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2017年01月28日(土) | ♯416 八雲町で真冬に作られる軟白ネギに注目編
2017年01月28日(土) | どうやって白くなるのかな?
2017年01月28日(土) | 黒布の中では…根がしっかり張ってます
>>

2017年01月28日(土) |  ♯416 八雲町で真冬に作られる軟白ネギに注目編

厳しい寒さが続く、冬の北海道…。
冷えた体を、芯から温めてくれる
すき焼き。その中で- 

雪のような白さと食欲を刺激する香り、
シャキシャキとした食感を持つ
具材といえばネギ!

比布町の「千本ネギ」や、
幕別町札内の「越冬春長ネギ」、
日高町門別の「美味(うま)ネギ君」などなど、
道内各地で栽培されるブランドネギ…。
そして、道南のある町にも、
この冬に旬を迎えるブランドネギがあるんです!

ということで…
今週のあぐり王国ネクストは
真冬に道産の青物野菜が減る中で、
高品質のネギを生み出す産地へ行きました!

憧れアナウンサー
「道南の八雲町にやってきました」

森崎
「なんとあぐり王国は
 八雲町初めてです。
 やってきたぞー!待たせたなあ」

森崎
太平洋日本海
 2つの海に面している町は
 日本で八雲町だけなんだよ」

憧れ
「海産物も有名ですけども
 酪農と農業も盛んな町ということで
 ブランドネギに注目します」

森崎
「今回はネギですか。
 冬は鍋に入れてねえ…
 トロッとしたあま味がたまらないです」

憧れ
「でもネギって大人になってから
 おいしさが分かった気がするんです」

森崎
「今回のあぐりっこはどうでしょうか?
 ではよんでみましょう」

今回のあぐりっこは…
色々な道産野菜を食べてみたいという、
竹内悠星(ユウセイ)くんと、
好き嫌いなし!体を動かすことが大好きな
シンクル葉夏(ハナ)ちゃんの5年生コンビです。

森崎
「あぐりメモによりますと
 ユウセイはネギが大嫌いと聞いてます」

ユウセイ
「…苦いっていうか…(表情が固まる)」

森崎「ハナは?」

ハナ
1番好き!食べ物の中で!」

憧れ「珍しいですね」

ハナ
焼いたり味噌汁に入れたりして食べる」

森崎「焼いて食べるの?」

憧れ「大人~♪」

ということでネギ好きのハナちゃんと、
苦手なユウセイくんと一緒に、
八雲町でブランドネギを栽培しているという
生産者のもとへ-

憧れ「お世話になる林さんです」

今回の生産者・林正広さん。
早速、そのブランドネギのハウスへ
案内していただきます!

ではハウスオープン!

あぐり一行
「うわ~」
「すご~~い」

憧れ「香りがあ~!」

森崎
土の香りネギの香り最高だ!」

憧れ
「ネギとユウセイの背丈!!」

ユウセイ
「変わらない!」

森崎「すごい長いわあ」

さてこちらのネギの名前は…?


2017年01月28日(土) |  どうやって白くなるのかな?

