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2014年01月18日(土) |  ♯275 北海道産牛乳をもっと飲もう!ミルクの栄養編

藤尾
「リーダーすごいっすね!
 タンチョウってこんなにいるんですね」

森崎
「この村にはいるんだよ!」

佐々木
「お二人さん!タンチョウに夢中すぎですよ。
 双眼鏡のまま振り返らないでくださいよ」

佐々木
「ということで今回私たちがやって来たのは
 鶴居村です!タンチョウのいる鶴居村!」

森崎「まさに名前がね!」

佐々木
「タンチョウも有名なんですが酪農が盛んな町
 牛乳の品質が日本一に輝いたこともある
 村なんですよ」

佐々木
「さっそく牛乳を学んでいきたいと思います」

今回のあぐりっこは、
初参加の今井大賀(タイガ)君(小4)、
同じく初参加の中川太壱(タイチ)君(小4)、
小学5年生の福田瑠夏(ルカ)ちゃんと、
初参加の高田青空(ソラ)ちゃん(小5)
以上の4名です!

森崎
「タイガ!酪農ってなんだ?」

タイガ「わからない…」

藤尾
「今日はかなり学び甲斐がありそう」

森崎
「牛さんからミルクをいただく…
 その牛を育てること酪農 と言います」

森崎
「まず牛さんに会いに行くよ!
 牛の大きさはどれぐらいだと思う?」

タイガ「人間3人分ぐらい?」

大人3人並んでみましたが…

ルカ「もっとあると思う!」

さあ牛さんはどのくらいかなあ~?

森崎
「白と黒の模様がある北海道らしい牛を
 ホルスタインというんだけど
 それは目の前で見たことある??」

タイガ
「(近くで)見たことはないと思う」

森崎「ブチのある牛!」

タイガ「…」

森崎「我々がパッと浮かぶ牛!」

タイガ
「オレには浮かばない…

藤尾
「今日は取材し甲斐めちゃくちゃある!」

さあホルスタインってどんな牛かな?
今回お邪魔するのは松下農場さんです。

あぐり一行「こんにちは~」

お話を伺うのは鶴居村で酪農を営む
松下農場の3代目・松下雅幸さん。

早速あぐりっこ初めての「牛舎」を見学!

牛舎の扉


2014年01月18日(土) |  思った以上に大きかった牛さん!

あぐりっこ「うわ~」

タイチ「でか~い!」

タイガ
「いつもより、すごいでかい!」

森崎・藤尾・佐々木「いつもより?」

藤尾「見たことないっていったでしょ!」

タイガ「すごい、おっきい~」

森崎
「これだよ黒と白の模様がある
 ホルスタインっていう種類。
 お乳をもらうから乳牛とも言います」

タイチ「もっと小さいかと思ってた!」

200頭の乳牛を飼育している
という松下農場。
午前5時午後4時の1日2回、
搾乳を行っています。

牛さんもあぐりっこに興味深々。

森崎「ほらっ近づいてきた!」

固まるタイチ!

