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2014年08月16日(土) | ♯301 放送300回突破スペシャル!農業景観ツアー編
>>

2014年08月16日(土) |  ♯301 放送300回突破スペシャル!農業景観ツアー編

佐々木
「今日はいつもとちょっと違います…」

まずはあぐりっこのご紹介。

札幌から参加の小学5年生
小倉真斗(マナト)君と
帯広から参加の小学6年生、
新谷信仁(ノブヒト)君。
そして旭川から参加の小学3年生、
木村愛実(アミ)ちゃん。
バスに乗って今回は、
どこへ向かうのでしょうか?

佐々木
「みんなとは畑や田んぼで
 お勉強してきましたが
 今回は特別な放送になります」

ということでくす玉登場!
リーダーヒモを引っ張ると…

佐々木
「あぐり王国放送300回突破~!」

≪生きることは食べることだあ~≫

2008年7月の番組開始から7年目を迎えた
あぐり王国北海道。広大な大地で行われる
北海道農業の様々な現場を訪れ、
農業に関わる人たちの思いや
食の大切さを学んできました。
そしてついに今回の放送で
300回突破しました~~!

佐々木
「私たちはこれまで色んな北海道農業を
 見てきましたが、今回は私達にとって
 大切な北海道農業が作り出す
 夏の雄大な北海道の農業景観を眺める
 スペシャルツアーに
 出かけたいと思います」

パチパチパチ…!

今回は行く先々で美しい景色を
写真に撮影してもらおうと
あぐりっこにはカメラを持参してもらってます。

またスペシャルならではの体験も…

森崎
「じゃあいくぞ!
 あぐり王国放送300回突破記念!
 スペシャルツアー出発~!」

ツアー最初の目的地は
旭川市と鷹栖町にまたがる
JAたいせつエリア。
のどかな田園風景が広がる
道内トップクラスの米どころです。

そんな鷹栖町で夏の時期にだけ見られる
田んぼの絶景とは一体何なのか。
一行はさっそく、
その景色が眺められるという場所へ…

ご案内して頂くのは鷹栖町のお米生産者、
開田(カイダ)優作さん。
田んぼアートと呼ばれる絶景スポットの
管理・運営を行っています。

■田んぼアート所在地
旭川市東鷹栖7線18号 東和農場

---------------------------------------
番組上、「田んぼアート」の所在地を
「鷹栖町」と紹介しましたが、
正しくは「旭川市東鷹栖」の誤りでした。
謹んで訂正させて頂きます。

森崎「やぐらが組んであるぞ」

藤尾「観光客の人がたくさんいる~」

開田さん
「1日で多い時には
500人以上の方が来ます」

多い時で1日500人以上の観光客が
訪れるという「田んぼアート」。
あぐり一行も展望台にのぼり、
その絶景を眺めることに…

ノブヒト「うおお~すげ~!」

あぐりっこ
「すごいっ!
 スズメ…アカトンボ…カエル…」

森崎
「いろんな動物がいるね。前からやっている?」

開田さん
「今年で田んぼアートを初めてから
 9年目になります。
 農家の人しか通らない田園風景に
 色んな地方の方が
 この地域に来て頂けるので
 大変うれしいですね」

今年で9年目を迎えた「田んぼアート」。
米どころのPRを目的に、
地元のお米生産者達が
6色の稲を田んぼに植えて、
毎年、様々なアートを描く取り組みです。

開田さん
「今年のテーマは
 “田んぼと共に生きる動物たち”。
 田園風景から見られる
 動物たちを描きました」

スズメ・アカトンボ・ニホンアマガエル
アオサギが大地に描かれています。

佐々木「大きさにもビックリですね」

開田さん
「全国でもやっていますが
 比較的大きいほうですね」

奥行き40メートル、幅170メートルの
田んぼに描かれる巨大アート。
藤尾くんとマナト君が田んぼの近くに立つと、
そのスケールがわかりますよね。
さらにこの田んぼアート会場では、
特別な体験も行われているんです。

開田さん
「田んぼの中には多くの生物が生きています。
 どんな生き物がいるのか生き物調査をしてます」

ということで田んぼアートの隣にある
小さな田んぼで、
あぐりっこが生きもの調査を体験!

