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2015年09月05日(土) | ♯351 とれたて品質を全国に届ける鹿追産キャベツ編
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2015年09月05日(土) |  ♯351 とれたて品質を全国に届ける鹿追産キャベツ編

中華に洋食に…
そして和食にも欠かせない食材、
それはキャベツ!

様々な食材と合うだけではなく、
料理の味わいや食感に、
独特のアクセントを与えてくれるキャベツ。
栄養価に優れた野菜としても知られていますが、
栄養成分の効果的な摂取法が、
注目を集めているそうなんです!

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「キャベツに含まれる辛味成分
 “イソチオシアネート”
 抗菌性という体内の悪い菌をやっつける働きや
 抗がん性や抗酸化性という体内の参加を
 抑えてくれる働きなど
 非常に良い効果が出てきています。
 それと●●●にすると
 イソチオシアネートが膨らんで
 たくさん出てくるんです」

ということで今回のあぐり王国は、
栄養満点の万能食材キャベツに注目!
最適な気象条件が生み出す強い甘味、
そしてスピーディなハイテク収穫
画期的な流通システム
十勝の名産地が取り組む、
高品質なキャベツ生産に迫ります!

佐々木
「今回は広大な畑が広がる
 鹿追町にやってきました!」

藤尾「テンション上がる~」

佐々木
「鹿追町では気象条件や土作りや
 生産システムにこだわった
 キャベツを生産しているんです」

藤尾
「鹿追でキャベツ?
 鹿追町といえば“そば”が有名なので…」

ではあぐりっこを紹介しましょう。
小学4年生の2人!
好きな食べ物はキャベツ!野菜大好き
松下起昌(キリマ)君と、
元気いっぱいのスポーツマン!
好奇心旺盛な齊藤柊哉(シュウヤ)君です。

藤尾「どうやって食べているの?」

キリマ「ソース!」

シュウヤ「普通にドレッシングかけて…」

藤尾「生で食べることが多い?」

シュウヤ「たまにボイルして食べたり…」

森崎・藤尾「ボ

藤尾「小学校4年生?今何て言ったの?」

シュウヤ「ボイル!」

今の小学生はスゴイですよ。

佐々木
「さて北海道で作られているキャベツは
 主に3つの種類に分かれています」

キリマ「知らなかった」

キャベツは種類によって形や葉の特性が違います。
これを気にせず買っている方もいると思いますが、
この特性を知ると食卓での食べ方や
料理への取り入れ方など、より一層キャベツを
美味しく味わうことができますよ。

佐々木
「では鹿追町ではどんなキャベツが
 作られているのか?お勉強していきましょう」

あぐり一行はキャベツの収穫が行われている
鹿追町内の生産者のもとへやってきました。

佐々木「キャベツ畑にやってきました」

森崎「すごいよ見て♪」

見渡す限りキャベツ…
どこまで続くのでしょうか!

キリマ「デカイ!」

シュウヤ「すげっ!」

森崎
「そんなものか?ふたりとも!
 このキャベツ畑を見たときの感想は…
 
 うわああああああ~
 
 見てください!一面キャベツッ!
 ダーーーーンッ

 これぐらいビックリするキャベツ畑だろ!」

森崎
「はいやってみよう♪3・2・1どうぞ!」

キリマ
わあああ~でけええ~!」

藤尾「いいね。伝わるよ」

森崎
「(肩を叩いて)あぐり王国へようこそ…」


2015年09月05日(土) |  キャベツをじっくり見てみよう!
広大なキャベツ畑で待ってくれていたのは、
生産者の堀籠(ホリゴメ)崇さん。
さっそく詳しいお話を伺います。

森崎「キャベツと防風林…最高ですね!」

藤尾「どれぐらいの広さで作っていますか?」

堀籠さん
「この畑で2ヘクタールぐらい。
 全部で5ヘクタールぐらい」

森崎
「札幌ドームを超えていますよ…」

藤尾
「大好きなキャベツ。
 札幌ドーム以上の広さで作っているって」

キリマ「すごい…」

5ヘクタールの畑でキャベツを栽培する
堀籠さんですが収穫する玉数に換算すると、
何と16万玉を超える量になるのです。

森崎
「目の前にあるものもキャベツですよね。
 でも普段見ているキャベツと形状が違う…」

堀籠さん
「これはまだ若いんですよね。
 ここからあと1か月半ぐらい成長させます

堀籠さん
中から新しい葉っぱが出てくるんですよ。
 外側の葉っぱは徐々に大きくなって
 中から新しい葉っぱがが
 ギュギュギュギュと増えていって
 最終的に大きなキャベツになるんです」

