◆次回予告◆

6月23日(土)シリーズ米・・北海道米150年の歴史を学ぶ
毎年恒例のコメシリーズ。今年は北海道の稲作の変遷を学ぶ。北海道米の原点、赤毛ってどんなお米?北広島で赤毛の田植えを体験。キーワードはICT?省力化が進んだ最先端の田植えとは?
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2018年03月31日(土) |  ♯469 肉牛飼育で国内発JGAP取得!大野ファーム編
2018年03月29日18時58分11秒更新

2020年に開催予定の東京オリンピック。
日本中が待望する自国開催を2年後に控え、
実は競技以外の分野で、
注目されていることがあるんです!
それは「食」!

オリンピック開催時に提供される食事では、
厳しい認証基準をクリアする
食材を使った料理に限定されるんです。
その認証基準というのがコチラ!GAP!?

それぞれの存在を、皆さんはご存知ですか?

街頭インタビュー
「2つとも分からないです」
「なんだろう…分からないです」
「GAPってメーカーのGAPでないの?
 (アパレルメーカーではありません…)」
「自分とその人の間にギャップがある
 違いがある・差があるという意味?」
「ジェイギャップ?
 ジャイアント・アジア・ペイシェント?
 (巨大・アジア・患者)??ははは(笑)」



ほとんどの方が知らなかった二つの言葉、
JGAP(ジェイギャップ)
グローバルGAP
GAPとは「良い農業のやり方」を意味する、
“Good Agricultural Plactice”
頭文字からとったもので、
農畜産物の生産に対する安全基準の認証なんです。

日本独自の基準であるJGAPは、
120項目ほどある様々な基準に合格しなければ
与えられない認証で、現在国内では、
およそ4000の農場が取得しています。

そのなかで、北海道の“ある農畜産物 ”が、
国内で初となるJGAP認証を取得したんです!

ということで今回のあぐり王国ネクストは、
国内初のJGAP認証を取得した肉牛生産に注目!
飼育環境! 生産工程! 
すべてにこだわる農場にお邪魔しました。


森結有花アナウンサー
「十勝の芽室町にやってきました。
 今回はこだわりの飼育環境で育てられている
 肉牛について学んでいきます」

森崎リーダー
「いいですね〜最近は北海道の肉牛が
 みなさんの技術によって
 とっても美味しくなっているんです!
 食べに行きましょう!」

森アナウンサー
「食べにもいきますが勉強も!!」


今回参加してくれたあぐりっこは5年生。
農業のことを勉強したい!
齊藤帆風(ホカゼ)ちゃんと、
なんでもチャレンジしたい!
鎌田佳樹(ヨシキ)君です。

リーダー「今日は肉牛です!」

ヨシキ「よしっ!!」

リーダー
「肉牛と漢字で書いて逆さまから読むと…」

ヨシキ「牛肉!」

リーダー「牛肉だぞおおおおお」

ヨシキ「肉は大好き!」



「今回は肉牛について学ぶんですが
 ただの肉牛ではなく…
 こちらのフリップをご覧ください」


ギャップと読みます。
 下がジェイギャップと、
 グローバルギャップというものですが…」

リーダー
「しまった…これは勉強の中でも
 かなり難しい勉強だぞ!」



「そういう時のために
リーダーがいますから!
 ご説明をお願いします」

リーダー
すうううううう…
 すごいっすね、あなた!!
 ド直球ですね!」

リーダー
「すっごいかみ砕いて言うよ。
 例えばスコップで土を掘る。
 終ったら、そのスコップをちゃんと洗って
 キレイにして置いておかなきゃいけないとか、
 そしてそれを『ちゃんとやりました』って
 チェックする!そしてそれを保存しておく。
 みんながいつでも見られるようにする…
 そういったことをシッカリやるってことがね
 このギャップというものなんです」

リーダー
「まだなじみのない言葉なんですけども
 オリンピックイヤーが近づくにつれて
 こういう取り組みがどんどん増えていく」

あぐりっこ「うん!」


「今回はJGAPを肉牛の生産としては
 国内で初めて認証を受けた
 大野ファーム飼育環境
 見せてもらいます」


2018年03月31日(土) |  大野ファームのこだわりとは?
2018年03月29日18時58分43秒更新
ということで一行は、肉牛の生産では、
国内初となるJGAP認証
取得した大野ファームへ。



