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2010年04月10日(土) |  ♯89放送分 JAびばい 多角的なアスパラ栽培編

森崎
「あぐり王国in美唄!
 美唄ということで焼き鳥ですか」

佐々木
「有名ですよね、でも違うんです。
 美唄で何をやるか?
 それはあぐりっこが来てから
 紹介しましょう!」

一斉に駆け出す
あぐりっこ隊&河野

「イエーーイ!」

河野
「思いのほかの坂ですよ、ここ」

佐々木
「河野さん、なんか雪まみれですよ」

森崎
「あぐりでは
 良くあることなんです」

河野
「4月なのに雪まみれです!」

佐々木
「美唄で取り上げる野菜のヒントです」

 ヒント(1)
 日本では北海道と長野県で盛んに栽培。

 ヒント(2)
 18世紀後半にオランダから日本に
 やってきました。
 
 ヒント(3)
 旨み成分【アスパラギン酸】が豊富-

あぐりっこ
「ハイ!わかった」

森崎
「じゃあみんなで…」

あぐりっこ
「アスパラガス!」

佐々木
「正解~」

森崎
「アスパラ好きな子いたね!」

アイラちゃん
「大好き!」

森崎
「あっ、みんなだ」

ユウトくん
「イヤだ!」 

アスパラガスは
一般的にはアスパラと
呼ばれています。
緑色のグリーンアスパラガスや、
光に当てずに白く成長させた
ホワイトアスパラガスなど種類は様々。
そして今回の取り上げる
美唄のグリーンアスパラには
3つのキーワードが-

佐々木
「1つ目のキーワードは
 【雪どけアスパラ】」

森崎
「どういうアスパラなんだろう。
 気になるよね」

佐々木
「では雪どけアスパラを
 みなさんで調べに行きましょう」

一行が訪れたのは
人口27000人の町、美唄市。
こちらでは他の地域より
一足早く出荷する
グリーンアスパラの栽培が
盛んなのです。
その栽培方法とは一体
どんなものなのか??

2010年04月10日(土) |  まだ寒いのに?でっかいアスパラにびっくり!

一同
「わあー
 もうアスパラが育っている!」

あぐりっこ
「でかーい」

河野
「ふっとーい」

森崎
「まだ雪降ってるのに
 もうこんなに育っているんですね」

グリーンアスパラ生産者
西川 芳勝さん
「実は雪どけ水で育っているんです」

雪どけアスパラとは
雪解け水で育った
美唄産アスパラのこと。
2月下旬、
冬を越したアスパラの畑を除雪して
ビニールハウスを設置して温めます。
そして雪が溶けてアスパラが成長。
この栽培方法によって
通常よりも一足早い三月下旬から
出荷することが出来るのです。

西川さん
「根っこの養分と雪どけ水で育っていて、
 肥料はまだ何も入ってません」

早速収穫してみると…
アスパラから溢れ出す水分!

森崎
「アスパラの涙~!」

河野
「わー したたるうー」

森崎
甘っ!あまい!
 ジュースみたい!
 めちゃめちゃ甘い」

雪どけアスパラの特徴は
そのやわらかさ。
今回は特別にそのまま食べると-

あぐりっこ
「すっごい甘い」

森崎
「さっきユウト
 アスパラ嫌いって言わなかった?」

ユウトくん
「甘くておいしい」

河野
「ずいぶんあっさりと克服したなあ!」

佐々木
「さて2つ目のキーワードは
 【こもれび栽培】!?」

西川さん
「美唄市のアスパラの作り方を
 こもれび栽培といっています。
 一般的には
 立茎(りっけい)栽培と
 言われています」

立茎(りっけい)栽培とは、
春の収穫が終わった後、
一部の茎を伸ばし
夏以降に出る新芽を収穫する
栽培方法のことです。
この方法を美唄では
【こもれび栽培】と
名付けているのです。

