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2017年05月27日(土) | ♯431 野菜のテーマパーク!伊達市の葉物野菜に注目編
2017年05月27日(土) | 今が旬のチンゲン菜に出会った!
2017年05月27日(土) | チンゲン菜の収穫体験!丁寧にね…
>>

2017年05月20日(土) |  就農10年目に起きた災害だが…
リーダー
「間違いなく新しいビニールハウス。
 今、制作中ってかんじかな?」

リーダー
「お邪魔しま~す。
 今まさにマルチングの上から
 苗を植えているところだあ」

ミニトマトや大豆などを生産する鳥羽光生さん。
ハウスではミニトマトの苗を植える作業が
始まっていました。

リーダー
「ハウスがとても新しいなあと思って」

鳥羽さん
できたばっかりです!
 12棟ほどハウスがあったんですけど
 昨年の水害の時に
 全部ペタンコに潰れて…
 まだ全部できていないんですけど
 できたハウスから苗を植えている所です」

リーダー
「ここは水害時はどんな状況だったんですか」

鳥羽さん
「ハウスのある場所には
 川の砂が堆積していたんですよね。 
 のところは3mくらいの深さの 
 川になっていた…」

鳥羽農園では、水害によって
12棟すべてのビニールハウスのほか、
倉庫1棟とトラクターなどの重機
も、
濁流にのみ込まれてしまいました。

順調に生育していた大切な作物も
すべて失った去年の水害。

実は被災した2016年は鳥羽さんにとって
大きな節目となる年でもあったんです。

リーダー
「鳥羽さんは南富良野町出身の方?」

鳥羽さん「静岡から来たんです」

リーダー
「一から農業を始められてですね
 農業を初めて何年くらい?」

鳥羽さん
去年で10周年だったんです」

あぐり一行「ええええ

鳥羽さん「記念の年だったんですけど…」

静岡県から移住し、
去年で営農10年目を迎えた鳥羽さん。
ゼロから始まった農業でしたが、
ビニールハウス12棟4ヘクタールの畑
営農できるまでになった矢先…
今回の水害が発生。

それでも鳥羽さんは、
農業を諦めることはありませんでした。

鳥羽さん
「農業を10年やっていて、
 仕事として楽しいっていうのもあったし。
 他の仕事は考えられなかった」

鳥羽さん
「水害でやられて農業が終るのは…
 ちょっと面白くないないなあって、
 意地みたいなのもあって」

リーダー
「今私たちがいる土はどうなっているの?」

鳥羽さん
「(水害で)堆積した砂は完全には
 取り除かれてはいないので
 今まで通りか?といわれれば
 そうではないけど
 もとの土が残っていたのは…
 不幸中の幸いだったと思います」

鳥羽農園では今年、5棟のビニールハウスに、
ミニトマトの苗、およそ9000株
植える予定。
1日も早い復旧と、
豊作への願い
を込めながら、
あぐりメンバーも苗植えをお手伝い。

2017年05月20日(土) |  ポテトチップス工場も見事復活!

リーダー
「トマトの匂いをかぐと始まったなあ~って
 気持ちになりますね」

鳥羽さん「本当になります」

リーダー
「7月はいったら香りがうわっとして
 赤い鈴なりに実った状況も
 今年もなりますね!!」

鳥羽さん「その予定です!」

リーダー「さやかどう思った?」

サヤカ
「いまの状況を知らなきゃいけないと思うし
 多くの人にこんな状況でも
 頑張っている人がいるってことを
 知ってもらいたい」 

リーダー
「さらに思いのこもったトマトになりそう」

鳥羽さん
「そうですね。災害の後なんで…
 ちょっと気合いは入っています!」

続いて訪れたのは、幾寅地区にある
地元産ジャガイモなどを原料に
ポテトチップスを作る「シレラ富良野」。

こちらも去年の水害で大きな被害を受けた
施設なんです。

あぐり一行「こんにちは~」

リーダー
「及川さんだよおお~」

サヤカ
覚えてます!お久しぶりです!」

シレラ富良野の工場長を務める及川真也さん。
2011年にリーダーと当時小学生だった
サヤカさんは、及川さん案内のもと、
ポテトチップスの製造に
ついて教えていただいたのです。

