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2013年05月25日(土) | ♯244 あぐりファミリー市民農園体験 編
2013年05月25日(土) | 収穫までにどんな作業があるかな?
>>

2013年05月25日(土) |  ♯244 あぐりファミリー市民農園体験 編

突然ですが皆さんは
市民農園って知ってますか?

『土地を借りて作物を作るところ』
『郊外の方に行くと区画割りしてのを見ます』
『自分達の身近にあれば野菜を朝に
 取りにいけたりするので良い!』
『自分の家ではできないので
 そういうのがあればやってみたい!』

『市民農園』とは都市に住んでいる人が
少ない面積の畑を借りて
野菜などの作物を育てることが
できる農園
のこと。

近年の家庭菜園ブームで道内でも市民農園の数、
耕地面積、利用者数は年々増えているんです!

そこで全道各地の様々な農業を紹介してきた
あぐり王国が今人気の市民農園で
新たな企画をスタートすることに!

森崎
「山にはまだ雪が残っていますけどね、
 すっかり解けましたが…寒い!

河野「冷えております…」

森崎「いつまでも温かくなんないな~」

佐々木
「お二人は家庭菜園や自家菜園や
  市民農園って聞いたことがありますか?」

森崎
私の周りにもたくさんいますよ!
 佐々木さんもベランダ農園やっている?」

佐々木
「去年はミニトマト・中玉トマト、ナス、
 ピーマン・ジャガイモ…
 全部ナス科の野菜を植えました」

森崎
「ある日の会話では
 毎日アブラムシと戦っているって!」

河野
「うちの親父もいちごを育てまして
 それでジャムを作って送ってきまして
 ビンに『世界一おいしいジャム』って
 書いてありました」

佐々木
「では参加してくれるあぐりファミリーです」

『自分の手で野菜を作りたい』
『農業が大好き!』という
あぐりファミリー2組が市民農園デビュー!

一組目の家族は札幌市豊平区から参加の
樫見さんファミリー。
小学5年生の育(ハグム)ちゃん、
お父さんの浩一さん、お母さんの志のぶさん。

二組目は札幌市手稲区から参加の
小西さんファミリー。
小学6年生の海翔(カイト)君、
お父さんの正俊さん、お母さんの永美さんです。

佐々木
「私達がやって来たのは札幌市西区!

河野「札幌なんですよね」

森崎「しかも近かったよ」

河野「車で15~20分位!札幌中心部から!」

森崎「広い所に来た感想は?」

樫見浩一さん
全てを忘れたくなるような…
 そんな気持ちになります」

河野「ご家庭では何か作ってますか?」

樫見志のぶさん
「トマトとかキュウリとか…
 でもマンションなんで1度キュウリが
 飛んで行きました…
 ベランダからポーンって!」

森崎
「それかな?歩いてたらキュウリ飛んできた!」

そんなことはありませんよ~~

森崎「小西家は?」

小西永美さん
「家庭菜園をやったことがあります。
 野菜が苦手なのでチョットでも
 目の前で見たら食べるかな~と思って
 はじめてみました」

森崎
「お母さんがですか?
 小西一家で野菜が苦手な人は??

一瞬手をあげるカイトと
照れながら手をあげる母・永美さん。

永美さん
実はキュウリ嫌いなんです…
 なので食べるの挑戦してみようと思います」

佐々木
「では今日はみんなで
 アイデアを出しながらやっていきましょう!」

森崎
「じゃあ気合入れていきましょう。
 今年は力いっぱい
 市民農園で農業をするぞ~お~!


2013年05月25日(土) |  収穫までにどんな作業があるかな?

