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2015年11月28日(土) | 美味しいリンゴの見分け方を巡り仲間割れ?
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2015年11月14日(土) |  ♯359 石狩市生振のゴボウ 編

食文化が豊かな日本。
日本では大変ポピュラーなのに、
外国ではほとんど知られていない
食べ物がたくさんあります。
そこで、留学生達に
日本に来て驚いた食べ物について
聞いてみました!

スウェーデンからの留学生
「"なんこつ"は驚きました!」

台湾からの留学生「卵かけ牛丼」

オーストラリアからの留学生
「スーパーで乾いたイカが買えるのには
 ビックリしました」

では、この食材は知っていますか?
アメリカからの留学生
「全然わかりません。何?」

スリランカからの留学生
「普通の食べ物ですか?」

ドイツからの留学生「根??」

オーストラリアからの留学生「竹?」

外国の方々にはなじみがないこの作物。
北海道はその生産量が全国第三位!!
一体どんな作物なのか!?
森崎
「札幌の隣町に来ました。
 さあ今日取材する畑はこちらですよ!」
あぐりっこ
「うわ~」
「なんか葉っぱボーン!」

森崎
「はいクエスチョン!
 この作物は一体何かなあ~?」

あぐりっこ
「大根!」
「大根だと思う!」

森崎
「近くで見ていいいよ~抜けるもんなら…」

バシッ

抜こうと思うと切れちゃいました。

森崎
「ちぎれた!一体なんだろう。
 どこかに詳しい人いないかな?」
 
河野おじいちゃん「よくきたねええ」

河野おじいちゃん
「待ってたよ~」

森崎
「太っちょおじいちゃん!
 この畑のたくさんなっている作物
 一体なんですか?」

すると河野おじいちゃん。
杖を高々と空に上げて…

河野おじいちゃん
「ゴボウの畑です!」

あぐりっこ「ええええ」

ということで今回は
身近だけど良く知らない。
日本人が大好きなゴボウついて
学んでいきます!

今回、石狩市生振(オヤフル)の
ゴボウを学ぶのは…
初登場!いつも笑顔の
小澤愛花(ナナ)ちゃんと、
好奇心旺盛な4年生 
シンクル葉夏(ハナ)ちゃん。
サッカー少年!
中川理亜筑(リツ)君リツくんに、 
中川太壱(タイチ)君の4名です。

2015年11月14日(土) |  土じゃない…砂地で育てる!
ゴボウの栽培を始めて20年!
大嶋浩司さんにゴボウについて
聞いていこう!
ナナ
「大きな葉っぱがついていたから
 ゴボウだと思わなかった…」
森崎
「確かに…
 ゴボウって細長いじゃないですか。
 頭、重たそうですよね」

大嶋さん
「ここは長くゴボウができる地域なんです」

石狩市生振(オヤフル)で採れる
ゴボウは長い?一体どんな秘密が??

大嶋さん
「ここは砂地なんですよ」

河野「地面??」

佐々木「みんな下見てみようか」

河野「なんか…みたい」

森崎「畑といえば…」

あぐりっこ「土!」

ハナ「サラサラ…」

ナナ「ちょっと冷たい!」

ハナ「海に来たみたい!」

大嶋さん
「ここは石狩川の中州地帯なんです!」
大嶋さん
「このように砂の畑が多いんですよね」

大嶋さん
というのは…
 すな(砂)に育つんですよね!」

森崎
「シャレましたああ」

大嶋さん
「地下水が低いというのがあって
 それで長く育つんですよね」

河野「水を求めてねえ…」


2015年11月14日(土) |  ゴボウを手掘り??