マナト「気持ちいい~」

もう大興奮です。

カエルやアメンボをつかまえましたよ。

開田さん
稲にとってよくない虫などを
 食べるのがカエルなので、
 田んぼにはカエルがいっぱいいたほうが
 稲にとっては良いです」

田んぼアート会場では、
こうした生き物と田んぼとの関わりを
生産者が消費者に伝える取り組みも
行っているんです。

マナト
「普段、家の近くでは見られないカエルや
 色んな虫が見られてゲット出来なかった
 ものもあるけど楽しかった!」

藤尾
「田んぼってお米を取るために人が作った
 場所ですけど虫たちにとっては
 生活する場所なんですね」

森崎
「生き物が健やかに育っているということは
 安心安全の証拠にもなりますよね」

このあと会場内で思い思いの田園風景を
カメラにおさえたあぐりっこ。
農業景観を巡るツアー1箇所目で、
早くも大満足の様子ですが、
ここでスペシャルならではの体験が
発表されることに…

2014年08月16日(土) |  空から農業景観を眺めてみよう♪

佐々木
「みんなで田んぼアートを見学して
 生き物調査もしました。
 たくさん満喫したと思いますが…
 スペシャルということで
 番組史上初の特別な体験をご用意しています。
 なんと…田んぼアートを
 空から眺めてもらいます!」

あぐりっこ「えええ~~っ」

ノブヒトは我慢できずガッツポーズ!

佐々木「ヘリコプターに乗って…」

あぐりっこ
うわああああ(大興奮)」

ノブヒトとマナト、ハイタッチ♪

あぐり王国、放送300回突破スペシャルツアー!
夏の時期にだけ見られる絶景
「田んぼアート」を見学したあぐり一行は、
このあと鷹栖町を離れて旭川空港へ移動。
ヘリコプターで空からの絶景を眺めることに!
まずはリーダーとマナト君、
そしてアミちゃんが体験。

ヘリコプターがいよいよ離陸。

マナト「浮いた~~っ!」

森崎「飛んだ飛んだ~」

マナト「自分が飛んでるみたいっ!」

マナト君は飛行機自体が今回初めて。
もう嬉しくて嬉しく大興奮です。

森崎
「まさかあぐり王国で空に飛べるなんて
 思わなかったよ…」

森崎
「空からみる上川盆地…キレイだなあ
 田んぼの緑が目立ちますなあ」

マナト「思ったより高く飛んでるっ!」

ヘリコプターは、旭川市上空を超えて
田んぼアートのある鷹栖町へ。
いったいどんな絶景が広がるのでしょうか。

森崎「見えた見えたっ」

マナト
「階段登って(やぐらから)見るより
 上空からの方がいつも僕たちが見ている
 スズメやカエルのように普通に見えた!」

アミ
「めったに目れない田んぼが見られて
 (心の)アルバムに入れたいぐらい!」

森崎
「アミの心に焼き付けた光景を入れましょう」

続いて、佐々木アナと藤尾君、
そしてノブヒト君が体験!

ノブヒト
「すごい浮いた時も分かるから
 一心同体みたいな感じになって楽しい!」

落ち着いた小学6年生を後目に隣では…
 
佐々木「うおお~興奮する!」

さて田んぼアートの上空へ。

ノブヒト
「あった!あった!あった!」

佐々木「あった?」

ノブヒト「うわっ。ちっちぇ~

大人大爆笑。

藤尾
「あんなにでっかかったのにな。
 ヘリコプターから見たらちっちゃいな」

ノブヒト
「すごい小さい~」

佐々木「上空からの様子はどう?」

ノブヒト
「田んぼが並べられてるから
 すごい大きなじゅうたんに見える!」

佐々木
「見えてる田んぼは全部
 私たちの食に関わるものですから」

ノブヒト「すごいなあ」

佐々木
「田んぼアートを空からみるなんて
 そんなにないと思うよ」

ノブヒト
「今度はね…大人になったらね
 もっともっとお金を稼いでね
 絶対もう1回見る!この景色を…」

佐々木
「おっ!そういう想いあるの、いいよね」

北海道有数の米どころが取り組む、
夏の風物詩「田んぼアート」。
その美しい田園風景を空から眺める
ヘリコプターでの体験は、
北海道農業の壮大さ
改めて実感する貴重なものとなりました。

