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2018年08月18日(土) | ♯488 農業者を育成する八紘学園に注目編
2018年08月18日(土) | 大人気の直売所からスタート!
2018年08月18日(土) | 視野が広がる!乳牛科
>>

2018年08月18日(土) |  ♯488 農業者を育成する八紘学園に注目編

早朝から農作業に励む若者たち。
実は彼ら、生産者ではなく
“ある農業専門学校”の生徒なんです。

しかも、彼らが学んでいる場所は、
人口およそ190万人が住む大都市札幌。

1930年に創立され、
これまで2000人近くの卒業生を送り出してきた。
農業を専門に学ぶ道内有数の教育機関。
みなさんは、その学校の存在をご存知でしたか?

今回のあぐり王国ネクストは、
都市部で農業者を育てる
歴史ある専門学校に注目!

森結有花アナウンサー
「札幌市豊平区月寒にある
 農産物直売所にやってきました」

森崎博之リーダー
「ここは!ご存知ですか?」

森「初めて来ました」

リーダー
「僕は家族とも何回も来ますし
 東京のお客様を連れてきてます」

八紘学園 農産物直売所
 住所:札幌市豊平区月寒東2条13丁目1-12
 電話:011-852-8081
 営業:10:00~17:00
 休日:木曜日

リーダー
「もうソフトクリーム
 なまら、うまいから!

 なまらうまい!」


「今回はこちらを運営しています
 八紘学園
 北海道農業専門学校に注目します」

リーダー
「学生たちが一生懸命育てた野菜や
 加工品などを売っていて…」

リーダー
素材の味を楽しめる…
 という場所なんですよ!」

森「はあ~分かりました!」

リーダー
「知っておいてよかったと思うはずです」


リーダーの熱で伝わってきました!」

リーダー
「そうですよね…
 前評判を上げすぎるクセがある…」

札幌市豊平区月寒に校舎を構える、
八紘学園 北海道農業専門学校。
1930年、北海道の開拓事業
従事する人材を養成する目的として
創立者である栗林元二郎(もとじろう)によって
設立されました。
現在、51名の生徒が通う八紘学園は、
1学科6専攻科で2年間、
農業に必要な知識・技能・経験を養うほか、
直売所の運営や管理も生徒自らが行い、
実践的な農業生産を学んでいるのです。
リーダー
「実はこちら直売所が2カ所あって
 こちらの建物は札幌各地の農家さんの
 作っている野菜の直売所なんです」

リーダー
「でもこちらに八紘学園の学生さん達が育てた
 野菜も売ってて、
 そこに長蛇の列なんです!
 みなさんおはようございます!」

早速、中に入ってみましょう

リーダー
「うわ~いっぱいある!」

■八紘学園 学生直売所
 営業:10:00~17:00
 休日:火・木・土・日

さて中で待っていた方は…?


2018年08月18日(土) |  大人気の直売所からスタート!


「今日学園について教えてくれる学生さんです」

八紘学園について教えてくれるのは、
遠軽町出身の果樹科専攻2年生、
熊坂 碧(みどり)さんと、
実家は上富良野町の農家という野菜科専攻2年生、
田中 昇吾(しょうご)くんの2人。

リーダー
「すごい人気っぷりだね!いつもこんな感じ?」

田中君「そうです!」

リーダー「ヒット商品あるんですよね?」

田中君「ソフトクリームが…」

リーダー「美味しいよね!大人気でしょ?」

田中君「はい…」

リーダー
「ススメてくれない?」

森「あはははは」

リーダー
「その…ソフトクリームを…
ススメてくれない??」

ということで、大人気のソフトクリームを
まずは食べさせていただくことに!

そのソフトクリームがコチラ!
八紘学園で搾られた生乳が原料のソフトクリームで、
北海道外の観光客などにも評判のヒット商品なんです!