憧れ
「何と言う名前なんですか?」

林さん
ユーラップネギという軟白ネギです」

森崎・憧れ「ユーラップネギ?」

林さん
「ユーラップというのは
 八雲町の地名が由来になってます」

森崎
「白い部分が多いですね」

林さん
40センチに統一されて出荷されます」

森崎「そんなに長いんだ」

憧れ
「そして…コレ!!
 白い部分が隠れていますよね」

ユウセイ
黒いビニールなのかな?
 覆ってる?隠してる?」

林さん
「これが白根を作る遮光フィルムです」

森崎
「フィルムと言う割には分厚い感じ…
 二層になっていますね」

林さん
布とナイロンでネギを挟んでいます」

そもそも軟白ネギとは
遮光フィルムを使って、
軟白部分をつくり出すネギのことを言います。

一方、土を寄せて遮光したものを
長ネギといいます。

栽培方法でその呼び名が変わり、
軟白部分の長さも10センチほどの
差があるんです。

森崎
「遮光フィルムの中がどうなっているのか?
 軟白ネギを当ててみると…」

ハナ「ちょうど真っ白だ!」

森崎
「遮光フィルムがある高さまで白いね」

森崎
「どのタイミングで遮光フィルムを貼るの?」

林さん
「ネギを見てもらえれば分かると思いますが
 次の新たな葉が生えてきてますよね。
 これが順番に-
 こう!(手を葉っぱに見立てて広げる)
 こう!(逆の手も広げて…)」

森崎
「何やってるのですか?
 踊っているんですか(笑)?」

体を使ってネギの葉が生えてくるのを
教えてくれました。

林さん
「ひょい。ひょいと葉っぱが出てきます。
 そして腰くらいの高さまで伸びます」

森崎「色は?」

林さん「真っ青です」

森崎
「真っ青なまま、ここまで成長させる!
 それから真っ黒なフィルムを被せる。
 じゃあ伸びるのは、青い部分はそのまま
 シフトして伸びるんだね」

もともと米の転作作物として、
1989年にスタートした「軟白ネギ」の栽培。
今では25軒の生産者で、年間およそ500トンと、
八雲町を代表する作物に-。

 

10月から5月までと半年以上も
収穫期間があり、
冬が長い北海道の貴重な道産野菜として
出荷されるんです。


2017年01月28日(土) |  黒布の中では…根がしっかり張ってます

森崎
「今やブランド化ですもんね」

林さん「そうですね」

森崎
「作って一番楽しい作物は何ですか?」

いつの間にか軟白ネギがマイクに!

林さん「やっぱりネギですね」

ネギマイクを向けられ真剣に答える林さん(笑)

森崎「それはどういうことですか?」

林さん
「やはり最初から手をかけているで
 ネギは自分の子供のような気もしますね」

森崎
「なるほど~愛ですね!!
 以上現場からお送りいたしました

憧れ「林さん良い人すぎですよ~♪」

さてここで遮光フィルムが張られたままで行う
収穫作業を教えてもらいましょう。

林さん
「手を入れて…上に引っ張ってやる!
 やわらかいから大事に持ってね♪
 葉が折れやすいですからね♪」

ではあぐりっこもやってみましょう。

森崎
「どれがいいか分かる?」

林さん
手袋!手袋(※ものすごい小声で)」

森崎「手袋いる?」

林さん
「なくてもいいけど
 嫌いだったら、すごいよ、ネギ臭(しゅう)」

林さん
「ネギ臭が!
 ネギ臭が!

 ネギ臭が!」

森崎
「何回言うんですか!」

林さん面白すぎますから~♪

すべて手作業で行なわれる、軟白ネギの収穫。
普段は、1日およそ1800本も収穫するのだとか。
早速、あぐりメンバーも体験してみます!

ユウセイ
「抜けない!」

憧れ
「逆にユウセイがネギに引っ張られてます」

ということで林さんにユウセイごと
引っ張ってもらうと…

ユウセイ「うわっ!!」

憧れ「ユウセイごと抜けた」

憧れ
「ユウセイが持つとすごく大きく見えますね」

森崎「大きいねえ」

憧れ「左手嗅いでみて…」

くんくん…

ユウセイ「あっ!くさっ!!」

ハナもチャレンジしますが…

ハナ「あああああ~」

もうすごい顔になってます(笑)

林さん「そのまんま上に引っ張ったら…」

スルッ 

やっと抜けましたが勢い余って

ゴロン♪

ハナ「抜けた!抜けた~♪」

まっすぐ伸びるネギを支える根が、
しっかりと生えているため、
意外と力のいる収穫作業。
特別に、とれたての軟白ネギを
丸かじりしてみます!

2017年01月28日(土) |  甘いっ!ジューシー♪そして…

では収穫したての軟白ネギを丸かじり!