佐々木「さて空の旅はいかがでしたか?」

あぐりっこ
「すごい楽しかった~」
「めっちゃ楽しかったで~す」

藤尾「メッチャ楽しんでるんですよ~」

ノブヒト
「佐々木アナウンサーよりは、
 全然!」

森崎
「そうでしょ、そうだよね。
 この人ね、差し置いて楽しむ人だから!」
 
佐々木
「ちょっと興奮してしまいました…」


2014年08月16日(土) |  美瑛の絶景スポットへ…

さて続いての場所は…美瑛町。

全国から多くの観光客が訪れる
「丘のまち美瑛」。
小麦やビート、そしてジャガイモなどの畑が、
まるでパッチワークのように
丘を彩る美しい農業景観が魅力のまちです。

絶景スポットを案内してくださるのは
JAびえいの友田博明さんです。
美瑛の農業景観を知り尽くした方です。

佐々木「みんなの目の前に咲いてる花は?」

あぐりっこ「ラベンダー」

佐々木
「ここはみんなが見られる場所ですよね」

友田さん
「観光客の方でも自由に出入りできる場所です。
 普段は農家さんしか入れない場所
 今日は特別にご案内します!」

普段は決して立ち入ることの出来ない
特別な場所。一行は友田さんの案内のもと、
目的地を目指します。
車を走らせること15分。
深い森を抜けたところで、
絶景スポットまでは歩いて向かいます。

佐々木
「ではごらんくださ~い!」

あぐりっこ「うおおお~すっげえ~」

森崎「雄大!」

友田さん
「観光地はもっと低い場所にありますので
 それより高い位置に(丘が)ありますから
 景色を一望できる場所で、
 遠くの畑まで見渡すことが出来ます

森崎
「やっぱり心和むのって畑ですね!
 北海道LOVE。
 これはラブだろう」

農作物で彩られた美瑛の丘が一望できる、
スペシャルな絶景スポット。
さらにこの場所では美瑛の美しい景観を作りあげる
大切な作物も見られるんです。

友田さん
「この花はキカラシです。
 これは緑肥作物で麦やジャガイモのように
 収穫して食べ物になるのではなく
 ある程度まで育ったら土にすきこんでしまう。
 有機物を土の中にすきこむんです。
 景観作物になってまして
 綺麗な花を楽しみことができるので
 魅力あるまちづくりに役立っています」

佐々木「あえてキレイな花を選んでるんだって」

ノブヒト
「北海道に生まれてきて良かった!」

友田さん
「私は小さい時からこの景色をみて育ったので
 逆に感じたことがなかったんですけど
 観光客の方から聞いて知ったような… 
 なので美瑛のこの景色を
 守っていきたいなと思います」

さあツアーの楽しみの一つは“食”。

佐々木
美瑛選果での人気商品をご用意しました」

今年の1月にあぐり王国で
紹介したJAびえいが運営する
アンテナショップ「美瑛選果」。
美瑛産の美味しい生鮮品から加工品まで、
幅広いラインナップが魅力です。
その中から今回はお店の人気商品3品を
用意して頂きました。

佐々木
「まずは美瑛選果の牛乳からですね」

■美瑛牛乳 320円

ではみんなでカンパーイ!

