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2019年06月22日(土) | ♯528 洞爺湖町・赤しそ編
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2019年06月22日(土) |  ♯528 洞爺湖町・赤しそ編
突然ですが問題です!
この漢字、なんて読みますか?
答えはシソ!
「ムラサキ」に「よみがえる」と書いてシソ!

古代中国において、食中毒で死にかけた人が、
シソの葉を煎じたものを飲んで、蘇ったことから、
紫色の蘇る草、という意味で、
その名が付いたと言われています。


日本でも、古くから薬用として
栽培されていたという、シソ。
今でも、健康に良い、
そして、美味しい野菜として重宝されています。

今回のあぐり王国ネクストは
洞爺湖町の赤シソに注目します。
森結有花アナウンサー
「洞爺湖町になってきました」

森崎博之リーダー
「毎年来てる!去年もここでしたね」
森アナ「去年はセロリのロケで来ました」

リーダー
「そうだそうだ…イケメンでした…」

森アナ「カッコよかったで~す!」

リーダー
「あ~昔のVTRとか使わなくてもいいからっ!」

森アナ「ぜひ使いましょう!」
森アナ
「一昨年はゴボウの取材で来ましたね」
 
リーダー
「ゴボウの思いでありますか?
 私はありますよ。
 ゴボウを抜いた穴にあなた落ちたんです!
 自分でゴボウを掘って落ちる!
 そんな人いますかねえ」

森アナ「いや~いますかね」
リーダー
「洞爺湖町は湖・温泉地の観光のイメージが
 ありますが、農業も盛んな場所です」

森アナ
「そんな洞爺湖町で赤シソに注目します」

リーダー
「大好きです!全ての料理に入れたいくらい!」

森アナ
「その美味しさに気が付いたのはいつですか?」
リーダー
「大人になってからでしょう。
 そもそもそんな赤シソに触れてこなかったし
 多分梅干しと一緒にあった赤シソも
 よけてたんじゃないかな…」

森アナ
「なので今回は小学生だけでは
 難しいかなと思いまして、この方がに…」
今回のあぐりっこは、
小学4年生の藤川結良(ユラ)ちゃんと、
お母さんの美幸さん、親子での参加です。
リーダー「赤シソって分かりますか?」

ユラ
「はい!うーんとなんか
 おばあちゃんが作ってくれる梅干しの中に
 赤シソが入っているから…
 なんか食べたことがあります!」
リーダー
「ミユキさんはお料理に使うことは?」

ミユキさん
「青シソは使ったことはありますけど
 赤いシソは使ったことないですね…」

森アナ
「では赤シソがどういう風に作られているか?
 お勉強しましょう」
ということで早速、赤シソを生産する農場へ。

2019年06月22日(土) |  手のひらサイズの赤シソにビックリ!
リーダー
「こんにちは~素敵な笑顔が…
 お邪魔いたします!」

森アナ「生産者の伝(つたえ)さんです」

リーダー
「よろしくお願い致します。
 伝さん失礼ですけどおいくつですか?」

伝さん「82歳になりました」

リーダー「うわああああ」
リーダー
「この番組で訪れた生産者の中で
 最高齢かもしれないです!!」
伝さん
「そうですか、いやいや…
 たいした誉(ほま)れになりますなあ」

御年82歳にして現役バリバリの生産者、
伝(つたえ)信雄さんが、
赤シソについて教えてくださいます。
住宅の裏に広がる畑に行くと―

あぐり一行「うわあああ」

リーダー「すごい量だあ」
リーダー
「うわ~こんないっぱいあったんだ!!」
ユラ「すご~い」
リーダー「量もすごいけど大きさはどう?」

ユラ「立派!!」

リーダー
「近くにいって手のひらと比べてみて!」
ハウスの中に入っていくと…

ユラ「あっ!いい香りする~♪」

ミユキさん「あっ本当だ」

伝さん「ニオイしますか?」
ということで、
ユラちゃんの手の大きさと比べてみると…

ユラ
「なんか自分の手より大きそう!!」
香りをかいでみると…

ユラ「うふふ」
ユラ「あは!!」

リーダー「いい笑顔です!」

2019年06月22日(土) |  瞬時に食べてみると…美味しい!
リーダー「これは何用にするシソですか?」

伝さん「食用です」

リーダー
「じゃあこのまま食べられますか?」

伝さん
「食べられます! 
 ただ…新鮮な方がいいですから
 収穫してから、すぐ食べて下さい!」

リーダー「今もとれたてですけど…」

伝さん「いやちょっと置きましたから」

リーダー「ええええええ」

伝さん「なるべく新鮮なものを!」

森アナ「まだ2~3分しか経ってないですよ…」
では収穫してみます。

リーダー
「下にこそいで…
 あっ!!簡単に取れます!
 ではいただきます!!!」
リーダー
「柔らかい!
 待って…チョーうま味ある!
 刺激もあるんだけど
 ほのかにあま味があっておいしい~!」