「さあ大野ファームさんにやってきましたが
 こちら側はもちろんそうですし、
 あっちに見える牛舎ですとか
ぜ〜んぶ!大野ファームの敷地!」

リーダー「すっごい広いっっ!!」


今回お世話になる生産者の大野泰裕さん。
大野ファームの肉牛について、
詳しく教えていただきます。


リーダー
「とにかくメッチャ広い」

大野さん「札幌ドーム6個分」

リーダー
「えええ〜牛は何頭いるんですか?」

大野さん
「全部で4000頭います!」



「牛って牛がですか?」

リーダー「おい何言ってんの?」

「信じられなくないですか?」

リーダー
どうして信じてあげないんだよ。
 大野さんがそうおっしゃってるんだから」


牧場面積は、30ヘクタール。
札幌ドームおよそ6個分の広さで、
4千頭を超える肉牛を育てている大野ファーム。
子牛から肥育をして、肉牛を出荷まで
大野さんを含めた22名のスタッフ
行なっています。


「4000頭もいるにしては
 (牛の)香りが全然しない!

リーダー
「しませんね…
 牧場入ってきた感じがしませんね!」

大野さん
衛生的な環境に心がけて
 管理をしています」



「国内で肉牛の生産としては初めて
 JGAPの認証をうけたということですから
 それも関係しているんですか?」

大野さん
「そうですね。
 生産工程をきちんとやっていかないと
 認証が取れないので
 こだわりの飼育をしています」

果たして大野さんがこだわる
肉牛の飼育方法とは、
いったい、どんなものなのでしょうか…

2018年03月31日(土) |  子牛牛舎でみた徹底した管理!
2018年03月29日18時59分55秒更新

まずは、子牛を育てている牛舎から、
見学させていただくことに!

大野さん「子牛がいる牛舎です」



あぐりっこ
「かわいい〜♪」
「おもったより大きいかも〜」

リーダー「あどけないね」


あぐりっこ
「ちょっと色が違う」「真っ黒!」

大野さん
「これは和牛ホルスタインの交雑種」


生後2週間から3週間の子牛、
36頭がいるほ育舎。

大野ファームでは主に、
白黒模様のホルスタイン種と、
和牛を掛け合わせた交雑(こうざつ)種
育てているのですが、
このほ育舎では、
ミルクを与えて1ヶ月ほど育てます。

あぐりっこが初のほ乳体験!

ホカゼ
「吸い付くチカラが強くて引っ張られそう


リーダー
「ミルクが青みがかってます?」

大野さん
「ミルクの中に
 抗生物質を添加してないんです。
 なので人用に流用されたら困るということで
 わざと色を付けています」


大野さん
「うちは基本的にミルクもエサの中にも
 抗生物質を入れ続けることを
 一切やってないんですよ。治療はしますよ」

子牛への配慮は、ミルクだけではありません。
子牛たちそれぞれが生活するゲージの管理にも、
大野さんのこだわりが…

大野さん
「一回使ったら、必ず洗って、消毒して
 石灰を塗布するってやってます」

リーダー「たしかに外にあります」

大野さん
「月に1回くらいですかね。
 ここ10棟あるんで」


森&あぐりっこ「えっ???」

大野さん
「この建物10棟あるんです!」


2018年03月31日(土) |  体調管理もパーフェクト!
2018年03月29日19時00分32秒更新
徹底した衛生管理のほ育舎で育てられたあとは、
別の牛舎に移され、10頭程度の群れで
飼育されるのですが、
いままさにJGAP認証に関わる
重要な作業が行われているということで、
のぞかせていただくことに。


ここからはスタッフの秋山壮(たけし)さんの
作業を見させていただきます。

森「それは…注射ではないですか?」

大野さん「治療とかもするんです」

リーダー「風邪の症状とかですか?」


「じゃあ風邪をひいてる牛に
 秋山さんが注射を打つってことですね」


風邪をひいた子牛へ、栄養を補給するための
注射を打つとのことですが、
どのように行うのでしょうか…

秋山さん
「昨日からちょっと打ってたんですけど
 今日も継続で…」

リーダー
「昨日も打ったからより分かるんですね…


 …あれ?

 注射まだしてないですよね?」


秋山さん「今、打ちました!」

えっ!はっ??(出演者&スタッフ一同)


リーダー
ブラックジャックだ!
 打ってたんだ…」

スローモーションで確認してみると
一瞬の隙を狙って注射を打ってました!