佐々木「砂地で困ることは?」

大嶋さん
「この辺は風が非常に強い地域です。
 春先は一面が砂嵐になる時期もある!
 そういうときにゴボウの芽が
 風に当たると砂に叩かれて
 枯れてしまうんです」

そこで大嶋さんは畑の周りに
防風林を植えて
風の被害が少なくなるように
工夫しているんです。

ではここでゴボウの栽培スケジュールを
みてみましょう。

佐々木
「春に種まき!収穫は?」

ハナ「10月から11月!」

森崎
「あれ?にも収穫があるよ??」

大嶋さん
「畑の半分は雪の下に寝かせて
 春に除雪して掘り出すんです」

河野「どうして??」

大嶋さん
「秋のゴボウは
 香りが非常に強いんですね!
 春のゴボウは雪の下で寝かせることで
 あま味がのるんです」

森崎
左側の畑は春まで残す。
 右側の畑は収穫する!
 大嶋さんはどちらが好きですか?」
大嶋さん
「ぼくはね…ゴボウは香りが大事!
 だと思っているので…
 今時期のゴボウが好きですね!」

地中深くまで伸びているゴボウ。
手で抜く事は出来るのか
あぐりっこがチャレンジ!

森崎
「せ~のっ!よいしょ!」

スッテン!

ハナちゃん尻餅です!!
では4人で引っ張ると…

あぐりっこ「よいしょ~」

バタバタバタ…

はいみんな転倒です(笑)

森崎「手で抜く人いないんだって」

なにやら諦められないあぐりっこ。
そこで本気でゴボウを
抜いてみる事に!

1メートルは掘りますよ~
みんな犬のように掘る・掘る・掘る…

そしてゴボウが見えてきたら
引っ張りますが
「ああああああああ~」
ビクともしません。

そうして20分経過―

「おおおおおお」

スポン!

1本収穫できましたああ~

森崎
「すごい立派!大根じゃないの?」

1本収穫できると
束になって何本も収穫できます。

森崎
「みんな取れた~抜けたよ大嶋さん」

大嶋さん
「よく抜けましたね!」

河野「8本くらいあるわ」


2015年11月14日(土) |  豪快で繊細なゴボウ収穫!

力を合わせて抜いたところで、
続いては、生産者がどの様に
収穫しているかを見てみよう!!

森崎「うわあああ」

生産者が収穫する場合は
まずゴボウの葉を刈っていきます。

森崎「細かくなってる」

葉を刈った後は…

大嶋さん
「ゴボウの“畝”“畝”の間を
 バックホーで掘る作業です」

河野「ギリギリ攻めてる!」

森崎
「でっかい重機で細かい作業です!」

ハナ「深くなってる!」

森崎「ゴボウ見えないね…」

リツ「あっ!がある!」

佐々木「根っこだ!」

森崎
「さあ深い溝ができました。
 ここから大嶋さんどうするんですか」

すると大嶋さん溝の中に入って
壁面に顔を覗かせたゴボウをとっていきます。

大嶋さん「こういうふうに…」

溝に入り横からゴボウを
収穫していくんです!

河野「ショベルカーの技術もすごいね」

森崎「お父さんすごい!」

河野「めっちゃかっこいい!」

大嶋さん「79歳になります」

一美さん(大嶋さんのお父さん)
「まだ毎日仕事していますので!」

森崎「元気だあ」

河野「カッコイイ!」

この時期大嶋さんの畑では
家族や親せきの方々とゴボウ取りを
行うんだとか!
ということであぐりメンバーも
お手伝いさせてもらう事に!

森崎
「出てくる出てくる!」

生振(おやふる)地区は1975年ごろから
ゴボウの生産が始まりました。
毎年この時期に行われる
‘長芋ゴボウ即売会’では
2トンもの量が即完売。
地元の人達は秋掘りゴボウを、
首を長くして待っているんです。

森崎
「ゴボウご覧ください!
 あららららら~すごい!」

収穫を頑張ったあぐりっこに
大嶋さんからご褒美!

パチパチパチパチ…

取れたてのゴボウでゴボウチップスを
作ってくれました。
作り方は簡単!
ピーラーで薄くスライスしたゴボウに
小麦粉をまぶし揚げるだけ!

リツ
「カリカリしていて
 ごぼうのあま味がもっと出てて
 すごい美味しい!」

河野
「秋のゴボウは香りが特徴!
 揚げてもしっかり香りがありますね」

地元で大人気の秋掘りゴボウ。
平均年齢60歳、16戸の生産者が
心をこめて栽培しています。


2015年11月14日(土) |  ゴボウ料理に挑戦だ!

