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2019年10月26日(土) | あぐりっこレポート発表~リンタロウ君~
>>

2019年10月05日(土) |  ちょっと怖め(笑)熱い生産者さん登場!
森崎リーダー
「キャベツの中を歩いている感じですね。
 まだ未成長のもですけど
 ここから結球していくんですよね」

森アナ「生産者の岩村さんがお待ちですよ」

リーダー
「こんにちは~!宜しくお願い致します。
 岩村さんね…
 こう見えて“いいやつ”です!!(笑)」

森アナ「子供たち怖がってる…」

岩村さん「よろしくね~♪♪」

リーダー
「マチで会ったら絶対声かけないタイプです!」
ちょっと強面の岩村国宏さんは、
農業の会社「響(ひびき)」に所属しています。
響(ひびき)では、140ヘクタール、
札幌ドームおよそ28個分の畑で、
9品目の作物を生産。
そのうち4ヘクタールでキャベツを作っています。
リーダー
「今私達の目の前にあるのはどういう状態?」

岩村さん
「植えてから1か月くらいのキャベツです」
リーダー
「いた…キャベツ姫がいた!」

森アナ「ちっちゃいですね~」
森アナ「植えるのは種からですか?」

岩村さん
「苗をJAから買ってきて
 ちょっと生長してものを植えます」
JAが育てた苗を、4月中旬から8月中旬の間、
週1回のペースで18回に分けて定植しています。
森アナ
「かなりの量を生産しないといけないとなると
 苗を自分たちでやるよりも
 農協から買った方が手間が省ける?」

岩村さん
「そうですね。
 もともとは自分たちで苗から育てていたけど
 大変になってくるんですね…」

リーダー「そうですよね」
リーダー
「そこをしっかりサポートしてくれる
 農協の苗作りの体制というのが
 ありがたいところですよね」

森アナ
「そういうサポート体制があるから
 南幌町のような一大キャベツ産地になってる!」
リーダー
「それにしても(定植)18回は多いですね」

岩村さん
「細かいんですよ…
 ホントはどかっと作ればいいんですけど
 ちょっとずつ植える!」

リーダー
「重量野菜ですし、手間もかかるし、
 収穫出荷も大変ですよ…
 結構肉体にきますか?」

岩村さん「まっ!オレは何ともないですけどね」

リーダー「さすが!弱音を吐かない!」
南幌町では、岩村さんのようなたくましい生産者と、
JAが連携して、キャベツ生産を進めています。
町全体では年間でおよそ2200トン以上のキャベツを生産し、
全国の消費者へ送り届けています。

2019年10月05日(土) |  気合だけでは出来ない!1日2400玉収穫!
森アナ
「定植をした後はどんな作業があるんですか?」

岩村さん
「カルチ作業といって機械が畑に入る!
 爪でガッと土をかっちゃいてあげることで
 草取り作業にもなるし、
 下の土を乾かす効果と酸素を与える効果があり、
 それによって作物が生長しやすくなる!」
岩村さん
「うちはカルチ作業を2回やるんですね!
 定植から10日後くらいに1回やって
 軽く雑草を取り、
 2回目は追肥といってもう1回肥料を入れる!
 同時進行で酸素もいれてあげる!」
リーダー「肥料と酸素が同時なんですね」

岩村さん
「そこでドバッと来い!!みたいな」
リーダー
「気合注入して、
 気合いだ!気合いだ!気合いだ!」

森アナ
「このキャベツ…強そうですね」
手作業による草取りもマメに行いながら、
大事に育てられる南幌のキャベツ。

続いては、収穫適期のブロックへ。
森アナ「さっきとだいぶ様子が違いますね」

リーダー「でっかくなったなあ~」
岩村さん「もう収穫適期です!」

リーダー「キレイだねえ」
サクタロウ
「結構大きくなりました!
 さっきの小っちゃっかったけど」
リーダー
「キャベツは結球がしっかりとしてものがいい!
 レタスは結球していない軽いものがいい!
 スーパーで並んでいたら軽いものがいい!
 でもキャベツは重いものを選ぶといい!」

森アナ
「役に立ちます!ありがとうございます」
リーダー
「見るからに分かります。
 しっかり結球していて実が詰まっていて
 重たそうなキャベツが並んでいますね」

定植から2か月。先程見た状態から1か月で、
このような丸々としたキャベツに育ちます。
森アナ
「多いときにどれくらい収穫しますか?」

岩村さん「多いときで…2400玉とか!」

リーダー
「ええええ~そんなに??何人で?」

岩村さん
「基本的にパートさんが切るんで
 3~4人でバッと収穫する!」
森アナ
「3人だったら1人あたり800玉!!」

岩村さん「そうですね」
リーダー「できる800玉?」

あぐりっこ「…無理…」

リーダー「まずは1玉収穫してみよう」

2019年10月05日(土) |  キャベツの収穫は難しいぞ!
ということで、まずは岩村さんにお手本を見せて頂きます。
岩村さん
「切ってパラパラ抜いて…
 うちは外葉を1枚残すんです」