まずはリーダー

ガブッ 

森崎「あま~い♪」

森崎
「すごいみずみずしい~♪
 あれ?辛くない、コレ!

 全然甘くて…辛い!」

急に辛さが襲ってきたようです(笑)

森崎
「来た来た来た…カライ…」

ネギ好きのハナちゃんも丸かじり!

シャリッ!

ハナちゃん
甘いっ!すごい甘い!
 シャキシャキしているんだけど…
 あっ!ちょっと辛くなってきた」

森崎「辛くなってきた?」

ハナ「でもそこまで辛くないかな!」

森崎「ユウセイは辞めておくか…」

ユウセイ「ちょっと食べてみる!」

なんと、ネギが苦手なユウセイくんも、
自ら果敢にチャレンジしてみるようで…

パリン

ユウセイ
甘っ!めっちゃ甘い…

 あっ辛いっ!辛い」

ユウセイ「辛い」

森崎「出しておいで…」

カメラからフレームアウトしますが

ユウセイ「辛いっ!」

カメラの外でも辛いと叫んでます。

さて体制を整えて…

森崎「辛かった?でも最初は?」

ユウセイ
最初はめちゃ甘くて食べられた!」

森崎
「最初は甘くて、どんどん辛くなったよね」

じゃじゃん!もんすけです!
甘みと辛みを併せ持つ軟白ネギ。
その栄養価について荒川先生に聞いてみたよ。

天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授
「ネギの辛味は硫化アリルと総称される成分。
 特に軟白ネギに多く含まれていて
 血液が固まるのを防ぐということで
 血栓症の予防に繋がることが分かっています。
 ビタミンB1が豊富な豚肉と組み合わせると
 硫化アリルが結合して良い形で
 スタミナアップに繋がります」
 
辛みが好きなら薬味に!
苦手なら加熱すると、
より甘く感じられるんだって。

ということで、生に続いて、
軽く焼き目をつけた軟白ネギも食べてみます!

ネギ嫌いのユウセイ君はまたもチャレンジ!

ユウセイ
焼いた方がすごく甘い!!
 全然辛味もないし食べられる」

憧れ
「甘さが倍増どころじゃないですよ。
 すごくおいしい!
 どうしてこんな甘くなるのですか?」

林さん
土作りには気をつかっているので…」

林さん
「たい肥であったり米ぬかであったり
 栄養豊かな土作りをしてます。
 そこに寒さに耐えるために
 自分で自分の体の中に糖をためこむんです」
林さん
「ですから12~3月
 軟白ネギが甘くなる旬になります」

2017年01月28日(土) |  1本1本丁寧に選別していく

収穫した軟白ネギは、
それぞれの生産者が箱詰めまで行ないます。
まずは、ハサミで根を切り、
余分な葉を空気圧で吹き飛ばしていきます。

プシューーーーー(空気圧の音)

余分な葉っぱがなくなり、真っ白に♪

楽しそうに見えるこの作業ですが、
傷がつかないよう、
1本1本丁寧に行なわなければいけません。
あぐりメンバーも挑戦してみますが…?

憧れ「せーのっ!!」

プスップスッ

あれ。うまく剥がれませんよ。

ユウセイ君もやってみます。

プシューーーーー

真っ白な軟白ネギになりました。

ユウセイ「めっちゃ気持ちいい!」

ハナちゃんもやってみると
上手にできました。

憧れ「キレイ~♪」

ハナ
「でも憧れアナウンサー
 手伝ってくれたから出来た!」

憧れ「優しいねえ~」

森崎
「そうなんだ。でも憧れが手伝うってことは
 足を引っ張ることだからね」

ハナ「いやいや…」

憧れ「ハナは良い子だ♪」

キレイに皮がむけたら、
軟白部分の長さや曲がり具合などの品質と、
太さのサイズをチェックし、
なんと14種類まで選別して束ねていきます。
これも熟練の目利きと、丁寧さが必要となる
作業なんです!さらに…

