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2014年06月28日(土) |  広大な大根畑にビックリ!
大雪高原牛について学んだあぐりっこは、
牛舎を離れ、どんどん山の奥へ…
車を走らせること10分。
たどり着いた場所は!?

河野
すごいところに来ましたね。
 ちょっとみんなコレ?何?」

森崎「畑ですか?」

藤田さん
「これ大根畑。見渡す限り…」

河野
「ダイコン畑?見渡す限り?こっちも?」

藤田さん「はい!」

森崎
こんな広い畑みたことないです。
 ぼくら相当、見てますよ…」

河野
「向こうまで何メートルありますか?」

藤田さん
300メートルぐらいです」

森崎
「全部、大根植えるんですか?」

藤田さん「そうです!」

河野「スゴイ…」

河野
「藤田さんは畑もやっているんですか?」

藤田さん
「大根以外にも馬鈴薯とか大豆とか
 いろいろやっています」

藤田さん「これ、大根畑です」

じゃ~ん、もんすけです!
藤田さんの会社グリーンサポートは
大雪高原牛の育成だけではなく、
上川町の農業に様々な形で関わっているんです。
大きく分けると3つ。
1つ目は先ほど紹介した「ブランド牛の育成」
2つ目は「野菜の栽培」
3つ目は大きなマシンを使っての畑おこしなど
グリーンサポートは1998年、
地元JAが中心となって
利用されていない農地を引き受けたり
後継者不足を解消するために
発足した農業生産法人。

地域の農業の発展に尽くしているんです!

森崎「いま畑はどんな状況?」

藤田さん「大根が芽を出してきていますね」

良く見てみると…

あぐりっこ「あった!小さい」

藤田さん
「こういう標高の高いところのほうが
 品質の良い大根が取れます。
 色んな作物を作ったんですけど
 大根が合ってるということで増えてます」

森崎「何本植えてるんですか?」

藤田さん
「だいた(1シーズンで)500~600万本!」

アイ
「こんなに手で植えるのは、すごい大変!」

森崎
「これ手で植えてたら1年終わるな…」

藤田さん
「種まきから収穫まで人がやる仕事は
 ほとんどない!ほとんど機械です!」

森崎
「どこまで…マルチ張るのも大変ですよね」

藤田さん「機械でやりますから」

森崎「マルチも機械で張れるんですか?」

藤田さん
全部!種まきも穴開けも!
 同時に全部やっていきます」


2014年06月28日(土) |  上川町だからこそを追及する!

ということで早速その機械に
登場してもらいました。

河野
「これですでに種も蒔かれマルチも張られ
 穴も開いてますね」

この同時穴あけシーダーマルチャー
肥料をまき、種を蒔いて、マルチを張り、
芽が出る穴まで開けるという
大根の種まき作業を全部やってくれる
ハイテクマシン!
ちなみに後ろを歩いているっている人達は
しっかり張れているかチェックしたり、
マルチの上に「重し」として、土を乗せる人。
風が強い場所なのでこの作業だけは
人間がやっているんでそうです。

森崎
「種が1粒1粒落ちてるわけではないですね」

藤田さん
「シーダーと呼ばれるもの(紐状のもの)に
 入ってます」

佐々木「分かるかな?」

あぐりっこ「種があった!」

河野
「マルチの穴も種に合わせて
 22センチ間隔であけているんですね」

森崎
「300メートルはどれくらいで?」

藤田さん
「往復するのに50分ぐらい」

河野「かかりますよね~」

森崎「だって広いもん!」

佐々木
「この時期は毎日やらないと
 作業が終わらないですね」

藤田さん
「上川町は条件的にいうと厳しい!
 雪解けは遅い。雪降るのは早い!
 色んな面で厳しいんですけど
 他の所ではやっていない事に
 目を向けてやっていかないと
 この地域が残っていけないので
 まだまだ研究しながらやっていかねば…」