まるでアスパラの森の地面に差し込む
”こもれび(木漏れ日)で育つアスパラ”という
イメージです。

西川さん
「伸びた茎が光合成をして
 根に養分を蓄え、
 夏に新芽が出てくるんだよ」

こもれび栽培の長所は
その出荷時期。
通常の露地栽培が終了した後の
7月上旬から9月下旬まで
出荷が可能なのです。

佐々木
「そして最後のキーワードは
 【雪蔵美人】。
 これは一体何でしょうか」

あぐりっこ
「???」

佐々木
「じゃあ 会いに行きましょう!」

「イエーイ!!」
勢いよく手を上げて
ハウスに手が当たってしまった…


その瞬間

ハウス内側の結露の水滴が
ザバーっと雨のように…

河野
「ビシャビシャだあー」


2010年04月10日(土) |  美人になっちゃうエコな倉庫!?
一行がやって来たのは
アスパラの倉庫。
こちらには高品質で
保存するある秘密があるのだとか!
JAびばい 営農販売部
村井 敦さん
「美唄は豪雪地帯なので
 雪を使って、
 冷気で鮮度を保ちながら、
 より新鮮な野菜を出荷してます!」

村井さん
「今は雪をコンテナに入れて
 倉庫の中にいれる作業を
 していますよ」

一同
「わー入ったあー」

森崎
「迫力あるねー」

こうしてコンテナに詰めた雪は
倉庫の中へ運ばれていきました。
あぐりっこ隊も追跡潜入!

森崎
「すごい!コンテナが
 積み上げられてる」
  

村井さん
「積んでいるコンテナの数は
 約50個。トン数にして
 50~55トンぐらいありますよ」

村井さん
「アスパラは水分が95%
 ぐらいあります。
 ここの予冷庫は湿度が
 85~90%なんです」

河野
「ってことは雪で冷やすと
 湿度たっぷりだから
 イイんですね!」

村井さん
「この施設にアスパラを
 持ってきてココに入れ、
 札幌・旭川。 
 遠くは東京まで出荷してます。
 この施設から出たモノを
 【雪蔵美人】という名前で
 販売してします」

森崎
「花嫁修行みたいなモノだね」

村井さん
「ここに入ることによって
 みなさん、
 キレイになって出て行きます」

森崎
「河野くんのお姉ちゃんが
 まだ独身なので一回
 ここに入れてもらってイイですか?」

河野
「ボクのお姉ちゃん大阪なのに
 わざわざここに来るんですか?
 ただ若干、
 ボクと似ているんですよね」

村井さん
「入れる期間、
 長いかもしれないですね!」

河野
「失礼なコト
 
 言いますね!」

JAびばいのエコロジーな取り組み。
実はこの他にも、規格選別時にでる
アスパラの切れ端を有効利用して
いるんだとか!!
一行はその現場へ-

2010年04月10日(土) |  意外なアスパラ有効利用とは?

一同
「かわいい~~」

西川農場
西川 崇徳さん
「サフォークという品種です。
 肉質が良いサウスダウン種と
 どんな気候に適応しやすい
 ノーフォーク種の
 かけ合わせた羊です」

森崎
「アスパラの一部分が
 集まってくると聞いて
 ココに来たんですが…」

西川さん
「美唄のアスパラ選果場から
 アスパラの根元の部分を頂いてきて
 羊たちにあげているんです」

森崎
「羊たちってアスパラ
 食べるんですか?」

西川さん
「食べるんですよ」

森崎
「羊って紙を食べるんじゃ
 ないんですか!?」

西川さん
「ソレはヤギ!」

河野
「根本的に間違えていますよ」

エサのアスパラを羊に
あたえるあぐりっこ-
「かわいい~」

森崎
「すごい勢い!」

西川さん
「年間で5tぐらい
 食べているんですよ」

西川さん
「アスパラを食べたら、
 キメが細かいとか甘みが
 あるとは言われますね。
 あとラム臭さが少し抜けます」

河野
「イイコトずくめですね!
 ちなみにこの羊たちは
 何という名前ですか?」

西川さん
「アスパラひつじ!」

森崎
「ホントに?今作ったんじゃなくて?」

【アスパラひつじ】
ご購入はこちら-
株式会社 西川農場
TEL:0126-63-3801
HP: http://nishikawaf.free.makeshop.jp

美唄のとれたて
アスパラを頂きます!
ご紹介いただくのは
JAびばい 女性部 
高橋 志津子さん
「茹でるのが一番おいしいです。
 塩を入れたお湯に
 半分に切った下のほうを
 先に入れて茹でます」

茹で上がったら
冷水にいれてます-

早速試食してみると-

ユウトくん
「オイシイ」

河野
「ユウト
 アスパラ嫌いじゃなかった?」

ユウトくん
「甘くておいしい」

お次は
アスパラのラム巻き

森崎
「みんなさっき羊みたね。
 かわいかったね。
 けど僕らその羊を食べちゃうんだよ。
 でも僕らはお肉を食べて
 生きているワケだ!
 羊さんに感謝を込めて
 もう一回いただきますをして
 食べましょう」