林さん
「束ねる時は曲がりが分からないように
 束ねていきます」
 
森崎
「曲がっている方向を合わせるんだ」

憧れ
「ネギ束ねるのに、こんな工夫があったんですね」

森崎
「作業的にはもうお花屋さんですよ」

森崎「まっすぐだ」

林さん
「真っ直ぐに…真っ直ぐに」

憧れ「すごいキレイ…」

林さん「真っ直ぐに!!」

森崎
「また同じこと何回も言ってる!」

花束のように優しく扱い、
箱詰めまで行なわれる「ユーラップねぎ」。
これで終了かと思いきや、実はもう1つ、
大事な作業が残っているというんです!

林さん
「箱詰めしたものを検査場に持っていって…」

森崎「ん??」
憧れ「えっ!?」

林さん
「係りの人のチェックを受けます」

ハナ
「え?何でもまたチェックするの?」

憧れ「その通り」

林さん
「今のは私個人の見立てで作っています。
 ですからこれを一緒に売るためには
 生産者全員で同じ基準
 ネギができるように
 全部集めて検査を受けて
 合格して初めて出荷できます」
 
森崎
「もう一回箱を開けて検査するんですか?」

林さん「そうですね」

生産者が丁寧に選別した「ユーラップねぎ」!
出荷の前にもう一度チェックするってホント??

JA新はこだて八雲支店 太田隆美さん
全品検査をします!!
 生産者たちが軟白ネギを持ち込んで
 全員立ち会いのもと、検査員たちが
 品質と規格を1箱1箱チェックします。
 産地としてのブランド維持と
 生産者の意識向上を図るために
 28年間ずっと行っています」

ユーラップねぎは、どこに出荷されるの?
 
太田さん
「札幌・旭川・函館などの市場に出荷しており
 そこからホクレンショップなどのスーパーに
 出回っております」

道内各地に出回るユーラップねぎ!
お鍋やすき焼きに入れて、食べたいな♪


2017年01月28日(土) |  ユーラップネギをいただきま~す♪

ユーラップネギを使ったお料理を
林さんの奥様と生産者の奥様に
作って頂きました。

林明子さん
「噴火湾産のベビーホタテと
 軟白ネギのかき揚げ。
 それと軟白ネギの豚バラ巻きです」

港町・八雲町ならではのひと品!
噴火湾産のホタテの塩分で、
ネギの甘みが引き立つ「かき揚げ」。
子供たちも食べやすいよう、
タコヤキ風に仕上げています!


※詳しいつくり方はレシピコーナーへ。

ではいただきま~す♪

ハナ
んーふー♪(おいしい)
 ネギのあま味がすごくおいしい。
 ホタテもネギと一緒で1番好き!」

森崎「1番が多いんじゃないか?」

一方、苦手ながら、生のネギにも
チャレンジしたユウセイくん。
調理されたものはどうかな…?

ユウセイ「甘いっ!」

森崎
「今までネギ料理が出たらどうしてたの?」

ユウセイ
うぃ~~とか言ってました」

森崎
「今ならういい~♪って感じだね」

続いて、相性抜群の「豚バラ巻き」。
ネギの甘みが凝縮されたひと品です!

森崎
「すごい甘い!
 バラ肉の塩コショウであま味が引き立つ!」

ユウセイ
「かんだ瞬間ネギのあま味がふわ~ときて
 肉汁がぶあ~と広がっておいしい」

森崎
「良かった。今まで嫌いなものが
 好きになるって嬉しいこと!
 本当にあぐり王国っていい番組だね♪」

憧れ
「いやいやユーラップネギはすごいねっ!
 っていう話ですよね」

ここでさらに、林さんの奥様から、
とっておきのネギ料理が!?