森崎
「町の皆さんの結束が重要になってきますね」

藤田さん
「地域の人がいて、
 この農業が成り立っていますので
 どちらもなくなるとダメなんで」

佐々木
「その中でもこのグリーンサポートの
 こだわりながらやっていく農業は
 応援したいですよね!
 とことんこだわっていく想いが嬉しい!」

森崎「いや~素晴らしいです」

JA上川中央女性部上川支所のみなさんから
この地域の給食にも出ているメニューを
今回は特別に作っていただきます。
教えてくださったのは辰巳明美さん、
遠藤初美さん、岸田春代さん。

詳しい作り方はレシピコーナーをご覧ください!

 

朝から頑張ってくれたあぐりっこ。
今日一日の中で一番印象に残っていることは?

ハナ
「畑がすごい大きくて大変そうだった!」

アイ
牛さんの命をいただいて
(自分が)育っているっていうことは
 牛さんは命を落としても
 人間が育つように食べてもらっている
 ってことことが心に残った」

ミスズ
「みんな頑張って野菜も育ててくれたりと
 ほかの人たちよりもたくさん努力して
 作ってくれているからスゴイと思った」

森崎
「グリーンサポートの取り組みを見ていて
 仲の悪い生産者では出来ませんよ!」

佐々木
「なんか温かい町だなって感じもしますね」

森崎「寒いんだよっ」

佐々木
「それは冬は寒いかもしれないけど…
 みなさんメチャクチャうなずいてますね」


2014年06月21日(土) |  ♯294 品質向上編

佐々木
「今回は砂川市にやってきています。
 今リーダーたちには本日紹介する
“あるもの”に関係するものを
  渡しています!
 あるものとは夏を象徴するものですが
 何だ分かりますか~?」

あぐり一行「全然分からないんですけど…」

みんなに見てもらっているのは
オレンジ・レモン・マンゴー
画家のゴッホ?

佐々木
「ではJA新すながわの吉田さんに
 登場してもらいます!」

すると吉田さんあるものを持って登場しました。
それは…ヒマワリ

佐々木
「そう正解はヒマワリなんです!
 今回はヒマワリを取材します」

今回のあぐりっこは
将来お花屋さんになりたい
宮下真菜(マナ・小5)ちゃん。
同じ夢を持つ森由衣(ユイ・小5)ちゃん。
お花の名前の6年生、佐藤蘭ちゃんに
唯一の男子、浦臼町から参加の
笹島侑陽(ユキヤ・小4)くんです。

佐々木
「目の前にこんなにきれいなヒマワリが
 並びました」

森崎「キレイだね~」

リーダーが1本取り出してみると…

ユキヤ「小さい!」

森崎
「みんなが知っているヒマワリの大きさは?」

ユキヤ君は顔くらいのサイズをジェスチャーで
表現しました。

森崎「もっとバーンと顔が大きい!」

ヒマワリといえば「夏を象徴する花」。
観賞用としてだけではなく、
油をとったり種を食べたりもできますが、
最近では小さな‘ひまわり’
お店でよく見ませんか?
砂川市では最近ポピュラーな
小さなヒマワリを栽培しているんです!

佐々木
「さきほどオレンジ・レモン・マンゴー
 有名な画家のゴッホが出てきましたが…」

JA吉田英輔さん
「それは全てヒマワリの品種の名前です」

そうなんです!これら全てはひまわりの
品種名に関係したものだったんです。

吉田さん
「こちらはサンリッチオレンジと言います。
 その隣がサンリッチマンゴー」

画家ビンセント・バン・ゴッホの名前と
柑橘フルーツの名前を合わせた品種は
3種類用意していただきました。
ビンセントタンジェリン。 
鮮やかな黄色が眩しいビンセントポメロ。
芯の緑が爽やかな印象を醸し出す
ビンセントクリアオレンジ。

そして最後に残ったのが…

吉田さん
『ゴッホのひまわり』という品種です。
 画家のビンセント・バン・ゴッホが
 描いたような八重咲きの
 品種になります」

森崎
「ゴッホの有名な絵のタイトル知ってますか?」

マナ「ひまわり!」

森崎「まさにヒマワリですよね」

佐々木「すごくゴージャスな感じしますよね」

好きな品種を選んでみると
ビンセントクリアオレンジが人気!