じゃーん もんすけです!
JAいしかりでは石狩市と協力をして
石狩市農業総合支援センターを運営し
新規就農の支援を行っているんだって!

JAいしかり白倉寛さん
「石狩市農業総合支援センターでは
 農業の経験がない方でもスムーズに
 就農できるように農業の基礎から学べる
 プログラムを準備しています。
 ミニトマトなどの施設園芸を中心とした
 農業経験ゼロからの支援プログラムにより
 現在2名の方が実習先の農家に入り
 研修を行っています」

元自衛官で来年就農予定の遊佐(ゆさ)さん。
1年半の研修で印象的だった事は?

遊佐 宏文さん
「生産者のみなさんというのは
 地域社会を形成していますから
 そういう地域社会の雰囲気に
 なじむ期間を頂いている…
 将来農業者になるにあたって
 みなさんと一緒にやるんだなということを
 肌感覚で教えて頂ける内容だったと思います」

12月13日に石狩市図書館で相談会が
あるんだって!就農に興味のある人は
是非参加してみてください!!!
就農を目前に遊佐さん、今のお気持ちは?

遊佐さん
「どこに何を植えようかとか
 もう夢いっぱい!
 気分的にはもう将来に向けて
 明るい気持ちでいます!」

《石狩市新規就農相談会》
日時:12月13日(日)10時~15時
場所:市民図書館(石狩市花川北7-1-26)
問い合わせ:
石狩農業総合支援センター
℡0133-66-3345

お次はJAいしかりの直売所「とれのさと」に
やって来ました。

河野
「こちら試食があるの…」

しかも大根78円!安い♪

カボチャも色んな種類がありますよ~!

ゴボウ売り場もありました。
さてこれからみんなでお料理しますよ~♪

ここでジュニア野菜ソムリエの井上沙織さんに
良い野菜の選び方を教えてもらいましょう。

今回料理に使う材料はコチラ!
まずゴボウの見分け方について教えて…

井上さん
太さは10円玉ぐらいのもの。
 あと上のほうがひげ根になってないもの

森崎「なんで?」

井上さん
「栄養が行き渡った土ですと
 スッと伸びるんですが
 栄養がない土だと根を出すんですね。
 いっぱい根が生えてるのは避けて
 スラッとしているのを選んで下さいね」

リツ君!
最初は間違って側面が10円玉大と
思ってましたが大丈夫!
断面をチキンとはかって選びましたよ!
玉ねぎは丸に近いもの。
そして重みがありツヤのあるものがオススメ!
そしてサツマイモは
色が均一なものを選びましょう!

ここからは、とれのさとの大迫房子さんに
ごぼう料理を教わっていきます。
とっても美味しそうなメニューがズラリ…

詳しい作り方はレシピコーナーを
ご覧くださいね!

さてゴボウ料理を食べた感想は…?

リツ
「ゴボウのシャリシャリ感がちょっと出ていて
 すごく甘くて…最高!」

大学ゴボウは?
ナナ
「おやつに出されても、
 いただき~すっ
 食べちゃう感じ!」

ハナ
「小腹が空いたらいつでも
 食べちゃいそうな感じ!」

森崎
「ごぼうってのは煮る・焼く・蒸す・揚げる
 絶品料理に変るってことが分かりました。
 何と合わせても美味しい!」

JAいしかりさんからお知らせがありますよ。

《長イモ・ゴボウ即売会》
日時:11月10日(日)9:00~17:00
   ※売り切れの場合はご了承下さい
場所:JAいしかり地物市場 とれのさと
   (石狩市樽川120-3)
問い合わせ:とれのさと ℡0133-73-4500

もんすけの週刊あぐりニュース。
今回は芽室町からビデオレターが届いているよ。

あぐり王国をご覧のみなさん!こんにちは!
めむろ収穫感謝祭実行委員会です。
11月23日(月)午前9:40から収穫祭を
JAめむろで行います。

豚汁1000食、無料配布!
特産バレイショ「マチルダ」のつめ放題!
屋台や楽しいアトラクション、大抽選会と
盛りだくさんです!

