アジアを代表する観光都市 「香港」の子どもたちを迎え、 北海道農業の魅力にふれる スペシャル企画! 前回、日本最古のタマネギ産地である 札幌・東区で“幻のタマネギ”と呼ばれる品種 「札幌黄(さっぽろき)」の生産現場を体感!
リーダー 「玉ネギはどこになってると考えてた?」
クロエちゃん「木の上!!」
さらに、初めて見るタマネギの巨大収穫機に…
ヒム君「オーマイガット!!」
そして、生産者ならではの絶品料理! とれたての「札幌黄」を贅沢に使った、 スープカレーも…。
クロエ「ヤミー(美味しい)」
近代都市に住む香港の子どもたちが肌で感じた、 タマネギの生産現場とその新鮮な美味しさ。 生産量日本一を誇る農作物を通じて、 北海度農業の魅力の一端にふれました!
さて今回は、 圧倒的なスケールを誇る大規模農業地帯へ!
森結有花アナウンサー 「北海道を代表する農業王国 十勝にやってきました。 私達がいるのは音更町の 十勝が丘展望台! まさに北海道を代表する景色ですよね」
森崎リーダー 「キレイだなあ。 どうだい?香港のみんな!」
クロエちゃん「とても美しい!」
ユージ「とってもエレガント」
リーダー 「Like a Victoria Peak! (ビクトリアピークみたいでしょ)」
※ビクトリアピーク… 香港の夜景の名所。山頂からは 香港島や九龍の超高層ビル群が見渡せる。
ユージ「No!different!」(全然違う!)
ユージ 「香港には沢山の高層ビルがある」
リーダー「確かにそうだ。全然違う」
リーダー 「What is vegetable?」 (何の野菜だと思う?」
ユージ「はいっ!」
ユージ 「スイートコーン!」
リーダー 「確かにここで沢山作ってて 果物のような糖度を誇る農産物なら 間違いなく…」
森 「あれだなっ!て思いますよね。 でも白い農産物…??」
リーダー 「白いのが引っかかりますよね」
果物のように甘くて白い農作物とは、 何なのか…? 一行は音更町木野地区の生産者のもとへ−
森「畑にやてきました」
リーダー「広いでしょう」
あぐりっこ「Yeah!」
リーダー 「さあみんな。あれは何だろう?」
ユージ 「スイートコーン!!」
ヒム「スイートコーン!!」
あぐりっこ大興奮ですが…
リーダー 「スイートコーンですけど 白い農産物では???」
森「どういうことなんですか?」
関根さん 「では剥いてもらっていいですか?」
ということで香港の子ども達が、 スイートコーンの皮をむいてみることに。 すると…
ユージ 「Oh!White!!(白い!)」
すると他のあぐりっこ達も 「ホワイト!!」
リーダー「白い!」
ユージ「Amazing!!(ビックリ)」
森「すごく甘いって聞いたんですけど」
関根さん 「糖度が18度くらいまでいくので メロンより甘いって言われています」
リーダー「うわ〜〜っ!」
ユージ 「What!?(なんだって!?)」
リーダー「Sweety near the melon」 (メロンのような甘さだって)
甘さに驚いている香港あぐりっこ。すると…
関根さん「生でも食べられます!」
あぐりっこ「Really???」(本当?)
果たしてメロンを超える甘さという ホワイトショコラの実力とは…
クロエ 「ん〜〜(ビックリしてジャンプする!)」
ヒム「おいしい〜」
ユージ「Too sweet!」(すごく甘い!)
森「甘いです!」
リーダー 「うおおおおおお〜(雄叫び) 果物のような甘さを超える まるでお菓子です!」
リーダー 「甘いねえ〜!!」
関根さん 「これは熟して甘くなるので 成熟するタイミングを見極めるため 試食しながら収穫しています」
リーダー 「そして…最後は絶叫するんですか?」
関根さん 「そうです。やったー旨いって取る」
リーダー「本当に明日からやってくださいよ」
リーダー 「この広い畑で全て収穫できますか?」
ヒム「Yes(できる!)」
ユージ「No(できない)」
クロエ「…yeah(たぶんできる)」
リーダー「答えが割れる(笑)」
もちろん、畑すべては無理なので できる限りの量を収穫させて頂く事に!