森崎「どう?」

タイチ
「なんか正直…ちょっとだけ怖い

森崎「ソラはどうですか?」

ソラ「カワイイ!」

佐々木
「この牛の乳搾りはもう終わったんですか?」

松下さん
「搾乳は朝の5時と夕方4時からなんで
 もう終わったんですけど…」

森崎
「朝の5時から搾乳しているんですか?」

タイガ「起きられない!」

藤尾「起きるんだよ~~!」

藤尾
「お乳は1日どれぐらい出るんですか?」

松下さん
「出る牛だと50キロぐらいとか」

森崎
「ミルクの量だけであぐりっこの体重を
 超えちゃっているよ~」

佐々木
「この後に行う作業はあるんですか?」

松下さん
「子牛を産んですぐの母牛を搾乳する
 仕事が残っています」

藤尾「ちなみにいつ産んだんですか?」

松下さん「昨日です」

あぐりっこ「ええ~~」

佐々木
「では母牛に会いに行きましょう」

藤尾「何頭かいますね」

森崎「産んだ牛以外にもいますね?」

松下さん
3週間後に出産を控えた牛もいます」

佐々木「産んだ後も別々なんですか?」

松下さん
「産後は5日間はここにおいて
 6日目から(牛乳を)出荷できるので
 検査を受けて合格したら出荷します」

藤尾
「けどお乳はめちゃくちゃ出ますよね。
 すごく栄養があって高級な牛乳って
 感じがしますけど…」

松下さん
「そうなんですけど…
 成分などの問題で5日間は出荷できない
 ということになっているんです!」

森崎「じゃあ絞ったお乳はどこへ?」

松下さん「産まれた子牛に与えています」


2014年01月18日(土) |  安全安心のために徹底管理!

では出産して間もない母牛の搾乳を見学!

あぐりっこ「うわっ出てる」

森崎「色が濃い気がするな…」

藤尾
「ちょっとつかんだだけで
 ビョッっと出たでしょ」

あぐりっこ
「すごい!すごい出ている」

佐々木
「絞られてるのわかるかな?
 それと音がしているでしょ。
 カチカチカチ…
 これは子牛がお乳を吸うのと
 同じタイミングの音なんだって」

あぐりっこ「へえ~~」

産まれた子牛に与える濃厚なミルク。
いったいどんな違いがあるのか、
見せてもらいました。

あぐりっこ「黄色い!」

森崎「色が特徴的!生クリームのような色」

タイガ「美味しいと思う…」

森崎
「そうなんだけど
 産んだ直後の濃いミルクが入ると
 製品のバラつきがでちゃうでしょ。
 だからこういうのは5日間出荷を抑えて
 ここの地域の牛乳が均一化するようにして
 私たちのもとに届くんですよ」

じゃーん もんすけです!
牛乳の品質検査について簡単に説明します。

鶴居村一帯で搾られた出荷用の牛乳は、
乳業メーカーのほかに、
JA独自の厳しい検査が行われます。

検査場では受け入れた牛乳から採集した
サンプルの品質を生産者ごとにチェック!

抗生物質などの牛が飲んだ
薬品の残留検査や
成分の異常診断など、
JAと乳業メーカーそれぞれの検査に
合格した牛乳だけが出荷されるんです!

安全安心な北海道の牛乳は、
こうした徹底管理のもとに
僕たち消費者へ届けられているんだよ

さてここであぐりっこがエサやりに挑戦!
スコップを使って重たいエサを
牛さんの口元に押しやります。

タイチ「重い…」

藤尾
「みんな牛の横に並ぶと小さいっ」

佐々木
「牛さんってこんなに大きかった!」

森崎
「タイチ。これ毎日やるんだって!」

タイチ「辛すぎる…」

このあと産まれたばかりの子牛も
見せてもらったあぐりっこ。

はじめての酪農見学は、
牛乳の生産方法を学ぶ
貴重な体験となりました。 


2014年01月18日(土) |  牛乳の栄養を学ぼう!
さてお次は地元の小中学校で、
食育授業を実施している
鶴居小学校 栄養教諭
苗畑(なえはた)秀美先生に
牛乳の栄養についての特別授業を
行ってもらいましょう。

苗畑先生
「みんな給食に牛乳ってついてくるよね?
 どうして牛乳は飲んだ方がいいのかな?

タイチ
「牛乳を飲むことで背が伸びていくから!」 

タイガ「骨が硬くなるから!

苗畑先生
「ではこれは牛乳を飲まなかった時の
 栄養のグラフです」

飲まなかった時と飲んだ時で比較すると…

苗畑先生
「ほぼこのように100%の栄養
 取ることが出来るんです!
 牛乳には栄養がたくさん含まれている!
 不足している部分を補うために
 給食に牛乳が付いているんですね」

牛乳には骨の成長を助ける栄養分の
カルシウムが豊富に含まれていますが、
そのカルシウムを蓄えて、
骨の密度を高めることも重要なんです!