森アナ
「しかもかじった後、
 すっごいいい香り広がってました」
ユラも食べてみると…
「うん!美味しい!!
 なんかね…ちょっと苦いけどなんか…
 噛み応えもあるしシャキシャキしてる!」
香りよし、味よし、シャキシャキで大きい。
この赤シソは、
どうやって育てられているのでしょうか。
伝さんの農場では、
ハウスで生食用、露地でジュース用の赤シソを
栽培しています。
栽培スケジュールはご覧の通り。
ハウスでは5か月以上も収穫期間があります。

森アナ 「収穫期間が長いじゃないですか。
 それって、植え替えたりとか
 何回かに分けて定植しているとかですか?」
伝さん
「違います!
 一度植えると10月いっぱい収穫できます!
 背丈くらいまで伸びますから、
 その間、だんだん上にあがってくるんです」
伝さん
「1本から約40枚とれるね」
一株から、1シーズンで40枚ほど
収穫できるという赤シソ。
春、夏、秋を通じて、
ハウス内の温度を20℃~25℃くらいに調整して、
成長を早め過ぎず、遅くし過ぎず、
常に収穫できる状態を保っているのです。

2019年06月22日(土) |  1枚1枚丁寧に収穫!
伝さん
「もう1つ条件があるんですけど、
 上をみてもらうと電球がついてますよね」
伝さん
「これによって夕方が遅くなるんですね。
 明かりをつけることで!
 それと昔の電球は温度が加わるんです。
 あったかいんです。
 その温度がプラスして生長が早まるんですよ。
 それで収穫が5月半ばまで出来るんですよ。

 それと、合わせて10月いっぱいやるというのは
 9月くらいから寒くなりますよね。
 (電球で)温度をなるべく上げて収穫してます」
 
その収穫、多い時は1日
およそ6000枚もの葉を摘むそうです。

伝さん
「今なら早朝4時から朝8時くらいまでとるのと、
 夕方は4時半から6時くらいまでの(2回)収穫。
 日中は暑いし、涼しい時に収穫して
 消費者になるべく新鮮なものを出したい!」
リーダー
「ひや~頭さがりますよ。
 新鮮なものをいい状態でお届けしたいという
 思いだったんですね」
じゃじゃん!もんすけです!
赤く美しく輝く、この赤シソ!
ところで、なんで赤いのかな~?
詳しいことを、北大農学部の鈴木卓准教授に
聞いてみたよ!
「赤の色はアントシアニンと言いまして
 ワインにも入っていると注目されています。
 生長するにつれて赤シソはアントシアニンを
 たくさん集積する!
 もともとの緑色は葉緑素の色なんですが
 アントシアニンが集積すると
 葉緑素の色をカバーして
 赤が強く見えるので赤シソの葉は赤い!」

苗の段階では緑色なんだけど、
アントシアニンという色素を蓄えて、
赤くなっていくんだって~!
ところでそのアントシアニン、
あとでまた出てくるから覚えておいてね~!
赤シソ農場におじゃましている、あぐり一行。
続いては、収穫の仕方を教えて頂きました。

リーダー
「葉っぱがあって脇芽があります。
 これごと下にピッと簡単に取れます」
10枚を束にして輪ゴムで結わえたら1組完成。

ということで、
ユラちゃんから体験させていただきます。
伝さん
「やってみて…ずっと下…そう!上手だあ。
 じゃあ今度そっちやって」

森アナ
「鮮度が大事ですからね。
 モタモタやっていられませんよね」

リーダー
「伝さんのプレッシャーもありますよね。
 次これ…ほれ…そっちそっち!」

伝さん
「はい上手だ!よしあと4枚!!」
伝さん「よし!あと2枚!」

リーダー「あははは」

伝さん
「あと1枚!ラスト!よーし良く出来た!上手だ」

リーダー「輪ゴムでまとめます」

伝さん「もう一回。よいしょ!できた!」
ユラ「できました~♪♪」

リーダー「どうだった?」

ユラ
「葉っぱが大きいのがいっぱいあったから
 とれるのがいっぱいあった!」

リーダー
「そうかたくさん歩かなくても
 その枚数がとれたね」
ではお次はミユキさん。

リーダー
「母娘そろっての収穫です!
 腰大丈夫ですか?腰?」

ミユキさん「もうそろそろ限界が…」

リーダー「ずっとかがみながらですもんね」

ミユキさん「これは大変です!」
森アナもやってみますが…

リーダー
「わき目も取るんだよね。聞いてた話?
 それわき目じゃないよ。成長するやつ」

森アナ「なんか楽しくなってきました」

リーダー「っていうか今何枚なの?」

森アナ「はっ!!」

リーダー「嘘だろう…」

2019年06月22日(土) |  消費者の健康のためにも頑張る!
続いては、収穫した赤シソの出荷の準備をします。
10枚の束を袋に入れ、40袋を段ボール箱に詰めます。
多い時は、600袋!15箱を1日で出荷します。
リーダー「40袋だと…んまあ~」

