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2019年10月19日(土) | ♯543 北見市・玉ねぎ編
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2019年10月19日(土) |  ♯543 北見市・玉ねぎ編
火を通した時の甘みと、とろけるような口触り。
生で食べる時の程よい辛みとシャキシャキの食感…。
隠し味として使う時の旨みやコクは、
もはや隠し切れない…。
国内生産量の6割を北海道が占める、
美味しすぎる野菜「タマネギ」!

今回のあぐり王国ネクストは、
北見のタマネギに注目!
森結有花アナウンサー
「北見市にやってきました」

森崎博之リーダー
「すごいな~笑っちゃうような畑!
 毎週毎週みてますけどね、
 ここにくる道すがらもねスゴカッタ!
 とにかくタマネギです!」
森崎リーダー「全国のタマネギの20%が北見産!」

森アナ「すごい!!」

リーダー
「すごいでしょ。しかも北見には
 色んな作物ありますけど
 そのうち49%…ほぼ半分が…」
リーダー「タマネギです!!」

森アナ「あははは!決まりました」

リーダー
「こうやって見えてても
 半分くらいは玉ネギ畑になりますね。
 いま収穫適期ですから景色がタマネギ!」  
森アナ
「主力品種が収穫を迎えたということもあり
 たくさんのタマネギが集まる
 国内最大級の選果場が稼働を始めたそうです!」  
では一緒に学ぶあぐりっこです!

あぐりっこは元気ハツラツな小学6年、
宮田詠子(エイコ)ちゃんと、
お姉さんキャラの同じく6年生、
菱谷彩純(アズミ)ちゃんの2人です。
リーダー「どうやって食べるのが好き?」

エイコ
「スープにしたりスパイスカレーに
 入れるのが好き!」

リーダー
「スパイスカレー作ったことあるの?」

エイコ「はい!」

リーダー
「すんごいタマネギ切ったしょ!泣いた?」

エイコ「泣きました…」
リーダー
「何でスパイスカレー作ろうと思ったの?」

エイコ
「お母さんがスパイスが好きだから
 夏休みの自由研究に作った!」

森アナ「すご~い」
アズミ
「バーベキューや焼き肉の時に食べたり
 あとお漬物で食べたりしました!」

リーダー「タマネギの漬物?」

アズミ
「タマネギを丸々漬けてるのを買ってきて
 すごい美味しかった」
リーダー
「アズミもみじん切りしたことある?」

アズミ「ある…泣いた…(笑)」

リーダー
「泣くよなあ。  でも元気なタマネギの証しなんです」

森アナ「そのタマネギを学んでいきましょう」

ということで、早速、タマネギ畑へ―

2019年10月19日(土) |  タマネギの栽培スケジュール
森アナ
「生産者の加藤さんです。宜しくお願いします」

加藤英樹さんに北見のタマネギを
詳しく教えて頂きます。
リーダー「見て…畑!!」

アズミ「すごい量が植えてある…」
リーダー「どうなってる?」

エイコ「土の上に出てる」

リーダー「上の葉っぱとかどうなってる?」

エイコ「枯れてるのかな?」
リーダー
「枯れてしおれて倒れているね。
 今はどういう状況ですか?」

加藤さん
「収穫する段階に入っています」
加藤さん
「根切りという作業が終わっています。
 土の中に刃をくぐらせて
 タマネギの根っこを切ってしまうんですね」

リーダー
「土ごとカッター入れて切っちゃうの!」

あぐりっこ「えっ?すごい!」  
加藤さん
「(根を切ると)葉が枯れてきます。
 食べる部分は最初は白っぽい色だけど
 だんだん茶色っぽい色がついてきます。
 それと同時に首が本当は太いんだけど
 根っこを切ると首がだんだん締まってくる!
 それが収穫できるサインなんです!」
森アナ「わざわざ根を切るのはどうして?」

加藤さん
「収穫するタイミングを均一にするのと
 品質を均一にするためが1番です」

リーダー
「一定の生長にするための
 農家さんのひと手間ふた手間!
 農家さんの努力ですよ!これは」
この畑のタマネギ「北もみじ2000」という品種の
栽培スケジュールはこちら。
まだまだ寒い2月にビニールハウスでの
種まきと育苗が始まります。

加藤さん
「種まきが終わって発芽してから
 水をかけたり適正な温度管理をして
 苗ができます」
リーダー
「ここが大変な作業ですよね。
 赤ちゃんを大事に育てているイメージ」

加藤さん
「1日も手を抜くことができない。
 管理を怠ると温度が高すぎて
 苗が焼けてしまうこともあるので
 気をつかいながら管理してます」
森アナ「そして4月に定植です!」

加藤さん
「4月20日以降です。
 肥料をまいた後に苗を畑にもってきて
 移植機にセットしながら植えていきます」
春から夏にかけて植えた苗が
スクスクと育っていきます。
やがて一定の大きさになると茎が倒れ始めます。
その倒れ具合や天候を見計らって、 
根を切る作業を行い、収穫に至ります。

2019年10月19日(土) |  タマネギうんちく炸裂!
ではタマネギを手に取ってみよう。

エイコ「重い…」

リーダー「なんか収穫っていうより…」

エイコ「とるだけ!(笑)」

リーダー「立派だね。パンパン!」

アズミ「ちぎれそう!」

そんな丸々と実ったタマネギの断面を
見せて頂くことに…
シャキッ!!

