あぐり王国 放送内容

2020ǯ0905土
まさに手探りで挑戦中!


森アナ
「1つ掘り出してもらっていいですか?」

富永さん「はい!」

スイッ

リーダー
「掘る…というより拾いましたね」

富永さん「拾いましたね」

リーダー「シュッと取れましたね」




リーダー「収穫は手作業ですか?」

富永さん
「そうですね。ホクレンさんとの共同作業の中で
 今はまだ手採り作業ですが、ゆくゆくは機械化も
 視野に入れて考えたいと思っています」
 



リーダー
「僕たちが今まで見てきたビート(てん菜)と比べると
 2~3まわりくらい小さいですね」




富永さん
「今、収穫適期なんですが大きさはバラバラです!」

リーダー「大きいのもあるの?」

富永さん
「あります500gを超えるのもあるし
 これでだいたい300g前後ですかね」




富永さん
「これからどうやって販売していくのかを含め、
 頃合いのサイズが消費者にとってどの辺か?
 探りながら作っているところです」

リーダー
「そうか。まだこれからの野菜なんですね」

富永さん「これからです!」




リーダー「何年目になるんですか?」

富永さん
「3年目になるんですよ。正直言って…
 3年目でようやく世間様にお見せ出来る格好になります」

リーダー「そうなの!!?」

レッドビートは、まだ試験栽培中の新たな作物。
今年は、1ヘクタールの広さで
20トンの出荷を予定していますが、
これまでに様々なハードルがあり、
試行錯誤の連続だったようです。




富永さん
「1年目は(作付面積が)20アールだったんですけど
 種が発芽しづらい品種ということで
 深くまきすぎて全然生えなかったんです。
 その中でも生えてきたのがあって、
 それを見て、これはいい野菜だなって思ったんです」




富永さん
「2年目は当然植えつける深さを変えると
 うまく生えました…ところがですね
 (レッドビートは)農薬の登録がないので
 無農薬栽培なんですよ」

リーダー
「新登場の野菜にはつきものの問題があるんですね」




森アナ「認可がないと農薬は使えないんですか?」

富永さん
「そうです!
 今はトレーサビリティがしっかりしているので
 日本の食材の安全性を担保するという意味において
 非常に重要なことなんですけど…」




富永さん
「葉っぱなんか、コレ!
 ほとんど虫に食われてますよね」

リーダー
「確かに!
 農薬使ってないと葉は食われてしまう!
 これは病気ではなく自然に起こることですね」



(C)HBC