ということで始まった
あぐりファミリーの野菜作り企画。
市民農園がある札幌市西区の小別沢地区へ-

佐々木
「お世話になるのが“市民農園伊部”です」

現役の野菜生産者であり、
市民農園も開いている園主の伊部義幸さん。
農業のプロに野菜作りの様々なノウハウを
教えて頂きます。

森崎
「さあ目の前に広がる農園!
 ここの場所、どう思う?」

河野「素晴らしい!」

カイト「キレイ!」

ハグ「何十種類も野菜を育てられそう」

 

森崎「ここに何農園できるんですか?」

伊部さん「159区画!」

市民農園伊部では、
およそ1ヘクタールの農地を利用し
一区画およそ60平方メートルで、
合計159区画を提供しているんです。

河野
「他の区画はどうなっているんですか?」

伊部さん
「キャンセル待ちや来年の予約も入っている」

森崎
「市民農園、人気あるね~~!」

佐々木
「やっぱり一回やると次の年も
 連続してやりたいって想いもありますし!」

伊部さん
「継続されている人で14年、
 作り続けている人もいますよ」

今回あぐりファミリーがお借りする区画は、
幅4メートル、長さ12メートル。
この畑を2家族がシェアして野菜作りを行います。

樫見志のぶさん
良い野菜ができそう。
 土がふわふわしていて楽しみ!」

河野
「家族が多いんですか?利用しているのは」

伊部さん
「家族も多いし保育園や幼稚園の方が
 利用していますよ」

河野
「この景色見ながら作業できるのが良い!」

森崎
「お仕事と畑どっち行きたいか?」

小西正俊さん「畑ですね!」

じゃ~ん、もんすけです!
都市に住む人も気軽に
農業体験できる市民農園。
札幌市内の市民農園をサポートしている
JAさっぽろの方にお話を伺いました。

堀口憲一さん
『JAさっぽろでは札幌市農政部と連携して
 市民農園開設のお手伝いをしております。
 農地を遊休化させない!
 市民のみなさんに土に触れていただきたい!
 との想いから札幌市内20箇所2600区画で
 ご利用いただいております。
 作物を育てる楽しさ難しさ、収穫する喜び、
 自分で育てた野菜を味わう充実感、
 地産地消を含めた“食”についても
 市民の方にも感じていただけるきっかけに
 なればと考えています』

市民農園には宿泊施設を併設した滞在型農園や、
菜園アドバイザーがいる農園などもあったり、
いろんな種類があるんだって~。
本格的な農業体験を気軽にできるのは、
嬉しいよね!

佐々木
農作業開始!と行きたいのですが
 その前にコチラをご覧ください。
 収穫までに主な作業をまとめてみました」

伊部さん土作りがやはり基本!」

森崎「野菜を作る前に土を作るんだ」

伊部さん
「良い土を作れば野菜を植えても
 良い物が取れる!

森崎「では…まずマルチングって何だ?」

樫見浩一さん
土を保温するために
 ビニールを張ったりすることですかね?」

伊部さん「地温を温めるために敷く!」
 
森崎「まさか浩一さん大正解!」

野菜作りの第1歩は「土作り」。
今年は例年になく気温が低いので、
土の温度を高めて
作物の生育を促す「マルチング」は
欠かせないそうです。

2013年05月25日(土) |  家族会議♪何を育てるかな~?

伊部さん
「マルチングはね保温性があって
 “黒”を使うと草が生えない!
 草取りにも手間がかからない!
 “白”の方が保温性があるけど
 草が伸びてくる。突き破るくらい」

佐々木「迷いますねえ」

伊部さん
「農園で使っている人はみんな“黒”。
 やっぱ草取りしたくないからね」

河野「ハグちゃん何色にしよう?」

ハグム
「仕事のやりがいがあるのをしたいし…
 草取りもそのひとつだと思う!」

森崎「お~真っ向勝負だ」

森崎「ご両親苦笑いしてますねえ~」

浩一さん「黒がいい…」

一同大爆笑♪

佐々木
「家族でやるのでそんな議論があっても
 いいですよね」

家族でしっかり話し合って決めることも、
市民農園の醍醐味!
続いてはその農園で育てる野菜について…

どんなものを植えたいか?
まとめてもらいました。

樫見ファミリー代表・育ちゃん
「私はトマトを育てたくて
 お父さんはスイカ、お母さんは枝豆。
 ゴーヤは私が嫌いだから 
 食べられるように植えてみようと!」

小西ファミリー代表・海翔君
「僕はキュウリとトマトを作りたくて
 お母さんはカボチャ、お父さんはナス。
 トマトはちょっと嫌いだけど
 自分で作って自分で料理をして
 食べてみたい!」

伊部さん
「カボチャとスイカはツルが張るので大変!
 無農薬で作りやすいのはトマト。
 (ミニトマトなら)100個ぐらいなる!」

森崎
「どうだいカイト!
 苦手なトマト100個なるって!」

カイト
「ちょっと…ヤダ!