森崎
「勘違いしていた…
 巻かさっていくんじゃなく
 今でてる赤ちゃんが外側になるんだ」

あぐりチームみんなでキャベツの成り立ちを
体で復習してみます。

リーダーの赤ちゃん葉っぱの下に
藤尾葉っぱが出来てきて
その中に佐々木葉っぱが出てきて
どんどん下から出てくるに従い
最初の葉っぱは成長して大きくなりますね。

森崎「これがキャベツ!!」

佐々木「そうやってキャベツができるんだ」

では収穫できる状態のキャベツというと…

堀籠さん
「まさにこれが収穫しているキャベツ」

森崎「すごいね」

藤尾「みずみずしいね。絶対おいしいね!」

では取れたてのキャベツをいただきましょう。
と、言いたいところですが、
このキャベツの種類を当てることができたら
食べられる!というクイズを、
あぐりっこへ出題することに。

シュウヤ
楕円型…して…固いよね…」

森崎
「楕円形でシッカリしている。つまり?」

シュウヤ「寒玉系?」

堀籠さん「正解です!」

森崎「すげ~」

佐々木「よく特徴を覚えていた!」


2015年09月05日(土) |  小屋のような収穫機??

では収穫したてのキャベツをちぎって
いただきましょう。

キリマ「おいしい!」

シュウヤ「甘い!」

森崎「うんめい!水分すごい!」

藤尾「キャベツの味も濃いですね」

森崎「なんでこんなに甘いの?」

堀籠さん
「大雪山が近く、ふもとにあるので
 昼夜の寒暖差が激しいんです。
 温度差があるので甘みをギューっと
 凝縮して出来上がっているんです」

鹿追町では減農薬や低化学肥料
エコ栽培にも心がけ、
安心安全なキャベツ生産に取り組んでいます。

堀籠さん
「鹿追町では交換耕作といって
 酪農家の畑畑作の畑
 何年かに一度交換して、土壌を改善しているんです。 森崎
「町独自の輪作体制ですよね」

土づくりから栽培管理まで、
すべてにこだわる鹿追産キャベツですが、
もっとも特徴的なのは、
その収穫方法なんです。

藤尾
「堀籠さん。キャベツ畑の中に
 さっきから大きな機械が行ったり来たりを
 繰り返しているんです…」

キリマ「お家だ!」

藤尾
「ちょっとした工場が動いてる…みたいな。
 後ろで作業されてる女性が5人いますね」

森崎
「段ボールではなくコンテナに入れてる!」

堀籠さん
「コンテナに入れてそのままトレーラーや
 トラックで運んで出荷するんですね」

森崎「このまんま出荷なの!?」

機械でのキャベツ収穫を行う鹿追町は、
生産者の労働負担を減らしながら
低コスト生産を実現する、
画期的な流通システム
確立しているのです。

森崎
「機械を導入しない限りは
 やっぱり腰を曲げて
 1個1個カットしていたわけですよね。
 こんな広くは出来なかったですよね」

堀籠さん「そうですよね」

森崎
「堀籠さんは生産者さんですよね…
 収穫しているのは??」

堀籠さん
JA委託の収穫を行っています」

生産者に代わりJA職員が行う機械収穫。
いったいどんな作業なのか?、
機械に乗って体験させていただきました。

刈り取ったキャベツがコンベアで
どんどん流れてきますよ。

それを一瞬で選別して
コンテナの中にキャベツが痛まないよう
スピーディーかつ愛を持って並べていきます。

いざ体験してみると
けっこうスピードです。
早くて早くて、もう追いつきません…

驚きの速さで収穫されていくキャベツは、
メッシュボックスと呼ばれるコンテナへ
傷を付けないように入れられ、
5分程度で満杯に。こうして大量のキャベツが
収穫されていくのです。

下の方は大丈夫かな?と思いますが…

堀籠さん
「そのために固いキャベツを選んでます」

森崎
「そうか!寒玉系の特性を活かした収穫方法」

佐々木
「チームワークというか達成感、ない??」

キリマ「ある!(すごく疲れた顔で)」

佐々木「疲れたかあ??」


2015年09月05日(土) |  ブルッブル…この寒さが美味しさをキープ!

じゃ~ん、もんすけです!
機械化収穫でキャベツの
生産効率を上げているJA鹿追町。
苗作りから流通システムに至る様々な分野で、
良質なキャベツの産地化を目指した
取り組みが行われたんだよ~。

JA鹿追町 今田伸二さん
「JA鹿追町では生産者の所得向上を図るため
 1991(平成3)年からキャベツの産地化に
 取組始めました。産地化に取り組むには
 均一な品質のキャベツを安定的に供給すること、
 生産者の労力を軽減することが必要と考え
 育苗施設・全自動移植機の導入など
 機械化により産地の生産工場をサポート 
 してきました。
 また流通面では段ボールの使用を
 大型コンテナに変更するなど費用の削減にも
 努めています」
 
生産コストを抑えられるってことは、
キャベツの価格も抑えることができるんだ。
JA鹿追町のキャベツ生産は生産者にも
消費者にも嬉しいシステムなんだね!

