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2019年08月31日(土) | ♯537 上富良野町の希少豆赤エンドウ編
2019年08月31日(土) | 不思議風景!みんな倒れている?
2019年08月31日(土) | 栽培スケジュール
2019年08月31日(土) | 収穫体験!あれ…いつもと全然違う!
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2019年08月10日(土) |  ♯534 酪農のまち浜中町のブランド肉牛・浜中黒牛編
札幌ステラプレイスに店を構えるフレンチレストラン、
ミクニサッポロ。
増毛町出身の、フランス料理の第一人者、
三國清三(みくに・きよみ)さんがプロデュース。
厳選された北海道の食材を堪能できるお店です。

この牛肉も北海道産。
去年の夏にブランド化されたばかり
期待のニューカマーです。

二本柳眞シェフ
「脂がすごい繊細で口どけがよくて
 牛肉本来の味わいやバランスがすごくよくて
 北海道内でもトップクラスの牛肉だと思っております」

シェフも大絶賛のこの牛肉。
その名も…浜中黒牛!

■フレンチレストラン「ミクニ サッポロ」
 住所:札幌ステラプレイス9階
今回のあぐり王国ネクストは
浜中町のブランド肉牛(にくぎゅう)、
浜中黒牛(はまなかくろうし)に注目!

酪農の町だからこそ始まった、
地域をあげての一大プロジェクトに注目!
森結有花アナウンサー
「浜中町にやってきました!」

森崎博之リーダー
「どうしたんですか?
 めっちゃうまいですね。
 地元産のソフトクリームってことで
 “コープはまなか”さんで買えるそうです。
 めっちゃ美味しいです!!」
 
■コープはまなか 住所)浜中町茶内栄65
森アナ
「というのも浜中町は酪農の町ということで
 ソフトクリームとかも美味しいですよね!
 今回は浜中町で生産されている
 肉牛に注目していきます!!」

森崎リーダー「いいですね~!牛肉だ!嬉しい!」
森アナ
「というのもここ浜中町は
 酪農のマチならではのホルスタインと
 黒毛和牛をかけ合わせた交雑種…
 その名も【浜中黒牛】がブランド化されてる!」

森崎リーダー
「F1とも言いますけどもね
 F1ともいうべき交雑種をブランドにした」

森アナ「その浜中黒牛について学んでいきます」
今回は酪農が盛んな町の肉牛がテーマということで…

森アナ
「あぐりっこですが…酪農に関わりがある
 懐かしい人に来てもらいました。あぐりっこ♪」

あぐりっこ「はーい」

なぜかリーダーの前に立ちはだかるあぐりっこ!
「すいません…」
あぐりっこは以前大活躍したOBとOGの2人。 登場シーンをうっかり盛り上げちゃった、 北海道職業能力開発大学校1年の鈴木理矩(リク)君と…
歴代ぶっちぎりの最多出演女子、
北海学園大学2年の高野さくらさんです!
リーダー
「さくらなんて…
 本当にあぐり王国たくさん出てもらって…」

さくら「16回出演させていただきました」

リーダー
「16回って言ったら俺の次に多いくらいじゃない?」

森アナ「そんなことはない…」

リーダー「あなたそんなに出てる?」

森アナ「もう3年目ですから!!」

さくら「うふふふふ(笑)」

リーダー
「大人になったよ。
 口に手をあてて笑う子じゃなかった~~ん」
リーダー
「リク!お前おとなになった…
 というか男になったな!」

リク「男です!!」

リーダー「いくつになったの?」

リク「18歳です!」

リーダー
「うわ~頭の中異性の事でいっぱいだ!」

リク「そうっす!」

リーダー「健全!!!」
リーダー
「二人は何回もあぐり取材で酪農を学んだんだよね?」

さくら
「16回のうちの半分は酪農でしたね…」
リーダー「浜中町にゆかりある?」

リク「はい!1回来てます!」

リーダー
「今日は久しぶりの浜中町の牛とのご対面!
 がんばりましょう!」
リーダー
「ソフトクリームいらない?
 食べたかったら大学生だから
 自分のお小遣いで買うんだよ!」