苗畑先生
「高学年から二十歳になるまでの間は
 ぐ~~んとカルシウムを貯金しておく
 大切な時期なんです。
 だいたい女性で20歳ぐらいまで
 男性で25歳ぐらいまでに
 貯金をする必要があるんです。
 このピークが骨が一番強くなる時なんです」

藤尾「あとは減る一方…」

苗畑先生
「もしもキチンと貯金をしていなかったら…
 いっぱい貯金をした人よりも
 どんどん減るのが早くなります」
 
藤尾「落ちていくしかないんだ…」

ここで苗畑先生手作りの骨の模型を使って、
健康な骨とカルシウム不足の
骨の違いを確認!

カルシウム不足の骨の模型は…

ソラ「柔らかい!折れやすい」

森崎「びっしりカルシウムが入っていると…」

ソラ「硬い!」

苗畑先生
「じゃあ強い丈夫な骨にするには
 どうしればいいかというと…
 運動することが大切なんです!
 運動をすることによって
 骨に振動が加わります」

ここで苗畑先生は模型に
トントントンと振動を与えます。
すると―

苗畑先生
「カルシウムを貯金する(蓄える)
 スペースが出来るんです!」

森崎「詰まった詰まった!」

苗畑先生
「そこに牛乳をたくさん
 飲むことによってカルシウム
 どんどん蓄えることが
 出来るんです!」

牛乳は骨を丈夫にするほか、
病気になりにくくしてくれたり、
気持ちを落ち着かせてくれたり、
心と体のバランスを整える
様々な働きもあるんです。

苗畑先生
「みなさん給食でも
 牛乳を飲んでいますが
 おうちでも毎日牛乳をのモウ~
 ということで飲んでくれるかな?」

あぐりっこ「はい!」

佐々木「大人も一緒にね」

森崎
「大人になって牛乳を自分で選ぶことも
 出来るんですよね!
 北海道の美味しい牛乳飲みたいですね」


2014年01月18日(土) |  牛乳を勉強したら…毎日飲みたくなった!

成分の割合で様々な種類に分けられている牛乳。
その違いは知っているかな?

そもそも牛乳は牛さんから搾ったままの生乳を
殺菌したもの。

そして生乳から水分、乳脂肪分、
ミネラルなどの一部を取り除いて
成分を調整したものは「成分調整牛乳」。

生乳の乳脂肪分を0.5%以上1.5%以下に
抑えて低脂肪にしたものは「低脂肪牛乳」。

そのほか生乳の乳脂肪分を取り除いて
無脂肪にした「無脂肪牛乳」などもあります。

自分の好みに合わせて、
北海道の牛乳を美味しく飲みたいよね!

佐々木
「さてみなさん牛乳のこと
 しっかりと学びましたね。
 ここ鶴居村は美味しいミルクがありますが
 加工品作りも盛んにおこなわれていて
 中でもチーズはコンテストで
 4大会連続受賞するほど!
 ということでチーズとミルクを使って
 手作りアイスクリームを作りましょう!」

教えて下さるのは酪楽館の小山田愛さん。
「ミルク味」と「チーズ味」の
2種類を教えてもらいました。

牛乳をたっぷり使ったアイス作り。
詳しい作り方はレシピコーナー
ご覧くださいね!

そして手作りならではの方法は
ボールごと冷凍すること!

小山田さん
「氷に塩をふるとよく冷えるって
 聞いたことあるよね?
 ではボールいっぱいに塩をふりましょう」

ボールの周りに氷を敷き詰めて
塩を全体にふったら、
アルミホイルでしっかりと密閉して、
およそ20分冷やすと完成です!

佐々木
「手作りアイスが完成しました!」

ではみんなでいただきま~す!

