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2017年06月24日(土) | ♯435 道南で受け継がれる伝統米菓子“こうれん”に注目編
2017年06月24日(土) | 母さん手作りのこうれんとは?
2017年06月24日(土) | こうれんを作ろう!
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2017年06月17日(土) |  早朝から収穫~洗浄作業

さて、ここからは
あぐりメンバーもお手伝い!
 
猪瀬さん
「根元を持って!簡単に抜けますから」

マミ「片手で!?」

猪瀬さん「片手で!!」

リーダー
「早い!しかも余計な所は触ってない」

猪瀬さん
「茎が折れると商品価値が下がるので
 折れないように収穫してください」

まずは森アナから、収穫体験してみます!

ハナネ「ひゅって!!」

ボキッ(折れた??)

猪瀬さん「ははは…まあ…いいです

お次も。ボキッ(また折れた???)

リーダー
大丈夫ですか?
 バキバキ葉っぱ折れてますけど…」

猪瀬さん「折れてますね」

「力の加減が難しいんですよ」

するとあぐりっこが…

ハナネ
「ポンポンって抜けたよね?」

マミ「ねっ!」
 
スタッフも大爆笑。

マミ
「何も考えずにやったら出来るよ!」

素晴らしいあぐりっこからのアドバイス!!

隣町の釧路市から参加している
あぐりっこ2人も、
森アナに続いて、収穫!

ハナネ「ふん(真っ直ぐに引っこ抜く)」

リーダー「上手だね~」

猪瀬さん
上手だねえ~全然折れてない。
 マミちゃんも上手だねえ~
 一本も折れてない!」

リーダー
「すご~い!!
(あぐりっこに)教えてもらいなよ~ 」

森「本当だ!うま~い(笑)」

普段は朝5時から、およそ700個ものカブを
収穫している猪瀬さん。
収穫したカブはハウスの隣の納屋に運ばれます。
ここでは出荷へ向けた、ある大事な作業が…!


「さあ、あぐりっこの準備も整いました」

リーダー
「なんてカワイイんだろう。
 これどうしたの?なんでこんな格好?」

猪瀬さん
「やっぱり濡れますから!」

リーダー
「こちらのプールで洗うんですか?
 大きいね~」


「もっと先進的な機械で洗うと
 思ったんですよね」

リーダー「先進的…」

猪瀬さん
「先進的な機械を使う農家さんもいます。
 うちは先進的じゃないんですけど(真顔)」

リーダー
「失礼だよっ!!」

2017年06月17日(土) |  冷たい水で洗浄!絶対弱音は吐きません!
こちらは収穫したカブを水洗いする水槽。
左の水槽で土や泥を落とした後、
右の水槽で軽くすすぎます。
こうして収穫から洗浄、出荷までの作業を、
猪瀬さんひとりで行うんです!

猪瀬さん
「洗って土を落としてください」

リーダー「ちょっと回している?」

猪瀬さん
「回してます。そして最後に
 シッポをシュッとして!」

リーダー「キレイになったね」

森「すごいツヤツヤ!!

あぐりっこもやってみると…

ハナネ「冷たい…」

マミ「冷たいって!これ!」

水温はなんと3℃です。

ハナネ
「冷たい!冷たい!冷たい!冷たい!冷たい…」

ハナネ
冷たい!冷たい!冷たい!冷たい!」

リーダー「冷たいって」

ゴム手袋の上に軍手をはき、
タオル代わりにしてカブを磨きます。
夏場はまだしも、肌寒い春先や秋口も、
鮮度を保つため、
季節を問わず真水で洗うんです。

リーダー
約700個のカブを洗うのに
 どのくらいの時間がかかりますか?」

猪瀬さん「2時間くらいです」

リーダー
「猪瀬さん!大変ですね…」

猪瀬さん
「ん~~。どうかな?」

リーダー
「絶対、大変って言わない!!」

決して弱音を吐かない、猪瀬さん!
このあと素手で白カブを束ねて、
箱詰めします。

こうして、ほぼすべての作業を
手作業で行うんです。

特別に出荷前のカブを丸かじりしてみます!