「こういう器具とにも気を使って
 いることはあるんですか?」

大野さん
注射針の管理ですね。
 使ったものをキチンと廃棄しているか
 全部チェックしています。
 例えば折れてしまったのに忘れてね、
 肉の時に初めて発見するっていうのが…」

リーダー「あったら大変ですね」


大野さん
「それを全て今はこの端末で
 どの牛に何をしたかを
 全部システムで管理しています」

そもそも肉牛や乳牛は、
耳標(じひょう)と呼ばれる
個体識別番号を付けて飼育されます。


その耳標をもとに、
治療で使った薬剤や治療履歴など、
1頭1頭の情報をデータに残して管理することが、
JGAP認証には必要不可欠なんです。

しかも、大野ファームではさらに…


大野さん
「どういう治療をしたかだとか
 ホームページで全て公開しています」

リーダー「すげええええ」


リーダー
「何かあった時の為にデータを残してるが
 それを前もって開示してるって
 すごいなって思いました」

森「素晴らしい取り組みですね」


リーダー
「これギャップ関係ないでしょ?」

大野さん
「関係ないかもしれないね」

リーダー「大野GAP!!」

大野さん「いやいやいや…」

リーダー
「大野GAP。世界で一番厳しいかも」 


2018年03月31日(土) |  乳酸菌がにおいを抑え込む!
2018年03月29日19時00分56秒更新
続いては、育成牛と呼ばれる
牛舎を見学させていただきます。
 
大野さん
「ここは生後約8か月の牛です。 
 けっこう大きくなっています!」


リーダー
うおおおお〜大きくなってるううう」

森「さっきとは全然違いますね」


ホカゼ
「すっごい大きくて迫力がすごい!」

リーダー
僕らより大きいですよね」

大野さん
300キロは超えています」

あははは♪



「最初も言いましたけど
 香りがあまりしないのは何でですか?」

大野さん
「これはですね…
 エサの中に乳酸菌を入れています!」


大野さん
「要するに排出物の中に乳酸菌が入ってる。
 その乳酸菌が動いてアンモニア臭
 抑え込んでいます!
 それによって牛のストレスをかけない!
 匂わないように努力してます」

乳酸菌を加えているというエサは、
北海道産の小麦や米、
そしてトウモロコシなどを原料に
牧場内の巨大な施設で独自配合しています。

栄養バランスの良いエサを与え、
クリーンな飼育環境を作り上げることで、
高品質な肉牛が生産できるのです。

そして、さらに…


大野さん
「下のベットは若干ウエット
 少し濡れているんです。
 これ乾かしてしまうと、
 乳酸菌が動かなくなってしまうんです。
 若干ウエットにすることで
 乳酸菌の動きをよくして匂いを抑える!」

リーダー「へ〜ほ〜」


乳酸菌を活発に働かせることによって、
良質な堆肥もつくられます。
大野ファームのクリーンな飼育環境は、
こうした循環型農業を可能にする役割も
担っているのです。

育成牛の飼育を学んだ一行は、
いよいよ、最後の見学場所へ−

2018年03月31日(土) |  出荷の時…最後まで愛情込めて
2018年03月29日19時01分20秒更新

リーダー
「牛が一頭ずつ場所に入ってる?
 大野さん、これは?」

大野さん「毛刈りをしています」

リーダー「毛刈り??」




「牛の毛刈りって初めて見ました!」

大野さん
「どうしても毛にボロがついてしまうので
 それをキレイに落として
 出荷することで
 出荷先での衛生も保たれる!
 なのでこのように毛を刈って
 キレイにして出荷しています」


出荷まで育てる期間はおよそ2年。
子牛から出荷に至るまでのすべての工程で、
徹底した衛生管理を行っているのです。

いよいよ出荷…
牛の搬出を見学します。

ドカドカドカドカ…


押し出されるようにトラック乗り込む
キレイに散髪された牛たち。

リーダー
「なかなか大人が見ても
 ショッキングな光景かもしれませんが…
 子どもたちは正直な所、どうですか?」


ホカゼ
「すっごい丁寧に育ててきた牛が
 食べられちゃうのはちょっと悲しい…」

ヨシキ
「2年経って出荷されちゃうのを知って
いただきますの意味を改めて感じました」

リーダー
「そうだね。二人ともしっかりと
 受け止めてくれてると思います」


肉牛生産の現実に直面したあぐりメンバー。
生産者の愛情で育まれた命に、
心から感謝をしていただく…

彼らの目の前に広がる光景は
まさに「いだだきます」という言葉について、
改めて考えさせられる、
かけがえのない体験となりました。


「生産者さんも愛情を込めて
 丁寧に育てているという意味では
 今回のJGAPという基準ができたことは
 大きな事じゃないですか?」


大野さん
「そうでしょうね。私達が普段やってる事、
 きちんと工程の中で生産されていることを
 証明できる機会としては
 JGAPはとても良い!」
 
リーダー
「我々も感謝の気持ちでいただきます」

じゃじゃん、もんすけです!

