卵にスープに… そして一風変わったアイデア料理に! サラダのほか様々な味わい方ができる 今まさに旬を迎えた道産野菜。
雪解け間もない4月から、 道内でいち早く出荷される むかわ町の春レタス!
今回のあぐり王国ネクストは、 むかわ町で夢を実現した 新規就農者のもとに行き 春レタスを紹介します。
金井憧れ 「リーダー!起きてますか?」
森崎「かろうじて起きてます」
憧れ 「現在の時刻は6時すぎ! 今日はむかわ町にやってきました」
森崎「しびれるね」
北川久仁子さん 「この時間はお母さんたちは もう起きていますからね!」
森崎 「ぼくはむかわ町には何度も来てますから あれかあれかな? っていうのは分かってます。っていうのは分かってます。 ただ子供が予想してるというので…」
ではあぐりっこ~♪
今回参加してくれたあぐりっこは、 好奇心旺盛で元気いっぱいの小学5年生 鶴田茉夕(マユちゃん)と同じく小学5年生! 好き嫌いなく食べることが大好きな シンクル葉夏(ハナ)ちゃんです。
森崎「眠くないか?」
マユ「大丈夫です!」
ハナ「ちょっと…」
憧れ「ははは正直ですね~」
森崎 「今日朝の6時からむかわ町で取材する 野菜はなんでしょうか?」
マユ「キャベツ!」
ハナ「レタス!」
森崎「おれはシシャモだと思う」
北川「そんなわけはない」
憧れ 「今日はむかわ町の春レタスに注目します!」
パチパチパチ
憧れ「ハナが当たっていました」
北川 「春…なんですかね?」
森崎 「我々…ダウンが離せません! まだ朝だからね…霜がついてますよ! 非常に朝はさむいです。 こんな中レタスがなっているなんて 出荷するなんて…疑問じゃない? 今の時期にレタスがあると思う??」
あぐりっこ「思えない!」 ということで一行は、 むかわ町生田(いくた)地区の生産者のもとへ
憧れ 「実は今回の生産者さんは リーダーが以前お会いしているんです」
森崎 「もう私大抵の生産者さんに会ってますから。 ほぼ全員が知り合いです」
北川 「覚えてないと失礼ですもんね」
森崎「そ…そうですよ」
憧れ「まさか覚えてないなんてね!」
森崎 「何を行ってるんですか… あっ懐かしい後姿だなあ~ 間違いないねえ~ どもーーーー彼です!」
生産者さん 「2年半…3年ぶりですねえ」
森崎 「懐かしいなあ~ えーとカメラに向かって自己紹介を!」
生産者さん「関といいます!」
森崎「関さんです!」
春レタスを育てている生産者の関浩一さん。 札幌の電機メーカーを退職後、 生産者を目指す夢を実現するため、 2011年に新規就農者の受け入れを進める むかわ町にやって来ました。 あぐり王国では2013年にまだ研修農場で 研修中だった関さんを取材していたんです。
関さん 「今はようやく生産者と言える立場に なっています」
森崎 「ハウスの中にレタスがある… 何棟あるんですか?」
関さん「全部で8棟あります」
ということでハウスの中をオープン!
うわあああ~~
森崎「奥のほうまでビッシリだあ」
北川「春ですねえ」
憧れ 「葉っぱの香りがすごい」
森崎「レタスの香りですね~!」
憧れ 「春レタスって初めて聞いたのですが 普通のレタスと何が違うんですか?」
関さん 「ゆっくり育つことで 甘みもありますし 朝収穫するのでシャキシャキしてます」
森崎 「レタスのパリパリシャキシャキを出すため まだ朝早いレタスがシャキっとしてる時間から 農家さんが早起きして収穫してくれてる」
憧れ 「それが今回早く集まった理由なんですね」
触ってみると…
マユ「気持ち良い~♪」
憧れ 「通常のレタスと栽培の違いは?」
関さん 「寒い時期なので虫がほとんで出ない! なので農薬をほとんど使わないですみます」
森崎 「野菜にとっても優しいし 我々消費者もありがたいことですね」
北川「俄然食べたくなりました!」
はやる気持ちを抑えて、 まずは春レタスの収穫作業を 見せていただくことに!