ユージ「よいしょっ!」
クロエ「This is so heavy(すごく重たい)」
初体験のスイートコーン収穫を楽しみながらも、 真剣に作業する3人。いったいどれだけの量を 収穫できたのでしょうか?
森「クロエが大変なことになってる!」
さて収穫したスイートコーンを カゴに入れると…
リーダー「Heavy!!」
関根さん 「きちっとした形にしてお客様へお届けします」
リーダー 「その作業がどういう風に行われているか みにいきましょう!」
スイートコーンは、 高温になると劣化が進むため、 畑から運ばれてすぐに、 真空冷却装置で30分かけて0℃に冷やします。
そして、選別が始まるのですが…
リーダー 「トウモロコシが流れてる〜 んん?これ何を見てるの?あれX線?」
光澤さん 「そうです。とうもろこしの先端に 実が入ってないものがたまにあるので 皮を剥かずに見る事ができるんです」
リーダー 「そんなの見えるんですかああ」
X線検査装置の判別で、 先端部分に1cm以上 実が入っていなければ、 規格外品となります。 高速で流れるスイートコーンを 瞬時に判別できる画期的な装置なんです!
森 「この作業が終わった後は どこに出荷されるんですか?」
光澤さん 「まだ作業は終了ではなくて 違う作業が残っています!!」
ということで一行は敷地内にある別の施設へ。 中では、いったいどんな作業が 行われているのでしょうか? 一行が光澤さんから説明を聞き始めた、 その時…
あぐりっこ「うわああああ」
森 「出荷システムもスゴイんですが JA木野では加工品販売で すごい技術があるらしいんです」
光澤さん 「“すぐ食べレンジ” という袋を用意してます」
リーダー「なんだそれ?」
「すぐ食べレンジ」の正体とは?
森 「私達の前にはスイートコーンを使った 加工品が並んでいます!」
リーダー 「これが…“すぐ食べレンジ”!」
光澤さん 「袋自体が『鮮度保持袋』になってまして スーパーでも鮮度を保持するために 袋に加工をしています」
リーダー 「なるほど。こう売っているんだ」
光澤さん 「袋には無数のミクロの穴が開いていて 呼吸ができる状態になっています。 他の袋から比べると 3〜4日は長持ちします!」
特殊なミクロの穴によって 野菜の鮮度を守る画期的な袋ですが、 驚くのは、それだけじゃないんです!
森 「すぐ食べレンジってことは 袋のまま電子レンジに入れられるって事?」
光澤さん 「そうです!お湯でゆでると あま味が逃げてしまいますから 充分なあま味を堪能していただくために 鮮度保持袋で食べていただく!」
森「ラップとも違うんですか?」
光澤さん 「ラップは若干の隙間がでてきますので 鮮度保持袋は完全に密封されてます」
リーダー 「ノンノンノンノン… 無数の穴があいております!」
光澤さん 「いやそれがまた特殊な加工なんですね」
リーダー 「普段は無数の穴が開いているけど 電子レンジに入れたらどうなるの?」
光澤さん 「全く空気は出てきません!」
リーダー 「そんな都合のいい穴あります?」
森「あはははははは」
ユージ「すごく甘い!」
ヒム「普段のより美味しい!」
リーダー「甘い!」
森「うま味や甘みは逃げてませんか?」
リーダー 「逃げてないね!よりうま味が濃縮された うま味に変わっているんじゃないかな。 とうもろこしの美味しさを しっかりと閉じ込めてくれる この工夫とアイデア素晴らしい! 全ては消費者のためにやってくれてる!」
白いスイートコーンを原料とした、 様々な加工品を販売しているJA木野では、 独特の風味や食感を炊きたてのご飯と混ぜて 手軽に味わうというアイデア溢れる商品も。 旬の時期ならではの美味しさを守る工夫はもちろん、 その食べ方など、産地一丸となって ブランドの維持と普及に取り組んでいるのです。
【白いとうもろこし 飯の素】 (ラクレットチーズ味) 200g 880円(税込)
リーダー「すごく美味しそう」