リーダー
「いただきます…うまいっ!
 牛乳以上に牛乳です!」


「すんごいミルキーですね!おいしい~!」

リーダー「なんでこんなに美味しいの?」

田中君
八紘学園の生乳を使っているからです」

■ツキサップソフトクリーム(大) 270円(税込)

リーダー「お店やってて楽しいですか?」

田中君「楽しいですね!」

リーダー
「どうしてこの学園に入りたいと思ったの?」

熊坂さん
「オープンキャンパスで果樹科の見学に行って
 そこでプルーンを食べたんですよ。
 そのプルーンがすごくおいしくて
 この学校に入ろうって決めました」

リーダー
「普通プルーン美味しくて学校決めないよ」

ソフトクリームを味わいながらお話を伺う
リーダーと森アナ。すると…

リーダー
賑わってきた!お店オープンしたね!
 みんなすごい勢いです」

さて野菜を見てみると…

リーダー
「この立派なズッキーニ!
 お値段見て下さい!50円!!
 レジを待つ列が尋常じゃないですよ。
 すごい並んでらっしゃる!」

森「田中君はどうして学園に?」

田中君
「頭で覚えるよりかは
 自分で践して体で覚えたいと思った!」

リーダー「実習だらけ?」

田中君
実習8割!最初は辛かったっす…
 朝が早いので…早朝4時半とか…」

リーダー
「おかしいよ~!
 その時間まで飲むことあるでしょ?」

 

直売所の商品陳列からレジ作業までも行うという、
徹底した実践教育に取り組む八紘学園。

直売所を覗いた2人は、
札幌ドーム12個分の面積を誇る、
広大な学園内を案内していただくことに。


2018年08月18日(土) |  視野が広がる!乳牛科

田中君
「今、人工授精師の国家資格をとるための
 講習の真っ最中です!」

この日は、乳牛科の生徒全員が受講する
「家畜人工授精師資格」の取得に向けた講習が
行われていました。

リーダー「すっごいことやってますよ」

森「えっ!?何なに???」

八紘学園 農業顧問 渡辺正行先生
「直腸から手を入れて…
 直腸の膜があるんですけど
 それを通して子宮の頸管(けいかん)をにぎり
 注入器を通して精液を注入する!
 その練習をしているところです」
道内における「家畜人工授精師資格」の講習は、
民間企業1社のほか、
6つの学校で実施されています。

乳牛科では、搾乳や飼育管理はもちろん、
こうした専門的かつ高度な技能習得にも
積極的に取り組んでいるのです。

実際に学んでいる生徒にお話を伺ってみました。

リーダー
「ここで学んだことをどう生かせそうですか?」

乳牛科2年(出身:根室市 実家:酪農家)
木下 貴敬さん(20)
「家とは違う環境の経営方法とか飼養管理とかを
 学べているので
 色んな選択肢が広がって
面白いなあと思います」面白いなあと思います」


「人工授精師の講習を見学させてもらいましたが
 乳牛科で何かやってることは?」

渡辺先生
ユニークな研究をしている学生がいます!
 牛舎に行ってみたら分かります!」

ということで、その研究に取り組む生徒と一緒に、
牛舎を覗かせて頂くことに!

すると…

♪ドドドドド♪ズチャズチャ

「イケイケだな…」

リーダー「ハイウェイスター…??」

♪ジャジャジャジャジャ♪

リーダー
「どうしてディープ・パープルの曲が…?」

大音量で音楽が流れています!

リーダー
「ちょっと!何で!?」

熊坂さん
「2年生のレポート研究で
 ハードロッククラシックをかけたら
 牛はどうなるかを研究しているんです」

リーダー「ええええ!?」


2018年08月18日(土) |  本場の酪農を学ぶために遠くからも!
ユニークな研究とは月替わりで乳牛に
ハードロックとクラシック音楽を交互に聞かせ、
それぞれ搾乳量に変化があるのかを
調査しているそうなんです。


「ずっと牛と触れ合ってるじゃないですか?
 乳量は置いておいて、
 牛の様子は変わりましたか?」

乳牛科 2年 松永 千愛子さん(19)
「そうですね。最初の頃は落ち着かなくて
 立ってる牛が多かったんですけど
 最近は寝ちゃってる牛が多いから
 慣れたのかな?」