ノブヒト「はああ~~っうまいっ!」

森崎「うま~~い!ありがとおお」

続いてはパンの中に5種類の野菜とチーズを
挟んだホットサンド。

■野菜とチーズのホットサンド 360円

ノブヒト「…(右手でgoodサインする)」

藤尾
「言葉いらないよ…
 右手の親指だけで表現できるもんな!」

佐々木
「ズッキーニとは色々入ってますね」

藤尾
「風を感じながら地元の野菜を使った
 パン食べて…一番の贅沢してる」

最後に頂くのは
地元産の小豆を使ったロールケーキ。

■美瑛産えりも小豆のロールケーキ 260円

さてここでもノブヒト一気に食べて… 

藤尾「また出るんじゃないの??」

すると
ノブヒト「(無言で右手を立てて)GOOD!

藤尾「でたっ!最高級の美味しい頂きました」

森崎「小豆の食感がすごくいい!

美瑛産の食材を使った絶品スイーツを
堪能したところで、
スペシャルツアー恒例のベストショット撮影。
それぞれが感じる美しい美瑛の丘陵地帯を
カメラで切り取ります。
大人顔負けの写真センス! 
さすがあぐりっこ~~っ

佐々木
「さて今度は十勝・芽室町へ向かいます。 
 十勝と言えば大型農業をしていますよ」

森崎「十勝も畑…すばらしいよ」

一行が向かったのは
食料自給率1000%を超える「十勝エリア」。
日本の食料基地とも呼ばれ、
広大な十勝平野を舞台に
大規模農業が行われています。
そんな十勝の中でも
トップクラスの農業地帯「芽室町」では、
ある作物の収穫が最盛期を迎え、
迫力のある風景が見られるそうなんです。
その景色とは…


2014年08月16日(土) |  十勝のド迫力の収穫風景とは…

畑にやってきた一行がみたのは…

森崎「あれ見てみてみて~」

佐々木
「ここで皆さんに見て頂くのは
 小麦の収穫です!」

森崎「今まさに収穫しているんだ」

ノブヒト「すご~~い」

マナト「かっこいい!」

藤尾「ザ・十勝だ」

芽室町でダイナミックに行われていたのは、
小麦の収穫作業。
畑一面を黄金色に染める小麦…
そして豪快に刈り取る巨大なコンバイン…
大規模農業を展開する
十勝の夏本番を告げる風景です。

ここからは小麦の収穫について、
生産者の高野満さんに詳しく教えて頂きます。

高野さん
「これは“きたほなみ”という品種で
 今年は早めの刈り取りになりました。
 天気にも振り回されたんですけど
 良い収穫時期を迎えられたと思います」

高野さん
「このコンバインが入っている畑は
 4.6ヘクタールの畑になります」

森崎「札幌ドームなみの…」

藤尾「ひとまわり大きいですね!」

小麦を下しにコンバインが近づいてきました。

あぐりっこ「すげ~」

佐々木「小麦が滝のように!」

高野さん
「だいたい100俵。6トン

藤尾「一回で6000キログラムだよっ」

高野さん
「このトラックには10トンぐらいを積んで
 工場の方に運んでいます」

佐々木
「ここではこの広い畑の小麦を
 スムーズに収穫するための
 画期的な収穫方法があるそうなんです…」

広大な畑で行われる十勝の農業。
芽室町が小麦の収穫で取り入れている、
画期的なシステムとは…

高野さん
「このタブレットです。子の中には
 芽室町の小麦畑の情報
 全て入っているんです。データとして!
 今まさにいる場所がこの黄色の所」

佐々木
「これは実際の畑と連動しているんです」

高野さん
「今まさに刈っている所が
 少しだけ色が変わっているんです」

森崎「うおっどうしてそうなるの?」

高野さん
コンバインにGPSの端末が付いていまして
 GPSとタブレットが連動しているんです。
 これを持つことでJAのコンバインが
 38台動いているんです」

森崎
「すげえあるっ!」

藤尾「あんな大きいの38台もあるんですか!」

高野さん
「全体で6500ヘクタールの小麦畑があるので
 コンバインをスムーズに動かすためにも
 必ず必要になってくるアイテムです」

JAめむろでは衛星画像をもとに
作成したマップデータを
タブレット端末と連動させて
小麦の生育情報を管理しています。
小麦の生育段階ごとに色分した
マップを活用することで、
収穫する畑を効率良く選定できるのは勿論、
常に最適なタイミングで収穫できるんです。

高野さん
「これで刈り順番・熟期がわかります!」

マナト
「あの大きなコンバインだけでも
 すごいと思ったのに
 タブレットと連動していて
 もっとすごいと思った!」

ハイテクな小麦の収穫作業を学んだところで
石臼を使った小麦の製粉体験!