このあと伊部さんのアドバイスをふまえながら、
それぞれ作りたい野菜について家族会議。
そして10分後、育てる野菜が決定!

樫見ファミリーはスイカを断念。
浩一さん
「(奥さん推薦の)枝豆を増やす方向で!」

小西ファミリーはカボチャは残留、
なすを作らない方向に…
カイト「アブラムシがつくから…」

森崎「これ佐々木さん情報だよ~チョット」

樫見ファミリーは育ちゃんの苦手な『ゴーヤ』、
お母さんが育てたいという『枝豆』、
そして『トマト』に挑戦!

小西ファミリーは『かぼちゃ』と
海翔君の苦手な『トマト』、
そしてお母さんも苦手克服を目指す
『きゅうり』となりました。

ここからは畑作りに
必要な道具を調達するチームと
看板を作るチームに分かれて
作業を進めます。

看板作りはお母さんとあぐりっこ。

河野
「“小西畑”いいですね!華やかですね

小西永美さん
わからないと困るから。
 159区画もあるって言ってたから!」

河野「そうですね!ド派手にね」


それぞれの家族が思いを込めて看板を製作。
一方その頃、
道具の調達に向かったリーダー達は…


2013年05月25日(土) |  畑をやるぞ~その前に…

佐々木
「私達はJAさっぽろ西経済センターに
 やってきました」

やって来たのは野菜作りに必要な
様々な資材が揃う
『JAさっぽろ西経済センター』。
さっそく店舗の中で道具の調達スタート!

住所:札幌市手稲区前田1条10丁目3-20
電話:011-682-7161

色々教えてくれるのは
JAさっぽろ西経済センター鈴木紳悟さん。

鈴木さん
唐鍬(とうぐわ)という物があります。
 それと三本鍬(さんぼんぐわ)もあります。
 土を砕いたりするのは三本鍬のほうが軽いし
 使い易いと思います」

森崎
「こういう広い鍬と三本鍬が必要なんですって」
 
畑を起こす為の必要な資材を購入して、
次は肥料選びです。

ここで目を引いたのはカワイイネーミング
『緑のぞうさん』という肥料です。

森崎
「どうして緑のぞうさん、なんでしょう?」

鈴木さん「『増産』…ですね」

佐々木「あ!(増産=ぞうさん)ハハハハ」

森崎
「そういう事か!有機化成肥料って
 どんなものですか?」

鈴木さん
「化学肥料も入っていますし
 有機肥料も入っています」

土作りに必要な肥料は、
堆肥や牛糞などの自然原料で
作られた『有機肥料』。

植物の成長に必要な栄養素である、
チッ素、リン酸、カリウムなどを
化学的に合成した『化学肥料』。

そして土壌の酸性化を抑えてくれる
『石灰』の3つが基本と言われ、
良質な畑を作るうえで欠かせないものなんです。

森崎
「土を温かくしてから苗を植えましょう
 ということで、マルチング材が2種類。
 黒がオススメとのことですが…」

さてカイトのお父さんが選んだのは
“黒”。

ハグムのお父さんは…
「娘がかたくなに“白”というので…」

必要な資材を全て揃えて買い物が無事終了!
そして農園では手作りの看板も完成した様子。

河野
「じゃあ我々も成果みせましょう!」

ジャーン!看板の完成です。

森崎「すごい!ステキ!」

森崎
「看板は見事に出来ました!
 いよいよです。
 いよいよ畑を作りましょう!ねっ! 」

「……(黙)」

黙りこむ大人たち…

ハウスの外からは
ザアアーーーーッという音が!