リーダー「牛、順応はやっ」

森「人間でもこの中で寝るってねえ…」

リーダー
「この発想力とね
 実際にやってみるっていうのは
 本職の酪農家さんにはなかなかできない!
 そしてこれを許す学園がでかい

国家資格の取得やユニークな研究も
行っている乳牛科では、
牛に与える牧草を
全量学園で生産されるものでまかない、
徹底した衛生管理のもと搾乳を行っています。

その生乳の一部は、
学園ブランドの「ツキサップ牛乳」として、
販売もされているのです。

■ツキサップ牛乳(低温殺菌牛乳)
900ml  370円(税込)/200ml  160円(税込)

リーダー
「どうしてここで学ぼうと思ったの?」

松永さん
「農業高校で牛に触れて牛が好きになったんで…
 北海道は酪農の本場じゃないですか?
 そこで学ぼうかな…と」

森「北海道の人じゃないんですか?」

松永さん「福岡から来ました!」

リーダー
「あら~
 親とか周りの友達は何て言ってるの?」

松永さん「頑張ってこい…」

リーダー
「親御さん!
 娘さんは今、牛に
 ハードロックを聞かせています!
 北海道で立派に頑張っています!」

乳牛科の牛舎を見学した一行は、
続いての実習場所へ。
そこは学園自慢の場所ということなのですが…

熊坂さん
「花き科の生徒が管理している花菖蒲園です。
 2ヘクタールほどあります」

リーダー
「うわ!広い!札幌にこんな場所あるの?」

リーダー
「これが…キャンパスだで?

2018年08月18日(土) |  お客と交流し自分で工夫できる!
花き科では1.5ヘクタールもの
広大な花菖蒲園で、
およそ450種類の花菖蒲
栽培する実習を行っています。
7月上旬に
一般開放も行っている花菖蒲園は、
多くの花見客が訪れる観光地にも
なっているのです。

リーダー「何か作業しているよ」

熊坂さん
花しょうぶの株分け作業をしています」

実習で行われていたのは、
花菖蒲の株分け作業。
大きく成長した株を小分けにして
株を更新することで成育が良くなり、
美しい花を咲かせることができるのです。

道内有数の花菖蒲園で学ぶ花き科の生徒は、
八紘学園の魅力を、
どのように感じているのでしょうか。

リーダー「どうして八紘学園に入ったの?」

花き科 2年(出身:長沼町 実家:米農家)
吉川 陽さん(20)
「家が米農家なんですけど
 新しいことをやりたいなと思って」

リーダー「お米だけじゃないってこと?」

吉川くん「花をやってから自分の家を継ぐ!」

リーダー「それはどうして?」

吉川くん
「花菖蒲園も有名ですし
 全国各地から来ているので
 いろんな人とのコミュニケーションが取れる!」

リーダー
「ここに入ってよかったことは?」

吉川くん
ダメだしとかお客さんからされるので
 そこはちゃんと直さなきゃと思ったり
 工夫とか自分でできたりするんで
 自分でするには良いかなと思う。
 ためになったと思う」