11月23日、月曜日
みなさんのお越しをお待ちしてま~す!

芽室町の美味しさと楽しさが
いっぱいのお祭りだね!
家族やお友達みーんなで芽室町に
遊びに行くのもいいかも!
以上もんすけの週刊あぐりニュースでした。

《第34回めむろ収穫感謝祭》
日時:11月23日(月・祝)9:40~14:00
場所:JAめむろ本部事務所 
   東側敷地特設会場
   (芽室町西4条南1丁目1-9)
問い合わせ:
第34回めむろ収穫感謝祭実行員会
事務局 ℡0155-62-2313


2015年11月07日(土) |  ♯358 クリーン農業でニンジン生産!JAとうや湖に注目!編

突然ですが皆さんはスーパーの
商品売り場などで、
これらのマークがついた商品を
見かけたことはありますか?

インタビュー
「ないです!なんだろう…キレイにしましょう?」
「みたことないです!産地とかどういう栽培を
しているかなどはすごく気にしてますが…
このマークは見たことがなかったです」
「見たことあります。でも…あまり分からない」
「これ前からありました?分からないです…」

意外と知られていないこれらのマークは、
第3者機関の厳格な審査をクリアした
食品だけに与えられる“安全安心の証”。
減化学肥料・減農薬、そして健康な土作りのもと
生産される農作物のほか、
衛生的な農場管理を行っている生産者などに
与えられます。

現在、道内の各生産地で盛んに行なわれている
取り組みですが、
地域で生産されるほとんどの作物が
Yes! Clean(イエスクリーン)の認証を受け、
クリーン農業を積極的に進めている産地が
注目されているのです。

札幌市学校給食会 佐藤千代さん
「当給食会では札幌市内の小中学校などの
 給食のために10~11月の期間は
 クリーンな農業を積極的に進め、
 世界基準の農場管理で
 生産を行っている●●●ニンジン
 取り入れてます」

世界基準の農場管理
生産するニンジン!?
今回のあぐり王国は札幌市内の学校給食にも
取り入れられ、
消費者から信頼される農業に徹底して取り組む、
野菜産地に注目します!

佐々木
「今回は洞爺湖町にやってきました」

森崎
「あれは羊蹄山ですか。すごいキレイ。
 こんなにきれいで湖もあっていい場所だね」

佐々木
「では一緒に学んでくれるあぐりっこです!」

今回のあぐりっこは初参加の5年生。
食べることが大好き!
料理も得意な小林葵(アオイ)ちゃんと、
特技はダンス! 
体を動かすことが大好きな
北條晴令奈(セレナ)ちゃんです。

佐々木「2人が好きな野菜は?」

セレナ
「玉ネギ・ニンジン・ピーマン・ゴーヤとか 
 いっぱいある!」

アオイ「好きなのは葉野菜

森崎「カテゴリーで言ってきたね」

佐々木
「私たちがお邪魔している洞爺湖町エリアは
 いろんな作物を作っています。コチラです」

森崎
「いっぱいある!24種類も作ってらっしゃる。
 果物もあるし根菜・葉野菜…多岐に及んでます」

佐々木
「で…見ていたほしいのがコチラ!
(マークがつく)

