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2020年08月29日(土) | ♯583 札幌市・大浜みやこカボチャ編
2020年08月29日(土) | 特徴その1…砂の熱!
2020年08月29日(土) | 特徴その2…葉っぱが日傘に!?
2020年08月29日(土) | 特徴その3…畑で完熟できる!
>>

2020年08月22日(土) |  マナーを守ろう!
森アナ
「やっぱり写真って盛り上がりますよね…
 ただ!盛り上がり過ぎてしまうと
 周りが見えなくなってしまうんじゃないかな…」
 
リーダー
「聞きますね。美瑛でのマナーが悪いのが目立つ…」

菅さん
「もっとキレイな写真を撮ろうと思って
 畑の真ん中にまで入ってしまう方も
 少ないんですけど中にはいらっしゃるので
 畑の中には入らないで欲しい」
 
リーダー
「そりゃあそうですよ。
 農家さんは自分の靴を消毒してから畑に入る所とか
 スコップなども殺菌消毒してから毎回使うとか
 細部に行き渡るまで殺菌消毒して使うとか
 すごく気を使ってらっしゃる。
 その知識がないまま土足で畑に入るのはあり得ない!」
森アナ
「マナーの範囲内で楽しむ!
 マナーを守ることが景観を守ることに繋がる!
 私たち観光する一人ひとりが
 気をつけないといけないなと思いますよね」

リーダー
「あの撮影でジャンプ後に写真を撮るのはOK?」

菅さん「全然いいですね」

リーダー「よかった笑)」
じゃじゃん!もんすけです!
美瑛町を始めとした、北海道の農業景観は、
本っ当に、いい景色だよね~!
その一方で、無断で畑に足を踏み入れるなど、
一部の人たちによる
「マナー違反」が問題になっています!

そんなマナー違反が何を引き起こすのか、
北海道農政部の上野さんに聞いてみたよ。

北海道農政部 技術普及課 上野雅和さん
「土壌に生息する菌・虫の中には
 農作物に害を及ぼすものがあります。
 その土が靴底・車のタイヤなどに付着して
 畑に侵入しますと
 病害虫の発生の要因となる恐れがあります。
 病気が発生すると生産者の方が
 経済的な損害を受ける恐れがあります。
 安全安心でおいしい北海道の農畜産物や
 美しい農村景観をマナーを守って
 楽しんでいただくようお願い致します」
続いては、美味しい農産物と
美しい風景を作りだしている畑へお邪魔します。
もちろん無断ではなく
農場主の舟山さんのご許可を得て
マナーを守りながら進めてまいります!
リーダー
「畑の中に入っちゃう人がいるって?」

舟山さん
「ここ数年増えている印象ではあります。
 ここも年に何回か畑に入る人がいますね」
リーダー
「えっ!道路あって家があるんです。
 そして斜面に畑があるんですよ。
 ここに入ってきます?」
舟山さん
「どこから来るのかなって本当に思います。
 先日は作業中に目の前に急にドローンが現れて…」

リーダー&森アナ「えっ!!」

舟山さん
「作業風景を撮ったらいなくなって、
 こういうパターンもでてきたんだって…
 ちょっとビックリしちゃいましたね」
リーダー
「今日は撮影許可をいただきながら
 映させていただくんですけど
 この向こうが気になりますよね!」

舟山さん
「高いところを上がると360°
 農業景観が見られるので是非!」

リーダー「いや~ん♪」
舟山さんの畑は、広さおよそ22ヘクタール。
札幌ドームが4つ収まって、
まだ余るくらいの広大な畑。
そして、そのほとんどが傾斜地です。

2020年08月22日(土) |  空からの畑は圧巻!
森アナ
「ここはアスパラですけど
 他にどんなものを作っているんですか?」

舟山さん
「ブロッコリー・馬鈴薯・カボチャ、
 スイートコーン・ゆり根・てんさい…」
リーダー
「ここから景色も変わってきました。
 森さん、これ何か分かる?」

森アナ「ジャガイモ!」

リーダー「すごい!」

森アナ
「私もあぐり王国4年目になりましたから!」
リーダー
「もうそろそろ坂の上につきます…
 本当だ開けた~うわ~い!!」
森アナ
「リーダーにしたら天国じゃないですか?」