リーダー「スーパーに並ぶ時に外葉がとられる」

森アナ「どうして1枚残すんですか?」

岩村さん「箱に詰めた時に傷つけないため」

リーダー「緩衝材のようなものですね」
岩村さん
「なんですけど!グーグル先生で調べてみたら
 一番栄養があるのは芯と外葉らしいですね」
リーダー「なにい?」」

岩村さん「まじっす!」

リーダー「まじっすか!?」

岩村さん「まじっす!」

リーダー「ググッタんっすか?」

岩村さん「ググッタんっすよ!」

リーダー
「すごいなテレビ出る前にググって勉強!
 良いんですよ。あなたもそれくらいやって!」

森アナ「見習わせていただきます」
キャベツの収穫も、岩村さんを見習いたいのですが、
こう見えて、なかなか難しいようで…
リーダー「どこから切るかが難しいですよね」

森アナ「根っこだからここか?」

リーダー「そんな所から切らないよ!」

森アナ「ん?どこだ?」

リーダー「見てたか?さっき!」

森アナ「見てます!見てます」
森アナ「ここですか?ここ?」

岩村さん
「そこですよ…サクッと!日が暮れちゃいますね…」
森アナ「できました~」

リーダー
「どんだけ切ったのよ!
 外葉半分…ほとんど切りましたね」

森アナ「どこを切ればいいか分からない!」

リーダー
「難しいですよねえ。
 芯をだして芯だけ切るって難しいんですよ」
ではあぐりっこもチャレンジ。

リーダー
「そこに包丁を入れるって決めたね!」

バリバリバリ…

リーダー「行った行った」
サクタロウ「やばい…これはやばいっす!」

リーダー「事件?」

サクタロウ「かなり事件です」

リーダー
「ああああああああああ
 もう千切りが始まってる(笑)」
リーダー「もう1個やってみよう」

さて再チャレンジ。

リーダー「芯が硬いんです。ぐっと力いれて」

サクタロウ「ううう…」

岩村さん「行け!行け」

サクタロウ
「あっ…また始まりましたね…」

持ち上げてみると…

リーダー
「あ、ホントだ。また始まってる(笑)
 また調理始まったコレ」
ミオちゃんは上手に収穫できたところで…
中身をみてみましょう。

2019年10月05日(土) |  加工用キャベツはでかかった!!
半分に切ってみると

リーダー
「ぎっしり詰まってる!!
 良いキャベツは一度切ったら戻らない!」

森アナ「ほんとだー」

リーダー
「結球がすごいから
 切ったところから広がって戻らない!
 断面が合わないの!」

森アナ「これは良いキャベツなんですね」
そんな、メッチャいいキャベツを、もぎたてで
「いただきま~す」

サクタロウ「シャキシャキしておいしい!」

ミオ「甘い!」
リーダー「うま~い!甘い!!」
10年前と変わらず、最高の味だった南幌産のキャベツ。
しかし現在、10年前には無かった、
驚きのキャベツも生産されているんです。
ということで次に向かったのは、
10年前には無かった
キャベツを育てているというブロック。
そこで見たキャベツとは…
リーダー「でかっ!」

森アナ「大きい~」

リーダー「さっきのキャベツと違いますね」
岩村さん
「寒玉の加工キャベツで重たくて葉っぱも硬い!」
リーダー
「キャベツは大きく分けて3つあって
 寒玉系・サワー系・ボール系。
 いま見たのが寒玉系!」
大きくて重たく形は偏平型の
寒玉(かんだま)系キャベツ。
南幌町で生産している寒玉系キャベツは、
主にスーパーやコンビニのカット野菜など、
加工品として流通しています。
リーダー「甘い!めっちゃ甘いじゃん!」

岩村さん「うまいっすね!」
リーダー
「10年前になかった寒玉を南幌町で作り出した!」

岩村さん
「南幌町では4年前から加工キャベツの栽培を始めて
 うちの会社でもスタートしました」
岩村さん
「さっき見てもらった通り
 キャベツって手で収穫して積むじゃないですか。
 あれってやっぱり体の負担がすごくでかいんです」

リーダー「寒玉系なら余計重いじゃないですか?」

岩村さん
「そういう負担を軽減するために機械収穫を取り入れて
 面積を変えずに労働力を軽減しているんです!」

リーダー
「機械で収穫するんですか?キャベツを!?」

ということで…
機械によるキャベツの収穫を見せて頂きます。

2019年10月05日(土) |  キャベツパニック!
リーダー
「さあ動きました!キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
 はじかれるようにきました」