ラン「茶色が入ってないからキレイかなって」

ユキヤ
「正面から見ると(芯が)緑色で
 中が黒なのがゴージャス!」

森崎「かっこいいよな」

佐々木
「それぞれ特徴があるのが分かったところで
 この小さなヒマワリに隠された
 大きな秘密を探っていきます!」

2014年06月21日(土) |  プロならでは!ヒマワリ選別作業
小さなヒマワリに隠された
大きな秘密を探りにやってきたあぐり一行。
まずはヒマワリ専門の生産者
竹内弘仁さんに選別の秘密を聞いていこう。

佐々木
「こちらにたくさんのヒマワリが…」

竹内さん
「今朝収穫したものです。
 等級ごとに分けています!」

“秀”“”“アレンジ”の3つに分かれてます。

森崎
「どうやって分けると思う?」

ユキヤ「ボロボロになっていないか?」

マナ「花びらの大きさ?」

ユイ「茎の長さ?」

ラン「触り心地?」

それでは竹内さんに教えてもらいましょう!
選別のポイントは!?

まずは一番よい“秀”のヒマワリを見ると-

竹内さん
茎がまっすぐですよね

森崎「葉もほどよく…」

河野「スッとしている!」

ところが“アレンジ”と比べると―
竹内さん
「こっちは茎が曲がってますよね。
 回すとよく分かりますね」

佐々木
「やはり茎がピーンとしているものが
 商品としては価値が高くなる!」

■選別ポイント【等級】
 茎がまっすぐでバランスがよい順番に
 “秀”“優”“アレンジ”の3つに分類

さてお次はお花をみてみましょう。

森崎
「これはキレイにパーンと咲いていないと
 思わない?これで秀品!」

竹内さん
「若干、開いたかな?って時に収穫しないと
 お店に並ぶまでに
 4日ほどかかりますから、
 お店に着いた時には完全に
 開ききってしまって
 商品価値が下がってしまう」

森崎
「お花屋さんに並んだ時
 お客さんが買った時、
 『どうぞ』ってお渡しするときに
 一番きれいであってほしいから
 今じゃない」

そしてもう一つ
階級といって花の大きさでも分けていきます。

竹内さん
「一番いいサイズは7~9センチ。
 花びらが満開になって8センチ

河野「満開なんて分からなくないですか?」

竹内さん「慣れでだいたい分かってくるんです」

花が開いた状態を予想して
5つの大きさに選別しています。
そのポイントは花の「芯」。
花びらは、だいたい2.5センチなので、
芯が2センチから3センチだと…

広がった時の大きさがおよそ8センチ
予想できるということなのです。

ではリーダーに「秀」の8(センチ)という
一番良いとされるヒマワリを
選んでもらいましょう!

森崎
「これは小っちゃいのかな~?
 あっ小さいわ」

初めての選別。かなり時間が
かかっているリーダー。
これが竹内さんの手にかかると―

テキパキテキパキ…

河野
「そんなに早く8(センチ)を
 選んでいるんですか?」

竹内さん
「そうでないと出荷に間に合いませんので!」

森崎「そうか…僕は遅かったですか?」

竹内さん「たいぶ遅いです!」


2014年06月21日(土) |  あぐりっこ 出荷のお手伝い!
今度はあぐりっこがチャレンジ。
ヒマワリの出荷をお手伝いしよう。
まずは7~9センチの花を
10本選びましょう。