明子さん「ネギ丼です!」

森崎
「ネギ丼??ネギだけですか?」

明子さん「ネギだけです!」

森崎「ネギだけ丼」

林さん
「離れられなくなりますよ!」

憧れ「ええええ~!?」

生産者の林さんが絶対の自信を持つ、
ネギが主役の「ネギだけ丼」。
白髪ネギにごま油と塩コショーで下味を付け、
強火で30秒ほど炒めるだけ!
あっという間にできる簡単レシピなんです!

※詳しい作り方はレシピコーナーへ

さてお味は?

ハナ「ん!んーふー(おいしい)」

森崎
「ごま油の風味がたまらん。
 そしてシャキシャキ!」

憧れ
「食欲が止まらない味がしますよね。
 ネギおかわり 
  お願いしていいですか?」

さて今日振り返っていきましょう。

憧れ
「八雲町の地名“遊楽部(ゆうらっぷ)”が
 ついたブランド野菜を育てている思いは?」

林さん
「25名の生産者みんなが同じ気持ちで
 作っていますし、
 その表れが全品検査などでありますし
 ブランド維持を姿勢を大事にしながら
 高品質の軟白ネギを生産して
 消費者に届けたいと思います」

憧れ
「ユーラップネギがこうなって欲しいなど
 今後の夢はありますか?」

林さん
「夢ですか?
 億万長者ですね!」

大爆笑。

憧れ
「本当どこまでも予想していない答えを!」

ひょうきんで笑いの絶えないロケですが
ブランド維持に対するこだわりは徹底してます。
柔らかくて、香り豊かなユーラップネギ。
ネギ嫌いのあぐりっこも克服できたネギを
ぜひご賞味くださいね♪

みなさんこんにちは.
今日は今年で5回目を迎える
北海道産牛肉グルメランチフェアを紹介!

2月1日からの1ヶ月間、
札幌近郊のレストランやホテル、
スープカレー店など合計34店舗で、
北海道産牛肉を使ったオリジナルの
ランチメニューが食べられるんだって!

さらにランチを食べた人には、
抽選で3000円相当の北海道産牛肉
「すき焼き詰め合わせ」が当たるチャンスも!
おいしい北海道の牛肉、僕も食べたいな~

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

【北海道産牛肉グルメランチフェア】
開催期間:2月1日(水)~28日(火)
問い合わせ:
北海道産牛肉グルメランチフェア事務局
℡011-241-6526(平日10:00~17:00)

1月21日のクイズ
「生産者の渡辺さんが育てる肥育する前の
 肉牛をなんといったかな?」

正解は「素牛」でした!


2017年01月21日(土) |  ♯415 高品質な道産和牛のおいしさを支える素牛生産編

やわらかな肉質…ジューシーな舌触り。
そして、繊細かつ芳醇な味わい。

牛肉の最高峰に君臨する食材“和牛”!

道内でも様々なブランド和牛が生産され、
今では、国内トップクラスと言われる
松阪牛(まつさかうし)
近江牛などに匹敵する品質の高さを誇ります。

そんな道産和牛の美味しさには、
ある牛の存在が必要不可欠なんです!

今回のあぐり王国ネクストは、
高品質な肉牛生産に欠かせない、
新ひだか町で行われる
徹底管理の牛づくりに注目!

あぐりメンバーも驚く、飼育方法とは?
知られざる肉牛生産のこだわりと、
極上の味わいを生み出す秘密に迫ります。

まずは6年生あぐりっこをご紹介。
食べることが大好きな吉村摩耶(マヤ)ちゃんと
なんでもチャレンジしたい! 
スポーツが得意な水口優樹(ヒロキ)君です。

憧れ
「2皿に和牛ステーキを用意しました」

ということで…
用意された2皿の和牛サイコロステーキ。
まずはAの皿から試食をしてもらうことに。

ヒロキ「かむ度に肉汁がいっぱいです」
森崎
「噛むごとに肉の甘み・うま味がいっぱい!
 めちゃくちゃおいしい」

でははどうでしょうか?