ソラ「甘い!おいしい」

佐々木「食感がシャリシャリしている」

小山田さん
「機械だと固まるまで混ぜてしまうが
 手作りだとふんわりぐらいで止められる」
  
タイガ「チーズの味がすごいする!」

森崎「これいいと思うよう」

小山田さん
「そのまま飲むと大変かもしれないけれど
 加工したものならば食べてもらえるので
 こういう機会を通して
 牛乳を好きになってもらえたらと思います」

寒い冬にもピッタリの
栄養満点ミルク料理を紹介!
JAくしろ丹頂女性部鶴居支部の
井上信子さん、松下いち子さん、
館山順子さんに教えてもらいました。

※詳しい作り方はレシピコーナーへ!

和風チャウダーとグラタンを食べましたよ。

ソラ
「表面がパリパリで中がトロトロで美味しい」

森崎
「牛乳の風味が強く残ってますよね」

佐々木
「さて今日は酪農って何?という所から
 学んできたけど、どうでしたか?」

 

タイガ
「いつも家では(牛乳を)おいしく
 飲んでいなかったけど
 でもこのシチューとかで
 ミルクを一緒に飲んだら美味しいから
 これからも牛乳を飲もうと思った!」

森崎
「今日学んだことだけどね
 嫌な気持ちで飲むのと
 これは体にいいんだって飲むのでは
 全然体に訴えるものが違うと思う。
 明日からきっと…
 牛乳美味しくなるぞ君は!」

タイガ
おいしく飲んでみる!明日から!」

週刊あぐりNEWSの時間です。
北海道のおいしいもので、お・も・て・な・し
「ミルク&ナチュラルチーズフェア 2014」の
お知らせです。

今月16日から帯広藤丸百貨店で
ミルク&ナチュラルチーズフェア2014が
開かれています。
23日からは札幌東急百貨店でも開かれます。

このイベントは、
北海道の牛乳・乳製品を
家庭でもっと取り入れてもらおうと、
道内の68の乳製品工房が
それぞれ自慢の商品を販売するものです。
今年のキーワードは
「北海道の牛乳・乳製品でおもてなし」。

会場では各工房の人気商品の販売のほか、
道内初出店!東京の老舗居酒屋や
京都の人気餃子店などの
オリジナルメニューも楽しめますよ。

その他バター作り体験や簡単で手早く作れる
おもてなしレシピの実演もありますよ!

詳しくは「ミルクランド北海道」の
ホームページを検索してみてください。

この機会に牛乳・乳製品をいっぱい食べて、
家族みんなで健康になりましょう♪

以上、週刊あぐりニュースでした。


2014年01月11日(土) |  ♯274 食の王国 北海道を満喫するためにも、体づくりが重要編

厳しい寒さ…深い雪…
それでも食の王国・北海道は、
美味しい食べ物がたくさん!

お正月にはお餅、寒い日には鍋料理。
ジャガイモなどの越冬野菜は
どんどん甘くおいしくなる…
でもそんな北海道の冬。
実はとっても食生活が乱れやすい時期。

みなさんは、おいしい食事を
『健康的に』食べていますか?

森崎
「2014年あぐり王国。
 今年もよろしくお願いします!」

河野・佐々木「お願いいたします」

深々と一礼。ですが…
森崎
「さて新年一発目だというのに
 何でしょうこの格好。ジャージ!」

佐々木
「今日はツナギではありません。
 2014年1回目のあぐり王国は
 食事と運動がテーマです!」

森崎
「食事と運動かあ…ふ~ん…
 遠ざかってるなあ…」

うめつ小児科 岡村暁子医師
『冬場はクリスマスやお正月など
 食べる機会が多いので食べ過ぎてしまう。
 そのわりには家の中にこもってしまうので
 運動不足になってしまいます。
 なのでカロリーオーバーになって
 しまいがちだと思います』

フィットステージ 笠原清志インストラクター
「運動っていうのが1つ。睡眠や食事も
 どれかがひとつ欠けてもダメなんですが
 この運動をキッカケ
 生活習慣を変えていく
 ことは可能なんです。
 外に出なくても家の中で簡単にできる
 体操があるので紹介します!」

今週のあぐり王国は、
家族みんなで生活習慣を見直して
美味しい北海道を満喫しましょう!

