あぐり王国 放送内容

2008ǯ1220土
チーズと北海道の深い関係


チーズの歴史は古いんです。
記録に残っているもので
ナント紀元前4000年!!

しかも今や
世界中で400種類もの
チーズがあるといわれています。





だけど、諸外国に比べて
日本人のチーズ消費量は
少ないのです・・・

ギリシヤのみなさんは
日本人の13.7倍もの量の
チーズを1年間に食べています。


※図の○○○は「チーズ」です。



じゃ~~~ん もんすけです!

では、チーズと北海道の出会いについて
その歴史をひも解いてみましょう!!





いまから75年前、
日本初のチーズ工場が
旧早来町の
遠浅(とおあさ)地区に完成しました!



当時のことを良く知る
金川牧場の金川さんに
お話を伺いました!

「昭和4年~5年、
北海道庁の依頼を受けて
滝川と新十津川の水田地帯に
点在していた酪農家36戸を集めて
この地に集団移転しました。」





金川さん「ココの土壌は樽前山系の火山灰で
      やせているのですが 南に位置するし 
      『肥やしていける』と機械で開墾したんです。」





金川さん「その後、北海道製酪組合連合会が
      日本で初めて
      昭和8年にチーズ工場を建てました。 
      ゴーダとエダムという
      2種類のハード系チーズを
      遠浅工場で作り始めまして
       【日本チーズ発祥の地】と
          言われるようになったのです。」


※写真は国内最古の木造サイロ



以来、チーズの需要拡大に伴って
増産を続けましたが、
昭和60年にその工場が移転!

これによって早来の
チーズづくりの歴史は52年で幕を閉じ、
その灯(ともしび)が消えてしまったんだ・・・

そこで立ち上がったのが、夢民舎の
宮本さんをはじめとする街の
有志だったんだよ!!





宮本さん 「ちょうど給食センターが廃止になって
       その活用が検討されていたころだったこともあり、
       町おこしも兼ねて
       チーズ作りを復活させたんです。」




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