あぐり王国 放送内容

2020ǯ0314土
冷凍野菜と北海道の深い関係♪♪


森アナ
「さあまずは冷凍野菜の基本について
 西川さんに教えて頂きます」

西川さん
「クイズで冷凍食品の歴史を振り返りましょう。
 日本で初めて冷凍食品工場が建てられたのは
 何年でしょうか?」

森崎リーダー「全然わかんね~」

森アナ「1950年代とか…」

リーダー「じゃあ1900年!!」



西川さん「答えは1920年!」

リーダー「2人の間!」

西川さん
「ちょうど100年!
 今年は冷凍食品100周年なんです!」

リーダー
「多分北海道みたく寒冷地だと
 自然と冷凍していたでしょうね…
 何か保存するのに使ってたかもしれないけど
 こういう風に工場で流通が始まったのは
 100年前なんですねえ」
 



ではその100年前、
その工場が建てられたのはどこ?

森アナ
「北海道は冷凍工場がなくても
 凍らせたりとか冬はできるから
 無いような気がします。
 南の方がイメージがあります!
 沖縄県!!!」

リーダー
「いや北海道でしょ!
 北海道は冷凍に近かったから
 こういう冷凍技術を広めていこう…と」




西川さん「北海道です!」

リーダー「イエ~イ」

森アナ「森町?」

リーダー「道南の?」

西川さん
「漁港で新鮮な魚が水揚げされるので
 その鮮魚を保存するために冷凍技術ができた!
 獲ってきた新鮮な魚だけど、すぐに鮮度が落ちる。
 それを防いで長く保管して流通させるために
 急速凍結しているんですね」

リーダー「なるほどねえ」




西川さん
「北海道の人は知ってほしいですよね」

リーダー「そうですよね」

西川さん
「冷凍食品業界では結構有名な話で
 勉強とかする時に
 必ず発祥の地の記念碑の写真を覚える!」

こちらが森町(もりまち)にある記念碑。
さてここからは、冷凍食品の主なメリットを
教えてもらいます。



西川さん
「1世帯(4人家族)で1年間に出される
 生ゴミのうち、食べ残し・手つかず食品の
 金額はいくらでしょうか?」

リーダー「うーん」

西川さん
「答えは実は…10万円!!!」

リーダー「うわあああ」




リーダー「そんなにですか!」

西川さん「そんなに捨ててるんですよ」

リーダー「もったいない…」

西川さん「もったいない…」

リーダー
「もったいないし…不愉快ですよね。
 10万円も捨てちゃう?」




西川さん
「食べようと思って買ってきてるんですけど
 1番の原因は、その時食べられないから捨てている。
 それを冷凍することで、食べる時期をずらすことで
 食品廃棄をゼロにできる!」




西川さん
「買ってきた生鮮野菜も冷凍すればムダを減らせるし
 むしろ冷凍野菜を買って保管しておけば腐らない!」

リーダー
「なるほどねえ~
 フードロスをなくしたい!」

森アナ
「そうですね。食費も浮きますからね私たちも。
 節約できますからね!」  



冷凍食品の中でも、
特に冷凍野菜のメリットをあげると…

●可食部分しかないので食品ロスの軽減につながる。

●生鮮野菜が高値の時は割安になる。

●旬でない時期には生鮮野菜より
 栄養価が高い場合もある…

といったことがあげられます。




西川さん
「実験データでもグリーンピースに含まれるビタミンCが
 1年間(冷凍前と)ほとんど変わらなかった!」

リーダー&森アナ「へえええ」

西川さん
「家庭の冷凍庫も流通する中でもそうですが、
 -18℃以下を保つと栄養がキープできる!」

リーダー
「そもそも冷凍っていつまで出来るんですか?」

西川さん
「家庭で冷凍させた場合は急速凍結ではないので
 1か月以内が目安ですね」




リーダー
「何か月前の魚の切り身ある?」

森アナ「2年前…」

リーダー「なははははは(笑)それはすげーな!」


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