森アナ「買ってあげてくださいよー」

2019年08月10日(土) |  交雑種とは?
そんな頼もしいあぐりっこたちと、
まずは、生後間もなくから、
生後8か月までを育てる牧場へ―
牧場主の舘野(たての)竜一さんに案内して頂きます。
リーダー
「帽子がもう“牛”って書いてますね~
 すごい!霜降り牛!!
 霜降り牛って高級なイメージありますよ」
舘野さん
「あとで食べて頂きますから(ニヤリ)」

リーダー「すごい悪い顔になってますよ」

舘野さん「楽しみにしてください!」

リーダー
「ありがとうございます!」
舘野さんは、肉牛と「ばん馬」を育てる、
育成のスペシャリスト。
早速、生まれたばかりの子牛の牛舎におじゃまします。

リーダー
「お邪魔します!いるかい?」
森アナ「かわいいですね」

リーダー「めんこいなあ」
さくら「かわいいですねえ」

リーダー「キュンキュンするねえ」
森アナ
「これは生まれてからどれくらいですか?」

舘野さん
「生後7~10日くらいで牧場に来ます」

リーダー
「そんな小さいの?生まれたばっかりですか!」
森アナ
「でも交雑種ってことでしたけど
 見た目的にはホルスタインよりは
 黒毛和牛っぽいような…」

リーダー
「全然ホルスタイン感ないですね。
 黒毛和牛といわれても分からない…」 

舘野さん
「だけど、たま~に白いのがね…」

リーダー
「ホントだ!足元白い。しっぽも白い」

舘野さん
「色んなところに白いのがたまにです!」
ところで、この交雑種。
  そもそも何のために交雑させているのでしょう?

2019年08月10日(土) |  ミルクやりに悪戦苦闘!
森アナ
「ホルスタインと和牛をかけ合わせた牛ということで、
 それぞれの特徴を見ていきましょう」

舘野さん
「ホルスタイン種は肉付きが良くて大きく育つ!
 だけど肉質は脂身が少なく赤身が多い!
 黒毛和牛の場合は、
 体格はホルスタインより小型ですが
 サシが入り霜降りの肉になります」  
森アナ
「それをかけ合わせる理由がコチラ!」

リーダー
「ホルスタインの母体を守る…
 これはどういうことでしょうか?」

舘野さん
「最初に出産をするときに
 ホルスタインだと出る子がみんな大きい!
 そうすると難産になっちゃう。
 それで母体も傷んじゃう…
 お産をラクにするために
 黒毛和牛の小さい子を付けて出産させる」    
舘野さん
「ホルスタインだと赤身が多くて
 サシが入りづらい!
 だけど黒毛和種はサシがより多く入る!」
舘野さん
「交雑種はその両方のいいところ取りなんです!
 肉の量も多いし、サシもほどよく入る!」 
リーダー
「残酷な話だけど食べてしまう人間の都合で
 そうしてるのかな?って思ってたんですけど…」

舘野さん「いえ!基本はやっぱり母牛のため!」

リーダー「そういうことだったんですね」
リーダー
「人間のためだけじゃない!
 お母さん牛のために
 交雑種を産むことが大切だと…!」
酪農が盛んな浜中町では、
常に交雑種が生まれています。
その交雑種を、肉用牛として有効に活用するため、
肉牛としてブランド化したのが浜中黒牛なのです。
森アナ
「かわいい仔牛にミルクをあげていきますが
 まずは舘野さんがあげる様子をみてみましょう」

リーダー
「3つ持ってますよ…3ついっぺんだ!
 3頭の牛に哺乳瓶を一気にあげてます!」

森アナ「群がってきてますね」

リーダー「なんで3ついっぺんにあげるの?」

舘野さん
「1頭1頭やってたら3倍時間かかるから…
 この牛舎にフルで子牛入ると30頭になるんで
 それが40分くらいで終わりますよ!」

森アナ
「割と簡単そうだなって思いますね…」

リーダー
「あっ!でた!何も分かってないでよく言う!!」  
不器用さと根拠のない自信を
併せ持つことでおなじみの森アナ。今回は果たして?