「いただきま~す」

マミ「甘いっ!甘くなった」

ハナネ「皮が辛い」

リーダー
「甘いっ!
 辛味もあるけど甘みがすごい強い!」


「中がすごく柔らかいです!
 すっごく。おいっ…」

ガブッ…あれ食べた?

リーダー
「おいしい?できれば
“おいしい”まで言って頂けますか?」

ジューシーな甘みと、柔らかい肉質を持つ白カブ。
その栄養について、
札幌保健医療大学の荒川教授に伺ってみました!

荒川義人教授
「カブの白い部分(根)は
 ビタミンC・食物繊維・カリウムが
 平均的な野菜ぐらいの含量を含みます。
 ビタミンCは加熱しても残る特徴があるので
 色んな料理に使っても壊れないと言えます。
 葉の部分は緑黄色野菜に匹敵するくらい
 βカロテン・ビタミンC・食物繊維・カリウムが
 豊富です。葉の部分のビタミンCの量は
 野菜の優等生であるホウレン草の2倍ちかく!
 βカロテンは熱をかけることによって
 より吸収性が高まりますので
 油を使った炒め物は持ち味を生かせます。
 昔から春の七草の1つとして
 健康のために使う野菜です。
 白い部分はもちろん葉も全部使ってほしい!」

ちなみに、よく似た野菜のダイコンとは、
含まれる栄養素も似ているものの、
その数値は、カブの方が少しずつ
上回っているんです!
捨てるところのないカブ!明日の食卓にぜひ…


2017年06月17日(土) |  カブ料理をいただきましょう!


「JAしべちゃ女性部のみなさんに
 カブを使ったお料理をご紹介頂きます」

酪農が盛んな釧路地方ということで、
釧路町を含むJAしべちゃ女性部から、
酪農家の奥様の佐藤菊子さん・小玉和子さんに
白カブのレシピを教えていただきます!

こんなに美味しそうなお料理が完成。
冷製スープやラザニア…
詳しい作り方はレシピコーナー
ご覧くださいね。

まずはラザニアをいただきます。

ハナネ
おいしい♪
 カブはシャキシャキしていて
 チーズはとろとろで…
 あわさってとっても美味しい!!」


「普通のラザニアよりあっさりしているんですが
 食べ応えはしっかりあります!」

猪瀬さん
「カブの味がしっかりして美味しい!
 食感もいいですね」

続いてカブの葉を上に散らした、
コールドスープを…

ひと口、飲んで…

ニッコリ(マミ)

森「すごくいい笑顔ですね~」

マミ
めっちゃおいしいです!
 甘くてトロトロしてて冷たいから
 夏に毎日食べたいくらい!!」

※実はあまりの美味しさに
 このあと2杯もおかわりしました(笑)

最後に炒めた葉をのせた
カブのチーズ焼きを-

ハナネ
「おいしい!」

リーダー「何が美味しいの?」

ハナネ「カボチャも…」

リーダー
「カボチャはね…
 カボチャは入んなかったなあ~」

ハナネ「間違った!間違った~♪」

ハナネ
「カブはトロトロしてて
 チーズと同じくらい柔らかくて
 すごいおいしい!」

猪瀬さん
「柔らかくて、うーん、おいしい!」

リーダー
「カブは色々な食べ方ができる
 素材だったんですね」

猪瀬さん
「目からウロコというか…
 作ってはいるんですけど
 こんな魅力的な料理に変わるとは
 思わなかったですね」

リーダー
「生産者の方も
 漬け物か味噌汁でしたからね…」

生産者も大満足のカブ料理。
隣町の釧路市から参加した、
あぐりっこ2人は…?