と、ハウスの外を覗き込む大人たち。

河野
「あの~ハウスのね音がね、凄い波のある
 水の音がするじゃないですか。
 ウソみたいな雨…
 すげえ強風の雨
 なんですよね」

森崎
「こういう場合どうしたらいいでしょうか?」

伊部さん
「これは無理かもしれない!」

何と!外は強風と激しい雨が…
この状態での土作りは困難となり、
後日作業を行うことに-


2013年05月25日(土) |  いよいよ土作りスタート!

あれから1週間後…

佐々木「春らしい陽気になりました」

藤尾
「温かいですね!ようやくですよ。 
 やっと春がきましたよ」

佐々木「今日は藤尾さん??」

残念ながらこの日はリーダーと河野が欠席。
代わりに藤尾があぐりファミリーと一緒に
土作りを行います。
まずは購入した堆肥、化学肥料、石灰を
畑に蒔いていく作業。

伊部さん「全体に撒いて!」

藤尾
「カイトは丁寧にちょっとずつ撒いてるけど
 お父さんは大胆に撒いてます!」

佐々木
「堆肥って少なくても多くてもダメ?」

伊部さん
「多いほうがいいですよ」

藤尾
「浩一さんは袋から均一に出していく技術が
 凄いんですよ。機密機械のよう!」

土をフカフカにして微生物を
増やす為の『堆肥』や
野菜が育ちやすい土壌に整えてくれる『石灰』、
そして畑にとって重要な栄養分を含んだ
『化学肥料』を撒いたら、
土をおこして抄き込んでいきます。

伊部さん「(土が)肥料と混ざるように!」

佐々木
「だいたい何センチぐらい掘り起こす?」

伊部さん
「深ければ深いほどいいんだ。
 まあ20センチぐらいが一番いい!」

藤尾「これは小学生には大変だね」

ハグム「全然できない!」

藤尾「お父さん大丈夫」

小西正俊さん「大丈夫ですよおおお」

藤尾「大丈夫じゃない言い方ですね」

正俊さん
「(ハアハアハア)ちょっとヤバイ!

予想以上の重労働に
お父さん達も真剣そのもの…
このあと藤尾も手助けをしながら
畑おこしを進めていき、
作業開始からおよそ1時間。
おこした土を整地して、
土作りの作業が無事終了!

藤尾「お疲れ様でしたあ!」

カイト「農業って疲れると思いました」

佐々木「まだ最初だよ~」

樫見志のぶさん
「おいしい野菜が出来ればいいな!と
 思いながらやっていました」

伊部さん
「今日撒いて中和したら
 1週間後ぐらいに
 苗植えをすれば一番いい!」

藤尾
「なじませたほうがいいんですね」

佐々木「この状態で待つ!」

藤尾「一週間後来てくださいね」

ということで、今回はココまで!
それぞれの看板を畑に立てて、
次回はいよいよ苗植えです。

藤尾
「あとは次回苗植えをして
 実際収穫に向けて動いていく!」

佐々木
「次回、みんな揃って
 農作業頑張っていきましょう

さてここでJAさっぽろさんからお知らせ!

JAさっぽろ 佐藤森香さん
「JAさっぽろでは市内の数か所の会場で
 例年ご好評いただいていおります
 “苗物市”を開催しています。
 販売いたします野菜の苗は丈夫で良い苗を
 育てるために真冬から土作りをし
 大切に管理をしてやっと畑に植えることが
 できる苗に育ちます。本日の伊部さんをはじめ
 生産者が丹精込めて育てた苗を販売しますので
 きっと美味しい野菜が育つと思います。
 みなさまのご来場お待ちしております」

詳しくはJAさっぽろのホームページへ!
http://www.ja-sapporo.or.jp/

週刊あぐりニュース!