森アナ「違う違う!これ私の手だって!」

リーダー
「3本できましたけど…
 真ん中の子は股に挟んでます!!
 牛の頭を股に挟む作戦!!」

森アナ「ほら出来てる!!」

リーダー「あなた今、腹筋大丈夫ですか?」

森アナ「お腹いたーい…」
悶えているとミルク瓶が子牛の口から離れ
飛び散ったミルクがリーダーの顔に…

リーダー「うわっっ!!!ちょっと!」

森アナ「ごめんなさい…きゃああー」

リーダー「ちょっと…けっこうかかったけど!!」

ある意味期待通り(ある意味無事に)、
自分の役割を果たした森アナ。
あぐりっこも大変そうですが、
なんとかこなしてくれました。

リーダー「上手でした!」

リク「ありがとうございました」
リーダー
「上手!落ち着いてる…
 良い保育士さんに見えるよ~
 森さんしょうがないですよ。
 器用不器用ありますから」
森アナ「なんか私が不器用みたいじゃ…」

リーダー
「不器用なんだよ!!!ハッキリ言おうか?
 とんでもなく不器用だよっ!!」

森アナ「ごめんなさい…」

2019年08月10日(土) |  生育過程によって環境をかえる
生後最初のひと月を、この牛舎で育てた後…
2か月ごとに別の牛舎に移しながら、
エサの内容を変えるなどして…
段階的に育成していきます。
舘野さん
「こちらは7~8か月まで育って牛です」

リーダー
「でかくなったな~~成長した~!
 でも目はクリンとしてカワイイわ」
舘野さんの牧場では生後8か月までの飼育を担当。
このあとは別の牧場に移り「肉牛」として飼育されます。
そこで大きな体に育てられるよう、
今は丈夫な体を作っておくことが重要になります。
リーダー
「赤ちゃん牛は赤ちゃん牛の育て方。
 この子たちの育て方、そして成牛の育て方…
 それぞれ違うんですよね。
 それぞれのプロフェッショナルが育てている」
森アナ
「この子たちは今度はどこにいくんですか?」

舘野さん
「町内にある“北海道はまなか肉牛牧場”という
 肥育をする牧場に移動します」
舘野さん
「浜中町生まれで浜中町育ち!
 そして浜中町で仕上げる!
 浜中ブランドですよね!」

リーダー
「町のみなさんが一体化して
 牛をずっと面倒をみているんですね!」
では次の場所に移動しましょう!

森アナ
「生後8か月からの牛を育てている
“はまなか肉牛牧場”にやってきました」
 
あぐり一行が続いてやってきたのは、
北海道はまなか肉牛(にくうし)牧場。

酪農家が生産する交雑種を
地元発信の食材に出来ないか…との思いから、
舘野さんやJA浜中町、
食肉メーカーのスターゼンなどが出資して、
2年前に設立された牧場です。
牧場に勤める木戸祐太郎さんに牛舎を案内して頂きます。
リーダー「何頭くらいいるんですか?」

木戸さん
「1つの牛舎の中に200頭!
 2棟あるので400頭になります」

リーダー
「じゃあ見せてもらいましょう」

2019年08月10日(土) |  1日1キロ…大きく育て!
リーダー「お邪魔しま~す」

もおおおおお

リーダー
「鳴き声が子牛じゃない!でかいでかい!」

木戸さん
「もう男の子じゃなくてオスですね。
 この子たちで入ってきて約8か月くらい!
 うちの折り返し地点になる牛たちなので…
 もう倍くらい大きくなるかな…と」

森アナ「何か月で出荷ですか?」

木戸さん
「生後8か月で舘野さんから入れて
 そこから18か月、ここで育てます。
 今、この子たちで500~600キロです」
健康を保ちながら、体を大きくするために、
エサの内容や与え方は
細かな気配りが欠かせないようです。

木戸さん
「浜中町でとれた牧草と
 主に道産で集めた稲ワラをメインで
 草は食べさせています。
 あとはお肉にするための
 カロリーが多めの配合飼料を混ぜたものを
 給餌しています」
森アナ「どのくらい食べるんですか?」

