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2016年03月26日(土) | ♯377 農業理解
2016年03月26日(土) | 酪農体験スタート♪エサやり
2016年03月26日(土) | 牛の個性に合わせて…
>>

2016年03月19日(土) |  おいしいリンゴ料理をいただきます♪

さてアップルパイとリンゴマフィンが
完成しましたよ♪

森崎「これホカホカだよ」

マナト
「頑張ってかき混ぜた甲斐がありました」

佐々木
「東井さんのところでとれた
 リンゴをつかったリンゴジュースです」

■果汁100% 完熟りんごジュース
 200円(税込)

ではみんなでいただきまーす。

マナト「んふふ!うまいっ!」

ヒナタ
「リンゴがすごく甘くておいしいです」

森崎「これはハッピーだな」

佐々木「おいしい!」

藤尾
「リンゴの甘さだけって感じが
 すごくしますね」

森崎
「リンゴ半玉をパイで包んでいるんだから。
 すごいボリュームだよね」

ではマフィンです…

マナト「んはーおいしいです」

藤尾
「うまい。ものすごくしっとりしてる」

佐々木
「一生懸命みんなで作ったらからこそ
 温かみのある味ですね」

実はヒナタちゃん…

森崎
「リンゴをまるかじりしたのが…?」

ヒナタ「初めて!」

森崎「今までやったことが…」

ヒナタ「なかったです」

森崎
「あのリンゴを丸かじりして
 どんな想いした?」

ヒナタ
「いつものリンゴと違う感じで…
 すごい!
 新しい食べ方を教わったなあ!」

森崎
逆にね…新しい食べ方ね」

森崎
「正直にね真冬にリンゴを学ぶって聞いてね
 ボクはマジかよと思ったんですよ。
 正直そうでしょ?
 リンゴもなってないリンゴ園…
 なぜそこに?と思うでしょ。
 でもしょうじゃなかったね。
 リンゴ園が緑の葉や赤の実をつける前の
 真っ白のリンゴ園には
 たくさんの想いが詰まっている事が
 わかりました。
 どの季節も大事なんだねえ~」

もんすけがお伝えする「週刊あぐりニュース」。
今日は「よくねたいも」販売開始のお知らせだよ!

ホクレンのオリジナルブランド
商品「よくねたいも」が、
3月9日から道内の主要スーパーで
販売されているよ!
「よくねたいも」は秋に収穫されたジャガイモを
特別な方法で長期間貯蔵して、
時間がたつにつれて甘みや旨みが増す、
ジャガイモの特性を引き出しているんだって!

今は「男爵」「メークイン」「キタアカリ」の
3種類が販売されているけれど、
5月頃には「ひかる」「きたかむい」という
品種も発売されるみたい!
冬の間よく寝て、
一層おいしくなったジャガイモは、
品種によって違った風味や食感が楽しめるから、
全部食べてみたいよね。

以上もんすけの週刊あぐりニュースでした。

《主な販売場所》
コープさっぽろ、Aコープ、ホクレンショップ、
東光ストア、イオン北海道、
マックスバリュ北海道など


2016年03月12日(土) |  ♯375 食卓を道産の花で華やかに編

佐々木
「さて今日はあぐりっこと
 お父さんにきてもらってます!」

小学校4年生の毛利公耀(たかあき)君と
お父さんの展宏(のぶひろ)さんです。

佐々木
「みなさんあさっては3月14日が
 何の日か分かりますか?」

藤尾
「はいはいはいはい…
 ぼくにとってもは運命の日ですよ。
 ホワイトデーです」

するとリーダーが藤尾くんの頭をバシッ!

藤尾「何でたたくの?」

森崎
「ボケると思うしょや!」

そう3月14日はホワイトデー!
一般的にはバレンタインデーに
チョコレートをもらった男性が
マシュマロやクッキーなどを
お返しする日なのですが
近頃は男性が女性に日ごろの感謝の気持ちを
伝える日としても知られています。

佐々木
「日頃お世話になっているお母さんに
 2人からプレゼントを贈りませんか?」

ノブヒロさん
「いいですね!贈りたいです」

森崎
「これまでどんなものを贈ったことあります?」

ノブヒロさん
チョコレートケーキを作ったことがあります」

藤尾「えーすごい!マメなお父さんですね」

タカアキ「僕もお父さんの手伝いした」

とマメなノブヒロさんですが
今年のホワイトデーに送るプレゼントとして
あぐり王国的に大プッシュしたいものが
あるんです!