優しくレタスを抱えて 包丁で茎を切り取ります。
関さん 「だいたい2~3枚ぐらい(外側の葉を)つけて 出荷しています。お店に並ぶときには 外側の葉がない状態です」
関さん 「(残した葉は)中が傷つかないように 緩衝材の役割をしています」
森崎「クッションの役割だね」
憧れ 「1玉、収穫するのも時間かかりますよ」
森崎 「その姿勢ですよ… そして箱に詰めていく… 収穫を毎日早朝からやって下さっている」
憧れ「実際に収穫してみましょうか?」
あぐりっこ「はい!」
包丁を使って優しく丁寧に 収穫する春レタス。 あぐりっこの前にまずは 北川さんと金井アナから挑戦してみることに…
サクッ…
北川 「サクッ!という手応え! みずみずしいって感じがしました」
続いて包丁をほとんど使ったことがない という金井アナが挑戦!すると…
憧れ「真っ直ぐ?せ~のっっ!」
ザクッ
かわいい声と裏腹に何という勢いなの!!
北川「ボロボロになってる!」
森崎「(レタスは)敵か??」
憧れ 「うわ~~崩れちゃいました…」
関さん「これはもうダメですね」
金井アナの失敗を教訓に、 今度はあぐりっこも挑戦! 上手に収穫できるかな?
ふたりは上手にできましたよ~♪
森崎「かなり大物がとれましたね」
憧れ 「苦い!あっ苦い!」
森崎「強い苦味があるんです」
憧れ「北川さんもどうぞ…」
北川「いやいやいや…」
じゃじゃん!もんすけです! 甘くてシャキシャキ新鮮な春レタス! その栄養価と切り口から出てくる、 白くて苦い成分が、いったい何なのか、 荒川先生に聞いてみたよ。
天使大学 看護栄養学部 荒川義人教授 「レタスを切ると白い乳液状のものが出てきますが その主たるものはラクチュコピクリン。 これがレタス特有の苦みの原因です。 この成分には催眠効果があると 言われてますが、まだ研究の途中です。 それ以外の成分は葉物野菜に含まれる ビタミンCやベータカロテンなど一般的な 成分がありますが、 なかでもビタミンEはあるのが特徴。 抗酸化作用が強くて元気な体作りや成長に 必要なビタミンなんですよね」
レタスは、およそ95%が水分なので、 低カロリーな食材でもあるんだよ。 新鮮なレタスたくさん食べたいな~!
もぎたてを春レタスを食べましょう。
いただきま~~す♪
ハナ・マユ「甘いっ!」
憧れ「おいしい~」
憧れ 「3年の間に色んな失敗や苦労ありましたか」
関さん 「最初は土のクセが全然わからないので やはり…思いのほか良く出来なくて… 去年今年とやってきて だんだんこういうような作りまで もってこられるようになりました」
森崎 「まだ3年目です。 これからどういう農家さんになりたいですか」
関さん 「もっとこのハウスを増やして 手がまわればですけど ほかの畑作などもやれたらいいなと思います」
森崎 「何作物か増やして… そしてししゃもも!」
関さん 「船は持てないかな…」
農業者だけではなくJAや関係機関が一丸となって、 新規就農者をサポートしてくれるむかわ町。 ホームページやパンフレットなどでも、 細かい情報が提供されているから、 生産者への夢を叶えたい人は、 ぜひ参考にしてみてね。
■むかわ町地域担い手育成センター 問い合わせ ℡ 0145-42-5588 E-mail mukawa-ninaite@theia.ocn.ne.jp HP http://www.mukawa-ninaite.jp/
むかわ町の春レタス生産者に、 料理人の青山さん直伝の 簡単アイデアレシピを紹介!
kitchen Support 青 フードプロデューサー青山 則靖さんです。
森崎 「もうレタスの出荷は?」
宮川さん「してきました!」
森崎 「仕事終わったから青ちゃんの料理 食べようかな?って来られた」
宮川さん「期待しています!」
さて最初に青ちゃんが教えてくれたのは レタスの卵とじ!
青ちゃん 「レタスは加熱してもシャキっとした 食感は残るんですよね」
森崎 「卵とじにしてもシャキシャキするの?」
青ちゃん「します!」
ということで詳しいお料理については レシピコーナーをご覧くださいね!
意外な料理にみないぶかしい表情でしたが…
マユ「いい香り~♪」
阿部さん 「これで歯ごたえがあったら 最高に良いと思います」
そして、もう一品。 春レタス・鶏肉・トマトを 塩だけで味付けする簡単スープも!
※レシピコーナーをご覧ください。
森崎 「みなさん黙々と食べていますね」
森崎 「普通に昼ごはん食べてるかんじ」
宮川さん 「シンプルだけどすごく美味しいです」
ハナ 「レタスのあま味が出ていて 美味しいです」
憧れ 「合いますね~」