あぐりっこ
「いただきまーす」

河野
「ラムのイイ脂が
 アスパラを包み込んで
 アスパラにその脂がしみ込んで
 うまみがダブルハーモニーになって
 おし寄せてきます」

あぐりっこ
「羊さんに感謝しなきゃ!」


2010年04月10日(土) |  今週の週刊あぐりニュース
佐々木
「週刊あぐりNEWSです。
 来月には道内でも田植えが
 始まりますが、
 旭川市内のJAたいせつでは
 お米作りの最初の一歩、
 種もみの【温湯(おんとう)消毒】
 作業が大忙しです」
病気にかかりにくい
丈夫な稲を育てるためには
種である“もみ”の
消毒作業がとても大事。
今までの消毒では
農薬が主流でしたが
安心安全で環境にも
優しい農業技術として
最近注目されているのが 
【温湯消毒】です
まず種もみを60度の
お湯で10分間消毒したあと、
5分間冷却、そして
脱水するという作業です。
JAたいせつでは
先月下旬から
【ほしのゆめ】を中心に、
【ゆめぴりか】などの種もみを
なんと一日およそ10トンも
消毒処理しているそうです
この作業は今月中旬まで続き、
もみを受け取った農家は
ビニールハウスで、
いよいよ苗づくりを始めます。
秋の収穫が楽しみだな~と
思ったあなたにお知らせです!
おうちでお米作りに
チャレンジしてみませんか?
北海道米販売拡大委員会では
今年も気軽に米作りを体験できる
“バケツ稲作りセット”を
配布中です。
“ほしのゆめ”の種もみ、
およそ25粒と肥料、
そして説明書がセットに
なっていています。
土とバケツは各自でご用意くださいね。
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先着2000セットが準備され、
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送料を含め原則無料になっています。

JA北海道中央会
「バケツ稲作り事務局」に
ハガキかファクスに
必要事項を明記の上、
お早めに申し込みください。 

申し込み先は-
JA北海道中央会
バケツ稲作り事務局

〒060-0004
札幌市中央区北4条西1-1 
FAX 011-222-3598

※郵便番号・住所・
 名前(団体や学校などは
 名称と担当者名)、
 電話番号・希望セット数を
 明記して申し込んでください。


2010年04月03日(土) |  ♯88放送分 付加価値UP! 農業技術最先端
森崎
「春からのあぐり王国は
 何かが違います!
 新たに仲間に加わった
 HBC佐々木佑花アナウンサーです」

佐々木
「こんにちは!
 あぐり王国北海道に
 仲間入りします!
 よろしくお願いします!」

森崎
「では早速ですが今日は一体
 どんなテーマですか」

佐々木
「今回のテーマは、
 【農業の未来を支える研究所】です!」

佐々木
「実は北海道の食料自給率は
 200パーセント!
 北海道で作っている
 主要農作物ですが、
 全国一位がこんなに!」
 
森崎
「ジャガイモ…すごい数!」

佐々木
「実はみんなに美味しく
 食べてもらうため
 品種改良もして
 工夫しているのが
 研究所なんです。
 どんどん農業は今、
 進化しているんです!」

森崎
「今週からのお姉さん
 語りがアツイです!」

農業の未来を支える研究所- 
一行が向かったのは
ホクレン農業総合研究所。

佐々木
「みなさん目の前にあるジャガイモ
 よ~く見てください」

一同
「(じいーー)」

佐々木
「実は全て農業総合研究所で
 品種改良された
 ジャガイモの品種なんです」

ホクレン農業総合研究所
氏家 克博さん
「馬鈴薯(ばれいしょ)は
 用途に適した
 それぞれの品種を
 作らないといけないんです。
 例えば【きたかむい】は
 一般の青果用ですし、
 【きたひめ】ですと
 ポテトチップス用に
 開発した品種なんです」

氏家
「春まき小麦の品種改良も
 行っています。
 【春よ恋】って品種はご存知ですか?」

森崎
「春まき小麦の
 道内主力品種でシェアが
 9割以上ですよね」

氏家
「主にパン用に使われる
 北海道の主力品種ですが、
 これも私たちが
 開発した品種なんです!」

佐々木
「しかも品種改良
 だけではないんです」

氏家さん
「全体で3つの仕事をしてます。
 まず【作物生産研究】ですが、
 長沼町や恵庭市にも
 研究農場がありまして、
 品種改良や栽培に関する
 試験研究を行っています」