リーダー「しっかりしてる!美しい!」

とここで…
知って自慢しよう!タマネギうんちく♪
リーダー
「タマネギって植物のどの部分を食べているか、
 分かりますか?」

エイコ「根??」

アズミ「茎(クキ)?」

リーダー
「残念!実は“葉っぱ”なんですよ。
“葉鞘(ようしょう)”と言うんですけど、
 葉っぱの肥大化した一部を食べてます」
リーダー
「ちなみにジャガイモは根っこじゃなくて、 
 あれは茎(クキ)なんです。
 塊茎(カイケイ)といって、
 茎が肥大化したものを食べてます」

エイコ「知らなかった…」
森アナ「リーダー楽しそうですねえ」

リーダー
「ほいじゃまなたな~!」

森アナ
「うんちくおじさん。
 ありがとう~さようなら~」

リーダー「また呼んでくれな」 
さて根を切ってから、およそ1週間から10日後。
天気が良く、畑が乾燥した日に
オニオンピッカーという機械で
タマネギの収穫が行われます。
さっそくあぐり一行乗ってみます!

リーダー「でっかい!」

エイコ「めちゃでかい!」

森アナ
「後ろにコンテナがあって積まれていく!」

加藤さん
「(これ一杯で)
 コンテナの重さも込みで
 約1トン300キロあります」
エイコ「すごい!もう溢れそう」

アズミ「こんな短時間で…」

リーダー「もういっぱいです!」

森アナ「山盛りですよコンテナに!」
加藤さんの畑は、タマネギだけで14ヘクタール。
札幌ドームおよそ3個分の広さ。
1日でコンテナ50基分くらいの収穫が行われます。
アズミ
「短い距離なのにコンテナに満杯まで
 タマネギが入るってすごい!」

エイコ
「こんな大きいコンテナにたくさん入るなんて
 知らなかった!」

リーダー
「これまで大規模農業見てきてますが
 中でも大規模だよね」

森アナ
「北海道1、日本1のタマネギ産地ならでは!」
収穫したタマネギは
機械で茎などを落としてから、
再びコンテナに詰め、
その状態で3週間ほど自然乾燥させます。
リーダー
「タマネギは乾かすとどうなるんですか?」

加藤さん
「タマネギの外側の皮…
 私たちは“鬼皮”って言ってますが、
 この川が触っただけでパラパラ落ちるようになる。
 そこまで乾燥させるのを目標にしてます」

森アナ
「タマネギって手間のかかる作物なんだなあ」

リーダー
「日本最大の産地でありますが
 それゆえに手間がかかるなあ」
加藤さん
「我々タマネギ生産者、思いは1つ。
 消費者にどこの産地よりも
 JAきたみらいのタマネギを手に取ってもらえるような
 品質にこだわったタマネギ作りを第一に考え、
 まだまだ全国のトップレベルの品質に
 達していない…と我々は思ってますので
 さらに邁進して、もっと良品質になるように
 頑張っていくつもりです」

リーダー
「産地にあぐらをかかず
 次の目標をかかげ
 みんなで一丸となって進んでいる…
 消費者みんなでお礼を言いたいですね」

2019年10月19日(土) |  国内最大級の選果場に潜入!
森アナ
「さあみなさんお待たせしました。
 北見市にある国内最大級のタマネギ選果場です」

リーダー「これヤバくない?」

森アナ
「タマネギだけ!の選果場でこの大きさ」

リーダー「すごいね」
お話を聞くのはJAきたみらいの伊藤花菜さんです。

リーダー「どれくらい大きいのですか?」
伊藤さん
「延べ床面積で言いますと2万5千平方メートル!」

リーダー「他に言い方あるとしたら…」
伊藤さん
「テニスコートだと56面分!」

リーダー「56面!!!」
森アナ
「どのくらいの量のタマネギが選別できる?」

伊藤さん
「1日では約400トン選別できます。
 コンテナ数でいいますと約350~360個ぐらい」

リーダー「はあ~」
リーダー
「もう来るトラックの形がおかしいもん」

伊藤さん
「これはJRの貨物列車に乗るタマネギ」

リーダー
「所謂タマネギ列車ですね。
 あれで本州まで行くんですよね」
森アナ
「でも400トン選別できるってことは
 それだけたくさんのタマネギがやってくる!
 ってことですよね…って」
リーダー
「また来たよ。すげー!
 やっぱこの地域、世界に誇れるスケール!」
リーダー
「だってそこにスタンドあるからね」

