あぐり王国 放送内容

2021ǯ0313土
♯608 新生活を応援!お弁当作りに挑戦編①


小さな箱に、真心を込めながら、
栄養バランスや彩りを考えて詰め込む食事…
手づくり弁当。
場所を選ばず手軽に味わうことができる食事ですが、
食費の節約や栄養面のメリットに加え、
外食機会が減っているコロナ禍のいま、
安心して食べられるランチスタイルとしても
改めて注目を高めています。

お子さんや大切な方へ。
間も無く新生活がスタートする社会人に。
誰でも手軽にできる美味しいお弁当作りで
食生活を見直してみませんか?

今回のあぐり王国ネクストは、
コロナ禍で意識が高まる“手づくり弁当”に注目!
料理を美味しく、華やかにする時短テクニック!
おかずにひと手間で、豪華料理に変身!
手軽なアレンジ朝食も紹介!!





森結有花アナウンサー
「あと2週間も経てば新学期が始まります」

森崎博之リーダー
「色々思い出すなあ~大学とか新規就職とかね、
 新しい生活を始めるワクワクしながらも
 ちょっと不安っていうような感じ…」

森アナ
「そんな方々を食で応援しようということでお弁当に注目します」

リーダー
「新型コロナウイルスで世の中、一転しまして、
 お弁当もすごく見直されてきておりますね」





森アナ
「実は私も弁当作るようになったんです!
 ハンバーグ入れたりとか!
 ポテトサラダ入れたりとか!」

リーダー「えっ!?」

森アナ
「ただやっぱりお弁当ってレパートリーがなかったり…悩みも多い!
 今回はお弁当について、華やかで美味しくてお手軽なメニューを
 教えていただける方をお呼びしてます!
 管理栄養士の坂本星美先生です」





お弁当づくりを教えていただく、
管理栄養士の坂本星美(ほしみ)さん。




北海道の未来を担う子ども達を
食と学びで応援するイベントや動画配信など、
様々な食育活動を行っています。





リーダー「まず大変…お若い!」

森アナ
「でも管理栄養士ということで
 お子さんに対しての食育活動などをなさってらっしゃる!」





星美さん
「自分でお料理動画を作ってYouTubeにあげています。
 食べる・なぜ・不思議をアニメとかを自分で使って編集して
 料理のお姉さんとして活動しております」

リーダー
「へえ~そういうYouTubeもあればですね…
 なんでしたっけ、アレ?」





森アナ「春野パーラー…」

リーダー
「ちょっと並べてみましょう。これくらい違う!!」

森アナ「恥ずかしい…」

リーダー
「でも今の時代にあう、みんなにちゃんと見てもらえる
 メッセージを送れる形で色々な食育活動をされている!
 素晴らしいと思います!!」





森アナ
「そして朝食の大切さとかいろいろ話してるんですよね」

星美さん
「子供たちに朝ご飯を食べない状態で来てもらって
 ちょっと勉強して、その後に朝ごはんを手作りで作って食べる!
 朝型生活っていいねって言うことを知ってもらう
 朝塾という活動をしていました」

リーダー
「いいねえ~朝塾!!
 高齢になってくると朝が強い!夜はからっきしだけど朝強い!
 本当にご飯を大事にしようっていうのは先生も言ってますし
 僕も講演会などで言ってます。
 みんなが朝ごはんの重要性に気付いているはずなんです。
 ところがなかなか朝ごはんをとれない状況というのがあります…
 まずはその辺りからみていきましょう」





お弁当づくりの前に、朝食を含めた現状はどうなっているのか、
星美先生と学んでいきます。





森アナ
「まずは朝ご飯の現状から。こちらのデータをご覧ください。
 朝ご飯をちゃんと食べているか?データ化しています」

リーダー
「一定数、朝ご飯は食べないっていう人はいますよね」

星美さん
「やはり小さい頃から、朝食の重要性を見つけないと、
 大人になってからやっぱり食べなくてもいいかな…
 と思う人たちが増えてくるのかな」





リーダー
「だけど気持ちを分けるんですよね。
 僕も高校生とか大学生なんか一人暮らししてたから、
 寝てたいから!朝ごはんは犠牲になる…みたいな時あったよね」

森アナ「ありました~」

リーダー
「俺は家庭を持って子供たちに朝ごはんを食べてほしいから、
 ちゃんと自分で朝ごはんを作るようになって…
 なんとなく僕が朝ごはんの担当なんで、
 作って子供と一緒に食べるっていうことを始めてて
 年取ってくるとまた食べるようになった!」

森アナ
「お子さんができると子供のために作ろうっていう方も
 増えるのかも知れないですね」





ちなみに、「朝食をとらない」と回答した方々が、
「いつ頃からとらなくなり始めたのか」というデータを見ると、
男女ともに、およそ半数が20歳以降。
そして、2割程度が「中・高生の頃から習慣化した」というのがわかります。

星美さん
「子供さんでも欠食が始まっているのは問題ですよ…」





リーダー「これって子供たちの問題のなのかな?」

星美さん
「子供さんの食を作るのは親御さんなので
 やっぱり親御さんの意識をしっかり変えていかないと
 いけないのかなと強く思いますね。」

リーダー
「でもいきなりね…一汁三菜を守って、その季節のものとか
 お味噌汁もダシから…っていうのは、
 難しい状況もあるじゃないですか」





星美さん
「そうですね。
 なのでフライパンで同時調理するテクニックだったりとか
 電子レンジを使ったおかず作りテクなども
 いろいろアレンジがありますので、
 そういう工夫で朝の時間を効率化していきたいです!」

※本日の詳しいお料理はレシピコーナーに掲載されています。   レシピはこちらです




森アナ
「続いてはお弁当についてです。
 新型コロナウイルス感染拡大前と後の、
 皆さんのランチスタイルのデータをまとめました。
 お弁当を持参している人が、
 拡大前が39. 5%だったのに対して、拡大後は42. 6%。
 微妙に増えています」

リーダー
「1割ぐらいがちょっと増えたっていうことですね」

森アナ
「もう一つ注目していただきたいのが、
 飲食店を利用している人が拡大前と後で5%くらい変化…」





リーダー
「朝昼夜、自分の作ったものを食べるとロスが生まれない!」

星美さん
「そうですね。夜ご飯作ったものから朝ご飯へ。
 昼ご飯作りながらちょっとしたアレンジをするだけで、
 もうお昼も夜もってなっちゃいます」


森アナ
「前の晩に作ったものを昼の弁当のおかずにする!
 でも夜食べたものを、お弁当のおかずにする…
 でもそれをまた余るから朝ご飯にするってなると、
 寄る・朝・昼と全部同じになっちゃう…」





星美さん
「電子レンジでも2分とか3分でできちゃうレシピもあるので…」

リーダー「朝昼夜と同じにならないものだよ?」





星美さん
「調味料上手に使ったら、
 もうそんなの全然解決します!!」

森アナ
「では星美先生に手軽で美味しいお弁当を教えていただきます!」




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