それは1万種類もの品種があり
小さい子からお年寄りまで
幅広い人が知っていて
当別町が全道1位の生産量を誇るもの。

佐々木
「そのものとは…ジャーン!」

タカアキ「チューリップ!」

森崎「キレイだねえ」

佐々木
「今回訪ねる当別町は
 チューリップの生産が道内ナンバーワン!」

森崎
「北海道の真冬にキレイな花が咲いている
 イメージありますか?」

ノブヒロさん「ないですね!」

ということで今回のあぐり王国北海道は
ホワイトデーサプライズ企画!
チューリップと一緒に
お母さんに日ごろの感謝を伝えよう♪

さてお話を聞くのは-

チューリップを栽培して5年の
木屋路(キヤジ)裕美さん。
チューリップを知りつくす
お母さんと2人で力を合わせて栽培しています。

木屋路さん
「どうぞ~こちらになります」

タカアキ
「わ~チューリップがいっぱいある」

森崎
「一面チューリップ!
 咲いてないですね」

タカアキ「咲いてない!」

藤尾「取材に来るの早かったですか?」

木屋路さん
「早くないです!お客様に届いたときに
 咲くように出荷するので
 ハウス内で花は咲いていないんです」
 
森崎「そうだったか」

海外ではオランダで多く栽培されている
チューリップですが原産国はトルコ。
北海道では2月から4月が出荷シーズン!
一口にチューリップといっても様々な品種があり
このハウスの中には18種類も植えられています。


2016年03月12日(土) |  種類が豊富…だけど咲いてないんだよ~

森崎
「チューリップの品種の名前わかる?」

藤尾「リーダーも分からないでしょ?」

森崎「ダイナスティー!」

佐々木「目の前にあるもん!」

木屋路さん
ゴリラっていう名前の
 チューリップもありますよ!」

藤尾&あぐりっこ「ゴリラ!?」

木屋路さん
「今年初めて作りました」

タカアキ「紫っぽい!」

木屋路さん
「正直初めて作ったので
 咲いた状態を見たことがないんです」

ちなみにゴリラが咲くとこんな感じ!
紫の花弁がステキです。

木屋路さん
「こちらがファンシーフリルで
 最初に覚えて頂いたダイナスティーです」

森崎
「ファンシーフリルかわいいね」

ノブヒロさん
「(お母さんの)好みだと思いますね」

佐々木
「淡いピンク色で春らしいですね」

花びらの形や色でまったく違った印象なのが
チューリップの魅力の1つなんです。

森崎
暑いです…
 みんなもジャンバー脱ぎました。
 (ハウスの中は)何度くらいありますか?」

木屋路さん
23度くらいまで
 上がったんじゃないですか?
 本来チューリップにとって暖かいのは
 ダメなんですよ」

森崎「え?」

木屋路さん
「暑すぎるとチューリップがダメになっちゃうし
 花がポンポン咲いちゃうんですよ」

森崎
「そっか!ちょっと開いちゃってるのある!」

木屋路さん
限界です!
 これは換気して窓を開けて
 15度ぐらいまで下げます」

木屋路さん
サングラスかメガネをして
 作業するように
 心がけていて。
 湿度が低い状態にしたい。
 メガネが曇ると湿度が高いので…」

ノブヒロさんのメガネは曇ってません!