さて今回親子で参加してくれたのは
大坂谷香百(こはく)ちゃん(小5)と
お母さんの美希さん。
宮崎宝斗(ひろと)君(小6)と
お父さんの吉宝(よしひろ)さんです。
そしてご指導いただくのは
一年前にも出演して頂いた
うめつ小児科の岡本暁子先生です。
先生は小児肥満の専門家であり、
運動・食事療法を指導しています。

今回は生活習慣を見直すため、
家庭での食事と運動について
このようなチェックリストを使っていきます。

ではさっそくあぐりっこのチェックリストを
検証していきましょう!

ヒロト君は三食キチンと食べる。
好きなものは果物・嫌いなものはピーマン。
お菓子は食べ過ぎてない。
お家でゴロゴロダラダラしていない!という
優秀な結果になりましたが…

佐々木
「ヒロト君はお菓子などは食べ過ぎていない!
 ということですが…大好きな果物は
 けっこう食べる…と聞きましたよ」

森崎
「いっぺんにごれくらい食べるの?」

ヒロト「2~3個ぐらい」

首を振る吉宝お父さん
7個から8個は食べてますね!」

河野「結構な量ですね」

吉宝さん
「ぼくも10個ぐらい食べちゃうんですが…」

河野
「どんどんなくなりますね」

ただヒロト君はチェックリストの
「雪かきやお風呂掃除などのでお手伝いは
 してますか」が○(マル)になっています。

ヒロト
お風呂掃除などはすべて
 ボクの仕事にされているので…」

森崎「おお~っ」

吉宝さん
「腰がちょっと悪い時があるので
 おっきくなったので任せています」

森崎「すごい戦力ですね!」

さて岡村先生の判定は?

岡村先生
「3食食べているのは良いですね。
 間食に果物を取り入れるのは
 いろんな栄養もあるのでお菓子を食べるより
 ずっと良いんですが意外に糖類が多いので
 量は守ってもらったほうがいいですね。
 間食としては2~3個。

 雪かきお風呂掃除は冬場のお手伝いとしては
 消費カロリーが高いもの。
 冬場にこういうことをして運動不足を解消!
 (ヒロト君は)両方とも自分の担当なのは
 素晴らしいことだと思います!」

森崎「すご~~い」


2014年01月11日(土) |  一生使う自分の体だからこそ…

ではお次はコハクちゃんです。

佐々木
「間食は食べ過ぎてない!に×ですが…」

「お菓子は太るから
 あまり食べたくないけど
 でもたまに食べる…」

佐々木「冬でも外で遊んでいますか?」

コハク
「庭で妹と一緒に雪で家を作ったりして遊ぶ!

森崎「それはなんか2×4(ツーバイフォー)とか?」

河野「どんだけ本格的やねん」

森崎
「このくらいの女の子や男の子にも多いかな?
 太っちゃうからお菓子や甘いものは
 食べないだとか…これが行き過ぎてしまうと
 ごはんを食べると太ると言ったりする」

岡村先生
「肥満のお子さんは頭打ちになってきてますが
 逆に『痩せ』のお子さんが
 全国的に増加しているのが
 問題になっています」

佐々木
「では食事と運動がどれだけ大切なんですか?」

岡村先生
“食べて”“運動”することで
 それが筋力になりになる!
 ここで培った体を一生使っていく。
 なのでとても大事な時期なんです。
 頑張ってもらいたいと思います!」
 
一生使う体のために食事も運動も
大事ということが分かったところで…

リーダー
「この番組の存続に関わるぐらい
 正直に書きました」

さてその結果は…
3食はキチンと食べません。
好きなもの「お酒」嫌いなものは「なし」
外で遊んでいません。
家でダラダラゴロゴロしています!
雪かきお風呂掃除の手伝いはしません!