木戸さん
「入ってきた時は1日8キロくらい…
 それが来て8か月のこの子たちで1日15キロ!」
木戸さん
「最初の入りたての頃は肉にする前の段階なので
 色々と負荷がかかってきてしまうので
 それに耐えられるように骨格作り!!
 背丈が伸ばしてあげたりだとか
 足腰を強くしてあげるために
 たんぱく質が多い餌を食べさせて、
 それが終わった段階で
 いよいよお肉を育てましょうって
 段階の餌に変わっていきます」  
木戸さん
「そこから出荷に近づくにつれて
 今度は餌を減らしていくんです。
 ボクサーみたいに引き締めていくんです」

リーダー&森アナ「ほおおおお」

木戸さん
「そうすると身が引き締まった肉になるので
 みなさんが食べる時には
 ちょうどいいお肉になっているという計算です」
エサは、浜中町の牧草と稲ワラ。
配合飼料に酒かすなどを混ぜた独自の飼料を
飼育段階ごとにそれぞれの割合を変えながら
与えています。
さああぐりっこエサ押し体験しましょう。

さくら
「難しいなあ…なかなか良い感じの所にいかない。
 牛の口元になかなか持っていけない…」

リクはチカラ強い!

リーダー
「力がありますねえ。自分で押したエサを食べてますよ」

リク「うれしいですね!食べてくれるので」

リーダー「みんなズラーっと食べてますよ」
こうして大きく育てられた牛。
出荷前の体重測定のお手伝いをさせていただくことに。
森アナ「追い込む感じですね」

リーダー「重いです」

木戸さん「これを押し込みます!」
リーダー
「全然行かない!動かないよ!」

なんとか移動させました。

リク「重たい…」
さて、この牛の体重はどのくらいなのでしょう?
リーダー「928キロくらいですかね…」

森アナ「(正解が)見えたでしょ…?」

リーダー「隠し方、下手なんだもん!」
木戸さん
「だいたいこの子たちは
 1日約1キロ体重が増えます。
 500日肥育しているので
 約500キロここで増やしている計算です」

2019年08月10日(土) |  感謝をこめて浜中黒牛いただきます!
リーダー
「ここで育つ期間、どんな思いですか?」

木戸さん
「どうしても命を奪うことになってしまうので…
 ただその間、苦しい思いをしてしまったら
 ダメだなって思っているので!」  
木戸さん
「お肉になるまでの間は幸せに!
 自分の思うままに生活してほしい!
 お肉になってからも、
 “美味しくない”って言われてしまうと
 この子たち何のために
 お肉になってしまったんだろうってなるので
 そうならないためにも
 僕たちも消費者の皆さんに
 美味しいと言って頂けるように日々努力したいです」

リーダー
「命に感謝しながらいただかなきゃって思うよね。
 こうやって立派に生きてる命なんだから!」
さて命に感謝したところで…
浜中黒牛のお肉とご対面です!

リーダ「うわ~すっごいキレイ!」

森アナ
「交雑種だからサシは少ないと思ったけど
 輪黒毛和牛くらいサシが入ってますね。
 すっごく美味しそう!」
ということで
浜中黒牛のステーキを焼いて頂きました。

「いただきま~す」

リーダー「めったに食べられないぞ!肉!!」
リク
「おいしい。柔らかいですね…」
リク
「口の中でサシの部分が溶ける感じがします」
さくら…一口食べるとビックリ!
「このお肉…甘いです!」
さくら
「脂がすごい甘くて柔らかくて
 えっ…これ食べて…いいんですか?」

リーダー「ダメだよ!!」

森アナ「いいんです!勉強したから!」
森アナ
「美味しい!口に入れると肉汁でいっぱい!」

リーダー
「うーん…溶ける!肉汁ブシャー。
 しっかりした噛み応え!
 噛むごとに噴き出す肉の旨味!」

木戸さん
「そう言っていただけるのが我々のやりがい!」
リーダー
「お肉自体の旨味。しっかりした旨さ。
 これがすごいと思いました。
 さわやかな赤身のうまさ!
 脂がしつこくない。すごく食べやすい」