リーダー
「もし死んでこういう国があるんだったら…
 行きたいよ、確かにね(笑)
 徳を積んだらいける場所!360°畑!!
 いい場所だなあ」

さてここからは、この絶景を、
上空からお楽しみいただきます。
森アナ
「美瑛町農業景観撮影ツアー!
 森崎博之さんによるドローン撮影コーナー
 イエーイ♪」
リーダー
「すごい!映ってます!ここに」

森アナ
「リーダー。これすごいことなんですよ。
 美瑛町って原則ドローン撮影禁止なんです。
 今回は特別な許可を得て撮影してます」

リーダー
「さっき勝手にドローンで撮影してたって
 クレームうけたばっかりなんですけど…」

森アナ「許可をいただいてるので…」

舟山さん「大丈夫です!」
 
森アナ
「うわ~キレイですねえ」

舟山さん
「ここはスイートコーン畑ですね。
 超えるとかぼちゃ畑になります」

リーダー「すごいすごい!キレイ」

舟山さん
「その奥がブロッコリー畑です。
 ここはとり終わってますね」

リーダー
「とってないブロッコリーどれだ…?」

森アナ
「リーダー!ドローン撮影なんで
 そんな細かいのはいいんです!
 ブロッコリー1個1個探されても
 ドローン撮影のだいご味が…!」

リーダー
「ブロッコリがつぼみだってこと教えてやる」

森アナ「それは普通のカメラでいいです」
ということで、まだ「採っていない」
ブロッコリー畑へおじゃますることにー
森アナ
「さあ先ほどの場所からそこそこ歩いて
 ブロッコリー畑にやってきました」

リーダー
「ブロッコリー畑は葉の色が違うから
 よく分かるね!!
 パッチワークの丘に相応しく
 色がちょっとずつ変わっていくのが
 農家さんが育てている農産物の色なんだぞって…
 誰かのおかげでこの色があるんだぞっという
 ありがたみを感じるなあ」
森アナ
「さあブロッコリー畑につきました」

リーダー「こんにちは~」
リーダー
「いやいや良いのがなってるよ~
 きれいだこと…」

森アナ「立派ですねえ~」
こちらが収穫期を迎えたブロッコリー。
ちなみに先程リーダーが、
「ブロッコリーはつぼみ」と言っていましたが、
ブロッコリーの可食部は、花蕾(からい)という、
つぼみが集まった部分という意味です。

2020年08月22日(土) |  ブロッコリー料理をいただきます!
そんなブロッコリーの収穫を、
少しお手伝いさせてもらいます。

舟山さん
「花らいの部分を傷つけないように
 葉を切り落として…見栄え良く!」

リーダー
「気をつけろ!大変じゃないですか?
 ブロッコリー1個収穫するのに
 これだけ包丁が入るんですよ」

森アナ「大変でした」
リーダー
「お母さんたちが1個1個、
 腰を落としながら取って
 葉っぱを落として…」

森アナ
「ものすごく手早いので
 簡単な作業に見えるかもしれないけど
 相当ですよ!」
リーダー
「農作業が大変なんだっていうのを表現するのに
 一番の人ですから!」

舟山さん
「すごくありがたみが伝わるんじゃないかな?」
森アナ
「やっぱり景観は美しいですけど
 それを守るためには大変な作業をしてる!
 そのうえで部頴娃町は毎年キレイな景色が見られる
 ということがよく分かりました」
舟山さん
「注目されるようになって
 改めて食を支えながらも景観を作りあげている!
 意識は生産者側も変わったと思います」
   
リーダー
「毎年変わらず、ここに人がくるわけだからね…」

私たちの食を支える農業の日々の営みがあってこそ、
生み出される美しい景観。
重要な観光資源でもあるからこそ、
この景観を守り、私たちの食生活を守り、
農業を守ることが、今求められています。
森アナ
「それでは美しい畑の真ん中で
 ブロッコリー料理をいただきましょう。
 作ってくださったのは
 舟山さんの奥様の美樹さんです!」
美樹さん
「ブロッコリーの天ぷらとゴマ和えです」

※詳しいレシピはこちら

リーダー
「では北海道の素晴らしい農業景観のど真ん中で
 ブロッコリーをいただきましょう!
 いただきま~~す」
ではリーダーは天ぷらを!

