日本ハム対中日(札幌ドーム) 担当:松
31日は速報をお伝えします。 札幌ドームでは、ついさきほどから、ファイターズ選手の シートノック(守備練習)が始まりましたが、 選手全員が、真っ赤なユニホームを着てグラウンドに立っています。
いったい何事か!? チームによりますと、7月12日から15日にドームで行われる4連戦 「WE LOVE HOKKAIDOシリーズ」で着る、 限定ユニホームの完成お披露目をサプライズでやりました(笑) 31日はシートノックの時だけの限定公開。とのことです。
広島対日本ハム(マツダスタジアム) 担当:松
ファイターズとともに番記者と HBCテレビ、HBCラジオも広島に乗り込みました。
試合がない27日、ファイターズは、 マツダスタジアムで全体練習を行いました。 時を同じくして東京では今年のオールスターについての発表があり、 出場選手のファン投票も、28日から始まりました。
注目は「二刀流」を目指す大谷翔平“投手”の出場の行方です。 選手登録は“投手”ですが、今年のオールスターの ファン投票用紙には“外野手”でノミネートされています。
オールスターは、プロ野球ファンによる祭典なので、 ファンが大谷投手の投球を見たければ “投手”に投票することもできます。
“投手”と“外野手” 票が2つに分かれそうですが、合算はされません。
パ・リーグの監督を務める栗山監督は、 「オールスターは前半に頑張ってきた人が夢を見る場所」と 考えていて、野手、投手ともに出場が少ない 大谷投手を監督推薦はせず、ファン投票で1位に選ばれることを 出場の条件に掲げました。
大谷投手は「オールスターはすごい選手が集まる所。 実戦で結果を出してファンに認めてもらいたい」と、 監督の考え方を、しっかり受け止めていました。
大谷投手のオールスター出場はファンの1票に委ねられました。 26日(日)に初対戦したタイガースの藤浪投手も ノミネートされていて、早くも再戦が実現なるか、 楽しみになってきました。
28日から広島との2連戦。 連敗ストップを託された初戦の先発は木佐貫投手です。
セ・パ交流戦 阪神対日本ハム(甲子園球場) 担当:松
今季最多の4万6千人が訪れた、昨夜の甲子園球場。 ホームグラウンドの熱気に圧倒された昨晩のことは忘れて、 26日の試合に集中、切り替えましょう。
26日の見どころは何と言っても 大谷選手VS藤浪投手のルーキー対決。 去年春のセンバツ高校野球以来で、プロでは初対決です。 花巻東高校の4番だった大谷選手は、 大阪桐蔭の藤浪投手からホームランを放ったものの、 その後は、大阪桐蔭に圧倒的な力を見せつけられた、 大谷選手にとっては、ほろ苦い思い出の地です。
大谷選手にプロ初対決への心境を聞くと、 「しっかりチームが勝つことが大事、昨晩のような試合の時に、 しっかり打てなければ…」と、個人の思い入れは排除して、 チームプレーに徹することを誓っていました。
一方、藤浪投手は「大谷の活躍はニュースでしか見られないから、 彼の状態は分からない。大谷が成長していたら、 打球を場外に運ばれてしまいますよ(笑)」と、 平常心ながら静かに闘志を燃やしていました。
永遠のライバルも、グラウンドを離れれば 仲の良いメル友という大谷選手と藤浪投手。
将来の日本球界を担う2人を、 プロ入り間もなく野球の聖地で巡り合わせるとは、 野球の神様の粋な計らいのように思えます。
日本ハム対ソフトバンク(ヤフオク!ドーム) 担当:佐々木宏信
26日に、52歳の誕生日を迎える栗山監督、試合前、記者から「51歳最後の日に勝ちたいですね」と声をかけられ、思わず苦笑い…、「監督をやめるまで、誕生日とか全然気にならない。いまは野球のことしか考えていない」と答えていました。その言葉通り、監督に就任してから、寝る間も惜しんで、チームや選手のことで悩み続け、その結果、昨シーズンは、就任1年目でリーグ優勝を達成し、その手腕が高く評価されました。今シーズンは、これまで苦しい戦いが続いていますが、「選手はよくやってくれている。元気も出してやっているが、負けているので、そう見てもらえない。」と悔しそうに語ってくれました。そんな監督を喜んでもらうには、なんとか強敵・ソフトバンクに勝つしかありません。誕生日には1日早いですが、そんなプレゼントなら、栗山監督も喜んでくれるはずです。
日本ハム対ヤクルト(札幌ドーム) 担当:善ハム
12時半過ぎ、球場に到着すると、ドーム内のスタンド外周を梶原ブルペンキャッチャーがランニングをしていました。グラウンドでは、外野のフェンス沿いをバッティングピッチャーの方がランニングする姿や、投球練習する光景も。 おととい、大谷投手が同じ時間帯に、マウンドで投球練習をしました。黒木コーチは「いろんな人が動いて実現した」と話していました。「若者らしく躍動してくれればいいから」と話す栗山監督。運命のドラフトから7か月…、多くの人たちの思いを胸に、大谷翔平投手が先発デビューです。