製粉するのはコンバインで
収穫したばかりの小麦と、
製品にする為にしっかり乾燥させた
小麦の2種類。まずは乾燥させた小麦から…

マナト「なんか白い粉が出てきた!」

石臼で細かくした小麦は、
かき集めてふるいにかけると
小麦粉が出てきましたよ~。

高野さん
「これが全粒粉と言います。
 みんなが見る粉っていうのは
 小麦粉しかないですよね。
 実際は乾燥させて、ここまですり潰すと
 こういう粉になることを知って欲しかった」

ちなみに収穫したばかりの小麦は
水分が多いので粉にはならないんです。

藤尾「十勝の畑と台所が繋がったね」

収穫した小麦はトラックで
乾燥施設へと運ばれます。
そして水分量など様々なチェックを行ってから
乾燥作業へ。収穫量は芽室地区だけでも
およそ3万トン!10トントラックにすると
3000台分もの小麦が運ばれて来るんです。
北海道の小麦生産の半分近くを占めるという十勝。
改めてそのスケールが実感できますよね。

森崎
「十勝においては小麦は特別な感じがあります」

高野さん
「そうですね。十勝の中(畑作4品の小麦・
 馬鈴薯・豆類・てん菜)でも
 4割近い小麦の作付け面積があるので
 それが小麦粉になるところまでの責任と
 自信もありますし…
 その思いが消費者に伝わっていけば
 いいなと思います」

森崎
「この景色大好きだよ。そういう十勝に
 住んでるノブヒトはどう思う?」

ノブヒト
「十勝に住んでることが嬉しい!」

森崎
「そうだね。十勝だけじゃないよ。
 ここ北海道に暮らせている誇り。
 自慢がありますね!」

石臼での製粉体験のほか収穫中の
コンバインにも乗せてもらったあぐりっこ。
大規模農業を展開する
十勝の生産者の一人として、
高野さんが子供達に伝えたかった思いとは…

高野さん
「(小麦の)殻にまみれたり
 コンバインに乗ったりしながら
 十勝の日差しと風と
 におい・空気

 感じて分かってもらえたら
 それが大事なことだなって。
 それが日本中の人に使ってもらえる
 小麦になれば、
 こんなに嬉しいことはないと思います」

森崎
「におい…空気
 こういったものを含めて十勝の農業!
 まさに今回我々がツアーで見ている
 農業景観ということなんですよね」

北海道農業の豊かさを
体で感じることが
食への関心を高める。

これこそ高野さんが子供達に伝えたかった
一番の思い。

あぐりっこそれぞれの心に
深く刻まれたことでしょう。

小麦の殻にダイブする子供やリーダーを見て…

佐々木
「高野さん、やったことあります?」

高野さん「これはないですね…」

ということでやってもらいました♪

高野さん
「300回スペシャルばんざ~い♪」

森崎「いかがですか?」

高野さん
「気持ちいいです!
これは気持ちいい!」


2014年08月16日(土) |  うどん作り!ツアーで見えてみたことは?

最後は十勝の小麦畑をバックに
うどん作りを体験しましょう!

ということでJAめむろ女性部の皆さんに
ご協力頂き、十勝産小麦の「はるゆたか」で、
うどん作りを体験!

小麦粉に食塩を加えてねかせた生地を
ビニール袋に入れて足で踏む工程から。

※詳しい作り方はレシピコーナーをご覧ください

コシのあるうどんを作るため
生地をフミフミするあぐりっこ。

佐々木
「後ろには小麦畑が広がってますよ」

藤尾
「小麦畑みながらうどん踏むっていいね」

佐々木
「これが小麦粉になって
 手を加えたものが生地になる!」

さて生地を切りましょう。

鈴木さん
「当て板で押さえて…切る。
 軽く押さえれば切れます。
 この太さは自分で好きに考えてください。
 イヒヒヒ…」

藤尾
「鈴木さん、その大きな包丁を持ちながら
 『イヒヒ』と言うのはね…」

このあとそれぞれのうどんを茹でて、
水でしめたら出来上がり!
あぐりっこの個性が光る絶品うどん。
どんな食感に仕上がっているのか楽しみ!

