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2012年09月01日(土) |  イチゴの実ってドコ??

鈴木さん
「ここ美唄で選果して
 ぜんぶ東京の方に送っちゃいます。
 その間に“真っ赤”になりすぎちゃって
 もたないんですよ」

森崎
収穫してからも赤くなっていく!
 お店に並ぶときにちょうど良い状態に
 したいから、白い物を出荷するんですね」

鈴木さん
「そうなんです。
 なのでこのくらい白いものです」

あぐりっこが選んだ真っ赤なイチゴと
比較すると白に近い状態です。

森崎
「まだ白みのほうが強い!
 ほんのり赤くなってきたかな…って感じ!」

鈴木さん
「このくらいだと東京に送ったときに
 赤くなるんですよ」

さてここからはイチゴの成長過程を観察!

森崎
「イチゴの花の真ん中にある物、見える?
 これがどんどん大きくなっていくよ。
 この中の部分がイチゴになっていくんだよ」

普段私たちが食べているのは「かたく」。
といって雄しべと雌しべを支えている土台!

実(み)ではないんです。
ではいちごの実はどこに?

森崎
「このつぶつぶ
 ぼくらがと思っている部分、
 これが果実なんです!」

あぐりっこ「初めて知った!」

藤尾
「実を周りまとう、台を食べていたんですね」

カイ「台、美味しい!」

さてここで特別に熟したイチゴを
ご用意いただき、ごちそうになりました。

あぐりっこ
「おいしい!」「ちょっと酸っぱいけど甘い」

甘酸っぱい「すずあかね」。
主にケーキの飾りになるいちごなんです。
クリームと食べておいしいように酸味が強め。

そんなイチゴに夢中のあぐりっこ。
するとリーダーが~

森崎
「収穫適期のイチゴを食べてみたいんですけど」

もちろんチャレンジしてみると-

森崎
「やわらかい大根をかじっているよう。
 それぐらいの歯ごたえがあるよ。
 酸味は変わらないと思うんですけど
 こっから赤くなって
 甘みが増えていくのかなって感じがしました」

藤尾
「赤味だけじゃないんですね。
 運ばれている間に“甘み”も
 足されているんですね」

イチゴの豆知識~今日勉強している「いちご」。
江戸時代の末期にオランダから
伝来したんだって!
当時は観賞用として普及したので
食べる人はあまりいなかったんだってさ!
驚きだね!

続いてやってきたのは美唄市内にある
「美唄市農協農産物集出荷貯蔵施設」。

収穫されたイチゴはここに集めてから
全国に出荷されるのですが、
このマシンを使って、
ある重要な作業をしています!
それは一体?

カイ「回転ずしの機械みたいだ」

ここでどんなコトをしているのか?
JAびばいの山本峻也さんにお話を伺いました。


2012年09月01日(土) |  イチゴの選果お手伝い!辛かった~
山本さん
「まずイチゴが何グラムあるか?
 計りにのせます。
 それが重さごとに分けられます。
 そして作業員さんが
 秀品・優品・A品・外品の4種類の
 規格がありますが、
 目で見て判断して分けています」
 
選果場で行う重要な作業とは、
形のいいものと良くないものに分けること。
このイチゴはケーキ用なので、
生食用のイチゴに比べて
とっても厳しい基準があるんです。

森崎
「ケーキの上にのってるイチゴって
 形がいい物が多いですよね」

山本さん
「そうですね!見た目、重視なんです

良いイチゴは先がキュッと細くなっていて
ヘタの部分がぷっくり膨れているのもの

みんながイメージするイチゴに近い形が
よいとされているんです。

あぐりっこ選果体験!
秀品・規格外見分けられるかな~!

