あぐり王国 放送内容

2020ǯ0208土
森アナ作「越冬キャベツの歴史」紙芝居!


驚きの甘さをもつ和寒越冬キャベツ。
さてここで、このブランド野菜が、
どのような歴史を歩んできたのか解説します。

なんと、この人が…



森アナ
「じゃじゃん!
 和寒越冬キャベツができるまで!
 はじまりはじまり~」

ここからは森アナに紙芝居にお付き合いください。
(絵・語り:森結有花)



森アナ
「さかのぼること50年前。
 1968年、秋のことでした」

リーダー「おーすげー」

森アナ
「この年、和寒町ではキャベツが大豊作。
 ただたくさん出来過ぎてしまって
 市場では大幅に値段が下がってしまいました。
 和寒町の生産者は次々に出荷を諦めてしまいました」



森アナ
「(おじさん風)
 『すまんなあ…許してくれ…』と言って
 キャベツを畑に放置することになってしまいました」



森アナ
「そうして和寒町に冬がやってきました。
 見ての通り和寒町の冬は
 一面雪景色…真っ白です。
 キャベツもその下に埋まってしまいました。
 
 …そうして春を迎えて
 キャベ男さんが再び畑に行くと…

 (再びおじさん風)
 『な…なんということじゃあ~』

 畑に置きっぱなしにしていたキャベツが
 なんと姿・形そのまま!
 青々としているではありませんか!」

リーダー「傷んでなかったんだ!」

森アナ「傷んでなかったんです」



森アナ
「そしてキャベ男さんは
 『母さん母さん、こっちに来てくれ!
  食べてみてくれんかの~』と言って
 キャベ子さんにキャベツを食べさせました。

 そうすると…
 (キャベ子さん風)
 『父さん…あ…甘~~い!!』」

もうあぐりっこも我慢できず失笑。




森アナ
「なんと冬を越したキャベツは
 驚くほど甘かったのです!
 それをキャベ男さん
 『ビジネスチャーンス』と思いまして…」



森アナ
「売ってみることに!!
(カワイイ子供風)
 『こんなに甘いキャベツ食べたことない!』
(お父さん風…なのかしら)
 『母さん!このキャベツもう一回買ってきてくれよ』
 と言う風にたちまち大人気になりました」



森アナ
「そして2009年…
 (野太い声で)
 『おーい!お前たち~』
 あぐり王国が取材にやってきました」

リーダー
「僕ですか、それ?
 僕と河野くんと佐々木佑花さん?」

森アナ「松坂さんですね」

森アナ
「リーダーが
 『う…うまい~~~!』と大絶賛です」



リーダー
「あははは(笑)それ必要かな?
 紙芝居のクライマックスですけど…」



森アナ
「さらに人気に拍車がかかって
 2010年ついに『和寒越冬キャベツ』として
 商標登録されたのです」

リーダー
「商標登録の前に我々は取材に来てたんだ」




森アナ
「こうして今に至ります!
 はい!おしまい…」

パチパチパチ

思った以上によく分かったぞ!


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