リーダー
「うーん…うま~い!
 サクサクの衣の中から
 ふわふわのブロッコリーが出てくる!
 茹でたのだとポリポリだけど 
 ふわふわの優しい甘味です」
 
ゴマ和えは?

森アナ
「食感がいい!コリッコリ!
 ブロッコリーの甘さとゴマが合う!」

美樹さん
「ブロッコリーは色々使えます。
 炒めてチーズ乗せたりフライとかもできます!」
さあ最後に舟山さんから…

舟山さん
「僕の前の代も、その前の代も
 普通に農作業をしていただけですけど
 それをクローズアップしてくれる方がいて
 いつしか農業と観光が共存していく時代になっていった」

リーダー
「一生懸命農業をやっていったら
 それはよその人からみたら
 すごい景色だったって結果に結びついた!」
リーダー
「これが農家さんの迷惑になるのではなく
 励みになってほしいと思いますし、
 美瑛町だけじゃないですから!
 北海道の畑はどこだってキレイだし
 農家さんは丹精込めて育てて
 結果、キレイに守ってくれている!
 これからも多くの人であふれる
 観光と農業の町であってほしいなと思いました。
 ありがとうございました!」
 
みなさん、こんにちは!
今日は気軽に農業と触れ合えるお仕事を紹介するよ!

農業で働くと言えば、新規就農して農業三昧!
みたいなイメージがあるよね?
ところが、これからの時代は新規就農だけじゃないんだよ~!
複業として、短期間だけ農業のお仕事をしたり、
1日だけ働くこともできるんだって~!
農業に触れ合う機会って、たくさんあるんだね~。
気になる人は、パラレルノーカーで検索!

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

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8月15日のクイズ
「今回取材したスイカは、
 なんてマチで作っていたかな~?」

正解は「富良野市」でした。
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2020年08月15日(土) |  ♯581 富良野市・スイカ編
夏の風物詩、スイカ!
キンキンに冷やして、むさぼるように食べたい!

そうですよね、お気持ちは良く解ります。

しかし、スイカを最も甘く感じられる温度は
15℃前後と言われています。
冷やし過ぎると、舌が甘みを感じ取れなくなるそうです。
冷やす時間は、丸ごとなら2~3時間、
半分なら1時間半程度が目安。
以上、スイカ豆知識でした!

という事で今回のあぐり王国ネクストは、
富良野市のスイカに注目します!
森結有花アナウンサー
「富良野市にやってきました」

森崎博之リーダー
「富良野っていうと観光のイメージ強いですよね。
 でも観光だけじゃない!
 ここからみると畑がいーっぱいあって、
 農業が盛んなのが分かりますよね。
 野菜はなんでもありますよ!富良野は」
森アナ
「今回は今が旬のスイカ!!」

森崎リーダー
「はい!やりました!オレね…スイカが一番好き♪」

森アナ
「スイカの選果場が今年リニューアルされたんです」

リーダー
「やった選果場!選果場大好きです!
 テンション上がりまくりですよ。
 僕にとってはテーマパークですから!
 もうルスツ、グリーンランド、選果場です!」
森アナ
「そんなリーダーにはかなり楽しいかもしれません。
 そのリニューアルされた選果場は
 最新設備が導入されて処理能力が各段に上がった!」

リーダー「すげーウキウキします」

森アナ
「真っ先に選果場からお邪魔しましょう」

リーダー
「選果場から行くの?えー何これ。 
 順を踏まないデートみたいで、
 それはそれでわくわくする!!!」
ということで、リニューアルされ
この夏から稼働が始まったという、
富良野市のスイカ選果場へおじゃまします。
尾崎さんにスイカの荷受け場所から、
順に案内して頂きます。
リーダー「うわーすごい」