畔木淳子さん 「いなりの皮にギョウザの具を入れて 作ってみました!」
リーダー 「見たことない!こんなお料理。春巻は?」 中井美由紀さん 「スイートコーンとじゃがバターを 春巻で巻いたものです」
リーダー 「いや〜音更町の木野地区は 包み上手!!! とにかく包んじゃう」
※詳しい作り方はレシピコーナーへ! http://www4.hbc.co.jp/agri_recipe/list.php?selectdayforcal=20170930&selectmonthforcal=201709
リーダー 「北海道を代表する この甘いあま〜い白いとうもろこしに 感謝して…いただきま〜す」
ヒム「うーーーーん!!おいしい」
森 「春巻いただきますね〜 あっ!ジャガイモのホクホク感と コーンのつぶつぶ感が楽しいです。 ゴールデンコンビですよ」
リーダー「チャンピオンだよ!」
畔木さん 「いっぱい心を込めました!」
リーダー 「ありがとうございます。 世界各国おいしさは真心なんですね」
リーダー 「嫌になってないですか?」
関根さん「ちょっと…(笑)」
リーダー 「嬉しいねえ〜。 こうやって外国の子ども達が すごく喜んでいます」
関根さん 「遠い所からはるばる北海道に来てくれて 北海道農業に触れてくれた事は 本当に嬉しいと思います。 手作業が大変だって話してましたけど 本当に大変で、そういうのを食べる時に 思い出してくれたら嬉しいですし 僕たちが作っているコーンも国内だけですし いつかは香港の子供たちに食べてもらえるように 世界を目指して頑張っていきたいです!」
リーダー 「北海道が誇るとうもろこしを 香港の子供たちのためにも 世界進出できるような とうもろこしを私達も応援してます」
関根さん 「頑張ってこれからも作っていきます!」
森 「この締め方はどうしたんですか?」
リーダー 「ジャパニーズのエンディングはこうだよ」
みなさん、こんにちは! 今日は、空知の農産物が大集合する 「空知フェア」のお知らせだよ!
来月24日火曜日まで、JR札幌駅1階の、 「北海道どさんこプラザ札幌店」で 開催されている「空知フェア」。 米どころ空知の新米のほか、 空知地方ならではの魅力ある農作物や加工品が いっぱいあるよ。みんなも行ってみてね!
以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした。
『空知産農作物販売イベント 空知フェア』 日時:〜10月24日(火)まで8:30-20:00 場所:北海道どさんこプラザ札幌店 (JR札幌駅1F) 問い合わせ: 空知総合振興局 0126-20-0200
----------------------------------- 9月23日のクイズ 「札幌発祥のタマネギの名前は何だったかな?」
正解は「札幌黄」でした。
森アナウンサー 「札幌市街が一望できる 旭山記念公園にやってきました!」
森崎リーダー 「わが町札幌きれいだね! 景色もそうだけど… 農産物も大変おいしい時期だね」
森 「北海道ではおいしい初物が 出回る時期になりました」
リーダー 「あれもこれもどれもこれも… おいしいだろうね… あ〜畑行きたい!!」
森 「勿論今回も畑に行くのですが 北海道の農作物にとって すごいいい季節ということで 今回はスペシャル企画です! 北海道の農業の魅力を 世界に知ってもらおうと あぐりっこを海外から呼んでいます!」
リーダー 「今や北海道の農産物は北海道だけではなく 全国・世界にまで発信している! 我らが誇る北海道の農産物なんです! 今、海外からも引く手あまたでしょ。 そこで海外の子供たちを畑につれていく… オレは待ちに待った企画です! 番組が始まって10年目! ようやくこの企画が実現したか!! オレはこの日を顔をでかくして待ってました」
森「いや、もとからです!」
スペシャル企画、前編はおよそ190万人が住む 札幌発祥の野菜生産にふれます!