リーダー「大変でしたね」

及川さん
「そうですね。結構…まあ~かなり
 3か月あまり工場が
 止まってしまったんですけど、
 今は通常通り稼働しております!」

シレラ富良野では、
自社製品の「農協チップスふらのっち」のほか、
コイケヤブランドの委託製造品など、
1日およそ30万袋を製造しています。

そんなシレラ富良野を、
操業停止にまで追い込んだのが、
去年8月の水害でした。

工場のすぐとなりを流れる
空知川の堤防が決壊し、
工場の周辺が冠水。
原料のジャガイモ倉庫や製造する機械など、
壊滅的な被害を受けたのです。

及川さん
1m50センチくらい水没していたので…」


「じゃあここも水没していたんですか」

及川さん「そうです。ここ全部です」


「それが3か月で復旧できた…」

及川さん
「多くの方の協力をいただき
 3か月で復旧する事ができました」

水害発生からわずか3ヶ月で操業を
再スタートさせたシレラ富良野ですが、
工場周辺の道路や堤防は、
未だ復旧作業が続けられています。


2017年05月20日(土) |  40分で製品に!変わらぬ美味しさ♪

あぐり一行は、通常通り稼働しているという
工場内を案内していただき、
ポテトチップス製造の様子を見学。

サヤカ「懐かしい」

リーダー
「すごい速さでとめどなく流れてくる!」

ポテトチップスの製造は
まず原料のジャガイモを、
機械で洗浄して皮をむきます。

その後、手作業で選別や加工に適した
サイズにカット。

続いて、高速で回転する機械によって
ジャガイモを薄くスライスしたら、
180度の油が入った大きなフライヤーで
3分揚げると、見慣れたアノ姿に!

リーダー
「うわ~なんか来てる来てる」

森「きゃああ~滝みたい!

リーダー「何か迫って来てるね」


「これが他のうす塩やのり塩になる時は
 隣のレーンで…」

及川さん
「そうです。味を変えます。
 同時に3種類の味にできます」

リーダー
「さっきまでジャガイモだったんですよね」

及川さん
「約40分で製品になります」

リーダー「ジャガイモから袋まで」

及川さん「ジャガイモから箱詰めまで!」

リーダー
「ダメだっ!食べたくてしょうがない」

この工場では、味付けやスライス方法を変え、
3種類の商品を製造。
ジャガイモ本来の美味しさを活かすため、
原料加工から箱詰めまでを、
わずか40分で行なっているのです。

ここで特別に製造したばかりのポテトチップスを、
試食させていただけることに!

サヤカ「おいしい!」

アヤリ
「色々な事を学んできたから
 いつもよりおいしく感じる!」

「おいしい!」

リーダー
「ここシレラ富良野が再稼働したのは
 まちの大ニュースですよね」

及川さん
「そうですね。
 煙突から水蒸気が上がるんですが
 水蒸気が上がっているのを見ると
 安心するという声も頂きました」
リーダー
「それをずっと守って下さっているって事が
 改めてすごいなあ~って思いました」

2017年05月20日(土) |  復興が進む南富良野。これからの思い…

じゃじゃん、もんすけです。

水害から9カ月ほどたった今も
完全復興を目指し、
町内のいたるところで復旧工事が
進められている南富良野町。
様々な作物を生産する道内有数の産地として
農業の振興も全力で取り組んでいます。

JAふらの 代表理事組合長
植崎 博行さん
「特に上流の(幾寅地区の)農業者の方が
 非常に大きなダメージを受けました。
 去年と100%同じ作付け規模の実現は
 難しいかもしれないけど
 可能な限りがんばりたいと思ってます。
 北海道有数の野菜産地という事で
 各地から農産物が美味しい!と
 そういった評判に応えるためにも
 良いものをつくって
 消費者に届けていきたいと思います」