森崎「大丈夫ですね!」

森崎
「何か間違いがあって
 バーって全部咲いてたら…」

木屋路さん「泣きます!」

森崎
「泣きながら『ああキレイ…』と思うだろうね」

木屋路さん
絶対に思いません!
 ああああああ~って
 感じです(笑)」


2016年03月12日(土) |  収穫作業お手伝い♪

佐々木
「では出荷の目安を教えてください」

木屋路さん
「一番良い状態は
 ダイナスティーに関しては
 ちょっとピンクがかった感じ。
 これがお家にいったらこのくらい咲きます」

森崎
「それが今ここにあるということは…」

木屋路さん「アウトです!」

藤尾「アウトですか…」

佐々木
「ではどうやって収穫していくんですか?」

木屋路さん
「簡単です!下のほうを持って
 ポン抜くだけです」

森崎「ウソでしょう?」

藤尾「それだけ?」

森崎「球根ごと??」

森崎「タカできそうか?」

タカアキ「たぶん出来そう!」

さて引っ張ってみると…

タカアキ
「簡単にスルンと抜けた!」

薄く色づいた収穫適期のチューリップを
球根ごと抜く。
これがチューリップの収穫なんです。

藤尾「球根ごと抜くって初めて知った!」

力はいらない作業ですが…

ノブヒロさん
「腰にくるかもしれないですね…」

木屋路さん
「半腰のままひたすらなんで!
 もっとスピーディーに作業すると大変です」

藤尾
「これだけの量があると大変ですよね…」

森崎
「何本くらい咲いてるんですか?」

木屋路さん
「だいたい4万本です」

藤尾「うわ~~~」

さて収穫したチューリップを
別なお部屋にもってきましたよ。

森崎
「いっぱい摘みましたよ~
 花を摘んだというよりは
 抜いたって感じだね!」

佐々木
「ここからは選別作業
 木屋路さんのお義母さんに教えて頂きます」

チューリップを栽培して23年の
木屋路恵美子さん。
お嫁さんのヒロミさんも尊敬する人なんです。

恵美子さん
「これを規格で45センチに揃えて
 球根を切ります」

10本を一束にして
葉が上を向くように新聞紙で包み
ビニールの袋に入れます。

最後に新聞を抜いて完成です。

1990年からチューリップ栽培を始めた当別町、
その生産量は道内ナンバーワンです。
現在は8戸の生産者が34万本もの
チューリップを生産しています。

2016年03月12日(土) |  お嫁さんと仲良く育てる!

木屋路家は
チューリップの他にもユリや小麦、
お米なども栽培しています。

佐々木
「チューリップ栽培は家族みんなで
 やっているのですか?」

恵美子さん
「いえ。お嫁さん(裕美さん)と2人です。
 これは女だけじゃ無理かなってときに
 お父さんや息子に頼みますけど
 基本は2人です」

森崎「お父さんは何してるの?」

木屋路さん
「私の旦那は札幌まで除雪の
 仕事に行っていて
 お義父さんは役員会に行ったり
 家の除雪をしたりしています。
 2人でできることは2人でしてます」

森崎
「冬の間、畑の閑散期は別の仕事をされて
 女性のお二人は(その間)
 ハウスが空いてるから花を育てている」

農閑期の収入源として
大切な役割を担っているチューリップ。
チューリップ栽培で出た利益は
2人のごぼうびとして活用しているんだとか。

佐々木
「貯まったお金でどこかに行ったりとか…」

木屋路さん
「そうですね!
 旅行したり美味しいモノを食べにいったり…」

森崎「どこ行くの?」

木屋路さん
「家族旅行でディズニーランド
 行かせていただきました」
 
藤尾「ステキ~♪」

佐々木
「ヒロミさんから見て
 恵美子さんお義母さんは花作りの先輩!
 どんなかんじですか?」

木屋路さん
太刀打ちできないです!
 好き勝手させて頂いてますけど
 長年の勘とテクニックを持っているので
 全部ほとんど…お義母さん頼み!」

恵美子さん
「息子より仲良いです」

森崎「ステキなこと~♪」

木屋路さんが心を込めて栽培したチューリップ。
タカアキくんのお母さんに送るため
少しだけ分けて頂きました!