森アナ「すごい数ですね」

尾崎さん「1レーンで約800玉乗ります」
森アナ「5レーンありますから…」

尾崎さん
「そうですね。(5レーンで)約4000玉乗ってます」

森アナ「1日でどれぐらい処理できるんですか?」
尾崎さん
「1日で約20000玉の処理ができます」

森アナ
「年間だとどれぐらいのスイカが集まるんですか?」

尾崎さん
「年間で約3900トンのスイカが集まります」
富良野市、中富良野町を中心とした、
富良野エリアのスイカを、
一手に選別・出荷する「JAふらの西瓜選果場」。
今年から処理能力が、従来のおよそ1.3倍に向上しています。
ちなみにスイカの重さ3900トンは、
数で言うと60万玉くらいとのことです。

2020年08月15日(土) |  最新選果場に潜入!
森アナ
「スイカが運ばれてきたようです。
 荷受けの様子を見させてもらいましょう」

リーダー
「生産者が自分で軽トラで運んでくるんだ」
森アナ「失礼します…」

リーダー「これは朝採りのスイカですか?」

生産者「そうです!採れたてです!」
リーダー
「キレイなスイカ…
 これ1個1個ツルから採ってきたんですよね?
 今日は朝何時から?」

生産者「今日は4時から」

リーダー「朝4時は寝てたでしょう?」

森アナ「寝てましたよ~」

リーダー「今年のスイカはどうですか?」

生産者「出来は抜群の出来です!ぜひ食べて下さい」
荷受けしたスイカは、選別レーンに運ばれるのですが、
その途中、なにやら気になるモノを発見!

リーダー「なんでバスケットボールがあるの?」

尾崎さん
「これは生産者の荷替わりの時に
 目印として使っています!」

リーダー
「職員さんが昼休憩で遊んでると思ったら」
リーダー
「そうか!スイカの荷受けの終わりを
 バスケットボールで表現してるんだ」
尾崎さん
「そしてこちらでスイカの洗浄を行います。
 洗車場でもあるような洗車機の中のような状態です」
尾崎さん
「中にブラシが入ってまして、それで磨いてます」
スイカを機械で磨いた後、
まずは人の目によって、規格外品を取り除きます。
尾崎さん
「こちらは空洞判定機となります。スイカを叩いて、
 それによって空洞があるかないか?確認をしてます」
森アナ
「叩いてるというか
 吸盤みたいなのが吸い付いてますね」

尾崎さん
「吸盤のところにマイクがついているんです」
尾崎さん
「こっち側の白い棒の方は空気のチカラで叩いてます」

リーダー
「コンコンとかじゃないんだね」

尾崎さん
「そうですね。ポンと一叩きで空洞を判定してます」
 
リーダー
「でも自然のものだから空洞ができるのは仕方ない。
 空洞があるとどうなるんですか?」

尾崎さん
「軽微な空洞であれば良品(一番下の等級)として
 出荷しています。
 大空洞があった場合は、
 外品として廃棄しています」

2020年08月15日(土) |  徹底した品質管理!
空洞の検査を終えた後、
カメラで外観のチェックをします。

尾崎さん
「外観で傷やスイカの形、
 軸ズレと言ってツルとお尻がまっすぐになってるのかを
 カメラで判定しております」

リーダー「へ~なるほど」
尾崎さん
「こちらで重量を計ってます」

リーダー
「これ重さ計ってるの?この一瞬で?」

森アナ
「リーダー!重さ計って、また何か機械ありますよ」

リーダー「もういいでしょう」

尾崎さん
「こちらは光センサーでスイカの中の
 糖度・熟度・うるみなどを判定してます」

リーダー「うるみって何ですか?」
尾崎さん
「スイカの果肉が赤くうるんでしまったこと!」

リーダー
「ちょっとシャリシャリとは違うような…」

尾崎さん
「ちょっとベチャっとなってしまったのを判定します。
 うるみがヒドイ場合も外品として廃棄しています」 
 
尾崎さん
「そして全てのデータがバーコードに入り…」

リーダー
「本当だ!お座布団にバーコードがあるよ!」

尾崎さん
「これによって規格分けのレーンに入っていきます」
 
検査結果の情報が、
それぞれのバーコードに刻み込まれ、
品質で3等級、大きさや重さで9規格、
合計27のグループに仕分けられます。

そして検査が終わったスイカには…?
尾崎さん
「生産者のシールを自動で貼っております」

リーダー
「シールが貼られたことで『ふらのすいか』として
 認められたということですよね!
 で、ここからは?
 まだ機械が続いていますよ!」
尾崎さん
「あちらで自動箱詰め機で箱詰めされます」