木戸さん
「嬉しいです…
 ここまで育てた甲斐があった!」
町をあげて育て上げる浜中黒牛について…

舘野さん
「手塩にかけてここで肥育して、
 最後の仕上がりでどんな肉になったか
 自分で育てたものに結果が最後まで出るから
 仕事を楽しくやってますよ!」

リーダー「すてき!」
木戸さん
「ここから自分たちのところでも
 チカラを入れていきますので
 そしたらもっと良い牛が出来ると思います」  
リク
「浜中町で一貫して全部を担って肉牛を育てて
 その町のブランドとして出すということが…
 北海道は地域での一貫生産を
 なくしちゃダメだと思います!!」

さくら
「地元全体で行うってことは
 本当は難しいことじゃないかなって思う。
 だけどその分、結束力も上がって、
 こういう美味しいお肉も作って…
 かっこいいって思いました」
 
リーダー
「こういう風にみんなのチカラで
 北海道をしっかりと上げていけるんだって
 学んでくれたので2人の将来の何かしらの役立つ
 体験だったと思います。ありがとうございました」
みなさん、こんにちは!
今日は家族みんなで楽しめる祭りのお知らせだよ!

JAびばい
「8月18日(日)第25回JAびばい祭を行います。
 今年もピザ!焼きます!
 最新のヒーローショーも来ます。
 みなさんのご来場、お待ちしております」

楽しいイベントが盛りだくさんだから、
みんなも行ってみてね!
以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

【第25回JAびばい祭】
日時:8月18日(日)10時~
場所:JAびばい 駐車場 美唄市大通東1条北1丁目


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8月3日のクイズ
「今回取材した美白の野菜は、
 なんて野菜だったかな?」

正解は「カリフラワー」でした。

2019年08月03日(土) |  ♯533 木野のカリフラワー!編
日本名で「花野菜」と呼ばれる野菜があります。
さて何の野菜でしょう?

答えはカリフラワー!

ブロッコリーとよく似た形で、
両方ともキャベツの仲間に分類されます。
カリフラワーは、ブロッコリーの突然変異から生まれた、
と考えられている、兄弟のような関係。

日本の食卓には、1960年代初頭から登場。
当時は、カリフラワーが多く出回っていました。

1980年代以降は、ブロッコリーの生産量が
上回るようになりましたが、
カリフラワーは今でも栄養価が高く、
おいしく、美しい野菜として
多くの人に愛され続けています。

さて今回のあぐり王国ネクストは
音更町のカリフラワーに注目していきます!
森結有花アナウンサー
「音更町にやってきました!」

森崎博之リーダー
「また来ました音更町。よく来るな~オレ!
 音更町と言えば、もう農業!
 十勝大平野の大農業地帯の中心でもあります」
森崎リーダー
「今もほら…何かを何かしてます!」

森アナ
「何らかの作業をね、なさってますね」  
森崎リーダー
「畑を起こしてる。
 収穫終わったところをもう一度耕して
 もう一回何かを植えるのかなあ」
森アナ
「今回はそんな音更町で
 カリフラワーに注目します!」

森崎リーダー「カリフラワーの何知ってます?」

森アナ「ええええ。何を知ってるか?」

リーダー
「君はカリフラワーの何を知ってるんだ!
 よく似た作物は?」

森アナ「ブロッコリー?」

リーダー
「ブロッコリーとカリフラワーの関係性を知ってる?
 どっちが手間かかるか知ってる?
 それが全て分かります!そんな30分!」
さて今回のあぐりっこは、
ブロッコリーが大好きな小学6年生
武井はるちゃんと、
同じくブロッコリー好きの5年生、
中島優良(ユウラ)ちゃんの2人です!
リーダー
「さあ今日はカリフラワーです。
 どんな印象ですか?」

ユウラ「白いブロッコリーみたいな感じ」

リーダー「そうだね。好き?」

ユウラ
「う~ん。あんま食べたことないから…」

リーダー「あんま食べたことない!」

ユウラ
「1回だけ食べたことある。
 買ったお弁当の中に入っていた!」

森アナ
「私もカリフラワーって
 白いブロッコリーと思って食べてました」
リーダー「ハルは食べたことあるの?」

ハル「ないです!(即答)」

リーダー「食べたことないの?」

こっくり頷くハルちゃん。
リーダー
「話によるとですね…私は違うんですけど
 昔はブロッコリーよりも
 カリフラワーの方が多く食べていたと 
 うちのプロデューサーが言ってました!」
 