続いてあぐり一行がやってきたのは、
収穫されたキャベツの貯蔵と出荷が
行われている野菜集出荷予冷庫。
ここからはJA鹿追町の宮本省吾さんに
詳しく教えていただきます。

森崎
「鹿追町のキャベツはほとんどがここに集まる」

宮本さん
「全部集まってきます!
(多い時で)1日に100トンぐらい運ばれてきます」

森崎「何カゴくるんですか?」

宮本さん
「多い時で300~400ケースぐらいきます」

あぐり一行「すごい…」

ということで「予冷庫(よれいこ)」と呼ばれる
キャベツの貯蔵施設の中へ―

森崎「予冷庫オープン」

藤尾「なんか…白い煙が!」

森崎「冷気が!!」

シュウヤ「すげえ~」

キリマ「スッゲー!」

森崎「寒い…」

キリマ「涼しい(ジャンプ)」

キリマ君、大喜びです♪

藤尾「キャベツのにおいすごいね」

全て…キャベツ・キャベツ・キャベツ…

手に持ってみると-

シュウヤ「冷たいなあ」

森崎「そうだよね。冷えてるよね」

宮本さん「室温は1度です」

佐々木
「この温度が一番良いんですか?」

宮本さん
品質を長く保たせるには
 一番適している温度と言われています」

キャベツは収穫後の
品質低下が早い
作物と言われ、
収穫してすぐに
室温プラス1度の予冷庫で貯蔵します。
通気性の良いコンテナ貯蔵は、
ダンボールと比べて冷却性に優れているので、
より高い品質を保つことができるのです。
そしてさらに…

2015年09月05日(土) |  無駄なく時間短縮で全国へ-

森崎
「フォークリフトでキャベツが
 今度はトレーラーに運ばれていきます」

藤尾
「コンテナに直接積んじゃうんですか?」

宮本さん
「JRコンテナに直接積みます」

森崎「今からどこに行くの?」

宮本さん「大阪です!」

藤尾
「畑で収穫した状態のまま大阪に運ばれる!」

宮本さん
「昔は段ボールで積み込みしてたんですが
 (段ボールだと)380ケースぐらいの量になり
 所要時間も約1時間かかります。
 今だと10~15分ぐらいで
 積むことが出来ます」

森崎
「これだけ新鮮で温度管理がなされているものは
 早く積み込みたいですよね。
 鮮度維持にも時間短縮は役立っていますよね」

 

鹿追町のキャベツは、餃子やお好み焼き、
そしてカット野菜などに使われ、
道内はもちろん
南は沖縄まで全国各地に出荷されています。

森崎
「じゃあ鹿追町から大阪にむけて
 トレーラーが旅立ちます」

佐々木
「みんなに美味しく食べてもらいたいですね」

森崎
「いってらっしゃーい!」

藤尾
「おいしく食べてもらうんだよ~」

甘くてシャキシャキの食感がたまらないキャベツ。
美味しさはもちろん
栄養価にも優れた野菜なんだよね~

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「ビタミンだとビタミンC・ビタミンUが多い。
 ビタミンUは胃潰瘍の予防因子として
 見つけられたんビタミンなんですね。
 それとキャベツに含まれる辛味成分、
 イソチオシアネートは
 体の中の悪い菌をやっつけるとか、
 抗がん性・抗酸化性など期待できます。
 イソチオシアネートを有効に取るためには
 熱をかけないで生で食べる!
 細かく刻む“千切りキャベツ”は
 酵素がうんと作用して
 イソチオシアネートを増やして
 食べることが効果的です」
 
様々な料理に利用されるキャベツは、
多種多様な栄養価も併せ持つ、
万能食材なんだね!

鹿追町のキャベツでクッキング~♪

というこでジュワっトロッの
お好み焼きレシピを教えてもらいましたよ!

※詳しいつく方はレシピコーナーへ。

藤尾
「シンプルな食材ですけど
 キャベツの甘さだけでごちそうになりますね」

森崎
「寒玉系の特徴なのかな。
 しっかりとした味わい!ブタとキャベツの
 シンプルな取り合わせだけで
 とっても美味しい!!」

佐々木
「シャキシャキしていて
 歯ごたえがとてもいいですね」

シュウヤ
「生の時のあま味が残っているから
 より一層おいしい!」

とれたて新鮮キャベツを大量に
鮮度を落とさず消費者に届けるシステム。
ここに辿り着くまでには
多くの人達の並々ならぬ
努力と熱意がありました。
でもそのおかげで全国の人が
おいしいキャベツを
食べてもらえるんですね!

広大なロケーションの中、
みなさんの熱意に触れ
とても充実したロケになりました。

みなさん、ありがとうございました!

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プレゼントになっていた
鹿追牛の問い合わせはコチラ!

【鹿追牛の販売情報】
●Aコープ鹿追店
 住所:鹿追町新町4-40
 電話:0156-66-2250




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