安全安心な農畜産物を生産する
農場に与えられるGAP(ギャップ)認証。
全国的に、少しずつ
認証牧場も増えてきているんだけど、
GAP認証を取得することで、
食や農業にどんなメリットがあるのか、
改めて、聞いてみたよー?

JA北海道中央会 石田健一参事
「消費者に安心で安全な農畜産物を
 安定的に供給していこう!
 そういったことを通じて
 実は経営改善に役立っている!
 農舎の中を整理整頓したり
 そういう事を通じて
 在庫管理が見える化できる!
 また色んな危険物を一定の場所に
 整理整頓することで見える化できる。
 北海道農業の今後を考えた場合に、
 1つの大きな方向性を示すものになるのでは。
 GAPに取り組んでみようという気運が高まれば
 ありがたいなという風に思ってます」
 
僕たち消費者が、安全安心な農畜産物を
食べられるのはもちろん、
農業経営も豊かにしてくれるGAP認証!
この取り組みが、
もっともっと広まったらイイな〜。


2018年03月31日(土) |  大野ファームのステーキいただきます!
2018年03月31日22時18分10秒更新


「大野ファームが運営する
 COW COW Cafeにやってきました」

リーダー「オシャレです!」


「しかも牧場のすぐ隣にあるんです!」

■COW COW Cafe
 芽室町祥栄北8-23
  TEL0155-62-4159
 http://www.oonofarm.jp/




「何を私たちはいただけるんでしょうか?」

大野さん
「ビッグステーキです!」

リーダー「いやんっ!」

大野さん
300グラムのロースステーキです」


スタッフ
「失礼いたします。
 ビッグステーキプレートです」

うわあああああああ〜


あぐりっこ。あんぐり(笑)

 


リーダー
「まさかこれ一人前じゃないよね?」

大野さん「いえ一人前です」

ええええええええ〜(みんな今日は叫びます)

ビッグステーキプレートで味わうのは、
交雑種と呼ばれる、
ホルスタインと和牛を掛け合わせた牛肉。
大野ファームで大切に育てられた命に感謝して、
いただきます。


いただきま〜す♪

ヨシキ。言葉が出ません。

リーダー
「メガネが笑ってる感じする」

ホカゼもニッコリ♪


ホカゼ「すっごいおいしいです♪」

リーダー
「噛みしめるほどに
 肉汁がビシャっと溢れてきて
 肉汁に溺れそうになりました」


「すごい!
 信じられないくらい肉汁が出てくる」

リーダー
「クセのない脂身ですね」


大野さん
「食べやすくなってると思います。
 それと嫌なにおいがしないと思います」

リーダー「全くしない!」

大野さん
「においのしない環境で飼っているので
 肉も嫌なにおいがしないんです」


リーダー
「なんて美味しいんだろう!!」

徹底した衛生管理のもとに
生産される大野ファームの牛肉。
JGAP認証を取得する農場として、
安全安心な肉牛生産に取り組む思いを、
改めて伺いました。


大野さん
「GAPを取ることによって
 東京オリンピックの選手村の
 食材の候補になる。
 これを機にGAPが増えてくれれば
 北海道の生産者はもちろんですし
 日本全国の生産者のレベルが上がって
 日本の畜産のためになるので
 みんなで取り組むといいと思います」

みなさん、こんにちは!
今日は、JAバンクが取り組む
食農教育について紹介するよ。

子どもたちに食や農業のことを
知ってもらおうと2008年から始まった、
この取り組み!

今年も、JAバンクから食と農業の繋がりが
分かりやすく解説された教材本が
道内1079校の小学校や特別支援学校の
みんなに渡されるんだって!

授業に出たら、
みんなも食と農業のつながりについて
考えてみて、
お母さんやお父さんとも話してみようね!