森アナ
「運ばれたスイカが持ち上げられて
 箱に入っていきますね」

リーダー
「あれは吸盤ですか。空気のチカラで!!」
 
このように多くの作業を自動化することにより、
大幅な処理能力のアップと人手不足の解消を実現。
かつ安全で安心な品質が、より一層保障されています。
森アナ
「最新施設を見せてもらいました」

リーダー
「ダイナミック!最先端!すごい楽しい場所!」

森アナ「あっという間に箱詰めでしたから」

リーダー
「私達が取材しているスピードより速かった」
森アナ
「鮮度もそのままで出荷されていくんですね」

リーダー
「ここまで手早く私たちに届くのは嬉しいですねえ」

尾崎さん
「さらに作付面積を拡大して
 生産者により多く生産していただき
 全国のみなさんにたくさんのスイカを
 お届けできればと思っております」

リーダー
「いや~楽しかったです。
 年間パスほしいなあ」

2020年08月15日(土) |  スイカ生産者さんは頭脳派だ!
選果場で見たスイカは、どのように育ってきたのか。
続いてはスイカ畑へおじゃまします。
リーダー&森アナ
「こんにちは~お邪魔します」

西出さんはスイカ生産歴35年の大ベテランです。
リーダー
「なってますね。ゴロゴロしてますよ」

森アナ「ありますね~」
森アナ
「西出さんはどれぐらいの面積で
 スイカを作っているんですか?」

西出さん
「スイカは4ヘクタールくらいです」

リーダー
「4ヘクタールって200m×200mですよね」
森アナ「じゃあ採れるスイカの量も相当…」

西出さん「25000~30000玉くらいです!」

リーダー「すごーい」
リーダー
「スイカって本当に手間が多いんですよね」
 
茎や葉が、うっそうと
生い茂っているように見えるスイカ畑。
実は、かなり綿密で複雑な栽培をしています。
森アナ
「ではこのフリップをみていきましょう」

西出さん
「まず苗の親づるの頭を取るんです。
 葉っぱからツルがでてくるんです
 一番いいツル4本を残して、5本目は切る!
 4本2果(にか)どりという方法で 
 スイカを2つつけるんですね」
西出さん 「そしてスイカの花というのは
 2節目にくると、次7節目ぐらいにきて
 その後は13節目と飛んでできるんですね。
 この1つ目2つ目の花だといいスイカがとれないので
 3つ目(もしくは4つ目)の花で実らせると
 いいものがとれるので、
 必ず3番目か4番目を目指して私達は作ってます!」
リーダー「…よく分かりました…あははは」

森アナ「あははは」
リーダー
「僕は分かったですけど、森さん難しいっしょ」

森アナ「チンプンカンプンでした~」

リーダー
「とにかくね設計図がないとスイカは無理です!
 ツル野菜なんでとにかくツルが伸びる!
 そのツルの中に何本伸ばせばいいか?
 でまたツルから伸びようとするのを落として
 最終的にはココとココ!
 とにかく1本から2つだけスイカを実らせる。
 この2個のスイカのためだけにすべてをかける!」

森アナ
「色々考えながら育てていかないといけない…」
リーダー
「しかも露地とハウスで育て方は変わるんですよね?」

西出さん
「ハウスだと3本で1果どりがメインですね!」
リーダー
「これ以上、この子を混乱させないでください。
 もう情報をいれるのやめましょう」
ハウス栽培と露地栽培では、
ツルの残し方と実の付け方が変わります。

また、同じ露地栽培でも、
植えた時期によって方法が変わってきます。
それを全て生産者がコントロールしたうえで、
スイカは育つのです。

2020年08月15日(土) |  収穫適期の見極めは?
森アナ
「とにかく大変!頭も使うってことですよね」

リーダー
「また収穫時期も大変なんですよね。
 実をつけて、いつ収穫すればいいだ?
 大きくなるスイカもあれば、
 そこまで大きくならないスイカもあって
 でも中身は十分赤くなってたり
 大きいなと思って採っても中身が白かったり…
 どうやって見分けているんですか?」