あぐりっこには馴染みが薄かった
カリフラワーを学ぶべく、
さっそく農場へ―
生産者の中井信人さんに詳しく教えて頂きます。
リーダー
「これ全部カリフラワーですか?」

中井さん
「いえ。ブロッコリーの作付けもしています」
 
リーダー「そうなんだ!」
中井さんの農場は総面積およそ30ヘクタール。
カリフラワー、ブロッコリーのほか、
小麦など多くの作物を育てています。

2019年08月03日(土) |  カリフラワーとブロッコリーの苗の見分け方
ところで、カリフラワーとブロッコリー、
苗の状態では、見た目がほぼ変わりませんね
リーダー
「そちらに育っているのがありますよね…」

中井さん「これはブロッコリーの苗」

森アナ「えっ???」

リーダー「言われなきゃ分からない!」

ユウラ「見分けつかない!」

中井さん「葉の形ですね」
中井さん
「カリフラワーは葉っぱがスリム…かな」

リーダー
「スリム!に対してブロッコリーは?」

中井さん「ブロッコリーは厚みがある!」

リーダー
「なんかちょっともこもこっとしてるね」

中井さん
「ちょっとカリフラワーはデリケートで
 弱々しいんですよね」
森アナ
「いまデリケートって言葉がありましたけど
 栽培もカリフラワーの方が大変なんですか?」

中井さん
「大変って言うよりも… かなり大変ですね。
 気を遣うというのか…」

そんなカリフラワーの栽培について学んでいきます。
リーダー
「今、葉っぱが4~5枚くらいの状況ですよね」

中井さん
「植えてか10日くらい経っています」

リーダー「植える前、定植前は?」
中井さん
「定植前は、JA木野(音更町)の苗を使ってます。
 野菜の苗を専門に育てる部署があるので、
 そこから買っています!」

リーダー「苗を育てるのは非常に大変!」
中井さん「【苗半作】と言いますのでね」
リーダー
「土に植えてスタート!
 収穫してゴール!って思うじゃない?
 でもそこが100%じゃなくて、
 50%は小さな苗を育てるのに
 生産者さんは非常に苦心なさって
 情熱をかけている!半分は苗なんだ!
 それを作るのが大変だってことを苗半作という!」
森アナ
「それを専門的な施設でやってくれるって事は
 農家さんにとっては、すごく助かる!」

中井さん「助かりますし、安心です!!」

リーダー
「農家さんが安心できるっていうことは
 私達消費者にとっても安心ってことですよね」
苗の定植は、4月下旬から7月中旬まで、
12回に分けて行います。
リーダー
「12期に分けるということは
 収穫適期はどれくらい幅があるんですか?」

中井さん
「6月10日から10月中・下旬までになります」

あぐりっこ「すごい!長い!!」

リーダー
「初夏から秋まで…12回に分けて頂くことで
 長い間カリフラワーを楽しむことができる!」

森アナ「嬉しいですよね~♪」

中井さん
「毎日休むことなく毎朝とってます!」

リーダー
「どんな天候でも毎朝畑に出る!
 そやってやってくださっているから
 いつも安心な野菜が並ぶんです!」

2019年08月03日(土) |  キレイに除草して大きく育てる
さて、定植したばかりのこの時期、
葉っぱが小さいうちにやらなくてはならない
重要な作業があります。それは…

中井さん
「この段階では初期の除草作業、草取りですね!
 トラクターで【カルチ】という
 【4頃(けい)】の機械のツメを引いていきます」
森アナ「へ~~」

リーダー
「4頃(けい)のツメを引いていく…
 聞いてもちょっと分からない(笑)」
土の栄養を苗に集中させるため、
虫を付きにくくするため、除草作業をまめに行い、
カリフラワーを守ります。

葉っぱが大きくなってからは、
機械では作業できないので、
この段階で出来るだけ除草するのが肝心です。
リーダー
「これが4頃(けい)のツメで引っかかれた。
 根っこから掘り出されて枯れている!」