マヤ「脂がのってる!」

森崎
「めっちゃおいしい。美味しさは変わらない。
 同じ肉ではないんですよね?」

見た目はもちろん、
美味しさの違いもわからないという
2皿のお肉。実は…

憧れ
Aは道産和牛!Bは松阪牛!」

マヤ「聞いたことない…」

森崎
「松坂牛は日本の和牛のトップクラス!
 すごいステーキ屋さんでも
 一番高いところに君臨している松坂牛。
 それと道産和牛は…
 あまり味の違いを感じなかった…
 これはすごいことだよ!!
 松坂牛に並ぶほどの美味しさ」

憧れ
道産和牛は全国的に見ても
 評価が高い!
 日本トップクラスの和牛と比べても
 負けない美味しさがあるんですが…
 その理由がこれなんです。
 素牛(もとうし)!

ヒロキ「聞いたことない」

森崎
「道産和牛のどんどん美味しくなってきた
 その秘密を探るには素牛をまず学ぶこと。
 肉牛の素(もと)になる牛って何だろう?」

ヒロキ
「えっ!牛が牛を食べるって
 ことじゃないですよね??」

森崎
違う違う!恐ろしいこと言うな。 
 全然違う全然違う(笑)」

あぐり一行がやって来たのは、
道内有数の馬産地として名高い新ひだか町。

競走馬だけではなく、
その「素牛(もとうし)」と呼ばれる
牛の生産も盛んに行われている町なんです。

一行はさっそく町内の素牛生産者のもとへ。

憧れ
「今日お世話になる渡辺さんです!」

素牛について、生産者の渡辺隆さんに
詳しく教えていただきます。


2017年01月21日(土) |  北海道の素牛がトップブランド牛になる!

森崎「牛見えるかな?」

マヤ「いっぱいいる!」

憧れ「大きいですね~」

渡辺さん
「総数で480頭います」

憧れ
「今ここに見えているのが“素牛”?」

渡辺さん
「いえ、これは素牛じゃなくて
 素牛生産する母牛です!」

渡辺さん
「和牛の世界は… 
 子牛(素牛)を生産する農家さんと
 肥育する農家さんの2つあるんです。
 ということで、
 肥育する農家さんは
 素牛がいないと肥育できない!
 お肉にならない!!」
素牛とは…
食肉用として肥育されるまでの子牛のこと。

一般的に肉牛は素牛農家が
生後6~12ヶ月くらいまで牛を育てた後、

肥育農家のもとで、
さらに大きく育てられて食肉となります。

これが一般的な肉牛生産の仕組みなんです。

憧れ
「新ひだか町の素牛農家の戸数は?」

渡辺さん
「(静内地区は)25戸です。
 それで(母牛は)1200頭です」

渡辺さん
「北海道内の素牛が府県などに行って
 飛騨牛(岐阜県)になったり
 松坂牛(三重県)になったりする」

憧れ
「ここで生まれた子牛が全国に行く!」

渡辺さん「そうです!」

およそ2200頭の新ひだか町を含め、
各地で5万頭を超える素牛生産が
盛んに行われている北海道。

中でも新ひだか町の素牛は、
その品質の高さから、道内はもとより、
国内トップクラスのブランド和牛としても
肥育されているのです。

森崎
「私、あぐり王国9年やっていまして…
 ここの渡辺農場は何か違うと思いました!」

憧れ「何かが違いますか?」

森崎
圧倒的に違うんですよ!

 (ふん尿の)においがない!」

憧れ「たしかに!」

渡辺さん「(にっこり)そうですね!」

素牛や母牛へのストレスフリーな環境作り、
そして、こだわりの飼育方法によって、
品質の高い素牛生産に取り組んでいます。
においがしない理由も実は…

2017年01月21日(土) |  素牛の元からこだわる!

さて、においがしない、その秘密は?