ハナネ
「カブ食べたことなかったけど
 今日初めてカブを食べて…
 美味しいって事が分かった!」

マミ
「漬け物しか食べた事がなかったから
 他の料理もお母さんに作ってもらいたいな」

リーダー
「自分たちの隣町のお話ですからね。
 美味しいものが手に入る距離なので
 カブを楽しんでくださいね♪
 ちょっと励みになりますか?」

猪瀬さん「なりました!!」

リーダー「カブを洗う水が冷たいですか?」

猪瀬さん「冷たいです」

リーダー「大変ですね?」

猪瀬さん「いいえ!!」

はははは。最後まで弱音を吐かない
カッコイイ猪瀬さんでした!

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6月10日のクイズ
「拓殖大学北海道短期大学がある市町村は、
 どこだったでしょうか?」

正解は「深川市」でした!


2017年06月10日(土) |  ♯433 深川の拓殖短期大学に注目編

日本が誇る、農業王国・北海道…。
その農家戸数は、およそ4万4千戸!

しかし昨今、後継者不足が叫ばれ、
その数は減少傾向にあります…。
そんな中、就農への一翼を担い、
これまで道内に、数千人もの生産者
輩出した学校をご存知ですか?

森結有花アナウンサー
「札幌から車で1時間半ほどの
 深川市にやってきました」

森崎リーダー「良い景色ですね~」

リーダー
「深川ってやっぱり田んぼが多いんだなあ。
 まあ米どころですね」


「今回は深川で農業を学ぶ
 短期大学に注目します!」


「学生時代って農業に関心ありました?」

リーダー
「じいちゃんばあちゃんが米農家やってたから
 勿論関心がないわけではないけど
 大学生時代は演劇ばっかりやってた!」

森「確かにそうですね…」

リーダー「森さんの大学生時代は?」


「私もバスケットボールばっかりで…
 食べることはもちろん好きでしたけど
 育てる事まで考えたことはないですね…」


「では…いきましょう。お願いします」

リーダー「お願いします…」

シーン

リーダー
誰も呼ばないんだね。 今日ね…」


「今日はふたりで …仲良くお願いします」

…ということで早速、
深川にキャンパスを構えるという、
その短期大学へ!


「やってきたのは
 拓殖大学北海道短期大学です」

リーダー
「いいキャンパスだなあ~
 高い建物がなくてさ、空がとっても広い。
 学びたい!!」

リーダー!!

リーダー
あれ?なんか聞こえた?何ですか?」

リーダー!!

リーダー
「明らかに不自然に立ってる2人がいますね」


「学校について詳しく知るためには
 学んでいる学生さんに聞くのが1番!!
 実際に通っている2人に案内して頂きます」

リーダー「よろしくお願いします」

学校の案内役は、
青森県出身の沼畑恵夢(エム)さんと、
小清水町出身の林和輝(カズキ)君の2年生2人。
ともに、実家が農業を営む後継者なんです


2017年06月10日(土) |  北海道の農業者を育てる!!

沼畑さん
「実家はリンゴ農家をやっています」

林くん
「実家は畑作農家をやっています」

沼畑さん
経営や加工品をメインで勉強しています」

リーダー
「リンゴ栽培をそのまま学ぶというだけでなく
 販路拡大とか加工品を学んでいくんだね」

林くん
「大学では座学も実習も両方ありますが
 家では実習のみになってしまうので
 座学で色々な知識を付ける事ができます」

リーダー
「そうだよな。家で座って
 お父さんが黒板で書いたりしないよな」

拓殖大学北海道短期大学は、
2人が学ぶ「環境農学コース」以外に、
「地域振興ビジネスコース」、
「保育学科」に分かれ380人が在学しています。

昨年で創立50周年を迎え、
延べ1万2000人の卒業生の中で、
環境農学コースはおよそ4300人を輩出。
そのうち、就農した人数はおよそ3000人!