ユウラ「キレイに取れてる!」

リーダー
「やっぱりまっすぐに走らせなきゃならない?」
中井さん
「まっすぐ走らせることも大事ですけど
 まっすぐに植える事も大事なんです。
 これ1本1本歩行型の移植機で植えているんです!
 それも苗を1つ1つ入れていく!」
リーダー
「1つ1つ落としていくの!
 先っちょにカラス口っていう
 パカパカするのがついていて、
 僕の肩から入れたら手から出てくるイメージ!
 ポン!ポン!ポン!ポン!
 1個苗入れて、ポン!
 1個苗入れて、ポン!
 これ私のカラス口でちゃんと説明ついてますかね?」

森アナ「大丈夫です!」

中井さん「そのくらいの遅さですね…」

森アナ「伝わりました!」

リーダー「良かった。伝わったわ…」
森アナ
「続いてのステージに見せてもらうんですが
 けっこう歩いてきましたよね」

リーダー
「青々と育った農産物があります!
 でもカリフラワーが見えないですね…」

中井さん
「そうですね。この状態では見えないんですけど…」

リーダー
「見えないよ。どこにあるか?見えるかい?」
ここは、定植からおよそ2か月ほどのブロック。
葉っぱはずいぶんと大きくなりましたが、
カリフラワーの姿は?
リーダー「ちょっと見えないよ…」

中井さん「こう広げると…」

リーダー「うわ~見えた!!」

森アナ「あったあああああ」
リーダー「まだ小さいですか?」

中井さん
「小さいです!
 まだ出荷までは2週間近くかかります」
中井さん
「この白さは葉に隠れているから!」  
中井さん
「毎日毎日太陽の光が当たると
 茶色くなってくる!黄色くなる!」   
ユウラ「日焼けするの?」

中井さん「そう!」

そうなんです!日焼けしちゃうんです。
日焼けしないためにはどうするの??

2019年08月03日(土) |  美白美人を作るための徹底したこだわり!
リーダー「日焼けしないために何をするの?」

中井さん
「1つ1つ葉っぱを折っていくんです!」

リーダー 「折っちゃうの?
 ポッキリ折れちゃいましたよ!
 これでいいんですか?」
中井さん
「毎日、見て歩いて葉を折っていくんです」

この葉っぱを折る作業。
最盛期はなんと、1日で7000~8000株ほど。しかも…
中井さん
「収穫近くになってくると
 一度、隠しちゃったら、
 どれくらいの大きさになってるか分からないので
 今度は毎日開いて見て、確認して、
 またかぶせる!!!」

リーダー
「いやいやいやいやいや…
 ほんとに大事に育ててますねえ」
中井さん
「この白さが自慢というか自信というか
 カリフラワーを作る醍醐味というのか…
 良い物を作る!という楽しみですね」
そんなカリフラワーの美白を守る作業を、
あぐりっこがお手伝いさせてもらうことに!

ハル「あった!これ」

中井さん「そうだね」

ハル「大変だ」

ユウラ「これ折っていい?」

中井さん
「折っていいよ!
 カリフラワーは純白な美白な食べ物なので
 黄色くなってしまうとスーパーに並ぶことができない」
中井さんのお話を聞きながらも作業は続きます。

あぐりっこ「よいしょ…よいしょ…」
リーダー
「さあガッツリ体験してもらいました。
 どうだった?葉っぱ折り」

ユウラ
「なんか…折るのは大変じゃないけど
 (畑の中を)進むのがすごく大変で
 足ちょっと痛くなった…」
ハル
「中井さんが毎日ずっとやっているから
 すでに(葉で)隠れているのがいっぱいあって 
 自分でやるのが、ほとんどなかった!」
中井さん
「毎日毎日見ているんですけど
 ふっと折り忘れることもあるんですね。
 それが…こんなになっちゃうんです!」

あぐりっこ「黄色!!」

ユウラ
「ここだけちょっと白くって
 ここは葉っぱで隠れてたんですか?」

中井さん「そうです!そうです」
リーダー「これ中は白いんですか?」

中井さん「中は白いです!」

ユウラ「わ~中は白い!まっしろ!」

リーダー
「中は白かった。
 でも外側はこれだけ色が違う!」
ユウラ
「女王様から住民みたいな感じ…」

みんな大爆笑!

リーダー
「なんなんだよ。それ!大富豪みたくなってる!」



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