河野
「ひどいように見えますけど
 大人ってだいたいこうかもって思いました」

森崎
「休みの日があると、
 ちょっと休ませてくれ!と思いますね。
 でもお父さんは休みの日は
 ゴロゴロしたくなりませんか?」

吉宝さん
「寝てたいですね!」

岡村先生
“寝だめ” はかえって体内バランスを
 崩してしまうこともあり、
 翌日に疲れを残すこともあります。
 なので普段使っていない筋肉を動かすほうが
 リフレッシュにはなります」

佐々木「運動はしてますか?」
 
美希お母さん
「全くないですね…
 つい買い物もで行ってしまったりとか
 歩くことが…あまり…ないですね」

森崎「わかるわかる!!」

岡村先生
「あえてスポーツを始めるのは
 大変だと思いますが、
 お母さん方の年代は筋力をキープ
 することが大事なので軽い筋トレ
 取り入れるだけでも違いますよね!」
 
さらに運動をやる気になる事実が! 

岡村先生
冬場は意外かもしれないんですけど
 基礎代謝量が高くなる時期なんです!」

気温が低い冬。
人は夏よりも体のエネルギーを燃やして
体温を保とうとします。
そうすると代謝が上がり
カロリーがたくさん消費されるんです。

たとえば同じ距離を歩いた場合
夏より冬のほうが消費カロリーが多いんです。

しかし体を動かさないと体は体温を保つために
脂肪を蓄えようとするんです。


2014年01月11日(土) |  自分の体幹を意識してみよう

では食事と運動の関係性が分かったところで
ある先生に登場していただきました…

ペタペタ体をさわりまくるリーダー!

リーダー「先生すごいよ~」

河野「なんて体してらっしゃるんですか」

佐々木
「先生は18歳のころから
この業界で鍛えていらっしゃるそうです」

ご登場いただいたのは
笠原清志先生(フィットステージ)、
日本トレーニング協会上級指導員。
岡村先生と連携して肥満外来で
運動を教えています。
家族で出来る運動を教えて頂きます!

その前に…
佐々木「こちらの図をご覧ください」

笠原先生
「人間の体の運動能力って
 1つだけが高くても高いとは言えない!」

これは体の機能を良い状態にするための
体力要素を表したもの。

『筋力』とは外側の筋肉の力。
一般的にトレーニングというと、
これを鍛える場合が多いのです。

『調整』とは筋肉の調整力のこと。
自分が動かしたいように
すばやく筋肉を動かす力。

『動き』とは動作。
ボールを投げる動きや歩くといった
本来活動する実際の動作の事を言います。

これら全てのバランスがとれていないと、
体の機能を良い状態に保つ事は出来ません。

笠原先生
「三角の真ん中にある『体幹(たいかん)』。
これが体を支える能力だったり
バランスをとる能力があります。
三角形からこの体幹を取ると崩れますよね。
どんなに腹筋が強くても
体幹が弱ければその腹筋は活かされない!
腹筋するときだけど強くなる」

体幹が衰えるとこれらすべての要素が
機能しないともいえるんです。
ではまず自分の体幹がどの程度かチェック♪
2人1組になってやりましょう。

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笠原先生
「力を抜いて立って下さい。
 後ろの方は背中に手を添えて優しく押します」

先生が実際に河野君の背中を押すと
足が前に出ました。

これが一般的な反応。後ろから押されると
前に2~3歩進んでしまいます。

しかし体幹を意識すると違う反応になるのです。

笠原先生
「押される側の意識です。
 親指の付け根小指の付け根かかと
 この三点をしっかり地面につけて下さい。
 その意識をもったら力を抜いて下さい
笠原先生
「あとは頭のてっぺんに手を載せられて
 この手を押しているイメージです」