リーダー
すごいな~
 20歳でそこまで見据えられたか~?」

森「いや全くですね…」

リーダー
「全く見据えてなかったぞ。
 男のことばっかり…!!」

「そんなことはない!」

花菖蒲園のほか、現在見頃を迎えている、
140種ほどのヘメロカリスなども栽培しています。

また生徒達が育てた花苗や鉢花の販売を
直売所で行うなど、
栽培技術だけではなく、
コミュニケーション能力も養っているのです。

2018年08月18日(土) |  美味しくて笑顔になる授業

森「続いては?」

熊坂さん
果樹科で管理している果樹園になります」

果樹科の生徒が実習する、
6ヘクタールの広さを誇る果樹園。

25種類のリンゴのほか、
プルーン・サクランボ・ブルーベリーなど、
およそ2100本におよぶ果樹の栽培を
行っています。

リーダー
「プルーンってこんなになるの?」

熊坂さん
「そうなんです!なので摘果をしています」

リーダー
「ぎゅうぎゅうに混んでいたら
 プルーン自体がぶつかっちゃうから
 少し間引くんだ」

熊坂さん
「収穫時期に日光が当たるように!」

実習で行われていた摘果とは、
ひとつひとつプルーンを大きく高品質にするために、
実が小さなうちに間引くという
大切な作業なんです。

リーダー
「なんか取っちゃうのはかわいそうだなって
 思っちゃうけど…」

熊坂さん
「実がなりすぎると収穫時期に差ができるので
 のちのち大変になるんですよね」

熊坂さん
「実をならせすぎると
枝が重みで折れてしまうんです!
だから摘果はとても大事な作業です」

熊坂さん
「昨日からプラムの早生品種が収穫され始めて
 冷やしたものがあるので食べませんか?」

リーダー「食べる~~!!」

ということで、
果樹科の生徒達が大切に育てたプラムを、
食べさせていただけることに!

リーダー
可愛い!姫リンゴのよう…」

プシュッ

リーダー「甘いっ!とろける!すごい」

「甘いですね!」

熊坂さん
「全然市販のものと違いますよね!」

リーダー
木で完熟してるなってのが伝わってくる!」

熊坂さんも食べてみると…

「おいしい…!」

リーダー
かわいい♪八紘学園で学んだプラム!
 この経験をもって将来、
 こういうプラムが育つ果樹園を
 やってくれるかもしれない!」

熊坂さん「やりたいです」

リーダー「絶対通うよ~!!」

果樹科では、苗木の新植実習から
収穫までの栽培管理を通じて、
品種の特性や基本技術を習得します。
また収穫した果物の直売実習で
消費者の反応を伺い、
栽培管理の改善に役立てるなど、
果樹生産に関わる実践教育が
行われているのです。


「ビックリしました!全部札幌市内ですからね!
 でもいいですね。こういう学べる場があって」

リーダー「親元離れてどうしているの?」

田中くん「八紘学園は全寮制です」

リーダー
「そうなんだ。楽しいだろう?」

田中君「楽しっすね~」

じゃじゃん、もんすけです!
八紘学園では、
都市部ならではの利便性を生かした
「八紘寮」があるんだよ!

校舎や実習農場が近いのはもちろん、
緑にも囲まれていて、
快適な学校生活を送ることが出来ます!

都市部にある学校だから、
札幌の中心部に出かけるのも、
地下鉄で15分程度で行けちゃうんだ!

かけがえのない仲間と多くの時間を過ごせる
全寮制というのも、
八紘学園の魅力なのかもね。


2018年08月18日(土) |  ジンギスカンを頂こう!


「有名な施設と聞いてやってきましたが…」

リーダー
「森さん、ここも知らない?
ここ超有名店ですよ~!」

森「そうなんですか?」

リーダー
ツキサップじんぎすかんでしょ?」

田中くん「その通りです」

学園の敷地内にお店を構える、
ジンギスカンの名店
「ツキサップじんぎすかん」。
1953年に、八紘学園の創立者である栗林氏が、
当時、綿羊の牧畜が盛んだった
ここ月寒地区にオープン。
生の羊肉を焼いてタレで味わう
ジンギスカンスタイルの発祥
言われているお店なんです。

■ツキサップじんぎすかんクラブ
 住所:札幌市豊平区月寒東3条11丁目2-5
    八紘学園農場内
 電話:011-851-3341
 営業:11:00~21:00
 休日:水曜・年末年始

残念ながらこの日は
定休日ということでしたが、
特別に名店のジンギスカンと
野菜科が育てた野菜を
食べさせていただけるとのことで
全員で味わうことに!
リーダー「最高だな!」

田中くん「めちゃくちゃうまい!」

リーダー
最高です!
 辛みと酸味と甘みのマッチしたタレがうまい!
 野菜もみずみずしいね。
 とれたてだから鮮度がすごい!美味しい」


「タレに付け込んでるのと違う味わい!
 羊の肉って感じの香りと旨味が強い!
 野菜も美味しいです!
 すごいシャキシャキ」
 
リーダー
「ビール無しのジンギスカンって
キッツいね」

リーダー
「将来考えて人におすすめできる学校ですか?」

田中くん
「将来絶対役に立つことが学べると思います」

熊坂さん
絶対来てください!果樹園へ!
 ブルーベリー食べて」

森「目標とかあるんですか?」

熊坂さん
「直近の目標は
 本当に摘果を終わらせることなんです」

リーダー
「早く収録が終わればいいなって事でしょっ!」

みなさん、こんにちは!
今日は、家族みんなで楽しめる、
お祭りのお知らせだよ!