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

----------------------------------
3月24日のクイズ
「トラクターで雪を踏む、冬の農作業の名前は、
 何だったかな?」

正解は「雪踏み」でした。

※お詫び※
3月24日放送の
「農研機構北海道農業研究センター
芽室研究拠点」を 紹介した回の字幕で
誤りがありました。
ジャガイモの食味試験のシーンで、
「蒸かしたイモ」と「水煮」の紹介字幕を
誤って逆に表記しました。
取材でお世話になった
「農研機構北海道農業研究センター芽室研究拠点」の
皆さんにお詫びし、訂正いたします。


2018年03月24日(土) |  ♯468 北海道農業を影で支える芽室の農業研究に注目!編
2018年03月26日10時17分24秒更新

芽を出した牧草を求めて放牧される、春の乳牛。
太陽に向かって青々と育つ、夏の水田。
黄金色に輝き、収穫を待ちわびる、秋の小麦畑。
季節ごとに北海道各地で見られる
美しい農業景観。
これらは農作業がある
春から秋にかけて見られる光景ですが、
実はここ数年、一面銀世界だった冬にも、
北海道ならではの光景が広がっていることを
ご存知ですか?

今回のあぐり王国ネクストは…、
まるで地上絵!?農作業に関係する、
冬の北海道ならではの、新たな農業景観に注目!
未来を担うポテトチップにパスタまで…
農業研究の最前線に迫ります!



森結有花アナウンサー
「十勝の芽室町にやってきました。
 今回はですね
 農研機構 北海道農業研究センター
 芽室研究拠点という場所にきています」

森崎リーダー
「よく舌がまわりますね〜お上手!」

森「100回くらい練習しました」


リーダー
「札幌でも伺いましたよね」

森「札幌の羊が丘に去年8月に伺いました」

リーダー
「札幌ドームの隣の膨大な敷地にお邪魔して
 色々習いました。札幌も広かったけど…」


リーダー
「十勝の研究所は…そうだよな!
 これ(広大な土地)…研究所なんだよな?」


「この広大な土地でどのような研究を
 しているのか学びましょう」

リーダー
「難しい話は苦手ですけどね(笑)」


さて今回のあぐりっこは…
もうすぐ中学生になるあぐりっこ2人!
算数や理科が得意な、宮田愛子(アイコ)ちゃんと
農業に興味がある、都愛実(マナミ)ちゃん。
いつもよりちょっと難しい内容ですが大丈夫かな?


「具体的に農業のどんな研究をしていると思う?」

マナミ
品種改良みたいな…?
 エキスをこっちからこっちに移して
 おいしくする!みたいな…?」

リーダー「なんのエキス?」

マナミ「美味しいエキス?(笑)」

アイコ
「食べ物の成分を分析して調べたりとか
 品種改良とかしているイメージですね!」


リーダー
「なるほど!
 とにかくこういう(エキス移動)感じでね。
 たまにボンッ!!ってね…
 髪の毛チリチリになったりしてね…」

稲作や酪農などを研究していた
札幌の施設に対し、
芽室町ではどんな研究が行われているのか…
まずは、雪が残っている外で、
ある作業をしているということなので、
早速向かってみると…?

リーダー
「重機が進んでいるのは見えますが
 何をしているのかは分かりませんね…
 こんにちは〜お邪魔します」

こちらは、研究員のひとり下田星児さん。
気象情報をもとにした
農業研究を行っているそうなのですが、
その内容とは…?

2018年03月24日(土) |  ふわふわ雪を圧縮するとどうなる?
2018年03月24日07時08分30秒更新


「大きなトラクターが動いてますけど…」

リーダー
「ただただトラクターがゆっくり
 走っているようにしか見えませんけど」



下田さん
「これは“雪踏み”といって
 雪を踏んで潰しているところです」

ジェシチャーをしながら説明する下田研究員。


リーダー
「雪をつぶしている?」

なぜか下田研究員のジェスチャーが
うつってしまったリーダー(笑)


下田さん
「ここはジャガイモを植えていた畑です」

リーダー
「もともとはジャガイモ畑なんだあ。
 それを重機で雪を踏み固めてる。
 何のために??」


下田さん
「ジャガイモって収穫する時に
 こぼれることがあって
 それが芽をだすことを“野良イモ”と言います」

下田研究員の指先に注目!
野良イモを人差し指を立てて表現(笑)


リーダー
「下田さん
相当キャラいいですね!」

野良イモとは、
収穫しきれずに畑に残ったジャガイモが、
翌年また芽を出してしまうイモのこと。
放っておくと病害虫が発生する原因となるため、
手作業で抜いたり、農薬を使ったりと
大変手間のかかる厄介モノなんです。