あぐりっこ「これは?」
竹内さん「あっ小さい」
あぐりっこ「これはどうですか?」
竹内さん「それも小さい」
あぐりっこ「これは…」
竹内さん「それもちっさい!」

しばらくこのやりとりが続いて…

ユキヤ「難しい!」

やはりあぐりっこにもちょっと難しいみたい。
それにしても次から次へと竹内さんに
尋ねるので…

ユキヤ「これ…」

竹内さん「あ~っと…うん…まあ」

河野「竹内さん本当に?甘いっ!」

佐々木
苦し紛れの返事になってきた」

河野「シビアにやってくださいよ」

森崎「飽きてきたんじゃない?竹内さん」

なんとか選んだ10本は次の作業へ!
葉っぱを取っていきます。

ラン
「茎はザラザラしてる…
 葉っぱはフワフワしてる」

竹内さん
「葉っぱは思いっきりキャッと取る!」

佐々木「思いっきりキャッ!」

一枚一枚葉っぱを取るのではなく
手を滑らせて一気に葉を取ります。

竹内さん
「それはちょっと多いですね」

キャッとみんなで葉を取ります。

次は長さを揃えるために一つにまとめます。
花を同じ高さに合わせ、外側を向くようにします。
75センチの長さに切りそろえ
鮮度を保つフィルムに花をスッポリ入れたら…
かんせ~い!
ほかの生産地よりも細かい規格で出荷している
「JA新すながわ」のヒマワリ。
市場でも大人気ということです。

2014年06月21日(土) |  小さなヒマワリに大きな機密が…

選別の秘密を知ったところで、
ユキヤくんから質問が!

ユキヤ
「1日に何本ぐらい収穫できるんですか?」

竹内さん
2千本ぐらいです!多い時で」

森崎「年間で何本ですか?」

竹内さん「20万本近く!ボクの所で…」

竹内さん
「種は32万粒(りゅう)まいてます」

森崎
「32万粒(りゅう)…」

森崎
「手植えじゃないでしょ?」

竹内さん「手植えです!」

あぐり一行「えええ~~!」

竹内さん「全部、手作業です!」

ヒマワリ栽培の大変さにあぐりっこビックリ!

では細かい選別の仕組みを学んだあとは、
ハウスにやってきました!

あぐりっこ「ちっちゃい!」

森崎「いっぱいあるな~」

今回学んでいるヒマワリ。
平均的な丈は120センチと、
一般的なひまわりに比べると小さい。
この小ささの秘密に迫ってみよう!

佐々木
「この可愛らしいヒマワリだけど
 本来の大きさは…こちらです!」

佐々木アナウンサーの指す方をみると…

河野ヒマワリマンが!

森崎
「なんだなんだ!岡本太郎さんの作品みたい」

佐々木
「注目は背の高さ!
 このひまわりの本来の大きさは
 河野さんぐらい大きいってこと!」

佐々木
「みんなが見ている小さなヒマワリは
 本来の大きさは河野さん(2m)ぐらいの
 高さがあるんです

森崎
「ヒマワリって大きいと思ってなかった?
 だけどさっきから見ているヒマワリは
 すごく可愛らしくてブーケにもなるような
 背の低いヒマワリじゃないですか?
 同じヒマワリなの?」

竹内さん「そうです!」

森崎
「本来はここまで大きくなるヒマワリ!」

河野「そんなことありえるんですかね?」

森崎「何でこんなに小さいままなの?」

本来2メートルにも成長する
一般的な‘ひまわり’が
こんなに小さくなっているのには栽培方法に
とっても大きな秘密が隠されているんです!

竹内さん
「『長岡さん』が特許をとった
 栽培方法で栽培しています」

佐々木「みんな特許ってわかる?」

あぐりっこ「わからない!」

じゃ~ん、もんすけです!
特許をとった栽培方法。そりゃすごいや。
「特許」っていうのは
今までにない発明をした人が
その発明を一定期間独占できる権利のこと。

だから特許を持っていない人は
勝手に使っちゃダメなんだ。
もしその発明を利用したいときは
特許を持っている人に許可をもらわないと
いけないんだよ!1993年大きなヒマワリを
小さく咲かせる方法を発見した
砂川市の長岡さんはその栽培方法で特許を取得!