藤尾
こんにちは週刊あぐりニュースの時間です。
今日はお腹に嬉しいお砂糖の話題です。

こちらは十勝の清水町の製糖工場を
あぐり王国で取材させてもらった時の様子です。

ここでは琥珀色のお砂糖
「てんさい糖」も作られているんですが、
この「てんさい糖」は、
腸の中のビフィズス菌を
活性化させるオリゴ糖と、
天然のミネラルが含まれており、
お腹にうれしいお砂糖として、
人気が高まっているんです。

このホクレンの「てんさい糖」が
発売25周年を迎えて、
現在プレゼントキャンペーンが行われています。

実施期間は8月31日まで。
商品パッケージの「バーコード」を
2枚1口にして専用応募ハガキ、
または郵便ハガキでご応募ください。

JCBギフト券など素敵なプレゼントが
『てんさい』にかけて
「1031名様」に当たります。
詳しい応募方法などは店頭の専用応募ハガキか
ご覧のアドレスまたはホクレンホームページを
ご確認ください。

以上週刊あぐりNEWSでした。

■実施期間8月31日(土)まで
■応募方法
 ・専用応募ハガキ
 ・郵便ハガキ
■あて先
 〒060-8693
  札幌中央郵便局私書箱181号
 「てんさい糖25周年プレゼントキャンペーン」
  事務局宛
■キャンペーンHP
 http://www.tensaito.com/


2013年05月18日(土) |  ♯243 石狩市の人気直売所「とれのさと」編

森崎「OKみんな火がおきたぞ~」

佐々木「うわ~バーベキューだ!」

河野「お肉~~!」

あぐりっこ「うわ~~!」

河野「あれ?リーダー?
お肉と野菜は?

森崎
「うわっ!忘れてた~

あぐり一同

あぐりっこもみんな揃って
昭和的なズッコケを披露して
番組スタート!

せっかくバーベキューをするのに
なんと材料がまだ揃ってない…

ということで-

アウトドアシーズン到来!
食材調達にお邪魔したのは
石狩市の「とれのさと」
新鮮野菜と絶品加工品が揃う店です。

■JAいしかり地物市場 とれのさと
住所:石狩市樽川120番地3
電話:0133-73-4500

早速、店内を見てみましょう。

河野「いっぱいあります~」

森崎
「ではここでバーベキューの具材を
 探しましょう」

今回のあぐりっこは全員初参加!
好き嫌いをなくしたい
山崎奨眞(ショウマ)君。
リコーダーが得意な
篠崎水碧(ミドリ)ちゃん。
将来の夢はアナウンサーの
飯田美実(ミノリ)ちゃん。
いろいろな物を食べてみたい
吉原滉人(ヒロト)君の4名です。

並んでいる作物はみんな青々してます!

森崎「元気いいわあ」
河野「みずみずしいわ」
佐々木「新鮮ですね」

あぐり一行がバーベキューの食材を
買いに来たのは
“JAいしかり地物市場とれのさと”。
石狩市内の新鮮な野菜はもちろん、
地場産の素材を使った加工品が
およそ450種類も揃うお店なんです。

森崎「いっぱいあるわあ~」

あぐりっこ「ジャガイモだあ」

森崎「何種類ある?」

数えるあぐりっこたち。
1.2.3.4…10

森崎
10種類!みんな考えたことある?
 こんなに品種はたくさんあるんだよ」

佐々木
「しかもその品種名とどんな食感か?
 説明が書いてあるよね」

とここであぐりっこが値段をみて
オドロキの声!

ミドリ「安いっ!」

森崎「ジャーン♪50円です」

佐々木「さすが直売所」

森崎
「こんだけ種類があったら料理の幅が
 広がりますね、河野君!」

あぐりっこ「アレ?いない!」

森崎「河野君どうした?」

いつの間にか姿を消した河野君。
一体どこに…と辺りを見渡すと
なにやらモグモグしていますよ…


2013年05月18日(土) |  とれのさとの販売の工夫とは?