卒業生のほとんどが、
農業に携わる仕事に就いているんです。

早速、そのカリキュラムを見せて
いただくことに-

リーダー
「おはようございます!
 宜しくお願いします。
 みなさんスタンバイOKですね~」

環境農学コース 大道雅之教授
「よろしくお願いします」

リーダー
「学校の入口から歩いてきたんですけど
 良い環境ですね~。
 畑が区画整理されていたり
 水田も手植えサイズですかね…」

大道教授
「農場は全部で約4ヘクタールあります。
 水稲・畑作・野菜など約40品目、
 品種を入れると100種類以上作っています」
大道教授
「ですから品種や肥料の違いによる
 生育の違いも勉強してもらっています」
2年間という短い学生生活でも、
農業現場での即戦力になってもらうために、
より実践的な授業が行われます。
4ヘクタールの農場では、
環境農学コースの学生が日々実習を行い、
ご覧のように、水稲、畑作、野菜、花きと、
様々な品目の栽培経験を積むんです。

2017年06月10日(土) |  最新の農業に触れることができる!

大道教授
「今から植えるサツマイモは10品種あります」

リーダー
「これまで9年間、番組をやっていますけど
 サツマイモの定植は初めてです!」

大道教授
「北海道でもサツマイモの栽培が増えています。
 今日のこの苗も道南農業試験場で育苗したのを
 送ってもらって、
 共同で品種比較試験をしてます」

リーダー
「皆さんは最新の農業を習っているんですね」

大道教授「ですね~」

学生「はい!」

北海道では珍しい作物も積極的に取り入れ、
栽培実習する拓殖短大。
これからの時代を担う学生たちに、
北海道農業の新たな可能性を見つけてほしい
という期待もあるんです。

大道教授
「実際に植えていきたいと思います。
 『紅あづま』の班!!!
 紅あづまっどこだ!!
 ちょっと植え方説明するからっ!」

リーダー
「なかなか聞いたことない…
 おいっ紅あづまっ(笑)」

大道教授「土は手で掘ってもらいます」

リーダー「手で掘ります」

大道教授
「横によっこ しておいてください」

リーダー
「横に“よっこ”です。
 いま笑うとこ!!」

大道教授
「4節を斜めに植えて…
 葉を必ず上にだす。いいでしょうか?
 では各班やってください」

学生「はい」

リーダー「返事が太いですね」

この日の実習は「サツマイモ」と「落花生」の
苗の定植作業。それぞれ、ただ栽培して収穫する
ことが目的ではなく、複数の品種を植えたり、
育成方法を変えたりしながら、
成長過程や大きさ、収量などに、
どのくらい違いが出るのかを比較調査するんです。

リーダー「簡単?」

沼畑さん
「難しいですね。うまく定植できないと
 枯れる事もあるので結構難しいですね」

すると手さばきの素晴らしい学生が…

リーダー
「毎日やっているんですか?」

水稲農家の後継者 河合輝(あきら)君
「はい!毎日やってます。
 サツマイモは初めてです」

リーダー「ご実家はどこですか?」

河合くん「ぼくは石狩市です」

リーダー「学校は楽しいですか?」

河合くん「楽しいです!!」

森「良い笑顔ですね~♪」

大道教授
「うちの場合は栽培している野菜は
 一か月おきに苗を数株ずつ掘ってみて
 どういう風に花が咲いて実がなるか…
 最初こんな小さいのが
 だんだん大きくなるのを観察していく」

リーダー「それは農家さんはしないわ…」

大道教授「農家では出来ないですね」

リーダー
「もったいないような気もしますけど
 それが勉強なんですね。
 大学で学ぶからこそ出来る!!」

ちなみにコチラは、2年生の時間割表。
英語や法学などの科目もありますが、
ほとんどの時間を畑での実習に充て、
それぞれの学生が
将来を見据えて科目を選択します。

もちろん実習だけではなく、
経営学や栄養学など、
座学での講義も交えながら、
後継者以外の農業初心者となる学生も
対応できるよう、多角的なカリキュラムが
組まれているんです。