リーダー
「その野良イモとトラクターが
 結びつかないんです」

下田さん
「雪が積もっていると
 土の中がすごく暖まってしまうんです。
 雪を圧縮することで
 土を凍らせようとしているんです」

あぐりっこ「ええええ」

リーダー
「雪は逆に土にとって暖かいんだ」


リーダー
「でも、ふわふわの雪がギューってなっても
 変わらないじゃないかな?」

下田さん
「でもやっぱり…
 ふわふわの布団より
 せんべい布団の方が寒いですよね?」

リーダー「あはははは」

森「そりゃそうだ(笑)」


野良イモは土の温度がマイナス3度以下になると、
死滅します。
しかし、温暖化の影響や、積雪が多くなると、
雪が布団代わりになり、
土の温度は意外に高いままなんです。

そこで、この雪踏み作業を行うことで、
雪の断熱効果を弱めて冷気を伝わらせ、
土を凍らせる
んです。

2018年03月24日(土) |  どんな施設なんだろう?
2018年03月24日07時09分29秒更新

実際に土の中がどのくらい凍っているのか
調べてみると… 

あぐりっこ「硬い!」

リーダー
「土だとしたらもっと柔らかいよね」



リーダー「凍っている土は何cmですか?」

下田さん
「凍ってる土の深さは…
かなり深いです」

かなりざっくりですね下田さん(笑)

リーダー「いやちょっと…(大爆笑)」


もう一度、改めて…

下田さん
30cmあると野良イモを
 確実に退治できる深さと言われています」

リーダー
「そうなんだ…
 それを先に聞きたかった!」


ちなみに、野良イモ対策には、
雪踏みと同じ効果がある
「雪割り」という方法も。
こちらは雪を真っぷたつにかき分けることで、
土を露出して凍結させる方法で、
十勝を中心に、ジャガイモ産地では、
広く行われている作業なんです。

しかし、除雪車や特殊な器具が必要になるため、
トラクターにタイヤを取り付けた雪踏みの方が、
手軽でコストダウンになると、
その違いを検証しているんです。

下田さん
「野良イモは死滅するか?土は凍るか?
 まだ分からないこともあるので
 今研究しています!」


リーダー「成果はどうですか?」

下田さん
「あっ成果ですか?それはもう…
 成果あがってなかったら
ここで説明してないですから!」

リーダー
「なるほど!
いきなり強気になりました(笑」

北海道ならではの、冬の壮大な農業景観、
「雪踏み」について学んだあぐりメンバー。
このほかにも様々な研究があるということなので…


改めて、芽室研究拠点・領域長の吉永優さんに、
その内容について聞いてみます。

吉永領域長
「今は馬鈴薯・小麦・てん菜・そばを中心にした
 畑作物の研究をしています」

リーダー
「どれも広大な畑が必要になる作物ですよね」


リーダー
「農業だけじゃなく
面白い人の研究もされているのですか?」

面白い人とは…もちろん下田研究員!

吉永領域長「この前に色々あったみたいで…」

リーダー
「あの下田さんって人は素晴らしいですね」

吉永領域長「そうですか。ありがとうございます」

リーダー
「あの方はどうやってできたんですか?」

吉永領域長
「ここは多様性を大切にする研究所なので
 組織の活性化の源泉となっております」

リーダー
「なるほどですね。
 ちゃんとお答えいただけるとは(笑)」


高品質で、病気に強く、
収穫量も多い新品種の開発。
農作業の負担を減らす農業技術の開発など、
生産者を影で支える存在として、
日々研究を行っている、こちらの施設。
これまでの成果を見せてもらうと…?

リーダー
「二人は見たり食べたことあるものある?」

アイコ
「ジャガイモはある!
 キタアカリとかインカのめざめとか!」

リーダー「よく知ってるねえ」
 

「家庭にあるものがここから開発されている!」


吉永領域長
「今の時期は外で作業がありませんので
 そのかわり調理試験や分析をしています」

じゃじゃん もんすけです!
広大な畑で研究を行う、
芽室町の農業研究センター。
こちらは無人航空機「ドローン」を使った
研究者の杉浦綾さん。

10台以上のドローンを駆使して、
農作物の成長を定点観測しているんだって〜

3Dや赤外線の映像を集めて、
病気が発生した作物を特定できるような、
画像解析システムを研究しているんだよ。

広い畑を見回らなくてもいいようにと、
生産者を思った研究技術、
もっともっと広まるとうれしいよね〜


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