森崎「何食べてるんだよ!」

河野
「魅力的なコーナーですよ。
 これね試食なんですけど
 “長いも・チンゲン菜・しょう油麹”
 和え物。すごい美味しい!」

みんなも食べてみると-

ヒロト
「チンゲン菜とかの味が
 ネバネバと合わさっていてオイシイ

みんなで感想を言っていたところ
「こんにちは~」と好青年が
話しかけてきましたよ。

「実はその試食なんですけど
 うちのスタッフが作っております」 

さわやかに声をかけてくれたのは
お店の池田恵太さん。
 “とれのさと”では
野菜の魅力を伝える販売法を
いくつも実践しているということなんです。
その一つが「この試食」

河野「作り方も書いてある!」

池田さん
「うちの商品だけで作っているので
 みなさんも簡単にできるレシピですよ。
 しかも日によって異なる試食を出してます」

森崎
「ちょっとバーベキューをしたいんですけど…」

池田さん
「今のおすすめは…このネギ!
 焼いたらジューシーで美味しいと思います」

森崎
「土すごいね。これがネギの根っこ」

池田さん
「“千本ネギ”と言って
 スーパーでは置いてない!
 直売所でしかほとんど置いてないです」

森崎
「生で食べたら辛いだろうなあ。
 それがだよ火を通したら全部
 甘みに変わるんだから!」

と、ここであぐりっこが
壁に張ってある「あるモノ」に
気づきました。

ショウマ
「(読み上げて)私達が作りました…」

ミドリ
「野菜を作った人の写真がある!」

河野「写真いっぱい並んでるね」

森崎「“伝説の農家たち”という感じ!」

池田さん
「写真を貼ることによって
 生産者さんを身近に感じられて
 安心してお買い物ができると思います」

河野「あの方、買いたくなりますよね」

【買ってね!】と吹き出しを持って
ポーズをとっている生産者さん。

河野「アピールしていますね!」

さらに“とれのさと”で特徴的なのが、
商品についているバーコードを使った
「ポスシステム」。レジを通る度に、
その商品名と個数をカウントしているんです。
そして集計したデータを
一日に数回生産者へメール!
その情報を見て
「商品が残りわずかだな~
 棚が空いちゃってさみしいな」と
思った生産者さんは
お店に商品を持ってきてくれるんです。

つまり豊富な品揃えをできるかぎり
キープするためのシステム!

佐々木
「直売所ファンとしては…
 朝一に行かないと物が揃っていない 
 というイメージがあります」

河野
「ドライブファンとしては…
 ドライブして最後にお土産として 
 家に持って帰ったりしたいんですよ。
 夕方にね。(朝でなくても)
 揃っているのは有難いですね」

お客さんにとっては
大変嬉しいこのシステム。
利用している生産者さんは
どう思っているのか?
バーベーキューの買い物は
一旦置いておいて、
生産者さんの所へ向かってみることに-
やってきたのは【内海きのこ園】さんの
内海貴弘さん。
石狩市で40年間きのこを栽培し続ける
このきのこ園は、
“とれのさと”がオープンした9年前から
きのこを出荷しています。

2013年05月18日(土) |  ポスシステムで過不足なく届ける!

内海きのこ園さんで栽培している
シイタケを見せてもらうと…

あぐりっこ
「すごいキレイ!」「立派」「真っ白」

森崎
「バーベキューに最適じゃない?」

内海さん
「しいたけの他に
 “なめこ”がメインなんです!」

森崎
「なめこがどういうふうになっているか
 見たことあるかな?」

あぐりっこ「ない!」

ショウマ「木とかに生える??」

では早速なめこを栽培している秘密の部屋に
ご案内いただきました。

あぐりっこ「すご~い」

部屋一面なめこナメコなめこ。

棚と棚の細い通路以外は全てなめこ!

あぐりこ
「すごい~」「おいしそう~」

河野「これでもか!ってくらいなってますね」

森崎「味噌汁飲みたいわあ~」

よ~く観察してみると-

ヒロト「ネバネバしている!」

ミノリ「ヌルヌルしてる~!」

ミドリ「隙間が無い位いっぱい生えてる」

なめこは専用のポットに「おがくず」
きのこ菌を含ませたて約90日育てます。
その間は室温13~15度、
湿度90%
を保つのですが、
もうひとつ重要なポイントが…

河野
蛍光灯もありますが
 なんの意味があるのですか?」

内海さん
「真っ暗な中で育ちますと
 “モヤシ”のように白っぽい
 キノコになってしまうので、
 ある程度の光を与えて
 日焼けするようにしています

一部屋には約6000本のポット。
収穫は毎日行います。
内海さんのきのこは“とれのさと”でも大人気!
毎日3回ポスシステムのメールが
届くことになっているので
在庫の数を確認し、
再度お店に商品を届けることも
よくあることなんだとか!

