 こちらの倉庫には箱詰めされたタマネギが
 たくさんありますね」
 
リーダー
「青ちゃん、ご覧になってどうでしたか?」

青山さん
「箱を開けるといつも同じ大きさのタマネギが
 入っているので気にしていなかったのですが
 こんなに手間をかけて選別してくれているとは
 思わなかったです」

リーダー「そうですよね…」
リーダー
「タマネギが箱に入りました。
 さらに箱が部屋に入っているように見えますが…」
浅野さん
「JRコンテナ(通称:タマネギ列車の貨物)です!」

リーダー
「貨物ですよね!線路でどこまで行くんですか?」
浅野さん
「遠くは九州まで行きます!」

リーダー
「そんなに行くの???」
森アナ
「全国に出荷しているとなると
 今年は新型コロナウイルスの影響を受けているのでは?」

浅野さん
「外食関係が外出自粛の影響で消費が鈍ってしまった…」
 
浅野さん
「例年と比較しますと
 低い単価での販売となってしまったので 
 生産者打撃が非常に大きかったです…」
リーダー
「でもずっとこれからも食料を生産して
 供給していかなければならないという
 責任と義務が北海道にはありますから
 ここから何とか取り戻したいですね!」

浅野さん「何とか取り戻したいと思ってます!」
リーダー
「どうですか?令和2年の今年のタマネギは?」

浅野さん
「非常に生育も良かったですし
 良い玉ねぎになっています。
 丹精込めて育てた今年のタマネギを
 たくさんの消費者に食べて頂けたらと思ってます」
リーダー
「農家さんの想い!
 集出荷場のみなさんの想いを乗せて
 タマネギ列車は今日も行く!!」

浅野さん「今日も行きます!!」



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