あぐり王国 放送内容

2019ǯ1123土
野性的な味っ!!だけど栽培は繊細


ゴボウに比べて柔らかく、皮も薄いということで、
生で味見させてもらいます。




ポキッシャキシャキシャキ

リーダー
「うわ~どんどん…
 あああああ~すごい!ぬああああ
 野生的!!!」




リーダー
「何に近いんだろう…えんぴつ?」

森アナ「甘いとかそういうのは?」

リーダー「なんか野生化した梨とか…」

森アナ「分かりにくい!」

リーダー
「でもクセになる。美味しいえんぴつ!」
 



シオリ
「ん?ゴボウとセロリが混ざった感じ…
 歯応えはレンコン!」

森アナ「あああ~分かり易い!」




ミソラ「確かにセロリみたいな感じかな?」

森アナ
「セロリみたいな青臭さみたいな
 ちょっと感じますね…」

リーダー「野性的ではないですか?」

森アナ「ズバリ!野性的なんですよ」




生でも食べられますが、さほどオススメできない。
料理をしたら独特の風味や食感が楽しめそう。
という検証結果が得られました。




森アナ
「ヤマゴボウの栽培スケジュールです」

相良さん
「7月。七夕の時期に種まきをします」

リーダー「もっと早い時期にやらないの?」

相良さん
「早い時期にやると抽苔(ちゅうだい)って
 書いてますけど花が咲いちゃうんですよ」




リーダー
「あああそっか!
 だんだん温かくなる時期にまいちゃうと
 キク科だから花が咲いちゃうんだ。
 キクの花じゃなくてキクの根を育てるから
 ある程度暑さが上がりきってからまくんだ」




相良さん
「そんな中…草が生えてきます。
 その雑草を一生懸命、手で取ります」

リーダー「それは大変だあ」




森アナ「そして9月中旬から…」

リーダー「抽苔(ちゅうだい)止めって何?」

相良さん
「見てもらうと分かるように
 茎が伸びてしまうんですよね」

リーダー「雑草じゃなくてヤマゴボウ?」

相良さん
「ヤマゴボウなんですけど
 これが花咲いちゃうですね。大きくなると」

リーダー「トウ立ちってことですか?」

相良さん「トウ立ちです!!」



抽苔(ちゅうだい)、または薹立ち(とうだち)。
これは花をつける茎が伸びることを言います。





植物には、
自分の体を大きくする「栄養成長」と、
子孫を残すための「生殖成長」の
2つの生育段階があります。

抽苔は、生殖成長が始まったサイン。
植物は、生殖成長が始まると、
花や実に栄養を集中させます。




そうなると葉っぱや根っこなどを
食べる野菜の多くは、
その食べる部分に栄養が行き渡らず、
商品価値がなくなってしまうのです。



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