森崎
「みんな頑張れよ~スタート!」

まずカイ君が計量機にのせます。

森崎「忙しいな!左手だるくなりそうだ

ほかのあぐりっこも、お母さんたちに
教えてもらいながら選果作業!
ポイントは二等辺三角形の形

さてJAびばいでいちごを栽培するのは
夏から秋にかけて。
このいちごは「夏秋(かしゅう)いちご」と
呼ばれています。
国産のイチゴが品薄になる今時期は、
とっても人気が高いイチゴなんです。

作業が終了しました。さて感想は?
ノイ
「先っぽが上に向いているほうが
 おいしく見えることが分かった!
 楽しかった」

コウキ
「イチゴには色んな形があるんだなって思った」

ルカ
「だんだん楽しくなってきた!」

カイ
「簡単そうに最初は見えたけど
 ずっとやっていたら手が痛くなったので
 これは辛い作業だな
 思いました(うなずく)」

佐々木
「一番ね、黙々とやっていましたからね」

とここで-

森崎
「アレ?カイなんかさっきと
人が変わったな。
 さっきまで明るくて元気良かったのに!」

手作業で立ちっぱなし…
美味しいものを届けるのは
大変だということを身を持って
経験したあぐりっこ。ご苦労さまでした!

森崎
「ちなみに選ばれなかったイチゴは
 どれぐらいあるんですか?」

山本さん
3割ぐらいになってしまいます

森崎
「普通に食べる生食用イチゴは
 そんなに規格外品が出ませんよね。
 ケーキ用って見た目が大事
 だからなんですね」

山本さん
「厳しいんですけど
 規格外品も加工用で使ったりと
 生産者が作った農産物を
無駄にはしません!」


2012年09月01日(土) |  傷つきやすいの…ズッキーニ!

イチゴの選別作業を体験した後は
ズッキーニの選別作業を見てみよう。
培歴12年の武田由起子さんを訪ねました

武田さん
「ズッキーニは洗うんですよね。
 朝とってくると汚れがあるので
 キレイに洗って箱に詰めます」

とっても丁寧に扱っている武田さん。

武田さん
傷がつきやすいので手袋をはいて
 行うんですけど、
 傷が多かったり形が良くなかったりすると
 規格外品になったりします!」

見事に箱詰めされたズッキーニ!
ズッキーニはイチゴと違い
選別と箱詰めを生産者さんが行うのです。

皮が薄く傷つきやすいため
爪で傷をつけてしまわないように、
必ず軍手をして作業します。
とても気を使う作物なので
JAびばいの生産者は
ほとんどの方が女性なんだとか!

さてズッキーニ畑にやってきました。
みんな初めてみるズッキーニにビックリ!

あぐりっこ「うわ~」
森崎「葉が大きいよ」

ただよ~く見てみると…

武田さん
「細かいトゲトゲがついているんです」

藤尾
「めっちゃ、チクチクしますよ」

武田さん
「風が吹いたり雨が降って
 葉がズッキーニに当たると
 傷がついちゃうんです

森崎
「ズッキーニがズッキーニを攻撃しちゃうの!」

 

強風が吹くと実を傷つける事もあるという
とっても鋭いズッキーニのトゲ。
このトゲから守るために
収穫の時は「腕サック」が必須アイテムです。
ということで腕サックをして収穫体験です!

ズッキーニ豆知識~!
キュウリみたいな形だけど、
ズッキーニはカボチャの仲間。
原産地はアメリカやメキシコと言われていて
イタリア料理やフランス料理では
よく使われる食材です。
日本で普及し始めたのはおよそ30年前から。
まだまだ新しい野菜なんだよ!