森崎
「これをあげますか?」

佐々木
「このままじゃないんです!
 これに工夫を加えて
素敵なプレゼントにして素敵なプレゼントにして
 お母さんに届けたいと思います」

ということで札幌に戻ってきたあぐり一行。

向かったのは中央区に店を構える花屋さん。

佐々木
「フラワーアーティストの
 中村さんにお世話になります。
 東京で活躍されていた時期に 
 総理官邸のフラワーアレンジメントを
 担当したりコンテストで優勝されたり…」

藤尾「ええええ」

フラワーアーティストの中村晃さん。
総理官邸のフラワーアレンジメントをはじめ
レストランの内装や数々のコンテストで
優勝するなど華々しい経歴をお持ちなんです。
今回は中村さんお力をお借りして
タカヒロくんのお母さんへのプレゼントを
作っていきます!

■HUG FLOWER'S
 札幌市中央区南3条西2丁目6 KT三条ビル
 ℡011-220-5587
 営業時間/11:00-21:00
 定休日/日曜日

さてみんなの前に出されたのは
カラフルなボックス。

中村さん
「サプライズ感、満載ですよね…」

藤尾「えっなに??」

箱のフタを開けると~~

花・
お花のケーキ箱みたい!!

タカアキ「うわ~すごい!」

森崎「かわいい!」

中村さん
「チューリップです。生花ですよ」

森崎
「立体感がありますね」

藤尾
「箱自体がお花を生ける場所に
 なってるんですね」

森崎「ステキ~」

佐々木
「折角ですから頂いた
 チューリップを使って!」

中村さん
「当別のチューリップとても良いと思います。
 いま最盛期なんですけども
 たくさん当別のチューリップを入荷しています」


2016年03月12日(土) |  プレゼントを作ろう♪

それではまずは使う花を選んでいきましょう!

佐々木
「お母さんの好みとか…好きな色とか?」

2人ほぼ同時に-
タカアキ「赤っぽい色!」
ノブヒロさん「ピンク…?」

森崎
「意見が分かれましたけど…」

中村さん
「赤とピンクは近い色なので合うと思います」

では選んでいきますよ。

中村さん
「この花がメインなので
 この花に合うものを選んでください」

タカアき「こういうの?」

中村さん「それバラ!すごくいい香りするよ」

他にも濃いピンクのカーネーションや
黄色いミモザをチョイス!
2人で5種類の花に決めました!
それではいよいよ活けていきます!

中村さん
「ミモザをふわーっと刺していくと
 キレイだと思います。低めに…」

森崎
「開けたときのお母さんの表情を想像しながら…
 取材に行ってることは知ってますけど
 プレゼントを持って帰ることは
 全く知りませんですからねえ」

コーナーにカーネーションを-

藤尾「生えますねえ~」

森崎
「奥様にお花アレンジして渡すなんて
 多少照れませんか?」

ノブヒロさん
「多少じゃないです。
 すごく照れます!」

アクセントになる赤いチューリップを刺したら
タカアキ「完成です!」

タカアキくんとお父さんの
初めてのフラワーアレンジ完成!!

タカアキ
「なんかお母さん喜ぶと思う!」

ノブヒロさん
「喜んでくれると思います」

佐々木
「センスの光る逸品が完成したので
 この後プレゼントを渡しに行きましょう」

森崎「早く渡したいねえ」

タカアキ
「早く渡したい!!」

森崎「なあ~」

ということで毛利家へ移動!

佐々木
「お母さんどう思うかな?」

タカアキ「泣いちゃうと思う」

ノブヒロさん
「号泣すると思いますね」

佐々木
「奥様に花束のプレゼントしたことは?」

ノブヒロさん
ないです!
 10年ちょっと結婚してなりますけど…
 ないですね!」

佐々木
「じゃあ2人から初めての花束のプレゼントですね。
 心の準備は大丈夫ですか?」

タカアキ「はい!」

お母さんには
タカアキくんが取材で学んだ事を
報告する様子を撮影させてください…
と伝えています。

タカアキ「ただいま~」

お母さん「おかえり~」


2016年03月12日(土) |  お母さん ありがとう!