笠原先生
「ではさっきと同じ力で押してみます。
 (背中を押します)
 わかりますかね?
 バネがあるような感じになるんです」

森崎
「地に足がついたっていう感じ!」

笠原先生
「その言葉の通り!
 根が生えてるんですが力が入ってない!」

これが体幹を意識した状態。
安定感が増し後ろから押されても
バランスを崩すことはありません。

笠原先生
「では逆にがっちり力を入れて下さい!
 腕も足もお腹も!前からすごい勢いで
 看板が飛んでくるイメージ!
 今ぶつかりそう!あああ~~

体全体に力が入った頂点で
先生が優しくと背中を押してみると…

河野「あれえええ~」前に進んでいました。

笠原先生「これが意外に弱いんです」

笠原先生
「筋肉に力を入れたら強そうですが
 これは体をその場に固定しただけ。
 『体幹』とは『安定』です。
 力が抜けていても力が入り
 バランスを取る力を『体幹力』と言います」

佐々木「へえ~~」

笠原先生
「ではどうやって『体幹』を高めたか
 覚えてますか?」

森崎「地に足をつける?」

笠原先生
その通り。足がどっか浮いているとか
 姿勢が乱れていると
 足の裏に体重がかからない。
 そういう方は体幹力が非常に弱い。
 頭も引っ張りましたよね。
 姿勢が真っ直ぐのほうが体幹力が高まる!
 この2つの技術を教えてだけなんです」


2014年01月11日(土) |  簡単!体幹トレーニングを始めよう♪

ではとっても大切な体幹を鍛えよう♪
フェイスタオル1枚で出来るエクササイズ!

笠原先生
「すごい簡単に出来て
しかも即効性があるので何日かやると
(体幹が)強くなったのを自分で感じます」

まず縦に持ったタオルを1/8に折って
細くしていきます。

笠原先生「丸まってもいいですよ」

細くしたタオルを床に置き、
足の人さし指中指
タオルの中心にくるようにしっかり踏みます。

もう片方の足はタオルの先端に
同じように置きます。

姿勢を正して頭が引っ張られている
イメージで立ちます。

この姿勢をキープ!

笠原先生
「綱渡りをしてるのと同じなので
 やってみると分かりますが
 結構グラグラします」

佐々木
「今日のあぐりっこは優秀ですね」

笠原先生
「こんな子供たちが多ければ将来安泰です!」
 
2人ともとっても優秀!
雪かきやお手伝いの成果が出ています。
今度は別の足を前にして同じ姿勢をキープ。
片足ずつ30秒を2回続けるといいようです。

では大人チームもトライ!すると…

リーダー「もうツライです…」

グラグラどころではない河野君。
手を使って何とかバランスを取ろうとします。

河野「あっボクもうヤバイです」
リーダー「ボク河野くんの横イヤです」

笠原先生
「手を胸に当ててください。
 体幹が弱くなるとこのように
 外側の筋肉を使ってバランスを取ろうとします。
 これが体の疲れ・肩こり・腰痛の原因に
 なってます」

笠原先生
「テレビではわかりづらいかもしれませんが
 ただ立っているだけでも辛くないですか?」

河野君は落ち着きがないくない
上半身を使ってバランスを取りますが…

河野「全然ムリです!」

グラついて全く立っていられませんでした!

河野
「ちょっと佐々木さんやってみな。ホンマに」

なんだか乗る気ではない佐々木アナウンサー。

佐々木
「私岩手県の盛岡市でハードル1位になった
 記録を持っていましてですねえ…」

体力には自信があるようですが
タオルの上にのった姿はグラグラ…
しかもまっすぐに立てません!

リーダー・河野「頭を上に!上に!

と、その瞬間…バタン(転倒!)