神奈川県出身 柳沢 紬(つむぐ)くん
「実家は農家ではないですけど
 将来は農業に携わっていきたいです。
 ゆくゆくは東南アジアで農業を教えたい!」

リーダー「ビジョンがすごい」

柳沢くん
「東南アジアの稲作は収量が安定しないので
 そういった研究に携わって安定させたい」

リーダー
すげー楽しみじゃん。
 番組が続いていたら
 東南アジアまで取材に行くからね!!」

柳沢くん「ぜひお願いします!!」


2017年06月10日(土) |  定年退職後も学ぶこができる!

農業の即戦力となる人材を輩出するため、
より実践的なカリキュラムが組まれている
拓殖大学北海道短期大学
学生の中には、こんな方も…

リーダー
「アスパラの収穫が始まっていますね…あれ?
 先生ですかね?こんにちは~」

リーダー
「先生も実習されているんですか?」

日高町出身 小浜俊成さん
「学校の先生じゃなくて…学生なんです!」

リーダー・森「えっ??おいくつですか?」

小浜さん「62歳なんですよ」

リーダー「ええええええ~」

小浜さん
退職後に何をやろうかなって考えた時に
 家の土地を使って家庭菜園でもやろうと
 思ったんですけど…
 農業経験が全くなかったので
 学校で農業を学んで家庭菜園に活かそうと…」

リーダー「同級生、若い子ばっかりじゃ…」

小浜さん
「そうですね。体育の授業もあるので
 一緒に球技をやっています」

さらにコチラの女性も-

宮嶋とよ子さん
「東京から秩父別町に移住したんです。
 3年前から家庭菜園をやっているんですけど
 わからない事と虫との闘いがあって…
 たまたま拓殖短大を知りまして、
 虫対策・土の作り方・肥料の計算など
 色々学んでいます」

社会人入学制度を設ける「環境農学コース」。
実は深川市の一部助成もあり、入学金を除き、
2年間の授業料が全額免除になる制度が
あるんです!
家庭菜園をはじめ、農業をより多くの方に親しんで
ほしいという、地域一体となった取り組みが、
入学の決め手にもなっているんです。

さて教室に入ってきました。

森「さっき収穫したアスパラですが…」

林くん
「品種ごとに重さを量って記録していきます」

沼畑さん「収穫調査になります」

リーダー「いろんな品種があるんだ」

沼畑さん「十何種類もあります」

リーダー「林くん。何か言える?」

林君「ウェルカム!!品種です(笑)」

同じ生育条件で、およそ10品種を栽培し、
収量や大きさの違いを1本1本調査します。
こうして、寒冷地の北海道に適した品種を
見極めていくんです。

リーダー「こうの毎回やるの?」

林くん「毎日!!」

リーダー「毎日??どういう事が分かった?」

柳沢くん
「“大宝早生(たいほうわせ)”と言う品種は
 安定して出ている!」

リーダー
「収穫調査したアスパラはどうするの?」

沼畑さん「生徒で分けたり加工に回します」

リーダー「食べるの?いいなあ~」

…ということで、学生たちが育てた、
とれたてのアスパラを試食してみます!

リーダー「甘いっ!」


「普段みなさんは生で食べないでしょう」

柳沢くん
「生で食べたの初めて見ました!」

リーダー
「生で食べた事ないなら
 経験したらいいのに…。
 これ農家さんもやったことないんですよ」

ということで沼畑さんが食べてみると-

沼畑さん
「うっ!甘いですね。美味しい」


2017年06月10日(土) |  6次産業化で付加価値をつける!