伝さん「軽いでしょ」

リーダー「んまあ~軽い軽い」

伝さん「ですから私達でも出来る!」

リーダー「軽量野菜ですよね」
リーダー
「これレシピがついてる。
 シソの葉ニンニク漬け…
 ナスのシソ巻、シソ油みそ!」
リーダー
「どれもお酒のあてとしてピッタリですね。
 ミユキさん!!」

ミユキさん「おいしそ~食べたいです!」
伝さん
「どうも私には赤シソジュースが体に合うようです。
 たまたま子供さんが喘息だった奥さんがいて
 その奥さんが手伝いにきてくれて
 シソジュースを飲んだところ、
 すごく治り方が早かった!」
伝さん
「やれるだけ頑張ってですね…
 みなさんの栄養・健康食品に加われるように
 頑張って参りたいと思います」
リーダー
「ありがとうございます」

伝さん「お願いをしたいと思います!」
じゃじゃん!またまたもんすけです!
紫色の蘇る草、シソ!
伝さんも、おっしゃるように、
とっても健康にいいみたいです!
どんな成分が含まれているのか、
札幌保健医療大学・栄養学科の
荒川義人教授に詳しく聞いてみたよ~!
「一般的な栄養成分としては
 βカロテンという成分が入っています。
 それからビタミンCやミネラル・カリウムが多く、
 高血圧の予防に繋がります。
 それとシソに共通する独特な香りですが
 シソアルデヒドといってリラックス効果や
 抗酸化性など注目されています。
 さらに赤シソにはアントシアニンという色素が
 含まれていて、色々な野菜・果物でも注目され
 抗酸化性ということで、例えば動脈硬化の予防など
 効果が期待されています」

香りが良くて美味しくって、体にもいい赤シソ!
早く食べたいな~!

2019年06月22日(土) |  赤シソ料理をいただきましょう!
森アナ
「では赤シソ料理を教えてもらいましょう。
 伝さんの奥様の弘子さんです。
 宜しくお願いします!!」
弘子さん
「万能みそって言って何でも使えるので
 お姉ちゃんに手伝ってもらって作りましょう」
教えて頂くのは、赤シソ味噌! 
いろんな料理に使える万能薬味、要チェックです!
※詳しいレシピはこちら
ユラ
「意外と早いし簡単だから作れそう!」
先程作った赤シソ味噌の料理とジュースのほか、
赤シソを使った、
漬物とおにぎりも用意して頂きました。
では「いただきま~す」

ユラちゃん「うん!美味しい!」

リーダー「味噌の味わかる?」

ユラ「甘くてすっごく美味しいです」
伝さん
「そうですか…そりゃそりゃ…」

リーダー「孫を見る目です!」

森アナ「素敵なお顔で!」
赤シソの漬物も…

ミユキさん
「美味しいです!
 カブの甘みにシソの香りがたささって
 すごく美味しいです!」

リーダーはおにぎりを!
「この葉っぱうまい!」

そしてシソジュース

リーダー
「さわやか!美味しいねえ~」

※詳しいレシピはこちら
ユラ
「こんなに美味しいんだってビックリしたりとか
 赤シソが大好きになりそう!!」

弘子さん
「ありがとうございます…
 よかったよかった…ねっ!」

ミユキさん
「美味しくて!
 たくさん色んな料理が出来るんだなって分かって
 スーパー行って買おうね」
リーダー
「どうですか?お話きいて」

弘子さん
「嬉しくて涙でそう…」
リーダー
「もう~すぐ泣く~~」

森アナ
「リーダーじゃないですか泣きそうなの」
伝さん
「みなさんに食べてもらった姿見ていると
 や~こりゃ何とか…
 『まだ作れるかな?』という気持ちに
 なりました。ありがとうございました」

リーダー
「是非今後とも健康なシソ作りを
 お願いします!」

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6月15日のクイズ
「今回取材したメロンのブランド名は、
何メロンっていったかな~?」

正解は「アサヒメロン」でした。



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