【食料研究】
 適切な貯蔵方法や、
 それぞれの品種に適した
 調理や加工方法を研究して
 食品の付加価値向上を目指す分野。


【食品検査分析】
 食品の安全性を確保する分野。

氏家さん
「私たちはJAグループの
 研究機関として、
 農作物の生産・貯蔵・加工、
 そして安全性の確保を研究し、
 北海道農業を技術的に
 サポートしているんです」

2010年04月03日(土) |  似て非なるイモ… 用途に合わせた品種改良
続いては、実践! 
あぐりっこ隊が
“食味試験”に挑戦!
これは味や食感などの
特徴を調べるテストで、
品種や保存条件などによる
違いを判定する大切な仕事なのです。

食味試験コーナーに
入ってみると-

森崎
「スゴイ雰囲気!
 区切られていて一人ずつ
 座るようになってます。
 ちゃんとお箸もあります」

 

早速一人ずつ席に座り
小窓をオープン!
AとBに分かれた
おイモを食べ比べます。

あぐりっこ
「Bのほうが甘い!」

森崎
「Bは黄色みがかってるよ」

氏家さん
「Bは私たちが
 普段食べている品種。
 Aの品種は加工用で
 糖分が低くデンプンの
 多い品種なんです。
 具体的には
 ポテトチップス用になる
 品種だったんですよ」

氏家さん
「この試験を
 10人~15人で何サイクルか
 繰り返し行います。
 今回は味だけでしたが
 普段は【くずれる】【粘る】
 などの食感なども
 みているんですよ」

森崎
「いつでも来ますんで
 呼んでください!」

次は食品の調理を行う試作室へ-
ここでは実際に調理を行い、
品種や保存条件などの
違いによる加工特性を
研究しています。
森崎
「ズラッとポテトチップスが
 並んでいますが、
 何が違うんでしょうか?」
研究所担当者
「品種によって色が
 全然変わってきます。
 青果用の普通にスーパーで 
 売っているイモだと、
 糖分が高いので
 焦げてしまうんです」
森崎
「そのまま茹でて食べるか、
 揚げてポテトチップスで
 食べるかで、
 全然違うんだね!」
ちなみに同じ品種でも
保存温度が違うと、
微妙な成分変化で
仕上がりが変わってきます。
他にも色味を測定するなど、
より美味しく
加工調理できるよう
様々な研究が
行われているのです。

2010年04月03日(土) |  寝た子は旨くなる!?  貯蔵の不思議

続いては貯蔵方法についてお勉強-

森崎
「みんな袋になんて書いてある?」

あぐりっこ
「よく ねた いも ??」

氏家さん
「実はCA貯蔵という技術を
 使っています。
 CA貯蔵を使うと
 貯蔵時間を長くすることができ
 味も通常のジャガイモより
 甘くなるんです」

森崎
「えっ!!
 そのキャビンアテンダント
 貯蔵によって-」

藤尾
「そのCAじゃないでしょ!
 どっか飛んで行っちゃう
 じゃないですか」

ジャガイモが甘くなるCA貯蔵。
その試験装置を見に行くと-

森崎
「なんか大きいのがあるよ」

藤尾
「貯蔵庫って書いてある」

森崎
「そもそもCAって何ですか」

ホクレン農業総合研究所
山下耕一郎さん
「英語のControlled Atmosphereと
 言いまして-」

森崎
「あーなんだ。コントロールド
 アトムスフェアかあ」

藤尾
「んな知ってる訳ないでしょ!
 キャビンアテンダントって
 言ってた人があ!」 

山下さん
「これは
 空気を調整するという意味。
 酸素濃度を下げ、
 二酸化炭素濃度を上げるコトで
 作物の呼吸がおさえられて
 作物を長持ちさせることが
 出来るんです」

森崎
「人間で言うとチョット
 息苦しい状況ですよね。
 わざとそういう状況に
 ジャガイモを置くことで?」

山下さん
「ジャガイモの芽が
 出にくくなって、
 糖分を蓄積して甘くなりますよ」

ジャーン!もんすけです!
ジャガイモを
長期間保存できて、
しかも甘くなるという
画期的なCA貯蔵。
その貯蔵倉庫は石狩にある
ホクレン石狩野菜センター。
こちらには、
10の貯蔵庫があって、
それぞれの農産物が
よりよい状態に保存できるよう、
酸素・窒素・二酸化炭素を
調整しているんです。
こうしたCA貯蔵のおかげで、
以前は春先までしか
食べられなかった
北海道産のジャガイモが、
7月ごろまで食べられるように
なったんだって!