武田さん
「見落とししちゃうと
 翌日にはおばけズッキーニになっちゃいます」

森崎
「大きくなったズッキーニは?」

武田さん
規格外品になってしまいます。
 2~3割ぐらいは
 規格外品になりますね」

形重視のため基準が厳しい「イチゴ」、
トゲのある葉で実を傷つけてしまう事が多い
「ズッキーニ」。この二つの共通点、
それは規格外がとっても多く出てしまう事。

そこで美唄市内の高校生と
JAびばいがタッグを組み、
規格外品を使った商品企画に
チャレンジしたのです。

その高校とは?
生徒みんな
「ようこそ!美唄尚栄(しょうえい)高校へ!」

「北海道美唄尚栄高校」は
平成23年4月に市内にあった美唄高校と
美唄工業高校がひとつになって誕生した
「総合学科校」。
商品作りに携わったのは
食品システム科の生徒11名。

どんな授業をしているのかというと…

食品システム科3年 南谷舞さん
「米粉を使ってシフォンケーキを作ったり
 パンを作ったり…製造をしてます」

地元の特産品を使って商品を考えるというのは
食品システム科の授業方針の一つ。

まずは自慢のシフォンケーキを頂くことに。

森崎「しっとりもちもち!」

藤尾「焼き目の香ばしさもいいですね~」

規格外品を使った企画商品のベースに
なったという米粉のシフォンケーキ。

では今回発売されるイチゴを使った商品と、
ズッキーニを使った商品、お披露目!


2012年09月01日(土) |  食べて美味しい!&あぐりファーム

あぐりっこ「うわ~~!!」

いちごとズッキーニの規格外品で
できた美味しいそうな商品!

ではいただきま~す!

カイ
「ズッキーニの味とソースの味が
 合っていて美味しい!

ノイ
「柔らかくって美味しい」

続いては、米粉とイチゴのスイーツ!

ノイ「イチゴジャムが中にも入ってる」

南谷さん「中にもイチゴを入れてます!」

コウキ
「規格外品だけど味は変わらないから
 すごい美味しい!」

南谷さん
「米粉のもちもち感がすごく出ていて
 切り方もカワイくて、これなら
 消費者の人にも食べてもらえると思います」

あぐりっこもぺロりと食べられちゃうおいしさ!
美唄尚栄高校の生徒のアイディアが生かされた
2つの商品。
9月4日(火)から10月1日(月)まで
全道のサークルKサンクスで発売!
期間限定販売ですのでご注意ください。

森崎
「地元と地元が手を組んだのは
 素晴らしい取り組みだと思いました」

JAびばい 新谷光昭さん
「イチゴもズッキーニも非常に規格外品が
 多い状況なので、ぜひ今回を機会に
 美唄尚栄高校を含めて
 全道にPRしたい!と思っています」

こんにちは、もんすけです!
今日は3か月前にスタートした
あぐりファームの様子を
あぐりファーム担当のみんなと一緒に
見にきたよ!
まずはオクラから見ていくよ。

ユウト「唐辛子みたい!」
ナナカ「いつも食べてるのより大きい!」

オクラは河野君がコンビ名にちなんで
植えた作物。ちゃんと成長したので
ぜ~んぶ収穫しちゃうよ~!

ではオクラのお味は?
ユウト「おいしい」
ヒイナ「甘い!」

そのほか三種類植えたジャガイモは
お花が咲いててキレイだったよ。
収穫はあと2週間後ぐらいだって。

紫玉ねぎの「レッドアイアーリー」は
膨らんできてたよ。
玉ねぎは2種類植えて、
「さらり」はまるで長ネギみたく成長してたよ。
9月中旬ぐらいには収穫出来るんだって。

続いてはハウスの作物を見てみよう。
うわ~!真っ赤なトマトがたくさん。
鈴なりだ~!

アイコにチェリートマト…
一体、何個なってるのか数えてみよう!
完熟してるのはぜ~んぶとっちゃおう~。

ナナカ「小さくても色がちゃんとついてる」

み~んな汗かきながら頑張って
収穫してくれました!