森 「では海外のあぐりっこを呼びましょう」
リーダー 「OK!英語で呼びますよ、 Come on!(カモン)」
森「簡単だなあ」
香港あぐりっこ「いえええええい」
あぐりっこ「こんにちは!」
リーダー「Where are you come from?」
「Hong Kong!!」
リーダー「香港!いえええ〜い」
あぐりっこテンション上がってます。
リーダー 「Ah〜え〜〜 Pardon?(もう一度お願いします)」
あぐりっこ「わはははは」
リーダー 「え〜You Came from Hong Kong. (香港から来たんだ)」
あぐりっこ「はい!ぼくら全員!」
ユージ 「札幌はね〜すごい所! 北海道で1番すごい所だと思う!」
リーダー 「そうか。ユージはあれjapanese?」
ユージ 「ぼくは日本人と中国人のハーフです」
ヒム「ここは美しい場所で〜す」
クロエ 「とても美しいところ! 人口は少ないけど 住んでいる人がとてもフレンドリー!」
初めて訪れた札幌に感激している3人。 彼らにとって北海道は、 憧れの場所でもあるんです!
森 「実は香港で“小農夫大作物”と言う名前で あぐり王国が放送されているんです」
リーダー 「そうなんです。3年半前から香港で レギュラー放送されているんです。 Do you know TV program?」
あぐりっこ「はい!」
リーダー 「Have you watched?」
あぐりっこ 「もちろん見てる!」 「面白い!」
リーダー 「実は皆が北海道に来てくれる前に 以前ぼく達が香港に行きました。 あぐりっこの自宅を訪ねて 香港の食事情について聞きました」
森 「香港にやってきました〜!」
リーダー 「いえ〜い!とにかく暑いね」
収録日の気温は31度。湿度は85%!!
森「まずはお家にいきましょう」
リーダー 「海外の家庭の中に入る事って ないですから楽しみです!」
リーダー・森「こんにちは〜」
ヒム君一家「こにちは〜」
ちょうど夕食中だったヒム君ファミリー。 この日は、普段から料理をするという お父さん自慢の手料理が並んでいました。 野菜・肉・魚など、バランスのとれたメニュー。 折角なので二人も一緒に食べさせていただき、 香港家庭の食についてリサーチ!
リーダー 「味付けも我々にも馴染むお味です。 おいしい〜」
森「これは香港では一般的な家庭料理?」
お父さん(チュン・ベンジャミンさん) 「香港では一般的に食べられています。 調理も簡単ですから!」
おかずのほかタイ米を炊いたごはんも!
リーダー 「あっ!おいしいお米です。 粘りがあってあまみもあって… タイ米もおいしい」
お母さん(セン・アントラさん) 「たまに(日本の)スーパーで 日本の米を買うこともありますが 香港だと日本の米は高いんです」
森 「普段お買いものするときに どこの国のものかは気にしますか?」
お父さん 「『食の安全』はとても重要な事だと考えていて 子供の健康のためにも産地は気にしてます」
リーダー 「へえFor you!(あなたのためだって)」
ヒム君「Foe me!!」
クロエちゃんと お母さん(チャン・マン・ツェさん) 「こんにちは〜!どうぞ!」
少しだけ日本語が話せるというお母さんが 快く出迎えてくれました。
お邪魔したときは、 夕食の下ごしらえをしていたそうで、 その料理は、北海道と同じく 香港でもポピュラーな豚肉料理と言われる 「ポークチャップ」。 お母さんの調理も落ち着き、 食材についてのお話を伺ってみると、 なんともうれしい事実が…
リーダー「どこの豚肉ですか?」
チャン・マン・ツェさん「北海道!!」
「品質が高く・美味しい!」ということで、 北海道産の食材は定期的に購入しているという クロエちゃんファミリー。 しかもちょうどこの日は…
お母さん 「いまから食料をいくつか スーパーに買いに行きます!」
リーダー 「スーパーマーケット! 香港のスーパーマーケット見たい!」
森「香港のイオンです!」
リーダー 「果物コーナー! あ〜この字この字!三笠メロン!」
森「富良野メロンもある!」
お母さん 「(北海道産メロンは)香港で有名!」
北海道産の食品は、 香港で非常に人気が高い ということですが、もうひとつ、 注目を集めている売り場も…
森「有機って書いてますね」
リーダー「これサヤインゲンですね」
森「100%香港って書いてる」
お母さん 「香港は場所はとても小さい。 野菜は少しだけ作られています」
観光や金融などのサービス業が 基幹産業の香港は、 食料自給率、わずか1%ほどと言われ、 ほとんどの食品を輸入品でまかなっています。