今年も本格的な農作業がスタートした南富良野町。
水害を禽越えた安全安心で美味しい農作物を
一日でも早く食べたいよね。

去年の水害から、およそ9ヶ月。
少しずつですが、復興に向けて
歩みはじめている南富良野町。

久々に訪れた生産地の状況、
そして生産者の思いに触れ、
あぐりっこOBの二人は、
どのように感じたのでしょうか…

サヤカ
「農業に携わる人たちって
 すごいポジティブだなあと思って
 自分がいつも悩んでいる事が
 本当にちっちゃく感じて…」
サヤカ
「そういう
 カッコイイ生き方をしたい!
 思いました」
アヤリ
「災害の被害も大きくて
 一部ショックを受けた事もあったけど…」
アヤリ
「すごい勇気をもらったので
 来て良かったなって思いました」
あぐりっこOB二人の感想を受け、
日々、被災の現実と向き合う
南富良野町の方々が、
それぞれの立場で抱く、今年への思いとは…
鳥羽さん
「去年、キレイさっぱり流されてですね
 営農11年目はリセットした新しい年として
 今年は気合いが入っています!
 やってやるぞと。
 少しでも良いもおを生産出来たらと…」
及川さん
「美味しい安心なポテトチップスを作りたい
 という気持ちはずっと持っていますので
 今年はさらに生産者の思いも受け止めながら
 安全安心なポテトチップスを作りたい!」

岩永さん
「周りで見てくれた人が助けてくれたり… 
 今回のことのようになると
 気持ちひとつになれたと思うんだよね。
 テレビを見てくださる方も
 本当に力強いエールをいただきました。
 この場をお借りして
 お礼も仕上げたいと思います。
 ありがとうございます」

リーダー
「今回忙しい中ですけど
 本当にありがとうございました。
 止まらぬエールを送らさせて頂きます」

-----------------------------------
5月13日のクイズ
「家庭菜園で一番初めに行う作業は、
 何だったかな?」

正解は「土づくり」でした!


2017年05月13日(土) |  ♯429 シーズン到来!失敗しずらい家庭菜園の土作りを学ぶ編

近年、健康志向や食育の一環から、
市民農園や家庭菜園など、
自ら野菜を育てる人々が増えています。

こちらのデータを見ても、ここ5年で、
家庭菜園向けの野菜や果物の苗の市場規模は、
全国で18億円も拡大!
資材などもより便利になり、今こそ誰でも
気軽に始められるチャンスなんです!そこで…

今週のあぐり王国ネクストは、
シーズン到来!家庭菜園の基礎
「失敗しづらい土づくり」に注目です!

森結有花アナウンサー
「札幌市南区北の沢にやってきました」

森崎リーダー
「中心部から30分かからないで
 札幌にもこんないい場所あるんだな~」


「今回のテーマは…
 家庭菜園で失敗しづらい土づくり!

リーダー「学びたかった!!」

森「ははは。声が大きいっ!」

リーダー
「いろいろ作っていますから。
 ニンジントマト大根・ピーマン・
 カボチャ・ジャガイモ、ニンジン・トマト・
 カボチャ・ジャガイモ・枝豆キュウリ…」

森「ところどころ被りましたよね?」

リーダー
「あなたはどうなんですか?
 家庭菜園に興味は…?」


「やってみたい!とは思うんですけど… 
 すぐ枯らしちゃうんですよね。
 小学校の時とかも
 私の枝豆だけ枯れたりして…」

さて今回はあぐり親子2組です。
戸建てにお住まいの、
池田友里(ユウリ)君(小3)・亜希子さん親子、
マンション住まいの、
今井椋河(リョウガ)君(小5)・珠紀さん親子!