未来の農業者を育てる
「拓殖大学北海道短期大学」の
「環境農学コース」。
後継者の学生や農業初心者の学生たちが
卒業後は、どのような仕事に就いているのか、
職員の方に伺いました。

近藤義明さん
「半数くらいの学生が農業後継者なので
 実家の農家を継ぐという形もあるますが
 非農家の学生にとっては農地を取得して
 新規就農はまだまだ難しい世界になるので
 農業法人などにまずは就職して経験を積んで
 将来的には農家さんがリタイアした所を継ぐ…
 あとは全道各地のJAに勤めたり
 農業関連企業・農機メーカー・肥料メーカーに
 就職するという形も増えています。
 6月・7月・9月にオープンキャンパスがあります。
 農業や食に興味をもった受験生がおりましたら
 参加していただきたいなと思います」

7月5日水曜日には、誰でも無料で参加できる
「農場公開デー」を開催!
学生たち自身が、育てている野菜について、
一般の来場者に解説してくれるんです。
毎年好評の加工品の試食会もあるそうなので、
この機会に是非!!

さてお次の授業は-

沼畑さん
「加工室での作業服になります!!」

リーダー
「なんかもう宇宙行けそうな格好ですね」

校舎内に「農産加工実習室」。
収穫した作物を使った加工品づくりにも力を入れ、
様々な設備が備えられているんです!
農学ビジネス学科長
岡崎 正昭教授
「農産物に少しでも付加価値を付けて
 農家の方が利益が上がるように
 6次産業化に向けて
 その一端を実習で取り組んでいます。
 今日は大学でとれた小麦・アスパラ・
 タマネギを使います」
岡崎教授
「秋まき小麦の“きたほなみ”ですけど
 水を入れて練ると褐色になります。
 全粒粉でピザを焼きます!!」
 
※詳しい作り方はレシピコーナーへ!
今後の農業に必要とされる、
6次産業化を見据えた「農産加工実習」。
ピザのほかにも、ケーキやジュース、
ジャムにうどんなど様々な加工品を試作します。
作ったものは校内で販売することもあり、
学生たちや職員の皆さんからも好評だとか。

ピザ生地がこちら!

リーダー「香りがすごい!!」


「今までこんな生地みたことない!」


「ちなみにご実家は何をされてますか?」

知内町出身 加藤伸哉くん
「知内町でニラ農家やっています。
 知内のニラを加工でより活かしたい!
 皆が驚くようなものにしたいです」

それぞれが、近い将来への夢や目標に向かって、
着実にステップアップしていく学生たち。
そんな彼らがつくる、ピザの味は…?

2017年06月10日(土) |  ピザの味にビックリ!将来の目標は…

では構内産の小麦でつくった
全粒粉ピザをいただきま~す。

リーダー「うんま~~い」

リーダー
「全粒粉の生地。ブチッと切れていいですね。
 サクサクした食感。
 サブレを食べているかのような
 しっかりした歯ごたえがあります」

「味がしっかりしていますね。
 香ばしい!」
リーダー
「色んな子供たちの将来の夢などを
 耳にしていると思いますけど
 この大学でどういった事を学んで
 社会ででてほしいですか?」
岡崎教授
「農業の基礎・基本をしっかり身に付けて
 地元に戻って、しっかり稼げる農業者に
 なってほしいなって思ってます」
「願っているのは、地域で一番の
 多額納税者になってほしい!
 そこにステイタスを持っていく 
 農業経営者でないと
 これからは厳しいだろう…」

藤澤 優希さん
「将来の夢は実感の農業を継ぐことです!」

リーダー「実家はどこですか?」

藤澤さん「更別村です」

リーダー「おおお~」

藤澤さん
「実家は6次産業化していないので
 もっと作物に付加価値を付けて
 色んな人に色々な食べ方を知ってもらいたい」

リーダー「例えば今できることは?」

藤澤さん
「じゃがいもで肉じゃが!」

リーダー
「更別のおいしいジャガイモで
 肉じゃが屋オープンしたら
 話題になって人が来るんですよ」

森「肉じゃが屋オープンしましょう」

みなさん、こんにちは!
今日は森ゆうかが週刊あぐりニュースを
お伝えします。
北海道産の原料に、とことんこだわった
「納豆の新商品」のお知らせです。

ホクレンとオシキリ食品が共同開発した
「雪の夢なっとう」!