佐々木
「今日は特別にお家の中まで
 お邪魔いたします」

お母さんの康子さん
「ようこそいらっしゃいました」

佐々木
「お父さんとタカアキ君と
 2人で一緒に取材してきたんですけど
 実はですね…」

佐々木
「日頃のお母さんへの感謝の気持ちを込めて
 あるものを取材してきまして
 プレゼントとして持ってきたので…

佐々木
「タカアキ君、早速渡そうか!」

康子さん
えっ!ちょっと??
 何?なに?」

もうお母さん涙ぐんでいます…

タカアキ君
リボンをつけた箱を誇らしげに
持ち出しました。

康子さん
「えーちょっと…なになに?」

タカアキ
「これからもよろしくね!」

康子さん
「ありがとう」

さてプレゼントの箱を開けると…

康子さん
すご~~い。
 え~何なに?作ったの?
 2人で作ったの?すごい」

タカアキ「うん!」
とっても嬉しそう。

康子さん
「冬なのに!これ生だよね?
 冬なのに花が咲いているんですね」

佐々木
「そうなんです。
 何の取材に行ってきたんだっけ?」

タカアキ「チューリップ!」

康子さん
「チューリップたくさんあるね。
 ギザギザついてるのとかね…」

タカアキ
ゴリラって品種もあるんだよ!」

康子さん「えー」

タカアキ
「生産者さんも今年初めてって!」

佐々木
「お花以外に伝えたいことがあります…」

実はお手紙もありました…

ノブヒロさん
「今日は花卉農家さんでのロケでした。
 今までありがとう。
 これからもよろしく。
 感謝をこめて贈ります。展宏」

康子さん
「どうもありがとうございます」

タカアキ
「お母さんへ
 いつもおいしいごはんをつくってくれたり
 家事をしてくれたりしてありがとう。
 足が治ってよかったね。
 今日はチューリップをプレゼントします。
 これからもよろしくおねがいします。公耀」

康子さん
どうもありがとう。
 これからもよろしくお願いします」

泣いていた康子さんですが
最後にこんな素敵な笑顔に…

康子さん
一生の思い出です。
 どうもありがとう」

タカアキ「どういたしまして」 

素敵なお花でしたが
毛利家もとても素敵でした…

みなさんも
ふだんなかなか言えない感謝の言葉を
チューリップとともに伝えてみては
いかがでしょうか…

JA北いしかりさんよりお知らせです。

《チューリップ販売会》
日時:3月14日(月)10:00~
   ※なくなり次第終了です
場所:札幌駅前通 地下歩行空間
   北3条交差点広場
問い合わせ:JA北いしかり
      ℡0133-23-2535

もんすけがお伝えする「週刊あぐりニュース」。
きょうは野菜作りを学ぶことができる講座の
受講生募集のお知らせだよ。

札幌・東区にある「サッポロさとらんど」では
市民農業講座「さっぽろ農学校・入門コース」の
来年度の受講生を募集しています。

このコースは野菜作りに興味がある
15歳以上の男女を対象に、
基礎から野菜作りを教えてくれるんだって!

講習は4月から9月までの半年間で22回。
ジャガイモやナスなど様々な野菜の作り方を、
土作りの基礎から専門の先生たちが指導します。
募集は必要事項を往復はがきに書いて
「サッポロさとらんど」まで送ってね。
今月25日必着!
詳しいことは「サッポロ・さとらんど」の
ホームページでご確認ください。

以上もんすけの週刊あぐりニュースでした。

---------------------------------------
■サッポロさとらんど
 さっぽろ農学校・入門コース受講生募集■

□応募方法
 氏名・年齢・住所・電話番号・返信先を
 必ず記入の上、往復はがきで申し込み

□申し込み先
 〒007-0880
 札幌市東区丘珠町584-2
 サッポロさとらんど
 「さっぽろ農学校入門コース」係

□申し込み期間
 3月25日(金)必着


2016年03月05日(土) |  ♯374 道内トップの生産量を誇る愛別のエノキ茸編

独特の食感と芳醇な旨味が特徴で、
鍋や煮物などに欠かせない、
料理の名脇役食材…エノキタケ。

食物繊維を豊富に含み、
内臓脂肪を燃焼させる
効果が期待できるなど、
近年、大注目を集める食材。
が、しかし皆さんは
「エノキタケを取り入れた料理は?」と聞かれて、
どれだけ思い浮かべることができるでしょうか?

