あぐり王国 放送内容

2008ǯ1122土
士幌町は肉牛飼育頭数も日本一!!


出来たてポテトチップスを
堪能させてもらったあと
松坂アナから、
今回もう一つのテーマ当てクイズが出題!





松「日本一・東洋一の
  馬鈴薯コンビナートに
   びっくりした士幌町ですが
   もう一つ日本一があります! 
   それは何でしょう? 
    ヒントは生きているもの・動物です。」



森「ん~~~~~~ン     
    牛か・・・・?」

松「正解!! 
  実は士幌町は肉牛の飼育頭数が
   日本一なんです!」

 





ということで一行は
 士幌北肉用牛牧場へ向かいました。

牛舎に向かうと予想と違う光景が・・・





皆さんは“肉牛”というと
どんな牛を想像しますか?
きっと角の生えた
全身真っ黒の牛ではないでしょうか?

それは一般的には
いわゆる“和牛”といわれる牛です。

しかし、私たちが手頃な値段で
気軽に購入出来る国産牛肉のほとんどは
この白と黒の模様の
ホルスタインという品種の牛です。





それは牛乳を生産してくれる牛として
お馴染みの牛ですが
乳を出すのは当然、メス牛です。

もちろん生まれてくるのは
メス牛だけではありません。

オス牛は生まれるとすぐに
生まれた牧場を旅立ち、
こちらのような肉用牛として専用の牧場に
運ばれるのというのです。

スーパーのお肉売り場で
“国産若牛(わかうし)”
という黄色地に牛の顔というシールを
見たことはないでしょうか?
これが、おおむね生後24か月以内の
ホルスタイン・オス牛のブランド牛肉なのです。

 





そして、カメラの前にいるのは
国産若牛ブランドの“しほろ牛”として
人気の牛たちです。

実は生後20か月で、
この翌日には出荷されるという状況でした。

森「そうですか・・・明日には旅立つんですね・・・
   これが現実ですね」

鎌田さん「はい・・・。 
      いつも切ない思いをしています。」

私たち消費者はスーパーで
製品になったお肉しか目にしていないので
ふだんは全く意識出来ませんが、
食卓の向こう側では命と向き合って
日々辛い思いをしている生産者の皆さんが
いることを忘れてはいけませんね・・・

 





なお士幌町全体では
約4万5000頭もの肉牛を
飼育しているそうです。
ちなみに人口は
6800人くらいなんだそうです。

さすが日本一!!

 




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