リーダー「家庭菜園の経験は?」

ユウリ「ない!」(即答)

アキコさん
「うーん憧れはあるんですけど…
 私も枯らしちゃう女なので…」

リーダー「流行ってる~~」

リョウガ君も「(経験は)ないです」

タマキさん
「子どもがミニトマトが苦手なので
 食育のためにベランダで始めたんですけど
 食べてくれなかった…」 

リーダー
「じゃあしっかり学びましょう!
 いまのところボクだけが温度高い!!」
…ということで早速、
家庭菜園の土づくりを学ぶために、ある畑へ-


「こちらはNPOさっぽろ農学校倶楽部
 という団体が管理する畑です。
 土づくりについて教えて下さる
 高橋さんです。宜しくお願いします」

リーダー
「なんて土づくり、くわしそうな方だっ!」

失敗しづらい土づくりを教えてくれるのは、
NPO法人「さっぽろ農学校倶楽部」の
高橋浩志さん。
都会の札幌で行う農業、
その魅力を伝える市民団体なんです!


2017年05月13日(土) |  農業の知識・技術を得る研修農場
リーダー
「早速なんですけど、
 去年ホウレンソウ草を失敗しまして…」

高橋さん
「あああ~まず…残念でしたね」

リーダー
「ただただ感想を言われた!」

リーダー
「こちらに広がる畑は市民農園として
 あるのではなく
 法人として借りている畑ということですか?」

高橋さん
「会員のみなさんが農業の知識を得たいとか
 技術を知りたいというための研修農場です」

会員30人ほどの「さっぽろ農学校倶楽部」。
新規就農を目指す人への支援や、
市民や児童たちへの農作業体験、
さらには、学校給食向けの食材提供など、
市民に寄り添った農業を提案しているんです。

リーダー
「ここから人生第2ステージで
 農家さんになっていったり??」

高橋さん
「そういう人も何人かいます。
 ほとんど農業の経験ない人たちが
 集まって勉強しています」

高橋さん
「私は金融機関におりまして…
 定年退職後に始めました」

リーダー
「そうだったんですか。
 それこそ
 畑違いのお仕事ですね!」

「うまいっ!」

リーダー
「金融と農業と…あの~森さん…」

リーダー
「たまにあるんだけど
 ものすごくべた褒めするの、
 やめてくれないか!?
 逆に寒いんだよなあ」

森「あははは」


2017年05月13日(土) |  まずは土の状態を知ろう!
本格的な土づくりの前に、
まずは土の状態を知ることから始めましょう。
高橋さん
「まず土の酸度(さんど)ですね。
 簡単な機械(土壌酸度計)があります。
 どれくらいの酸性アルカリ性か?を
 調べることができます」

リーダー「そうやって刺すと…」

高橋さん
「6.0度。ちょっと酸性に傾いてますね」

まずは、酸度を計測する機械で、
土の状態を知ることが大切です。

雨は酸性の値が高いと言われ、
土壌が酸性に傾きがちです。

酸性が強いまま作物を植えると、
根が傷み、植物が育ちにくくなるので、
酸性・中性・アルカリ性に分かれる酸度を、
多くの野菜が好む、中性から弱酸性
近づける必要があります。
一体、どのように調整するのか…?

テーブルになにやら用意されました。

リーダー
「何でしょう?土じゃない」

高橋さん
「たい肥が三種類と、
 それと苦土石灰(くどせっかい)があります。
 これが中和剤みたいなものなんですね」
 
リーダー
「苦い土と書いて苦土石灰(くどせっかい)」

と話していると、森アナウンサーが…

なぜか顔をしかめっ面!!