JA新すながわでは2名の生産者で
栽培をスタートし、
2007年からは4名の生産者が
「長岡式 ひまわり栽培法」
ひまわりを栽培出荷しているんです。

佐々木
「長岡式ひまわり栽培法では
 2つのものを制限する方法なんです。
 なんだと思いますか」

ユキヤ「水と土とか?」
マナ「肥料とか」

佐々木
「ハイ正解でました。です!」

竹内さん
「ある程度一定の大きさになってきたら
 葉っぱがしおれてから水をやる。
 ですからかなり(水が)制限されてます」

森崎
「本当に水がほしいよってサインが
 出るまでは与えない」

水をたっぷり与えると大きく成長してしまいます。
そこで、ある程度、水分量を制限をし、
水やりをしているんです。


2014年06月21日(土) |  栽培方法は…シークレット!

佐々木
「もう1つ制限しているものがありますが…」

マナ「光?」

森崎「明るいなあ~」

ユキヤ「気温?」

竹内さん
「根張り(ねはり)…
 根域(こんいき)を制限しているんです!」

2つ目の「制限」は、「根域(こんいき)」。
根域とは根を張るエリアのこと。

根がひろ~く深~く張っちゃうと、
その分 栄養などを土からとってしまい
大きく育ってしまうので、
そうならないように制限するのです。
どのようにしているかというと…

竹内さん
「ちょっと…秘密にさせてください!」

佐々木「方法については…」

森崎「特許だから!」

河野
「見たところ普通に土に植えられているから
 なんか伸びたい放題の感じがしますが…
 実は秘密が…」

竹内さん「あるんです!」

「マチの新たな特産品を作ろう!」と
JA新すながわはヒマワリ栽培を始めました。
今では「長持ちする」と人気が出るほどに
なりましたが栽培を始めた当初は
新しい作物ならではの苦労もあったといいます。

竹内さん
「右も左もわからず始めて失敗ばかりで
 大変でした。先輩がやっているのを見に行けば
 よかったのに、とりあえず蒔いてみようと…
 自分で経験してみようと始めました…。
 今後は仲間を増やして砂川産のヒマワリを
 全国に広めたいというのが目標ですね!」

最近花屋さんなどで良く見かけるようになった
小さなヒマワリには
こんな秘密が隠されていたんですね!

JA新すながわ女性部に教わって
絶品メニューを作ろう!

教えて下さるのはJAすながわ女性部の
奥山一枝さんです。

教えてくれたのは「すながわクレープ」!

砂川産のトマトジュースを主体に使い
あぐりっこに焼いてもらいましたよ~

※詳しい作り方はレシピコーナーを
 ご覧くださいね!

完成したすながわクレープ。
トマトジャムやアイスをトッピングした
スイーツバージョンと
レタスやキュウリなどをトッピングした
サラダバージョンを頂きました!

ユキヤ「うまいっ!」

佐々木
「食事にもなるし
 スイーツでもおなかにたまりますね!」

美味しいものを食べて
お腹いっぱいになったところで…

ユイ
「ヒマワリにすごく種類があってビックリしたし
 全部手作業でやっていることもビックリした」

佐々木
「手間もかかるけど丁寧に育ててたね」

ユキヤ
「ヒマワリは思った以上にすごく大変で
 1日に2千本も収穫するなんて
 普通の人がとれる量じゃなくて
 しかも1年にタネをまくの32万粒で
 ビックリしました」