大豆はイソフラボンが豊富な
「ゆきぴりか」を使い、「ゆめぴりか」の
稲わらから採取した納豆菌を加えています!
タレも北海道産原料を使用した
醤油と魚醤でつくった、
まさに「北海道オールスターズ」の納豆!

全道のホクレンショップなどで販売されているので、
みなさんも一度食べてみてはいかがですか?

北海道の恵みでつくる、
安全安心な納豆が食べられるのは、
嬉しいですよね。
以上、週刊あぐりニュースでした!

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6月3日のクイズ
「日本農業賞で大賞を受賞した
 北竜町のブランド米は
 なんという名前だったかな?」

正解は「北竜ひまわりライス」でした


2017年06月03日(土) |  ♯432 東京の老舗寿司職人が“ひまわりライス”に触れる第一弾編

今日は大通公園からスタートです。

森崎リーダー
「大通公園にライラックが咲きほこる頃、
 あー春になったなあ~って思ったら、
 急にガンって気温が下がる。
 今日は寒いです!!」

森結有花アナウンサー「寒いです」

リーダー「上着ほしっす!」

森アナウンサー
「今日は東京からゲストをお呼びしました」
 
様々なゲストを招いて、
北海道の農業や食の魅力に触れていただく、
ゲスト企画!
果たして今回、
あぐり王国に参加していただくのは!?

森アナウンサー
「東京から超豪華な料理人
 お呼びしています。
 今から私が呼びますので
 その呼び方がどんな料理のジャンルの方か
 ヒントになります」

リーダー「呼び方で?」

森アナウンサー
「ではお呼びします。親方~~

リーダー「親方???」

男性
「おはようございます。
 浅草の内田と申します。
 よろしくお願いします」

リーダー
「胸に輝く文字…!ぼく知ってますよ!
 最高の名店じゃないですか!!
 オレ、行きたくて行きたくて。
 お店で会いたかったんですけど…」

東京・浅草にお店を構える、
創業151年の知る人ぞ知る江戸前寿司の老舗、
弁天山美家古寿司
(べんてんやま みやこずし)」。

こちらで伝統の寿司を握っているのが、
五代目親方、「内田 正(ただし)」さん、74歳。

煮きり・ヅケ・酢ジメ・昆布ジメなど、
江戸前寿司ならではの仕事を加え、
代々受け継がれる名店の味を守り続けています。

≪弁天山美家古寿司≫
住所:東京都台東区浅草2-1-16
電話:03-3844-0034

内田さん
「私にとって寿司は仲のいい夫婦のような
 感じがするんですよ。
 お互いに寄り添うから仲がいいというのは
 寿司の場合も同じで
 寄り添ってこそ初めて
 おいしい寿司が出来ると思ってます」
ネタとシャリのバランスを大切にした、
内田さんが握る極上の寿司。
そんな五代目に今回は、
北海道の米作りに触れていただきます!

内田さん
「店で使っているのは新潟の黒崎の
 お米ですけども、北海道に行って
 現地のお米に巡り会う事ができるのは
 非常にいい勉強になると同時に
 楽しみにしている…という感じがします」

内田さんにふれていただくのは、
北海道のとある地域で生産される
トップブランド米!
その田植えから収穫までを体感していただきます。

リーダー
「よくお越しいただきました」

内田さん「お招きいただいたもんだから」

リーダー「とっても光栄です。5代目ですか!?」

内田さん
150年経っているんですけど、
 私がずっと150年やっていたら
 ギネス記録なんですけど…」

リーダー
当たり前です。
 分かります、それは(笑)。
 150年お一人でやってないのは分かります。
 あれ待ってください。
 美家古寿司の親方ってこんな感じ?(笑)」

内田さん「そう!(笑)」




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