渡辺さん
「ふん尿を分解する
 酵素を牛に与えています!」

渡辺さん
納豆菌だとか乳酸菌だとか
 麹菌も牛にたべさせています」

森崎「へええ~」

渡辺さん
「そのことによって、
 糞尿の分解のスピードも早くなったり…」

渡辺さん
「子牛は小さいのでふん尿がある地面に
 ずっと近いですから、
 寝ると床のすぐそば。
 だからもっとにおいがすると思うんです。
 人間よりにおいを感じると思う」

徹底した衛生管理が行われる、
渡辺農場の素牛生産。

ストレスフリーな環境作りは、
健康で丈夫な素牛の出産を控えた、
妊娠牛の飼育から始まります。

ということで、
あぐり一行は衛生服を着用して、
妊娠牛がいる牛舎の中へ-

渡辺さん
「ここにいるのは
 一か月以内に出産する牛がいます」

森崎
「みんな、おだやかですね~! 
 普通もっとザワつきますよ。
 牛舎に人が入ったら」

渡辺さん「そうですね」

渡辺さん
「毎日ですね朝晩フンを掃除して
 人とのコミュニケーション
 常に取れている…ということが
 ストレスがなくなる!
 免疫が下がらない!
 丈夫な子牛を産んでくれる!
 丈夫な子牛が順調に育っていく…
 と言う風になるかなって考え方です」

憧れ
「生まれて来た牛だけじゃなくて
 素牛生産は妊娠牛から
 丈夫に育てることが大切なんですね」

渡辺さん
「そこに尽きると思います」

そのほか、食欲へのストレスもなくすため、
与える牧草は食べ放題に!
最適な飼育環境で暮らしているということで、
初めて牛舎を訪れる人でも、ご覧の通り…

なでなでなでなで♪

森崎「おーいいじゃんいいじゃん」

こんなに触れることって…
ほとんどありません!!

森崎
「すごいなでてる!」

ヒロキ
「牛が自分から、
 なでてほしいって寄ってくる」


2017年01月21日(土) |  ストレスフリーで牛もおっとり♪

出産後は、分娩舎で母牛と一緒に
生後5日まで母乳を飲んで過ごします。

そして6日目からは素牛だけを
哺乳舎へと移動させ、
人の手で哺乳を行うのです。

さて哺乳舎へ移動したあぐり一行。

渡辺さん
「ちょうどミルクができあがったので
 飲ませてみますか?」

マヤちゃんがミルクをあげてみると-

マヤ
「すごい引っ張られてる!
 飲みたい気持ちが伝わる」

渡辺さん
「一日に3リットルを2回なので
 6リットルも飲んでいます」

森崎
「それはデカくなるわあ」

3カ月ほどが経つと、
少しずつミルクの量を減らし、
牧草などを与えながら、
哺乳舎で5ヶ月ほどのびのびと育てます。

そして300キログラムほどまで
成長した素牛がいる育成舎へ-

ここでは、出荷月齢となる
生後9ヶ月までの素牛を飼育していますが、
驚くべき徹底したこだわりが…

渡辺さん
「哺乳舎から移動してきたばっかりの
 4~5ヶ月齢の牛たちがいます」

森崎「あら~かわいらしい…」

と、一歩踏み込もうとしたところ…

渡辺さん「ちょっとここで!!」

森崎おっと??おっと!?」

森崎
土禁??

 牛舎で土禁??」

渡辺さん
「そうなんですね。」

森崎
「9年間の体験で
 こんなの初めて見ました」

渡辺さん
「普段長靴で牛舎の掃除とか入りますよね。
 その時にふん尿や色んな菌が付いてるので 
 長靴を履き替えます」

森崎・憧れ「へえええ」

出荷段階まで大切に育てた
素牛への衛生管理として、
育成舎のエサを食べる場所は、
綺麗な靴に履き替えて作業を行う渡辺農場。

ここまでのこだわる理由は…




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