中田選手と陽選手が小学校を訪問 担当:松
接戦を制して連勝したファイターズ。 勝利の余韻は、きょうも続いていました。 毎年恒例、ファイターズ選手の小学校訪問で、 きょう(21日)札幌市白石区の東橋小学校を訪れたのは中田選手と陽選手。 前日のヒーローが目の前にやって来たとあって、 290人の子どもたちは大喜びで、選手を迎えました。
仕事にかける情熱や、プロの技術にふれてもらおうというこの企画。 きのうスーパープレーを見せた陽選手は、最高の先生です。 キャッチボールやバッティングのデモンストレーションでは、 グラブでボールをガッチリつかむ「バシッ!」と、 バットの芯でボールを捉える「カキン!」 プロの技と生音を披露し、子どもたちのハートもガッチリつかみました。
質問コーナーで子どもたちからのリクエストに応えて、 お得意の「サンキューでぇーす!!」の大サービスで、 喝采を浴びていました。
栗山監督も『ダイカンの存在がチームを救っている』と信頼を寄せている 陽選手は、大谷投手が先発を予定のあさっての試合で 『僕が援護して楽に投げさせたい』と リーダーの風格も漂わせていました。
子どもたちに囲まれてリフレッシュした2人は、 22日からのヤクルト戦で、さらなる連勝を約束していました。
セ・パ交流戦 日本ハム対巨人(札幌ドーム) 担当:松
『春の“陽”気がチームをアツくしてくれる』と、番記者の願いを記した、 きのうの日記が即、現実となりました(喜)
陽選手のバットが止まりません。 きのう(19日)は、ホームランとヒットで 9試合連続の複数安打(マルチヒット)をマーク。 巨人の小笠原選手などが持つ日本記録まで、あと“1”に迫りました。 きょう複数安打を達成すれば、史上4人目の快挙です。
きのうのお立ち台では、おなじみの「サンキューでぇ〜す」も炸裂! 「ダイカンの明るさがチームを救ってくれる」と栗山監督の期待通り、 陽選手の好調に比例してチームの打率も雰囲気も盛り上がっています。
まさに、チームの太“陽”!
快挙達成と2試合連続「サンキュでぇ〜す」の瞬間を、 ぜひ完全生中継のHBCラジオでお聴き下さい。
おととい(17日)のDeNA戦で連敗を9で止めたファイターズ。 長いトンネルに、ようやく出口の光が見えてきました。
チーム復調の鍵を握るのは陽選手です。守備も打撃も絶好調。 特にきのう(18日)は、8試合連続の複数安打(マルチヒット)をマーク。 巨人の小笠原選手が持つ日本記録まで、あと“2”に迫る勢いです。
陽選手の好調に伴って、チームの打率も徐々に上がっています。 栗山監督も「ダイカンは攻撃を仕掛けなくてはならない時に一発で決めてくれる。 ダイカンの明るさがチームを救ってくれる」と、陽選手が巻き返しのキーマンと 考えています。
いま道内各地では、ようやくサクラが満開。寒くて寒くて、つぼみの時間が長かった分、春の"陽"気を喜ぶかのように一気に咲き誇っています。 ファイターズは北海道のチーム。冬は長かったけど、"陽"のバットが、アツい春を呼んでくれるに違いありません。
中日対日本ハム(ナゴヤドーム) 担当:くり
交流戦で浮上のきっかけをつかみたいファイターズでしたが、きのう(14日)も中日に敗れ、泥沼の8連敗を喫してしまいました。この嫌な流れを止められるのは、エースの吉川投手しかいません。今シーズンは6試合に登板して3勝3敗、防御率3.55。自身2連敗中と本来の姿とは言えませんが、「やることは変わらない。しっかりバッターに向かっていきたい。(ナゴヤドームは)広いイメージなので思い切って投げられると思う」と、冷静に前を向いています。中日の先発は47歳の山本昌投手、ともに背番号34の左腕対決です。去年は何度もチームを救ってきた吉川投手の快投に期待しましょう。
14日から交流戦が開幕します。7連敗中と苦戦が続くファイターズにとっては、この交流戦で流れを変えたいところです。これまで2007年に交流戦で優勝しているほか、交流戦通算勝利数115は、ソフトバンクに次ぐ2位。ファイターズは交流戦を得意としています。栗山監督も「交流戦を生かしているシーズンが多い。苦しんでいることをプラスにできるようにしっかりやります」と、交流戦からの巻き返しを誓いました。セ・リーグの本拠地では投手も打席に入る交流戦。ちなみに去年の交流戦でファイターズの投手陣が打ったヒットは、多田野投手の内野安打1本だけでした…。今年は投手陣にも、ぜひ二刀流で頑張ってもらいましょう。本家・二刀流の大谷投手は、6番・右翼でスタメン出場です。