インタビュー
「お味噌汁くらいしかないかも…」
「鍋?あとは…和え物くらいかな?」
「あんまりないかな…鍋?
 豚肉でチーズと一緒に巻いて焼くとか…」
「煮もの、味噌汁、和え物…
 (毎回)同じ料理よね!」

やはり脇役食材という印象が強いのか、
なかなかイメージができない様子。
今回のあぐり王国は、
そんな脇役食材が主役に変わる
バラエティ豊富な活用レシピはもちろん、
北海道ナンバーワンの生産量を誇る名産地で、
手間暇かけたこだわりの栽培方法にも注目!
知っているようで知らない
エノキタケの魅力に迫ります!

佐々木
「今回はキノコの里で知られる…」

森崎
愛別町にやってきました!
 これまでもあぐり王国では
 キノコの取材やってますよ。
 シイタケ、マイタケ、エゾユキノシタ」

佐々木
「今日はキノコの中でもエノキタケに注目」

するとリーダー…
なんかアゴをつき出し顔マネしだして…

佐々木
「それ(アントニオ)猪木さんですね…
 ちょっと伝わりにくいですから」

森崎「下手だったもんで…」

佐々木
「では元気にあぐりっこを呼びましょう。
 あぐりっこ~」

「はーい」
「はーい」

藤尾
ちょっと待って!
 いつもと違うテイストの声がしたよ」

森崎
高校生くらいの貫録あるな」

佐々木
「私完璧に身長越されてますよ…」

森崎「来月中学校だあ。早いなあ」

今回のあぐりっこは小学6年生の二人が参加!
料理も食べることも大好きな
木村碧月(ミヅキ)ちゃんと、
1年で身長が10センチ近く伸びた、
声変わり真っ最中の山崎奨眞(ショウマ)君です!

佐々木
「今日学ぶものはエノキタケです。
 2人はエノキタケって知ってる?」

あぐりっこ「知らないです」

森崎「食べたことないの?」

ショウマ
「たぶん食べたことないです!」

藤尾
「それはそれで珍しいなあ」

ショウマ
「逆にそういう印象だったんですか?
 フフッ…」
 
藤尾
「普段から食べてる印象!とかって
 そんなことは思っていないけど!」

ショウマ君おもしろいね~♪

さて愛別産のキノコの生産量を見てみましょう。
6品目のキノコを育てていますが…

藤尾
「エノキタケがダントツに多い!」

エノキ茸は愛別産キノコ6品目の中での
生産量トップはもちろん、
道産品のおよそ70%を占める、
主力品目でもあるんです!

森崎
「キノコの作り方しってるかい?」

ミヅキ「菌を…(木に)塗る??」

ショウマ
「木に生えていたり土に埋まってるイメージ」

佐々木
「みんなで探っていきましょう」

森崎
「今日は行きましょうとかじゃないです。

 いくぞーー(猪木さんのマネ)!

 イチ!ニイイ!…」

森崎
「あれ?違うか?

 サン!ニー!イチ!か?」

佐々木・藤尾
「いやイチ、ニー、サンでいいですけど…」

藤尾
「そんなあやふやな知識
 猪木さんのボケをしなくてもよろしい!」


2016年03月05日(土) |  エノキタケの生育過程をみていこう

ということで、一行が向かったのは
「エノキ茸培養センター」。
愛別のエノキタケについて
生産者「農業組合法人ヒット」
西村和美さんに
詳しく教えていただきます。
施設の中では一体何が行われているのでしょうか。