内海さん
「せっかくお客さんが行ったのに
 今日は『今日はもう無いのね』
 いうことがないように!
 お客さんの目に触れるチャンス
 逃すことなく売れるので助かってます」

森崎
「いや~僕達バーベキューがしたいんです。
 バーベキューに“なめこ”って向かない?」

内海さん
「いいえ!バーベキューでも普通に焼いて
 バーベキューやジンギスカンのタレを付けて
 食べてみてください
 
河野
「なめこを焼いていいんですか?
 ヌメリはどうなるんですか?」

内海さん
「なくなるんですけど、
 なめこ特有の味というか“美味しさ”
 出てきますよ!」

森崎「やってみたい!」

河野
「これから直売所に行って
 “なめこ”いっぱい買っちゃうんで
 もしかするとポスシステムで連絡きて
 足りなくなるかもしれませんよ!

内海さん
「今日はいっぱい採れますので
 大丈夫ですよ~」
 
佐々木「良かったです!」

バーベキューでの意外な食べ方を教わって
“とれのさと”に戻ってきたあぐり一行。
「いよいよお買い物♪」と思ったら~

池田さん
「うちのJA女性部が加工体験施設で
 なかなか良い物を作っているので、
 良かったら見ていきませんか」

佐々木
「ここは直売所の隣ですよね?」

池田さん
「“とれのさと”の特徴として
 加工体験施設が併設されているので、
 加工品を作ってもらって
 お店で販売したりしています」
 
森崎「そうなんですか!」

女性部が作っている『良い物』とは
何なのか?
折角なのでお話を伺うことに…

JAいしかり女性部
伊藤佐智子さん
「今は冷凍したトウキビをすって
 コーンスープを作っていました」


2013年05月18日(土) |  実は身近な6次産業とは?

女性部が作っていたコーンスープを
見せてもらうと…

森崎「じっくりコトコトコーンスープ」

伊藤さん
「1袋で約1本半入ってます!
 すごく濃厚ですよ」

女性部自慢のコーンスープを
みんなで頂くことに!

森崎
「すくうと、こうです(具がごろごろ!)
 味もまんまトウモロコシ!
 甘味は足してないんですか?」

伊藤さん「そのまんまです!」

ショウマ「まろやか~」

ミドリ「粒がシャキシャキして美味しい!」

女性部の手作り商品はコーンスープの他、
「いももち」も人気!
数量限定で販売しています。

池田さん
「お店にも6次産業に特化した商品は
 いっぱいありますよ」

佐々木「聴きなれない言葉が…」

池田さん「6次産業」

森崎「みんな聞いたことある?」

あぐりっこ「ない!」

「6次産業」という言葉。
初めて聞く人も多いはず…
実はとても身近な事なんです。

この言葉のヒントになるのが、
第1次・2次・3次産業。

第1次産業農業漁業など
自然の恩恵を利用した産業のこと。

第2次産業は第1次産業で
生産したものを原材料として
加工する製造業のこと。

そして第3次産業
1次でも2次でもない産業。
例えば出来上がったものを
販売する流通業などの事をさします。
そして…

森崎「4次産業は?」
ショウマ「4回作るってこと?」

森崎
4次産業はないんです。5次もないんです!
 でも6次産業という言葉はあるんです」

森崎
「みんな足し算できるかな?
 1+2+3=? 」

ヒロト「6?」

森崎
「そうソレなんです!
 1次・2次・3次産業を
 全部合わせたものを6次産業と言います」

生産者が加工品を製造し、
お店で販売まで行うことや
農業体験ができるグリーンツーリズムを行う事は
「第6次産業化」と言われていて
今、広がりを見せている産業なんです!