河野
「ちゃんと想いを込めて作られているから
 そのまま伝わると思う。
 そういうお花を人にあげたいですね」

小さなヒマワリには人を笑顔にさせる
大きな力もありました。
1本でもアレンジメントでも絵になるヒマワリ。
皆さんも自分へのご褒美や大切な人への
プレゼントに小さなステキなヒマワリ、
いかがですか♪


2014年06月14日(土) |  ♯293 JAたいせつで米作りを学ぶ 田植え編

JAたいせつエリアで、
今年もはじまったコメ作り企画!
第1弾となった前回は、
コメ作りで最も大切と言われる
『育苗(いくびょう)』を見学しました。

さらに田んぼ作りの1つ
『荒くり』と呼ばれる作業を
クワを使った手作業で挑戦しました。

重い土とクワに悪戦苦闘しながら、
田んぼ作りの大変さを実感したあぐりっこ。
そして今回、一同が挑戦するのは…?

佐々木「大雪の山々もキレイです!」

森崎「いや~すげっ!」

佐々木
「山々の前には美しい水田も広がっています」

佐々木「前回は河野さんでした」

森崎
「前回は残念ながら綺麗な山が見られなかった」

藤尾
「は~河野の時は見られなかった…
 どうも藤尾です!」

佐々木
「前回あぐりっこは手作業で頑張りました。
 では呼んでみましょう」

今回もコメ作りを学ぶのは、
旭川から参加の木村愛実(アミ小3)ちゃん、
若竹未知琉(ミチル小4)くん。
札幌から参加の斉藤しずくちゃん(小4)と
小倉真斗(マナト小5)君、以上の4名です。

森崎「何をしたか覚えてる?」

あぐりっこ「(即答)荒くり~!」

佐々木
「前回は水を張った田んぼで
 水と土と空気を混ぜる 
 という作業を手作業でやりました」

佐々木「今日は何かな?」

あぐりっこ「田植え!」

森崎「どうかな?荒くり第2弾かもよ~」

佐々木
「では今日も頑張っていきましょう!」

あぐりっこ「お~~!」

田んぼ作りが終わり、辺り一面水鏡のような
美しい田園風景が広がるJAたいせつエリア。
まずは今年コメ作りを教えて頂ける、
あの方のもとへ―

あぐり一同「高橋さ~~ん」

お米生産者 高橋雄二さん
「は~い待ってましたよ!」

前回、育苗と田んぼ作りについて
教えて頂いた高橋さん。
苗の生育も順調に進み、
今は田植え作業で大忙しのようです。

※前回と比べて真っ黒に日焼けしてます!

さてハウスの中をのぞいてみると…

森崎「どうなっている?」

あぐりっこ「何もない!」「なくなってる!」

森崎
「どれだけハウスの中で苗が伸びた?って
 言いたかったんだけど…」

あぐりっこ「ない…」

佐々木
「前回は苗がビッシリとありましたが…」

高橋さん「実はもう田植えをしました

森崎「もう田んぼに植えたんだ!」

残念ながら前回見学した苗の成長は
確認できませんでしたが、
これからまさに田んぼへ植える
という苗を見せて頂きました。


2014年06月14日(土) |  苗切り作業で すでにヘトヘト…

前回の苗に比べてみると…

マナト「伸びている!」

森崎「茂ったねえ~」

高橋さん
「前回はまだ葉っぱも細くて
 寂しかったと思うんですけど…」

佐々木「隙間なくビッシリ!」

佐々木
「苗を育てるために水やりを
 毎日欠かさずやっていたんですよね」

およそ1ヶ月間、
温度と水の管理をしながら
大切に育てられたお米の苗。

田んぼへ移植する為に
苗の根を土から切り離す作業
『根切り』を行います。

※根を切ることで水田用の新しい根が
 張っていくんですよ~

森崎
「実は私…根切り作業が大好きなんです!」

高橋さん「そうですか!じゃあ是非!」

森崎
「みんなコレ気持ちがいいんだよ~
 このトレーを自分で引き揚げます」

ビリビリビリビリ…

森崎「うわ~~~気持ちいい!」

ミチルもやってみます。

ビリビリビリ…

森崎「どう?」

ミチル
「結構重いんだけど
 けど気持ちいいです!」

根切りした苗をカゴに入れていきます。

高橋さん
「1カゴに4枚入りますので
 はがして入れてください」

田植え直前の根は、
およそ20センチも地中に伸びています。
その元気な苗の根を土から切り離して、
専用のカゴに入れてトラックへ。
意外と大変な作業ですが、
全員で体験させてもらいました。