2010年04月03日(土) |  9年かけて届く研究者の想い・・・

続いて一行が訪れた
岩見沢の中央農業試験場は
北海道の主力品種
“ななつぼし”が誕生した研究施設。
施設を覗いてみると…

森崎
「あれ~まだ外には雪があるのに」

藤尾
「ここ秋じゃないですか!?」

中央農業試験場 生産研究部
平山 裕治さん
「ここでは収穫量が
 もっととれるモノや
 寒さに強いとか、
 病気に強いなどの品種を
 育成しているんですよ」
平山さん
「品種をつくるのに
 10年かかるんですが
 冬の間にも、
 稲作することで
 10年が9年に短縮できて、
 品種改良が早くなるんです」
道内各地の農業試験場で
開発された様々なお米。
実はいろいろな用途で
活躍しているのです!
早速、それぞれの違いを
比べてみると…

1つ目の品種は-

あぐりっこ
「モチモチして甘い!」

中央農業試験場
木下 雅文さん
「こちら“きらら397”です。
 普通にスーパーでも
 売られていますが、
 牛丼屋でも使われてます。
 一粒一粒がしっかりした
 お米なのでこういった
 料理に合うんですよ」

続いては粘りが少ないのが
特徴の品種「大地の星」。
こちらもその特徴から、
冷凍ピラフなどに
使われる事が多いのです。 
そして最後に・・・

あぐりっこ
「かたーい」

森崎
「イチバン硬い!」

藤尾
「粘ってこないですね」

森崎
「もしやコレは…
 食べるお米じゃない!?」

木下さん
「食べた後に言うのも
 何なんですが…
 食べるためのお米じゃなくて
 日本酒のためのお米です。
 酒米と言いまして、
 品種名は吟風といいます」
あぐりっこ
「お米に違いは無いと思ってたけど
 たくさんイロイロ、
 違いがあるんだなと思った」

佐々木
「おいしく食べるために
 研究に研究を重ねている-。
 美味しくしようという
 研究者の人がいる限り
 美味しく食べなきゃと思いました」

森崎
「見事にしめるなあ~」

藤尾
「まさかのリーダー要らずですか~!」


2010年04月03日(土) |  新コーナー 週刊・あぐりニュース始動!
突然ですが…
「佐々木佑花の 
 週刊・あぐりニュース!」
佐々木
「今週から始まりました
 新コーナー
 週刊あぐりNEWS。
 ここでは全道各地の町の様子や
 生産者からの便りなどを
 お伝えしていきます。
 まずはこちら-」
佐々木
「去る3月25日、
 命をはぐくむ産業である
 農業を考えるイベント
 【食と農をつなぐ教育フォーラム】
 が開催されました」
佐々木
「子供達がよりよく生きるために、
 食と農の関係や大切さを学ぶ
 【食農教育】、
 そして「食育」について
 多角的に考えるフォーラムで、
 あぐり王国のリーダー
 森崎博之も熱弁をふるいました」
森崎(フォーラムより-)
「朝ご飯を食べているか
 食べていないかという
 現状をリサーチした所、
 小学校5年生の17%が
 朝ご飯を食べたことが無い!
 思い出して欲しいんですけど
 小学校5年生です。
 めちゃくちゃ育ち盛りですよ…」

佐々木
「アツイトーク。
 さすが自称農業タレントですね」
佐々木
「みなさんは越冬ホウレンソウって
 聞いたことありますか?
 旭川市東旭川町では
 今、越冬ホウレンソウの
 収穫が最盛期を迎えています」
佐々木
「去年の11月上旬に
 種まきをして、ハウスの中で
 少しずつ育成してきた
 越冬ホウレンソウ」
佐々木
「夏場だと一カ月で育つところを、
 時間をかけて育てることで、
 甘みが濃くて美味しいと
 評判なんだそうです」
佐々木
「ホント甘くておいしいです。
 越冬ホウレンソウは、
 主に札幌や旭川に
 出荷されているそうです。
 このように全道の話題を
 皆さんにお届けしていきます。
 楽しみにしていてくださいね」



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