森崎「えっそんな人いる??」

笠原先生「こうなる方の方が実は多い

佐々木「ほらほらほらっねえ~」

笠原先生
「テレビの前でやってる方。
 けっこうこうなってると(グラグラしてる)
 思いますよ」

佐々木「先生そうですよ~」

笠原先生「みなさんが優秀なんですよ」

笠原先生
「最初の座っている姿勢を見て
 これを予想していました」

佐々木
「実は先生チェックされてました…」

河野「では日頃の姿勢が大事なんですか?」

笠原先生
「そうなんです!ちょっとした意識で
 筋肉の使い方はガラッと変わります」

森崎
「すごいなと思うのはこれは
 “体幹チェック”ではなく
 『体幹トレーニング』なんですよね。
 今の姿勢で鍛えられるんですから
 これは(続けることが)出来るわ!


2014年01月11日(土) |  運動不足を解消しよう♪

じゃ~ん、もんすけです!
最近子どもの体力低下が
取り沙汰されていますが…?

このグラフは
今から30年ほど前の1981年度と
2012年度の11歳の児童の身長と体重の
平均を出したもの。
体重も身長も2012年度の方が高く
体格は良くなっていると言えます。
しかし運動能力を比べてみると
下回っているものも多のです。

普段からバランスの良い食事と
適度な運動を意識して
健康的な体を手に入れよう♪

佐々木
「運動不足になりがちな冬に
 家の中に出来る
 トレーニングはありますか?」

笠原先生
「家の中でできる『その場歩き』
 やってみたいと思います」

体幹エクササイズと一緒にやると効果的! 
≪その場歩き≫をやってみましょう。

笠原先生
「普段移動する時はかかとからついて
 前に体重移動しますけど
 その場歩きの場合はつま先からつく。
 つま先からかかとに優しくつきます」

笠原先生
「少し意識して太ももを上げて!
 頑張っておへそくらいまで上げて、
 ゆっくり腕を振って!

佐々木「みんなでやりましょう」

笠原先生
「気を付ける事は背筋を伸ばすことです
 
さて話ながらその場歩きスタート♪
実はこれが見た目より
とってもハードなんです!

佐々木
「どのくらいやればよいでしょう…」

笠原先生「1日2分です!」

まだ2分経ってませんが…

森崎「なかなかしんどいね」

なんとか太ももを上げる河野君。
河野「もも上がんない!」

だいたい2分経ちました!

美希さん「お尻がダルです…」

みんな一斉に「ハア~~」
佐々木「ダメだあ」

笠原先生
「お尻やもも裏がダルイって方が多いですが
 この体操のメインは太ももの前側と
 足の付け根の筋肉なんです。
 ところがももを上げた時に伸ばされるのが
 お尻やももの裏側になります。
 普段伸ばす習慣のない人は
 こっち(お尻やモモ裏)も効いてきます」

佐々木
「へえ~すごいわ…ちょっと大変だ」

森崎
「ちょっといいですか?」

森崎
「お前、どれだけ運動不足なんだ!」

≪注意≫
くれぐれも無理をなさらずに!
いきなり2分が難しい場合
出来る範囲からやっていきましょう。
継続は力なり…
マイペースで続けていきましょうね。

笠原先生
「こうやって動いてみて 
お腹空きません? 」

河野「メッチャ空きました!」

笠原先生
「僕もちょっと指導しているだけでも
 お腹すいているんですよ。
 ここが運動と食事
 すごく重要な部分だと思いませんか?
 適度な運動をすると体の機能が向上して
 内臓も活発に動きます。
 人間は生きるために
 絶対食べる事が必要なんです!
 『おいしく食べたい』という
 気持ちになるんです。
 そのあとはしっかり食べて下さい。
 この『美味しい』って食べることが
 吸収率も高めて体にいいってことが
 科学的に証明されているんですよね。
 鼻摘まんで食べてもだめって事!」

なるほど~
では食事について学んでいきましょう。




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