あぐり王国 放送内容

2021ǯ0220土
♯605 岩見沢農業高校編③ここは夢をかなえる場所!


バラエティに富んだ学科が揃う中、
続いては、環境造園科の施設におじゃまします。




リーダー
「色々ある~ここで実習してるの?面白い~!!」

森アナ「これも作るんですか?」

須賀川さん「これは私達が作りました」


リーダー
「ちょっと…これ学校っすか?ここ!」





森アナ「竹垣(たけがき)とかも作るんですか?」

須賀川さん「作ります!」

森アナ
「作るっていうのは何をどうやってどうしたら
 こうなるんですか?」

リーダー「いや竹をたくさん組めば…」

森アナ「割るところから?」

須賀川さん 海斗さん
「割るところからやります!」




リーダー
「割るんだ…。
 まず造園の褒め方が分からない…」

森アナ
「おっしゃる通り!なんかすごいしか言えないですよね…」

リーダー
「俺たちはこれまで、食べた感想ばかりを言ってきた…
 こういうものは評価できないってことが分かったね」





ということで、わかりやすくスゴい情報を一つ…



森アナ
「こちらの海斗君ですけど、すごいんですよ。
 技能五輪っていう社会人も参加する大会の
 造園職種部門っていうのがあって、
 そこで全道大会を制して全国大会まで出場しているんです!」





リーダー
「すごいじゃん!それは何をする五輪なんですか?」

海斗くん
「北海道予選は建仁寺垣(けんにんじがき)という竹垣と
 4つの目垣という竹垣を3時間以内に作成し出来を競う大会です」





リーダー
「これ3時間で作るの?1人で?え~~!!
 じゃあ全国は?」





海斗君
「全国大会は3m×5mの敷地の中に
木製のベンチと野面積(のづらづ)みした花壇、
 木製のスクリーンなどを10時間以内に作り出来を競う大会です」

リーダー「レベルが段違いに難しくなってんじゃん!!」

海斗君「これ2人なんで!僕と相方の2人で作りました。」





リーダー
「へええ10時間で!?これ重機とか入れないんですか?」

海斗君「全部手作業です」

リーダー
「いやスゴイけど…
 プロのお金をいただいてしっかりやってる人達が競うんでしょ?」
 
海斗君
「行動一つ一つがプロの方たちはすごく速くて正確で…
 ちょっと(自分は)まだまだだなって思いました」




リーダー「春からどうするの?」

海斗君
「札幌にある会社で働きます。造園業です!」

リーダー「そんな造園家になりたいですか?」

海斗君
「日本庭園が好きなので、
 日本を重視した感じの庭を作ってみたいですね。一人で!」




環境造園科は、庭師やガーデナーを育成する学科。
これを専門的に3年間学べるのは、
北海道では岩見沢農業高校だけとのこと。




リーダー
「町とか周りのものを見て何か思うことはありますか?」

須賀川さん
「造園のものを見つけると習ったな~とか、
 これならできるな!とか思います!!」




みなさんに色々最後にお話しをお聞きしました。

リーダー「春からはどうするんですか?」

畜産科学科 稲垣葵さん
「大学に行きます!江別の酪農学園大学です!
 将来は農業教員を目指しています!
 畜産の先生になりたいなとは思ってます!」





リーダー「学校では何を学びましたか?」

農業土木工学科 安田和希さん
「主に農業のどちらかというと裏方で、
 例えば農地の整備をしたり、
 田んぼの近くにある用水路の整備などを学びました」





安田さん
「その用水路から空知の水稲などが補われてると考えると
 とても感慨深くて面白いとこだと思います」





生活科学科 藤澤梨奈さん
「生活科学科の流通の授業で
 草花ではなく販売を学んできたので、
 農業科学科と食品科学科・畜産科学科の皆さんが
 生産したものを販売している学科だったので
 その販売業に就きたいと思っています。
 将来は詳しくは決まっていませんが
 販売業でお客さんの笑顔が見られる
 職業に就きたいと思っています!」
 



リーダー
「僕はこの番組を通して北海道農業についてね、
 いろいろと学んできたんです。
 その中には先人の頑張り。
 この北海道を肥沃な大地に育ててくださって
 それで今や日本を代表する農業大国になった。
 日本の食料基地と言われる場所にしてくださったんです。
 さあここから、君たちがいろんな形で
 北海道をみんながより良くしてくれる!
 北海道の土壌をしっかりと未来に繋げていくんだなって…
 楽しいみです!君たちが今後どうなっていくのか。
 皆さんのこれからを心から期待しております」




リーダー「卒業おめでとう!!」

森アナ「まだです!早い!!」

リーダー
「将来を楽しみにしています!
 この学びを生かして次に繋いでください。期待しています。
 今日はありがとうございました」





みなさん、こんにちは!
今日は、パラレルノーカーのお知らせだよ。

パラレルノーカーとは、農業以外の仕事を持つ人や、
主婦、学生など、みんなが空き時間を利用して、
気軽に農業に触れ合える、新しい農業のやり方!
いよいよ春の農作業が始まるけど、
それに合わせてパラレルノーカーも本格的に始まるよ~!

CMはグレイの音楽に合わせた、藤本美貴さんの農作業姿!
農業「を」するから、農業「も」する時代がくるんだね~!

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

◆詳しくは「パラレルノーカー」を検索してね!

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2月13日のクイズ
「新札幌と呼ばれるエリアは、札幌市のナニ区にあったかな?」

正解は「厚別区」でした。




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