西村さん
「ここはエノキタケの
菌床(きんしょう)を作る場所です」

森崎
「キノコは菌類なんですけど
 野菜にしてみれば大地「土」にようなものを
 菌床(きんしょう)と言います」

西村さん
「こちらはキノコを栽培する瓶です。
 瓶の中に原料を詰め込む作業を行っています」

森崎
「つまり…キノコはこの瓶でできる!」

ショウマ「えっ!」
ミヅキ「想像つかないです!」

愛別のエノキタケは菌床栽培と呼ばれる方法で
生産されていますが、
その菌床に使われている原料はというと…
西村さん
トウモロコシの芯、ビートパルプ、
 米ヌカを配合したものです。
 これに水を加えて混ぜ合わせて
 詰め込みをします。
 これはまだ菌は入ってません」

原料を詰めた瓶はフタをしてから高圧殺菌釜と
呼ばれる釜に入れ、
120度の温度でおよそ5時間半。
しっかり殺菌処理を行います。

西村さん
「(殺菌釜の中に)1万本入ります」

このあと徹底した衛生管理がなされた無菌室で、
液体状のエノキタケの菌を菌床に注入します。
そしていよいよ菌の培養が始まるのです。

さっそく培養棟へやってきました。

佐々木「大量だあ~」

森崎「あったかい!」

西村さん
「培養棟と言いまして
 エノキの菌をまわすところです。
 エノキの菌がまわってくると
 だんだん白くなってきます

培養棟ではおよそ1ヶ月かけて
菌を成長させます。
最初は茶色だった菌床も、
培養が完了する頃になると…

ミヅキ「全然違う!」

森崎
「瓶の下のほうまで
 びっしりと菌がまわってる!」

藤尾
「瓶の表面だけじゃなくて
 中も真っ白になるんですか」

西村さん
「中のほうまでまわっています」


2016年03月05日(土) |  歴史あるキノコ栽培
培養を終えたら、
菌を植え付けた瓶の上部にある古い菌を
掻いて削り取る“菌掻(か)き”
呼ばれる作業が行われます。
西村さん
「菌掻(か)きというという作業をしてます。
 瓶を反転して菌を掻いています」

西村さん
「表面の古い菌をキレイに落とします」

森崎
「この部分(白い部分)が種付けをした古い菌。
 下の部分が新しい菌。
 上の古い菌を掻き出す作業が菌掻き」

佐々木
「ここの工場はコンパクトですね」

西村さん
「以前は菌掻きを生産者が各自
 行っていたが、それを大型の機械を入れて
 共同作業にすることで
 コストを下げました」

じゃーん もんすけです。
エノキタケの生産量・道内ナンバーワンの
キノコの里・愛別町。
キノコ栽培がスタートしたのは
今から40年以上も前のことなんだよ。

JA上川中央 鈴木隆之さん
「米の生産調整が始まったことをきっかけに
 愛別町ではエノキタケ栽培に着目して
 1972年から試験生産に取り組みました。
 JAではキノコ課を設置して専門のスタッフによる
 販売・種菌・原料調達・共同選果を行うなど
 生産者に対する支援体制を強化してきました。
 2007年までに主要3品種であるエノキタケ、
 ナメコ、マイタケの培養センターも設置して
 生産体制の強化による生産量の大幅な拡大や
 各施設での雇用創出を実現しております。
 今後は生産者と共にレシピ開発により
 キノコの消費拡大はもちろん
 JAとしてもキノコのさらなる産地化をめざし
 できる限りサポートを行っていきたいと
 考えています」

エノキタケの栽培から始まった
愛別町のキノコ栽培。
今では知らない人がいないほど
有名になったキノコの里は生産者だけではなく
JAやマチ全体の努力があったからなんだね。

さてお次は培養センターを離れ、
発生棟(はっせいとう)と呼ばれる施設へ-。

藤尾
「さっきと雰囲気ちがうぞ…」

森崎
「遠目に見ると食堂にある箸立かなと思った…」

藤尾「発生してますねえ~」

収穫段階にまで成長した菌床の瓶は、
およそ4000本。
発生棟では大きく3段階の
栽培ステージを設けて、
エノキタケを育てています。

西村さん
「こちらが菌掻きが終った状態です」

西村さん
「次に“芽出し”とよばれる部屋があります。
 室温14℃、湿度95%に保たれた部屋で
 9日間かけて芽を出します」

さて芽がでたら…?




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