森アナ
「どんどん下からキャベツが運ばれてきますね」

収穫期の活躍はすごい!
キャベツをしっかりつかんで引き抜き、
ベルトでキャベツをホールドしたまんま
カッターで根っこを切断!
ローラーに流れてきます。
リーダー「ここで選別しているんですか?」

岩村さん
「茎をコンテナの外側に向けてる!
 頭傷ついちゃうんで」

流れてくるキャベツをどんどんコンテナに
入れていきます。

岩村さん「やってみます?」

リーダー「じゃあやってみようか」
ということでやってみますが…

リーダー
「はい来た!外葉を取って…」

と言ってる間に次のキャベツが!
キャベツを持つだけでも大変なのに
葉っぱをとって運ぶとなると大変です。

岩村さん「はい次きた!」

森アナ「頑張れー」

リーダー「急いで取らないと次の来るよ!」

森アナ「落ちちゃう落ちちゃう!」

もうパニック状態です。
想像以上にキャベツに弄ばれるあぐり一行。

どんどんキャベツは流れに流れ
森アナ「サクタロウ!サクタロウ!!」

リーダー「人の名前しか呼んでない…」
岩村さん
「まだ4軒の農家さんで作ってみようという段階です」
岩村さん
「これから南幌町としてキャベツが知られて
 生食用も加工用も南幌町産が有名になれば嬉しい」
リーダー
「これからもたくさんのキャベツをお願いします!
 おじいちゃんになってもやんちゃでいて下さい!」
じゃじゃん!もんすけです!
南幌町では4年前に始まった「加工用キャベツの生産」。
どうして始めたのかJAなんぽろの和田さんに聞いてみたよ!

JAなんぽろ 和田貴裕さん
「南幌町においては作付面積を維持するために
 生産者で構成されているキャベツ部会が中心となり
 労働力不足が少しでも補えるように
 機械収穫が可能な加工用キャベツの作付けを
 始めました。
 これから皆様の期待に応えられるように
 安全安心なキャベツを届けていきたいです」
収穫したキャベツは加工用も生食用も、
JAなんぽろの集出荷センターへ。
鮮度が落ちないよう冷蔵庫で冷やします。

道外へ出荷するモノは
特別な冷蔵庫で真空状態にして、
一気に冷やすんだって!!
こうして、南幌町自慢のキャベツが、
全国の食卓へ届くんだね!ボクも食べたいな~
森アナ
「JAなんぽろ女性部のみなさんに
 南幌町キャベツを使ったお料理を作って頂きました」

リーダー「すごーい!!」

森アナ
「代表して城地美幸さんにお話を伺います」



※詳しいレシピはこちら
さあキャベツ料理もいただいて…

サクタロウ
「キャベツには色々な種類があって
 農家さんもみんなのために頑張っていて
 すごいなって思いました」

ミオ
「茹でても焼いてもキャベツは美味しい!」
リーダー「城地さんご自身もキャベツは…?」

城地さん
「あの昔20年くらい前には作っていたんですけど
 今はちょっと…重たいので…
 体力が続かなくなってしまって…」

リーダー
「キャベツは年齢が上がっていくにつれて
 諦めて別な作物に転換していくそうなんです。
 ここ南幌町でもそうなんですよ。
 だからこそ、あの屈強な…怖い顔した
 あのやんちゃが広い畑を受け持って
 やってくれてるのは町にとっても有難い存在!」

城地さん
「若い子たちがどんどん仕事をしてくれてるので
 たいへん助かっています!」

リーダー
「ああいう方に町の名をあげた産物を
 もっと盛り上げてほしいなと思います。
 ごちそうさまでした!」
みなさん、こんにちは
今日は来週開催される2つのイベントのお知らせだよ

10月9日(水)から29日(火)まで
JR札幌駅1階の「北海道どさんこプラザ札幌店」で
開催される、「空知フェア」。
空知管内で生産された自慢の新米を中心に、
こだわりの農作物や加工品が、いっぱいあるよ。
みんなもおいしいものを、見つけに行ってね!

続いては、10月12日(土)に
サンドーム北見で開催される
「オホーツク農業祭2019」。
オホーツク産の食材を使った、
うどんやカレーの販売があったり、
バター作りやトラクター試乗体験など、
楽しいイベントがたくさんあるよ!
オホーツク産の特産品が当たる抽選会もあるから、
みんなも行ってみてね!!

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした。

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9月21日のクイズ
「今回取材したダイコンの生産地は、
なんて村だったかな~?」

正解は「留寿都村」でした。

 



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