高橋さん「およそ100枚(積み込みます)」

あぐりっこ「ええっ!」

森崎「100枚あるの?」

佐々木「想像以上に多いですね」

ビリビリビリビリ…

アミ「結構体力を使うな…」

佐々木「重たいでしょ?」

あぐりっこ「…」

森崎「みんな頑張れ~」

快調なペースで作業を進める一同。
残りわずかとなったところで、
あぐりっこがラストスパート!

カゴを持ってトラックに積み込みます。
(実はかなり重いんです!)

森崎「すごい!すごい!」

もうみんなお手伝いしたくてたまりません。

森崎
「みんなで積み込みました!」

佐々木「100カゴ積みました~!」

森崎「すご~い」

ミチル
「100枚積んだにしては早いね!」

森崎
「早かったな!あれ?マナト?

マナト「ちょっと腰が…」

森崎「腰が痛い?」

マナト「はい…」

森崎「汗かいて大変だったか?」

マナト「はい…」

ミチル
「明日手が筋肉痛になりそう…
 こうやって手を曲げたら痛い!」

佐々木
「でも作業はこれだけじゃないから!
 これからですよ!」


2014年06月14日(土) |  ガチンコ田植えスタート!

森崎
「田植えという戦いの前になんですが…
 のどかだねえ~鳥が飛んでいる姿がね…
 水田に映っているのよ~」

佐々木
「さて“荒くり”作業を終えましたが
 今はどういう状態の田んぼですか?」

高橋さん
「“しろかき”という作業をしまして
 ボコボコだった田んぼをキレイに
 平(たいら)にしました」

森崎「スタンバイOK状態」

藤尾「ホテルなららベッドメイキングがビシッ!」

高橋さん
「シーツにシワがないぐらいです!」

佐々木
「これで田植えの準備バッチリですが…」

高橋さん
「今回は(機械ではなくて)みんなに
 手植えをやってもらいたいと思います」

まずは高橋さんに手植えのお手本を
見せて頂きます。

高橋さん
「苗は1つずつ分かれていますので
 これを1センチぐらい土に埋まるぐらい。
 そして土を寄せるような感じで
 苗が倒れないようにします。
 間隔は約13~14センチで植えて下さい」

あぐりっこ「はい!」

佐々木
「みんなには一人1列。
 100メートルを担当してもらいます!」

あぐりっこ
ええ~~っ!

藤尾
「さっきまで“うおおお~”ってなってたやん。
 やりがいあるな。
 めっちゃ頑張らないと出来ないから!」

がっくりと肩を落とすアミ。

佐々木
「急に自信がなくなっている!」

森崎
「キミら分かりやすいな!

ということで全員準備を整えて、
4列、およそ100メートルの田植えに挑戦です!!

 

いざ田んぼに入ると…
男子
「うわっなんじゃこりゃっ」
「やばいっ」「感触が気持ち悪いっ!」

※実は男子はしばらく田んぼの中と外を
 行ったり来たり…
 「ムリっ!」「ヤバイ」と大騒ぎ。
 それに比べ女子は腹をくくって
 弱音を吐かなかったよ!

リーダーがコロと呼ばれる
木製のローラーを引いて
苗を植える目印をつけます。
果たして最後までしっかり植えることは
できるのか!?
さあ田植えスタート。
元気なあぐりっこが
だんだん無口になってきたかも…



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