西出さん
「本当に熟したものは分かるんだけど
 うーん…
 適期で同じ状態のものを採ろうと思ったら
 分からない!!」
 それで交配日を記録しておいて
 ソフトボールくらいの大きさの時に
 グループ分けしておくんです!」
西出さん
「赤い曲がった棒がありますよね?
 あれが1番早く収穫するスイカの目印!
 曲がってないのが2番目に収穫するので、
 2日ぐらいズレているんです」
リーダー
「そうか暗号みたいなのがあるんだな」

西出さん
「今は7番くらいまでつけています」

リーダー
「曲がってる曲がってないでも違いをつけてる」
西出さん
「あと触ってみるとガタガタとしている。
 そしてらそろそろ収穫時期なので
 割ってみようかな…と!」

リーダー「そういうのもあるんだ」
リーダー確認してみます!

1週間後とまもなく収穫予定のスイカを
触って違いをみてみます。

リーダー
「はいはいはいはい…ココ違いますね」

西出さん
「頭のシマに沿ってガタガタとしてくるんです」
リーダー
「スイカというかカボチャを触っているような感じ」

西出さん
「シマのところが少し下がって
 緑のところがあがっている感じ」
西出さん
「あとは目印の棒を信じて!」

森アナ「ああ~」
雄花と雌花が交配した日に
ひと玉ずつ付けた目印を基準に
スイカの色、触った感触や叩いた音なども考慮し、
ピンポイントで収穫タイミングを見極めます。
そして、ひと玉ずつ行う作業は、まだあります。
西出さん
「スイカはこう寝てるんですよね。
 それを野球ボールくらいの時に玉を立てます!」
西出さん
「どうしてかというと
 長い間、ずっと置いておくと、
 おしりが黄色くなるんです」

リーダー「しょうがないんだと思ってました」

西出さん
「こうなると規格外か悪い等級になる!」 
西出さん
「(黄色い面を)地面から離してあげる。
 これを収穫の1週間~10日前にやると
 約1週間で色がつくんです。
 収穫前に、全部、玉を返さなきゃなんない!」

リーダー「1玉1玉、全部?」

西出さん「そう!」 
ハウス栽培の場合は、ご覧のようなお皿に
ひと玉ずつ乗せる作業になります。

2020年08月15日(土) |  甘いっ!これが富良野スイカの美味しさだ!
スイカの収穫体験!

ツルをハサミで切って軍手で泥をおとします。

森アナもやってみますが…
「重たい~!重たいです…」

リーダー「15キロ近くあるんですか?」

西出さん「ないですね」

森アナ「これでも?」

西出さん
「6~7キロぐらいじゃないですか?」
森アナ
「相当重いですよ。
 これより大きいスイカもあるってことですよね?」
西出さん
「そうですね。箱に入るのは13キロなんで。
 6Lだったら、1玉で10キロ以上です」
西出さんの畑では、ピーク時は、
1日およそ800玉を収穫しています。
リーダー
「スイカを作っている生産者の労力・時間、
 真夏の太陽との戦い…
 これは本当に感謝しないとダメだね」

森アナ「そうですね」

リーダー
「そして残さず食べなきゃ!」

ということでいただきましょう。

リーダー&森アナ「ありがとうございます!」
スイカに包丁入刀です。

ザクザクザクザク…

リーダー&森アナ「うわあああ」

森アナ「キレイ!!」

リーダー「やったー!」
リーダー
「では今年のもぎたてのスイカいただきます!
 甘いよおおおおおおお~
 ん~~ん…みずみずしい」
リーダー
「歯応えがいいですね!!
 うーん。なんて甘いんだろう」
森アナ
「いただきます。甘いですねえ!美味しい」
リーダー
「西出さん!富良野のスイカうまいね」

西出さん「ありがとうございます」

森アナ
「今年も6月くらいから収穫は始まってると思いますが
 出来はどうですか?」

西出さん「今年は良かったですね」
リーダー「何がよかったんでしょう?」

西出さん
「天気ですかね。いつもより良い!」
リーダー
「今日見てきたんですが
 選果場が新しくなりましたが
 これは生産者にとってはどういうこと?」

西出さん
「前より良い機械が入ったので
 (人間では見分けられない)
 状態の悪いものを抜いてくれるので、
 消費者への安全安心な商品を届けられる!
 叩く濁音機やセンサーによって
 味など一定基準以下のものは落とすし、
 中身が心配なものも落としてくれるので
 全体が安心できる!
 あと美味しいものを作るのは
 生産者の努力なので今以上に頑張ります」
 