みんなでトマトの数を数えました。
あぐりっこ「206個でした!」

あぐり日誌(ユウト&ナツキ)
「今日は収穫体験をしました。
 トマト・ピーマン・オクラなどを収穫。
 オクラを食べてシャキシャキしていたら
 食感を残せるような商品
 しようと思いました」

あぐり日誌(ナナカ&ヒイナ)
「今日はすごく暑かった~!
 外も暑かったけどハウスの作業は
 すごい楽しかったけど暑かった!
 今日の体験で自分で育てた野菜
 使いたくなった

商品開発のアイデアが浮かんだかな~
今後のあぐりファームにもご期待ください!


2012年08月25日(土) |  ♯207 畑作4品に+1!新たな生産体制編
森崎
スゲー迫力あるよ~
 なんかいっぱい収穫されているよ~
 こんな雨の中でね、
 あんなトラクター何台もね
 収穫してるってスゴイよね」
佐々木
「すごいですよね~
 さて我々がやってきたのは音更町です。
 音更町というのは
 ナンバー1が4つある町なんです」

森崎
「小麦・小豆はねえ~
 十勝で多いものですけど、
 道内ナンバー1は音更なんだあ?」
 
佐々木
「いろんなナンバー1がありますが…
 もう1品はなんだと思いますか?」

さて一体何の作物なんでしょうか?

佐々木
「その答えはあぐりっこが教えてくれますよ
 あぐりっこ~~

佐々木アナの一声で
物陰から隠れていたあぐりっこが登場!
手には何か持っていますよ…

森崎「来た来た来た!」

佐々木「その答えは?」

あぐりっこ「ニンジンだあ~」

森崎「ニンジンかあ」

ニンジンの生産量、
道内ナンバーワ~ン1は音更町です。
今回はおよそ1万7千トンもの生産を誇る
秘密に迫ります!

ここからはJAおとふけの山田浩之さんに
お話を伺っていきましょう!

まずはパワフルな収穫マシーンについて。

森崎「スゴイ!早いよねえ」

佐々木
「ここからではニンジンが見えない!
 緑色の葉が列になって上がっていくだけ~」

というコトで近づいて見てみると…

河野「うわ~ボコボコとれてる~」

ニンジン収穫マシン
「キャロットハーベスター」は
土の中からニンジンを持ち上げ
葉を挟んで収穫。
最速で一分間に1000本
収穫出来ちゃうほどパワフルなんです!

河野
「運転している方の後ろで
 何してるんですか」

山田さん
「痛んでいる物を取ったり…選別してます」

森崎
「ほ~!そして後ろの袋の中に
 ジャンジャン入れていってる訳だ!」

山田さん
「1袋に約370Kg入ります!」

森崎
「スゴイ!」

森崎
「この袋の中に入るのはニンジンだけ!
 上の葉っぱはカットされて
 ハーベスターから出てきました!」

どうやら「キャロットハーベスター」は
掘り出すだけのマシンではなさそう。
プラスアルファの仕事を教えてもらおう。


2012年08月25日(土) |  ニンジンをプラスすると畑が良くなる??

森崎
「ニンジンをつかんで
 ず~っとエスカレーターで上がっていきます」

山田さん
「上がった所でニンジンの葉を切ります」

森崎
「丸いノコギリみたいな物があるよ!」

河野
「これクルクル回るんですか?」

山田さん
「回ります。丸い刃物で葉を切ります」

さっそくカットする様子を見せてもらうと-

河野
「スゴイ!切れ味するどい!」

葉っぱ付きとスパッとカットされたニンジン…

森崎
「この機械が無かったらだよ…
 1本1本ニンジンを手で抜いて、
 1本1本刃物で葉を切ってってやったら…
 これだけ広大な畑、
 何日かかっても終わらないね!」

山田さん
「はい!雨でも機械は大丈夫ですし!」

働き者のキャロットハーベスターで、
収穫したニンジン。
この後、あるルールにのっとって
選果場へ運ばれます。そのルールとは!?