ビデオレター
「明日、8月19日JAびばい祭を開催します。
 今年の目玉は青年部オリジナルの
 ピザ窯で焼いたピザ販売です!
 みなさんのご来場をお待ちしてます」

楽しいイベントが盛りだくさんだから、
みんなも行ってみてね。
以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

《第24回 JAびばい祭》
8月19日 10時~
JAびばい駐車場にて!

----------------------------------
8月11日のクイズ
「剣淵町で生産されている、
 ネバネバ夏野菜は何だったかな?」
 
正解は「オクラ」でした。


2018年08月11日(土) |  ♯487 番組初登場!ネバネバ夏野菜・オクラせに注目編

涼しい気候を活かした、
多種多様な農産物が生産される北海道…。
かつては栽培に不向きと言われた、
サツマイモ、パクチーなど、
高温を好む野菜の栽培に、
積極的に取り組む産地が増えてきています!

そんな中、同じように暑さを好み…、
道産モノが少ないと言われる、
あの野菜の栽培に、
果敢にチャレンジを始めた産地があるんです!

今回のあぐり王国ネクストは…、
番組初登場!
アフリカが原産の夏野菜を栽培する、
日本最北の産地に注目です!

森結有花アナウンサー
「道北の剣淵町にやってきました」

森崎博之リーダー
「見事ですね…この丘陵地帯は
 美瑛を彷彿させるね」

森「美しいですね」

リーダー
「見まごうほどの
 キレイな場所があるんだな」


「今回剣淵町で学ぶ野菜ですが
 先日10周年を迎えたあぐり王国でも
 初登場の野菜です!」

リーダー
「まさか。もうありませんよ。
 この間もそう言ってやったのあるでしょ」

森「ささげ?」

リーダー
「それで全部!野菜コンプリートしました」
※コンプリート…全部そろえること


「あれでコンプートじゃないんです。
 北海道のイメージがない野菜なんですよ」

では今週のあぐりっこです!

野菜についていろいろ知りたい!
小学6年生の鎌田住樹(ヨシキ)君と
好奇心旺盛な6年生の三上桃ちゃん。

果たして、番組初登場の野菜とは…?


「まずヒント!その①。バババン

リーダー
昭和の効果音入れるの止めて…
 やるならやるでMA(音声)やりますから!」


「話がずれてしまいました。
 ヒント1。
 生産地は鹿児島県

モモ「ゴーヤとかじゃない?」

ヨシキ「沖縄じゃない?それ…」


「じゃあヒント②断面は星型!」

モモ「スターフルーツ?」

リーダー「確かにねえ~」

ヨシキ「オクラ?」

森「ヒント③ネバネバ!

ヨシキ「オクラしか分かんない!」

モモ「星型の納豆とか…」

リーダー
「星型の納豆!
 あ~~…
 星型の納豆をひきわりにしてるってこと?」

一体、この条件を満たす初登場の野菜とは?
早速、生産者のもとへ!

2018年08月11日(土) |  剣淵町でたったひとり!?


「その野菜が生産されている畑にきました。
 生産者の矢萩さんです」

おじいさんの畑を引き継ぎ、
5年前に就農したという生産者の矢萩和也さん。
果たして剣淵町で栽培している野菜とは…?