池田さん
「今後もこういった商品を増やしていければ
 お店側にも生産者側にもお客様にも
 良い事になると思います」

じゃ~ん、もんすけです。“とれのさと”には
魅力的な加工品がたっくさん!
ここで人気の加工品ベスト3発表!!

第3位は-
『石狩紅芋マッコリ』ボトルもオシャレ!

JAいしかり青年部が栽培した
紅芋を使った「マッコリ」。
これからの季節はソーダー割りなどもオススメ!

第2位は-『塩こうじ』(300円)
空前のブームを受けて堂々2位にランクイン!
万能調味料の「塩麹」。
農家の女性グループがきらら397を原料に
製造しています。

第1位『石狩春恋ラーメン』(1食200円)

堂々の第一位は石狩春恋ラーメン。
石狩産の小麦「春よ恋」を
100%使用した生麺は
味噌・塩・醤油、三つの味が楽しめます。
人気の秘密はとっても簡単な作り方!

まずはどんぶりに麺と熱湯を入れます。

そして、ここで登場するのが電子レンジ!
どんぶりごと3分半加熱します。
そう!
これで麺をゆでる手間が省かれるんです。

付属のスープを加えよく混ぜたら…完成! 

お好みの具をトッピングして
お召し上がりください。
リピーターが後を絶たない一品です。


2013年05月18日(土) |  地元のものでバーベキュー♪

これからの季節、
どんどん取り扱いが増える野菜。
どんなものが並ぶようになるのかな?
生産者さんのところへ行ってみたよ。

まずはアスパラ生産者・田中勝吉さん
「これは私的には美味しいサイズだよ」

食べてみて-
「甘いでしょ。ジューシな感じで!
 “とれのさと”のものは
 我々農家が収穫して放送して出荷しますので
 私的には美味しいと思います!」

吉田さんご夫婦は
ほうれん草とチンゲン菜がオススメだって!

吉田三千子さん
葉っぱが広くて甘味が美味しい種類です。
 すごく好評ですよ。
 やっと温かくなってね、
 美味しいホウレン草が出来るようになったよ。
 毎日とるのが楽しみだよ」

吉田 隆義さん
「名前を見て買ってくれる人が結構いるので
 たまに休んだら毎日出荷してくださいと
 言われるときもあります。作りがいがあるので
 作って良かったと思います」

‘とれのさと’には
新鮮な野菜に魅力的な加工品がたっくさん!
これは買いすぎちゃうよ~♪

ではバーベキューの買い物スタート!
好きなものを買っていこう♪

森崎「土付きネギ。立派!」
河野「シッカリしてる~」

森崎「ホタテ!10枚以上入って500円!」
あぐりっこ「ええええ~」

鮭がたっぷり入った「石狩漬け」に
大好きなお肉もチョイス!

さきほど見学させてもらった
内海きのこ園さんの「なめこ」。

冷凍したトウモロコシは-
森崎
皮のまま蒸し焼きにすると
 美味しいんだって!食べる?」

あぐりっこ「食べる~!」

お肉に野菜…
食材は全て買うことができました。
それでは本日のメインイベント。
いよいよスタート!

森崎
「どうだいどうだい!良い感じだぞ~」

オール石狩産
バーベキューパーティー♪

オススメの“なめこ”のお味は?

森崎
「すっげー歯ごたえ出てるから~!
 ヌメリは表面にチラッとありますが 
 コリコリした感じ!」

河野「うまい!家でやるべき!」
ミドリ「焼いたらコリッとして美味しい」

冷凍トウモロコシは-
ショウマ「ウマイ!」

アスパラにジャガイモ、
それにホタテにお肉…
野菜・肉から魚介類まで揃った
贅沢なバーベキューに
あぐりっこも笑顔・笑顔♪

佐々木
地元でとれた物
 地元で食べるのっていいですよね」

森崎
「産地でいただくっていうのは
 一番の最高のぜいたくですよね

オール石狩産のバーベキューは大成功!
みなさんも北海道の美味しいものを
たくさん食べてくださいね!



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