あぐりっこ「イエス、クリーン??」

森崎
「そうそう!
 YES!CLEAN(イエス!クリーン)って
 聞いたことあるかな?」

アオイ「何だろう…?」

セレナ
「はい!キレイ??」

森崎
「はい!キレイ!!笑」

JAとうや湖エリアでは安全安心の証となる
Yes! Cleanの認証をおよそ
7割もの作物で取得。

クリーンな農業
積極的に行っている産地なんです。

佐々木
「ここでは今ニンジンの収穫を行ってます」

あぐりっこ「大好きです♪」

佐々木
「今日お勉強するニンジンなんですが…
 世界が認めた農業管理のもとに
 生産されているニンジンだそうです!」

佐々木
「しかもそのニンジンは
 札幌市内の小中学校の
 給食にも使われているそうです!」

森崎
「ちょっと待ってください…
 世界が認めたニンジン畑で作ったニンジンを
 札幌の小中学生が食べている!すごいな」


2015年11月07日(土) |  グローバルギャップとは??
世界が認める畑で栽培されたニンジンとは!?
その謎を探るため一行は収穫が行なわれている
ニンジン畑へ。詳しいお話をJAとうや湖の
金子貴寿さんに教えていただきます。

森崎
「世界が認めたニンジン畑が
 あると聞きましたが…」

金子
「こちらです!普通の畑にみえますが
 グローバルギャップという
 国際基準の管理をしています!」

あぐりっこ「グローバル??」

金子さん
「ここに書いてますよね。
 ほ場管理ということでこの看板が立ってます。
 グローバルギャップというのは
 生産者や周りの環境などにも配慮した
 栽培をしていますよってことが
 グローバルギャップに基準になってます」

そもそもGAP(ギャップ)とは、
Good Agricultural Practice“
頭文字をとったもので、
農業生産工程管理と呼ばれるもの。

農作物生産における「環境の保全」
「労働の安全」そして「品質向上の努力」など、
様々な目的を達成するために定められた、
農場管理の世界基準なんです。例えば…

金子さん
「国際基準の項目は240以上ありまして…
 このぐらいのファイルになります」

森崎
「うわ~~いっぱい書いてる。
 換気は良好ですか?
 明るさは十分ですか?
 他の資材と分離していますか…
 全部細かく1個1個…細かい!」

チェック項目は農機具や農業資材などの保管、
そして生産者の体調や衛生面に至るものまで
様々ですがPDCA(ピーディーシーエー)サイクル
と呼ばれる工程管理が重要なんです。

金子さん
「簡単に言いますと
 プランを立てて(Plan)
  行動おこして(Do)
 それを確認して(Check)
 最後に見直す(Action)
 これを繰り返すことがPDCAサイクル!」
金子さん
「当たり前のことを当たり前に実行することを
 実践しているのがグローバルギャップです」
世界基準のグローバルギャップのほか、
国内にも様々なギャップがあり、
各認証機関による基準が定められています。
ちなみにGAPとYes!Cleanの違いを
わかりやすく説明すると、
“安全安心な栽培方法で生産された作物”
与えられる認証がYes!Clean。

“安全安心な農場環境で栽培を行った、
生産者や団体”
に与えられる認証が
GAPとなるのです。

森崎
「それではいよいよ札幌の小中学生も
 食べているという世界が認めたニンジン畑!
 お邪魔いたします…」

金子さん「ダメです!!」

突然大声を上げた金子さん!
あぐり王国が畑でまさかの取材拒否!?


2015年11月07日(土) |  やっとニンジン畑に入れた~♪

金子さん
靴のカバーを履いてほしいんです!
全道各地に行っているんですよね…?」

森崎
「これは私の誇りの長靴です!」

金子さん
「足の裏に色んな土がついていると
 思いますので…
 土には色んな菌がついているんですね。
 遠方から来られる方については
 カバーを履いて頂くお願いをしています」
ということで全員、
ビニール製の長靴カバーを装着。
さらに徹底した衛生管理が行なわれている
コチラの畑では来訪者への帽子、
そして綺麗な軍手の着用も義務付けられて
いるんです!

こうしてやっと畑に入ると
ニンジンの収穫が行われていました。

森崎
「抜かれてエスカレーターのように
 上がっています。そして選別してますね。
 形がよくないものや割れのあるニンジンを
 コンテナに入らないようにしているよ」

ニンジンを掘り上げたあと、
葉っぱを切り落として収穫するこのマシンは、
選別作業も同時に行いながら1時間に2万本!
およそ3500キログラムものニンジンを
スピーディに収穫することができます。

ここで手でニンジンを抜いてみました!