リーダー
「選果場の進化は富良野スイカと名のついたものに
 悪いものがないよ!って!
 スイカって本当に人を笑顔にします。
 このスイカのために農家さんはこれだけの汗が
 流してらっしゃるんだ、
 手間のかかる作業をされてるんだって
 それを知って感謝して食べるって
 もっと笑顔になるかもしれません

森アナ
「そうですね。今年の夏もスイカ美味しく食べたいって
 思いますね。ありがとうございました!」
みなさん、こんにちは!もんすけです。
今日は、JAグループ北海道からのお知らせだよ。

JAグループ北海道が一丸となって、
「アグリアクション・北海道」を始めるよ!
日本の食料自給率は、現在38%。
この向上のために、北海道農業から、
食料自給率の理解を深める活動などを
展開していくんだって!
キーワードは「アグリアクション!」
特設サイトもオープンしているから、
今後の活動に注目してみてね!

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

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8月8日のクイズ
「ルルロッソを栽培していた、
 留萌市の隣町はなんていったかな~」

正解は「小平町」でした。

2020年08月08日(土) |  ♯580 小平町・ルルロッソ編
ラーメン・うどん・パスタ・パン・ケーキ
これらをはじめとする、様々な食品の原料として、
私たちの食卓に欠かせない農作物…小麦。
北海道は、国産小麦のおよそ6割を生産する「小麦王国」。
そんな北海道に、知る人ぞ知る、
少数精鋭のブランド小麦があります。

こちらが、その小麦の畑…んん?小麦色ではない?!

「茶色というか赤みをおびてる!!」

今回のあぐり王国ネクストは、
留萌エリアのブランド小麦、ルルロッソに注目します!
森結有花アナウンサー
「小平町にやってきました!」

森崎博之リーダー
「うみ~~~~!!!最高だな!
 北海道の夏の海!」
森アナ
「小平町は海に面した気持ちのいい街」

森崎リーダー
「最高だっ!天気もよくて!」
森崎リーダー
「ごめんなさい…
 ちょっと調子に乗ってるかもしれません!」

森アナ
「確かにテンションがあがる天気ですよね!」
 
リーダー
「畑もいいけど海もいいわ~~」
リーダー
「もともと小平町はニシン漁で栄えて
 今はタコなども有名で!
 タコのおつまみとかすごいですからねえ。
 留萌市のちょっと上ということもあって
 海産物も有名ですが、 
 農業もとっても有名なんです!
 海があって畑があって、
 米があって牛がいる。最高の場所ですねえ」
森アナ
「今回はそんな小平町で収穫期を迎えた
 秋まき小麦『ルルロッソ』という
 ブランド小麦に注目します!!」
リーダー「取材したことがあります!」

森アナ「7年前でした…」

リーダー
「忘れもしない数年前でしたね…
 真冬でした!!」

--------2013年2月放送より--------
リーダー「ルルロッソの畑はどちらですか?」

生産者 林寛治さん「雪の下で見えないんですけど…」

リーダー「見えないどころじゃないですよね」

佐々木アナ「雪しか見えない(笑)」
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森崎リーダー
「なので食べたこととか、
 ルルロッソのできた秘密は知ってますが
 畑で本来の姿をみるのは今日が初です!」
ということで早速、
収穫適期を迎えた、ルルロッソの畑へ。
森アナ
「私たちが今見ているのがルルロッソの畑」

リーダー
「実ってるよ!なんか…特徴的だよね」

森アナ
「色が!私が思っていた小麦色とはちょっと違う…」
リーダー
「そうですね。
 収穫適期の小麦は『小麦色』ともいいますが
 このような色…と思うんですが」

森アナ「そうですそうです!」

リーダー
「なんというか…茶色というか赤みを帯びている!」
小麦色というより、やや赤みがかった色の小麦畑。



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