リーダー
「どうして苦い顔をしているの?」


苦そうだなあ~と思って…」

リーダー
「漢字のイメージだけで??(笑)」

アルカリ性の炭酸カルシウムである
「苦土石灰(くどせっかい)」は、
酸性土壌を中性に近づけてくれます。
粉状よりも、粒状のものだと、
初心者でもまきやすいんです。

ユウリ「なんかビー玉みたいな感じ」

高橋さん
「どのくらいまくか?ですが
 1㎡あたり100gくらいです。
 その時にたい肥も一緒にまいてすき込む!」

石灰と共に欠かせないのが「たい肥」。
そもそも「たい肥」とは、
落ち葉などの有機物を微生物の力で分解し
発酵させたもの。

石灰と一緒にすき込むことで、
土をやわらかくし、
保水性や排水性にすぐれた、

バランスの良い土にしてくれるんです。

高橋さん
「バークたい肥は木くずです」

牛ふんたい肥の臭いをかいでみると…
ユウリ「そんなに匂いはしない!」

リーダー「生ゴミたい肥って?」

高橋さん
「これは私達は学校給食に
 トウモロコシやカボチャを
 提供しているんですけど…
 調理するときにクズでますよね。
 カボチャの種だとかキャベツの芯…
 そういうものを集めてたい肥にしてます」

においを嗅いでみると…
タマキさん
「土の香りがします。
 生ゴミと言われなかったら普通の土のにおい」

高橋さん
「もう少し良いネーミングをつけたらいい…」

木くずなど植物からできるたい肥は、
より土壌改良効果が高く、
家畜のふんや食べ物の残さからできるたい肥は、
肥料成分が多い特徴があります。

2017年05月13日(土) |  土起こしって辛い…けど楽しい♪

石灰とたい肥の理想的な散布量は、
1平方メートルにつき、
石灰がおよそ100グラム、
たい肥がおよそ2キロ。
この畑の場合、
石灰1.2キロ、たい肥24キロを目安に、
ムラがないよう畑全体に
まんべんなくまいていきます!

リーダー
「24キロって言ったらユウリ何キロ?」

ユウリ「24kg」

リーダー
ピッタリだ!ユウリでもいいですか?」

では石灰とたい肥をまいていきましょう。

高橋さん
さ~~って。こんな風に」

腰を入れてスコップに乗せた石灰を
遠くに広がるようにまきます。

あぐり一行「おおおお~」

高橋さん
「これは10年選手じゃないと
 なかなかできないです!」

リョウガ君がやってみます。

ザバーン

ちょっと固まっていますが…

高橋さん「上手上手!」

リーダー
「いいんですか?
 できてるじゃないですか」

すべてまき終えたら、
植物が根を十分に張ることができる
深さ25~30センチを目安に、
石灰とたい肥を土になじませるよう、
土起こしをしていきます!

高橋さん
「大きいスコップだから
 大変かもしれない…」

ユウリ君やってみますが
体重も軽いせいか全く歯が立ちません!!

ユウリ「あれ?ヤバイ…」

大人もやってみますが…

タマキさん
「結構入らない…軽いのかな?私

リーダー
「いやそんなことはない…」

「失礼!!」

アキコさん
「初めてやりました!楽しい!
 みんなでやると楽しい♪」

リーダー「いまのところね!」

このあと、リーダーと森アナも加わり、
全員で土起こし!
汗水垂らして、作業すること30分。
なんとか土起こしの完了です。

はあ~はあ~はあ~

リーダー「だいぶやったな」

みんな疲れ切ってる…

森「どうでしたか?やってみて」

タマキさん
「すごくやりたかったので満足です!」

アキコさん
「子供が小学校に行くと
 親子でふれあう機会も少なくなるので…」

リーダー
「今はまだいいですけど
 これからどんどんなくなりますよ!
 ねっタマキさん」

タマキさん
今のうちに楽しんでください!
 思い出すと泣きそうになる!」

あらあら。土起こしでチームの一体感も
でてきたようですね。


2017年05月13日(土) |  肥料の役割は?

土起こしの次は、野菜の生長に欠かせない、
「肥料」の役割について教えていただきます。

高橋さん
化成肥料岩や鉱石など
 無機質のものから作った肥料です。
 有機肥料動植物の残さなどから
 作った肥料です」

高橋さん
「買いに行くと、こうした数字が並んでいます」

リーダー
「まずこの数字見たことあります?」

あぐり親子「ない!」

リーダー
「12-16-12。引き算ですか?」

肥料袋に書かれた3つの数字。
果たして、この数字が意味することとは?