山田さん
1時間以内に選果場に運ぶようにしてます!」

河野「抜いたときからっていうこと?」

山田さん「そうです!」

河野「そんなこと可能なんですか

それを可能にするためニンジンの収穫は
チームを結成して行っています。

収穫は10台のキャロットハーベスター
スピーディーに!
効率的に運ぶため収穫したニンジン袋を
一か所に集めるのはキャリアダンプの仕事。
そしてニンジンが入った袋を
選果場に運ぶトラック。

役割を分担し作業することで
「収穫後、1時間で選果場へ運ぶ」を
可能にしているのです。

佐々木
「こちらがJAおとふけの
 作付け面積の内訳です」

河野
「ニンジンは他の作物より少なめ??」

佐々木
「でも道内ナンバー1の生産量なんです」
 
JAおとふけの作付面積で大半を占めるのが、
小麦・豆類・砂糖の原料になる
てん菜・じゃがいも。
この四つの作物は「畑作4品」と呼ばれていて
セットで栽培する事が多いのです。

そして、この4つの作物は
「ある決められた」畑の使い方をしているんです。

山田さん
「この4品を中心に“輪作”
 行っています」

森崎「この漢字を見てどう思う?」

マナト「“車輪”の漢字だ!」

森崎「グルグル回るイメージあるよね」

山田さん
「“輪作”とはいくつかの作物を
 何年かのサイクルで
 作付けすることを言います」

森崎
同じ畑なんだけど違う作物を年ごとに
 変えていく
…というコトなんですよね」

JAおとふけで主に行っている輪作は
この順番。
例えば今年“小麦”を栽培した畑では、
次の年“てん菜”を作ります。
その次の年は“豆類”。その次は“じゃがいも”。
同じ畑で、複数の作物を一定の順序で
回し栽培することで土を健康に保ち
病気の発生を抑える事ができるんです!

森崎
「畑作4品にニンジンも輪作に加わる」

山田さん「ハイ5品目です」
 
畑作4品に一つ加わることで
よりよい畑になり、
生産者の利益アップ
も見込めるのです。

佐々木
「今ニンジン畑が広がっていますけど
 来年、ここに来たら??」

山田さん「小麦畑とかになっている!」

森崎
「へえ~そうなんだ。5年後だったら
 ニンジンに戻っているかも?」

山田さん
「戻っているかもしれないです!」


2012年08月25日(土) |  生産者の労力軽減!種まき無しとは??

では取れたてのニンジンを生のまま
いただいてみましょう!

“ガリッッ!ポリッ!”

リュウ「甘い!」
サアヤ「スゴイ!おいしい」
キョウカ「シャキシャキで、すごい甘い!」

佐々木「フルーツみたいですね」

さてここで河野君から質問が-

河野
「なんか見てたら収穫するのもスゴイ人数で
 機械もものすごい数で、
 親類とか近所の人が集まってやっているの?」

山田さん
「このニンジンは
 種まき収穫JAで行っていて、
 生産者の方には
 畑の管理をしてもらっているんです!」

森崎
「じゃあ生産者の方は
 “種まき”や“収穫”をするワケではない?」

山田さん「ハイ!JAがしております!」

一同「へえ~~」

山田さん「生産者の労働力の軽減を図ってます」

森崎
「年配の方とか種まきと収穫は
 大変な労働ですもんね」

じゃ~ん もんすけです!
生産者の労働力の軽減が
見込めるこの取り組み。
メリットは他にもあるんだよ!

例えば「種をまく時期」「収穫の時期」を
JAが決められるので、
安定した出荷を見込める事。

大型の収穫機などを何台も使う事が出来るので
スピーディーに作業できること…などなど!!

では実際にJAおとふけと契約している
生産者さんはどう思っているのかな?