「主な産地が鹿児島県と聞いたんですけど
 北海道では珍しいんですか?」

矢萩さん
「珍しいですね。
 剣淵町でも僕一人だけです!」

リーダー
えっ!なんで…
 そんなマイノリティーな…えっ」

矢萩さん「変わった事がしたくて…」

リーダー「変わってますね」

リーダー「どこにあるのあるの?」

矢萩さん「ハウスです!」

リーダー「では行きましょう」

リーダー
「見えるかな…?何だ?」

モモ「オクラ?」

ヨシキ「オクラじゃねない?」

モモ「えっ!?オクラ?」

矢萩さん「オクラです!」

リーダー「あれはオクラで~す!」

そうなんです!
剣淵町で栽培されている野菜とはオクラ

主産地の鹿児島をはじめ、高知や沖縄など、
夏の気温が高い地域で栽培される中、
剣淵町は、北海道でも数少ない
オクラ産地のひとつなんです。


「暑い地域じゃないと出来ないんですか?」

矢萩さん
「そうです。オクラは何度あっても良い!と
 言われています。
 40℃でも大丈夫です」

リーダー
「それをだよ…
 何も剣淵町でやらなくても…

矢萩さん
「そうですね…
 ただ楽しいことをしたい。
 珍しいことをしたい!
 剣淵町は畑作(大豆・ジャガイモ)がメインで
 野菜の種類が少なかったんです」

リーダー「それでオクラだったんですか?」

矢萩さん「そうです」

森「でもやりたいと思って出来ますか?」

矢萩さん
「何でもチャレンジしてみないと
 結果が分からないので
失敗しても成功しても
自分の糧になるので…」

カッコイイ~!!

新しい作物にチャレンジしたいと、
地元のJA北ひびきに相談した矢萩さん。
剣淵町では、
まだ誰も作っていない野菜ということと、
名寄盆地に位置し、夏場の気温が高く、
日照時間にも恵まれているという気候もあり、
3年前からオクラの栽培が始まったんです。

とはいえ、道北での栽培には様々な苦労も…。


2018年08月11日(土) |  大雨被害も乗り越えて…


「オクラの栽培スケジュールです」

矢萩さん
「4月中旬に種まきをします。
 9センチくらいのポットに
 ピンセットで種を植えています」

リーダー「種はネバネバしてない?」

矢萩「種はネバネバしてません」

矢萩さん
「ハウスの中に電熱線を敷いて
 更にトンネルを2重3重とかけて育苗します」

リーダー
「電気のチカラでハウスの中を温める。
 暖房費もかかる訳ですよ…」

さらに…?

矢萩さん
カビが生えやすいんですよ」

あぐりっこ「ええええ~」

矢萩さん
「湿気に弱い作物なので
 暑かったら湿気がこもってしまいます。
 なので換気もしなければいけない!」

リーダー
「ハウスいろいろ大変ですね」

矢萩さん
「開けたり閉めたり…」

リーダー
「閉め忘れたら夜には冷え切りますもんね」

矢萩さん
「成長が止まってしまう!
 15℃以下で成長が止まるので…」

リーダー「それは大変だ」

低温と湿気が苦手なオクラのために、
あの手この手で対策をしながら栽培する矢萩さん。

それでも、涼しい気候の生育時期は、
虫の発生が少なく、
農薬散布の回数も少なく済むなど、
北海道ならではのメリットもあるんです。

リーダー
剣淵町でオンリーワンですもんね。
 素晴らしいですよね」


「剣淵町がオクラ名産地になるかもしれない。
 そのパイオニアってことですから」

リーダー
「剣淵は<つるぎ>ですから。
 オクラの上に向かってシャキーンってのが
 まちの野菜になるかもしれません!」

森「素晴らしいです」

リーダー「ありがとうございます」

じゃじゃん、もんすけです!
剣淵町で唯一のオクラ生産者・矢萩さん。
今でこそ順調に育っているオクラのハウス栽培。
その1年目は主産地と同じように
露地で栽培していたんだよ。

しかし収穫直前に訪れた、
まさかの大雨によって、
多くが水に浸かって出荷できない状態に…。

辛い思いをした矢萩さんは、
それでもめげずに、
地元のJAと対策を練って、
翌年からハウスでの栽培に転換!

ようやく軌道に乗り始めたんだって~。
苦労の末に生まれたオクラ!
剣淵町の名産になったら嬉しいよね。




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