高橋さん
「作物の三大栄養素って
 聞いた事あると思いますけど…」

みなさんポカ~~~ン。

リーダー
「ない!と思いますねえ~」

高橋さん
窒素・リン酸・カリという
 三大養分があるんです。
 それがこの袋に
 数字のパーセントで入っている
 という意味なんです。
 なんで割合ですよね。
 8-8-8や10-10-10という
 割合の肥料もあります」

リーダー
体操の審査員みたいですね。
 10-10-10!8-8-8!」


「確かに!
うまい事言いますね」

リーダー
「それね…逆にツライんだよな~」
葉や茎の生長を促進する「窒素」。
花や実の付きをよくする「リン酸」。
根を丈夫にする「カリ」。
8並びか10並びの割合が、
バランスが取れ、使いやすいのだとか。
土起こしから3~4日後、
1平方メートルに150gをメドに、
肥料を土に蒔いていきます。
高橋さん
「力を入れないで
 スーーーッとならしていきます」

リーダー
「のどかだ…
 この土の香りと鳥の声…」

森「そして畑を耕す親子」

リーダー「のどかだあ~」


2017年05月13日(土) |  ベランダ菜園のポイント!

じゃじゃんっもんすけです!
自分達で野菜を育てる家庭菜園。
お庭がない、マンションなどの
集合住宅でも挑戦したい方へ、
さっぽろ農学校倶楽部の小林さんが、
ベランダ菜園での失敗しづらい土づくりを
教えてくれるよ!

小林秀雄さん
「どういう風に苗を育てるかというと
 まずはプランターを用意します。
 葉物野菜なら15~20センチくらい。
 トマト・ピーマンなどは根を張るので
 25~30センチくらいのプランターです。
 水はけを良くするために、
 底に軽石を2割ほど敷き詰めます。
 培養土といって肥料などが入ったものがあり
 8割ほど入れます。これを使うと便利です」

小林さん
「このぐらいの苗ですと、せいぜい2つ。
 土をなじませて軽く押さえます。
 押さえることで土と根がが密着します。
 苗を植えてから2~3週間後に
 液体肥料か化成肥料
 ほんの一握り根の周りにやって、土をかける。
 そうすると吸収も早くなります」

ベランダの手すりが壁の場合、
影にならない場所に置くか、
台の上に置いたり、
陽が当たるように工夫しよう!

手すりが格子の場合でも、
なるべく内側に置いて、
風で落下しないよう注意が必要だよ。

苗が育ってきたら、
支柱を立てて生長をサポートしてあげてね。

土を起こし、肥料をまき終え、
最後に種よりも簡単に育てられる
「苗選び」について教えていただきます!

リーダー
「森さん何の苗かわかります?」

森「全然分からない!」

ユウリ「1つだけ分かる!」

皆さんは、どの苗が、
何の野菜かわかりますか?

せ~~のっ
「トマト」「ミニトマト」

高橋さん「正解です!」

森「じゃあ次、自信ある人?」

ユウリ「ハイッ!」

ユウリ「シソ?」

高橋さん「残念です…」

森崎
ざんね~~ん。
 お帰りくださ~い(笑)」

正解は、キュウリの苗!
ギザギザした葉が特徴的。
紫色の茎をした苗はナスの苗。
そして葉がたくさん付いた苗は
ピーマンの苗。
それぞれ、家庭菜園で人気の高い野菜ですが、
いい苗を見分けるポイントとは?

高橋さん
「高さのわりに茎が太い!ガッチリしてること。
 葉っぱが大きく色が濃い!」

じゃあ復習していきましょう。

リーダー
「はじっこから行くよ。せ~の」
 
あぐり一行
ナス……????

リーダー
「もう忘れたのかっ!」




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