ニンジン生産者 茂古沼 美則さん
「ニンジンに没頭しちゃうと
 畑作4品がおろそかになっちゃうし、
 畑作4品を真剣にやると
 ニンジンがおろそかになっちゃう!
 JAさんの力を借りて種をまいていただく!
 収穫していただくと、
 鮮度の良いものが
 消費者のみなさんの所に送られます。
 なかなか今までにない
 良いシステムだなと思います!」
 
このシステムを導入したこともあり、
にんじんの生産量は全道1位に!
2012年はスタート当初(2006年)の2倍以上。
2万トンの収穫を見込んでいるんだって!

森崎
「生産者にも優しいシステムっていうのは
 今後ますます注目を集めるんじゃないかな」

山田さん
「そのようになっていきたいと頑張っています!」

森崎
「ここがモデルパターンになって広がるかも!」

続いてやってきたのは「ニンジン選果場」。
畑で収穫されたニンジンは
1時間以内にここへ運ばれるのです。

河野
「あ~さっき畑で見たニンジンの袋ですよね」

森崎
「ここに集めてどうするの?」

山田さん
「この機械に入れて洗浄します」

この選果場、機械の音が大きく
声が聞き取り難いので
河野君がいつも持ち歩いているという
拡声器を使って話すことに!

森崎
「ここにどれぐらいのニンジンが集まるの?」

山田さん
「1日平均、約200トンです」

森崎
「にに…にひゃくとん!?」

河野
「リアクションは拡声器通さなくていいです!」

1日に約200トンものニンジンを
選別しているこちらの施設。

実は4つ目のナンバー1は-
《洗浄選別施設の処理能力》なんです。

森崎
「ニンジンの生産量が北海道ナンバー1でしょ。
 この広大な土地でしょ…
 そりゃ~日本で1番の処理施設がないと…
 まかなえませんよね」
 
しかもここには「こだわり」のキーワードが…。

山田さん
コールドチェーンです。
 JAおとふけ産のニンジンは
 徹底的に冷やすことに
 つとめているんです」

畑から1時間以内に運ばれてくるニンジン。
収穫したての鮮度を出来る限りキープするため、
この選果場では冷やす事にこだわっているんです。
コールドチェーン早速見せてもらいましょう。


2012年08月25日(土) |  収穫から1時間!洗って一気に冷やす!

収穫して間もない土だらけのニンジン。
まずはプールのような水槽で
土を落として行きます。

森崎「うわ~スゴイ水がはねる!!」

河野「スゴイ~一気だあ!」

次に泥を落とすため
大きなブラシが入った水槽で洗っていきます。
ここまでは主に泥を落とす作業!

キレイになったニンジンは隣のレーンに
移動していきました。

あぐり一行も一緒に移動すると-

森崎「広い!!」

ココからは選果と冷やす作業がスタート!

割れているニンジンや
折れているものは取り除き、
キレイに洗っていきます。
このタンクでは硬めのタワシと
ニンジン同士の摩擦で薄皮をとるのです。

お次に流れてきたのは長~いプール?

森崎
「うわ~金魚すくいみたい!」

山田さん
水温を下げた水槽の中に入れることで
 ニンジンを冷やしています!」

どのくらい冷たいのか手を入れてみると…

マナト「冷たい!!」
リュウ「氷水みたい!」

冷やされたニンジンは、「製品になるもの」と
「加工品用もの」などに分けていきます。
大量に流れてくるニンジンを選果するのは
人間の目! 
随時おそよ60人が担当しています。
この選果を通ったニンジンは、
センサーで形状を読み取り、
大きさごとに自動選別!
そしてサイズごとに箱詰めされるのです。

1日130万本以上ものニンジンを選別する
ニンジン選果場。
ここのキーワードである
コールドチェーンの重要なカギがこの緑の箱。

山田さん
「これは“真空予冷機”。
 ニンジンを芯まで冷やす機械です」

真空予冷機に入れる時間は45分。
ニンジンが持っている熱を奪い
芯まで冷やすことで鮮度をキープするのです。

“真空予冷機”からニンジンの箱が出てきました。

さぞや「冷たいだろう!」と思いましたが-

河野
「そんなメチャクチャ冷たくない…
 そんなに冷気を感じないし…

あれれ?
本当にニンジンは冷やされているのかな?
さっそく実験してみました。


2012年08月25日(土) |  ニンジンからお酢??