スポッ!

簡単に収穫できましたよ。

世界が認める農場で育ったニンジンの
美味しさとは?
収穫作業で忙しいなか生産者の菊地哲也さんに、
その美味しさについて伺ってみました。

菊地さん
「甘いって言われるんですけど… 
 甘いのはもちろんなんですけど
 今やっている栽培では
 日持ちすると思います!」

森崎す
「長持ちするんだ!
 すごく大事だしありがたいことですよね!」

では取れたてのニンジンをいただくことに…

ガリッ!ポリポリポリポリ…


アオイ「甘い!」

セレナ「生でも甘い!」

森崎「甘い!カキみたい」

佐々木!
「食べた瞬間に良い香りがします!」

森崎
「なんでこんなに甘いんですか?」

菊地さん
「化学肥料をなるべく使わない基準と
 農薬を削減する基準で
 畑の土を作っている!
 だから僕はニンジンを作っているという
 感覚ははないです!」

菊地さん
「ニンジンを育てているのは
 畑だと思っているんで…
 畑を作っている感覚
 作業していると
 ニンジンはなぜか甘くなるんです!」

森崎
キクリンかっこいい!!
 すごいんだぞ~
 けど札幌の小学校に出てるんだから…
 意識したことなかったでしょ?」

あぐりっこ「全くなかった!」

菊地さん
「国際基準で作物を作っている中で
 国内の消費者はもちろんですけど
 世界中が安全安心な生産に取り組めば
 いいなと思っています」

佐々木
「セレナちゃん野菜好きだけど
 このニンジン、どう思う?」

セネナ「甘すぎる!」

森崎「多少クレームです!」

セレナ「違う違う(笑)」


2015年11月07日(土) |  札幌市の給食にも使用されるニンジン!

じゃ~ん もんすけです!
札幌市の小中学校などの給食でも
食べられているJAとうや湖のニンジン!
給食に取り入れた思いを
札幌市学校給食会の方に伺ってみたよ。

札幌市学校給食会 佐藤千代さん
「当給食会では札幌市内の小中学校の
給食のために安全安心で良質な食材を
安定的に使用できるよう努めています。
このため道内各地の青果物を取り入れており
10~11月の時期はクリーンな農業を
積極的に進め
世界基準の農場管理で生産を行っている
JAとうや湖のニンジンを2008年からメインに
取り入れております。
学校給食は成長期の子供たちの体を作る
日々の大切な食事となるだけではなく
地産地消による食育おも行っております。
今後も各産地と連携を深めて品目及び
供給期間の拡大を進めていきたいと思います」

世界が認める農場管理で収穫された
安全安心なニンジン!僕も食べたいな!

あぐり一行が続いてやって来たのは、
JAとうや湖エリアで収穫されたニンジンを
出荷する「野菜集出荷センター」。
さっそく施設の中へ―

金子さん
「畑で収穫したニンジンには
 土がついてますので、
 土を落としてから施設内に上げていく
 システムになっています」

森崎「まずここで予洗いですね」

続いてあらかじめ洗ったニンジンを
さらに洗浄します。
ココまでは湧き水などの農業用水と呼ばれる
水で洗いますが、
世界基準の認証であるグローバルギャップを
取得した畑のニンジンのみ、
特別な洗浄工程が用意されているんです!

金子さん
「最終シャワーということで
 水道水で洗浄して
 商品を選別する工程まで持っていきます」

森崎
「わざわざ最後は水道水を使っているんですね。
 それも基準ですか??」

金子さん「基準ですね!」

佐々木
「グローバルギャップの中に
 1つのチェック項目なんですね」

しっかりと洗浄されたニンジンは、
定められた出荷基準をもとに選別され 、
通常の出荷品と変形やキズなどがあるため、
家畜の飼料などに用いられる
規格外品に分けられます。