マナト
「こんなに太いと思わなかった!」

ではみんなでいただきま~す!

ノブヒト「うまい!」

マナト「ぶっとい!」

アミ
「固いのとやわらかいのが
 一本のうどんに混ざっていて…
 おもしろい食感!」

森崎
「ほのかなあま味があってうまいじゃん!
 味はすごく良い!」

川瀬さん
「とても嬉しい!
 これからもどんどんきたほなみを
 使った料理を食べてほしいです!」

あぐり王国、放送300回突破記念!
スペシャルツアー!!と題して
北海道農業のスケールと、
その大地が織りなす豊かな景観を、
体いっぱいに感じたあぐり一行。

普段、当たり前のように目にしていた
その景色はどのように映ったのでしょう…

ノブヒト
「色んなものを作ったりしているのは
 裏で支えている人がいるから
 なんだと思って
 すごい感心しました」

アミ
みんなと麦畑ではしゃいだこと!
 思い出に残って
 すごい良い体験をしたと思います!」

マナト
「ヘリコプターにのってみた!
 空からだと迫力があった!
 いつも朝ごはんとかで食べているものが
 こんなふうに出来てるというのが
 分かったのも良かったし
 作っている人たちに
 『ありがとう』を言いたいな…

あぐりっこそれぞれの心に、
北海道農業の食の関わりを深く刻んだ
今回のツアー。
放送300回突破という節目を迎え
リーダーがこの旅を締めくくります。

森崎
「番組が始まって6年が経過して
 7年目を迎えているんです。
 もう1回目に来ていたあぐりっこは
 18歳になっているんですよ。
 その子たちが社会にでて
 ひょっとしたら中には農業を営む子もいたり
 そうじゃなくても北海道の農業を心から
 応援する子がいたり…
 そこに僕たちが新しいあぐりっこを
 引き連れて行くんじゃないか!?
 じゃまたそのあぐりっこが
 北海道農業に刺激を受けて
 食べる事・農業が大好きになってって…
 というふうに回っていく!
 オレたちに課された責務は大きいよ。
 これは300回だからって浮かれて
 ツアーなんかしてちゃダメですよ。
 これはあくまで通過点!
 500回、1000回!
 頑張っていこう!」

放送300回を迎えましたが
まだまだ北海道農業を応援する旅は続きます!

今後もますますパワーアップする
あぐり王国北海道を
どうぞよろしくお願いします!

こんにちは。週刊あぐりNEWSの時間です。
ジャガイモで社会問題が解決できるのか? 
「じゃがい問題研究所」のお知らせです。

「じゃがい問題研究所」とは、おととし8月、
ホクレンなどが北海道産ジャガイモの
消費拡大を目的に、
少子化・食糧問題など様々な社会問題を
「ジャガイモで解決したい!」と
設立した組織です。

活動内容は道産ジャガイモの
消費拡大に向けたPRや
ジャガイモの特徴・食味の違いを感じてもらう
イベントを開催するほか
じゃがいもレシピ、生産者日記などを
ホームページで情報発信しています。

そして更なる消費拡大に向けナビゲーター役として
新所長キャラクターに「いもろう所長」。
新しい助手に別海町出身で
アイドルグループAKB48の
川本紗矢(かわもと さや)さんが就任!
気持ちも新たに3年目の活動を行っていきます。

パワーアップした
「じゃがい問題研究所」に注目です!

以上、週刊あぐりニュースでした。

最後に…

森崎
「この番組のモットーでもありまして
 初回の放送から言わせてもらっている
 言葉があるんです。
 それをみなさんと一緒に
 叫ばせてください。では…

 生きることは食べる事だああ~」




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