ニンジンの温度を測ってみよう!

森崎
「土から出した時はこうだったんだよ。
 それが何回もプールを潜って洗われて
 キレイな光輝くニンジンになりました」

さっそく「真空予冷機」から出てきた
ニンジンの内部に温度計を刺してみます。

森崎
「どんどん下がっていきます!
 5℃前後まで温度下がりました…
 かなり冷えましたよ。
 ただねニンジンは土の中から
 もう5℃なんじゃないか?という
 疑い深いあなたのために掘りたてを測ろう」

土のついた掘りたてのニンジンの
温度を同じように測ってみると…

21.7℃!

河野
「今日は気温が23℃ぐらいなので
 ほんのチョット低いくらいですよね」

このように芯までしっかり冷やされたニンジンは
低温庫で更に冷やされます。
全国へ輸送するのも3度に維持した
専用のトラックで行っているのです。

お店の棚に並ぶまで低温キープ!
このシステムがコールドチェーンなのです。

さあニンジンをいただきましょう!
ですが、いつもとチョット違いますよ。

JAおとふけ 重村隆弘さん
「規格外のニンジンを使って
“飲むお酢”を作りました。
 ニンジンの生産量を増やしてきましたが
 同時に規格外のニンジンの有効活用を
 考えてきました」

JAおとふけが今年の8月から販売している
「美酢人参(びすにんじん)」
規格外のニンジンを有効活用するために
東京農業大学とタッグを組んで開発しました。

いろいろな飲み方ができるというこちらの商品。
お水やソーダーで割る場合は
5倍に薄めて出来上がり!

河野「キレイな色!」
森崎「ホント!淡い色だね」

今回特別に用意してくれたレシピが
ニンジン酢の牛乳割りです。

【ニンジン酢の牛乳割りレシピ】
1)牛乳150ccをグラスに注ぐ
2)砂糖大さじ1/2を加える
3)美酢人参大さじ1を加える
4)隠し味にイチゴジャムを加え混ぜたら完成!

とっても簡単できちゃうニンジン酢ドリンク!
それぞれ飲みたいドリンクを作って…カンパイ!

リュウ「意外といける!」
マナト「甘い!」
キョウカ
「酸っぱいのかと思ったら
 意外にクリーミーで美味しい」

佐々木
「ニンジンがこうやって形を変えて
 いろんな人に楽しんでもらえるのは
 町としては嬉しいですよね」

森崎
「音更はニンジンの町っている
 イメージがつきましたね!」
 
【美酢人参(びすにんじん)】お求めは-
希望小売価格)630円(税込・各120ml)
販売場所)道の駅おとふけ
電話)0155-32-4545
JAおとふけ 企画振興課 加工事業係

週刊あぐりニュースの時間です。
毎年ユニークなイベントで大賑わいの
JAびばい祭が今年も行われます。

稲作の町として有名な美唄市。
これから迎えるお米の収穫が
豊作であるようにと願いを込めて
今年も「JAびばい祭」が
明日26日 日曜日に開催されます。

今年の目玉イベントは
全国的にも注目を集めた
ご当地グルメ「袋焼きそば」の早食い競争。
さらに60キロのコメ袋を
一輪車に乗せて走る運俵運搬リレー!
イベントに参加したい方は、
当日ステージの右手にある本部席に集合。
そのほか「新玉ねぎ」や「新じゃが」など、
朝もぎの新鮮野菜の販売や、
キャラクターショーも行われます。
家族みんなで楽しめるJAびばい祭に
足を運んでみてはいかがでしょうか。


【JAびばい祭り】
日時:8/26(日)午前10時~
場所:JAびばい本店駐車場
問い合わせ:電話 0126-63-2165
JAびばい農業振興部企画相談課
      
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続いても夏を楽しむ大型イベント、
花火がど~ん!大地の恵みをパクッ! 
釧路市で行われるあのイベントの話題!