グローバルギャップを取得した畑のニンジンも
すべて、選別されるので…

セネナ
「あの…外したものはどうするんですか?」

金子さん
「この外れたものは1つは飼料用といって
 家畜のエサになります。
 登別のクマ牧場にもエサとして供給してます」

森崎
「グローバルギャップのニンジンだったんだ」

JAとうや湖ではグローバルギャップのほか、
イエスクリーン認証のニンジンなど、
10キログラム入りの出荷用ダンボール箱で、
1日3000箱ちかくを出荷!
クリーン安全安心なニンジンを
届けてくれています。
森崎
「お話を聞いてね…食べる側のことを
 考えてくれているんだって
 ことが分かったと思う。
 じゃあ今度、僕らも食べる側として
 畑のこと農業従事者のことJAのこと…
 というのをどっか思い浮かべて
 “ありがとう”という気持ちで
 『いただきます』『ごちそうさま』を
 言えるのが良いと思います」

クリーンな農業に取り組むJAとうや湖では、
天然の雪を冷却エネルギーとして活用することで、
二酸化炭素の排出を抑えながら
電力消費の軽減を図る
「雪蔵(ゆきぐら)貯蔵」にも取り組んでいるんだ。

JAとうや湖 黄金崎順一さん
「長期間の貯蔵により熟成した農産物として
 品質がよくとても美味しいという評価を
 いただいています。
 JAとうや湖のスローガンでもある
 『子どもたちの豊かな未来へ
  クリーン農業 とうや湖』として
 環境保全型農業をめざし
 畑も人も健康でいられるような野菜作りを
 今後もとり進めていおきたいと考えてます。
 安全安心なおいしい野菜をたくさんの方に
 食べて頂けるよう頑張っていきます」

JAとうや湖には道内で唯一の、
「クリーン農業推進課」と呼ばれる
部署もあるんだってさ!
安全安心な農作物生産を積極的に
取り組んでくれるのは、
僕たち消費者にとって何より嬉しいことだよね!

2015年11月07日(土) |  ニンジンクッキング♪

お菓子からスープまで!
今すぐチャレンジできる生産者直伝の
お手軽レシピ!ということで
生産者の山田久美子さんにニンジンレシピを
教えて頂きました。

詳しい作り方はレシピコーナーへ!

あぐりっこもお料理作りに挑戦!

あっと言う間にニンジンチップス完成!
その他にもポタージュやスイーツなど
たくさんご用意いただきましたよ。

※ぜひレシピコーナーをご覧くださいね!

さてニンジンチップスのお味は?

アオイ
「カリカリしている!」

アオイ「あとあま味が強い!」

森崎
「うまい!おいひい!止まんない!
 甘いねえ~そのままなんですよ。
 すっごいあまいね」

加熱すると甘みが増すニンジン!
体の中でビタミンAに変わる
“カロテン”が豊富に含まれている、
栄養価の高い野菜なのは知っていると思うけど、
調理法に注意が必要なことは、
みんな知っていたかな?
天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「カロテンはどちらかと言うと
 油に溶けやすい成分なので
 炒めるなどちょっと熱をかけて食べて頂くのが
 1番カロテンを効率よくニンジンから
 取り出すことができるんです。
 ただ注意してもらいたいのが
 生で使われる場合には
 アスコルビナーゼという酵素が入っていて
 ビタミンCがたっぷり入っている野菜とかと
 混ぜちゃうと壊してしまうんです。
 なので生で使うときは注意して頂ければ!」

さて最後はニンジンパーティー!
ニンジンケーキにニンジンジャムやディップを
たっぷりつけていただきましたよ♪

アオイ「good!」

セレナ
「ツナマヨの味もあって
 でもニンジンと意外と合って美味しかった!」

森崎「どれも美味しい!」

佐々木
「ニンジンの持つ食材の強さ感じる!」

生産者 横山みどりさん
「ニンジン嫌いな子でも簡単に作れますから。
 ホットケーキの材料で混ぜて
 ニンジンすりおろして…
 炊飯ジャーをオン!!
 で、出来上がります」

森崎「炊飯ジャーだったの?」

横山さん
「はい!簡単にできます」

森崎
「よくそれを今まで黙っていましたね」

横山さん「言いたかった!!」




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