楽しい企画が目白押しの「釧路大漁どんぱく」。
そのイベント内で行われる
「農業農村フェアインくしろ」が今年も開催!

このイベントは牛乳・乳製品の
消費拡大のPRを目的にしていて、
JA青年部による牛乳の試飲配布、
モデルカウを使った乳搾り体験などができます。
もちろん地元産のおいしいものも盛りだくさん。
例えばJA女性部による
フルーツ酢と牛乳をミックスさせたドリンクと
チーズいも餅のセットや北海道のもち米と小豆、
そしてクリームチーズが入った
「きたゆきもっちーず大福」も限定販売する予定。

釧路管内の農業や酪農を身近に
感じることができるイベントですね!
以上週刊あぐりニュースでした。


【農業・農村フェアin KUSHIRO 2012】
日時:9/1(土)2(日)午前10時~午後4時
    (1日の販売ブースは午後6時まで)
場所:釧路市観光国際交流センター前庭特設会場
   (第9回釧路大漁どんぱく内)
問い合わせ:TEL 0154-22-0910
JA北海道中央会根釧支所 
      


2012年08月18日(土) |  ♯206 道南ブランド米ふっくりんこ。水田管理を学ぶ

森崎
「また来たぞ~
 あっさぶ~!(厚沢部)」

河野「いや~よく来ますね!」

佐々木「また来ましたよ~」

森崎
「また来たぞって挨拶したけど
 ちょっと景色変わっているね!
 前回はなんも無かったよ」

森崎
「厚沢部町は今年はシリーズもので
 お米の育苗から田植えから
 ず~っと追っかけてきています!」

佐々木
「今回は今の田んぼがどうなっているのか?
 そしてどんな作業をするのか?
 学びたいと思います」

函館周辺など主に道南で栽培されている
北海道米「ふっくりんこ」を
あぐりっこ隊が春の種蒔きから
秋の収穫まで体験していくシリーズ。
4月に種蒔き、5月には苗積みと田植えに
チャレンジしました。

そして今回は、
夏の水田管理について学んでいきます。

ではさっそくいつものあぐりっこを
呼んでみましょう!

札幌からやって来たのはハヤトとタクヤ。
函館からやって来たのはルリとアユです。

森崎
「みんなもずいぶん肌の色は変わったな!」

佐々木
「日焼けしていい色になりました」

森崎
「みんなが今年1年間かけて
 取材しているお米の品種名は?」

あぐりっこ「ふっくりんこ!」

佐々木
「そうです!お米の赤ちゃんの話も勉強したし
 種の消毒の話も聞きました」

森崎「何という消毒?」

あぐりっこ
「温湯種子(おんとうしゅし)消毒!」

森崎「すごいな!」

佐々木
「今回は秋の収穫まで時間があるんですけど
 夏場というのはとっても大切な時期なんです」

森崎
「田んぼに植えて稲刈りまで
 ほったらかしって訳じゃないんです。
 この暑い夏の間、
 何をしているのか勉強しましょう!」

夏の水田管理について学ぶため向かったのは、
5月に育苗と田植えでお世話になったこの方!

森崎
「こんにちは~また来たよ!」

地産地消を合い言葉に、
高品質なブランド米作りを進める
「函館育ちふっくりんこ蔵部」
副部会長の山田智稔(ちとし)さんです。

森崎
「2ヶ月前に田植えさせていただいた田んぼを
 管理されてくださって
 順調に育っているみたいだよ。
 ありがとうございます」

ここで稲がどのように生長するか
フリップでおさらいしましょう。




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