伊藤さん
「リフト用の軽油が入ったスタンドです」
選果場の奥にある建物は
1万1千トン以上のタマネギを保存できる貯蔵施設。
ほぼ1年を通じた安定供給を可能にしています。
それではいざ国内最大級のタマネギ集出荷施設へ。

2019年10月19日(土) |  ロングカーテンに星型の型抜き?
森アナ
「農家さんから届いたタマネギはどうなる?」

伊藤さん
「まずはこちらで温風にかけて乾かします」

リーダー
「仰々しい扉が開きます!」
伊藤さん「乾かしているタマネギです」

あぐりっこ「あつ~い」
何段にも積んだコンテナが
どんとそびえたちます。

するとアズミちゃんから質問が…
アズミ
「なんでオレンジのカーテンみたいなのが
 垂れ下がっているのかなあ」

伊藤さん
「この布で囲う事で、空気の通り道を作って
 効率よく乾かすことができます」

リーダー
「布に空気が当たって、ぐるっと循環するんだ」
ちなみにタマネギ専用の乾燥施設は、
日本でここだけだそうです。
さて乾燥したタマネギは続いて選別レーンへ。
まずは機械作業で余計な土や泥を落とします。
森アナ
「ブラシで磨かれたタマネギが流れてきます」

リーダー「大勢の人がいますね」
伊藤さん
「傷や形が悪いなど、あきらかに不良なものを
 取り除いています」

リーダー「は~」

森アナ
「ちゃんとくまなく触ってますね」

リーダー
「裏表右左ちゃんと確かめてる!」
森アナ

「人による選別の後はこちら…
 たくさんの穴があいてますね」

伊藤さん
「穴のあいたプレートによって
 大きさを分けています」
リーダー
「ってことは
 小さいタマネギは穴の中に入っちゃう」
伊藤さん
「規格ごとに穴の大きさが決まっていて
 手前から小さい物、
 そしてだんだん大きい物に代わっていきます」

森アナ
「どんどん穴の大きさが大きくなってるんだ」
リーダー
「どうして〇型と☆型があるんですか?」

伊藤さん
「タマネギは全部が丸い訳ではなく
 ちょっと扁平のものもあるので、
 全部が落ちるように☆型の穴もあります」

2019年10月19日(土) |  タマネギ料理をいただこう!
森アナ
「穴から落ちた先に人がいますね」

伊藤さん
「落ちた先で段ボールに入るのですが
 段ボールに入る前に、
 また人の目でチェックしてます」
伊藤さん
「たまに違う大きさのものが流れる事もあるので
 改めて確認しています」

リーダー
「機械の良さと人の良いところ。
 お互いにタッグを組んで
 この施設は稼働していますね」
ところで選別作業で発生する、
余分なタマネギの皮!

これを炭にして工場内の暖房の燃料として
再利用しています。
選別を終えたタマネギは、
機械で箱詰めされ出庫場へ。

出庫場でも機械が箱を積み上げ、
労働力を軽減しています。

このタマネギは全道・全国各地はもちろん、
台湾・東南アジアを中心に海外へも届けられています。
リーダー
「日本一のタマネギ産地ならではの場所!
 たくさんの人にタマネギが届いたらいい!」

伊藤さん
「より多くの方々に届けられるよう
 安全出荷に努めていきます。
 みなさんのお近くのお店で
 JAきたみらい産のタマネギを見かけたら
 手に取っていただけたらと思います」
 
森アナ
「面白かった!ありがとうございます」

リーダー「ときめきました!」
さてここからはお料理コーナー

森アナ
「豪華なタマネギ料理が並んでいます!
 JAきたみらいのタマネギ農家の奥様方に
 作っていただきました。
 代表して仲山美和さんにお話を伺います」

タマネギを1個を丸ごと煮込んだスープ!
たっぷりタマネギで漬け込んだローストビーフ!
3品種のタマネギを使ったサラダです!

※詳しいレシピはこちら
どれもとっっても美味しいのですが、
サラダを食べたアズミに変化が!!

アズミ「んんんっ???」

リーダー「どうした?」
アズミ「おいしいのお~♪」

リーダー「おいしいの?笑」

あまりの美味しさにニッコリです。
さてリーダーも食べてみます。

リーダー
「シャキシャキでみずみずしくて 
 タマネギ水を感じます。
 それが甘いねえ~
 生なのに!おいし~い」
さあ1日タマネギを学んできて…

エイコ
「機械に乗ったり色々体験して
 タマネギを育てるのが大変なのが
 よく分かりました!」

アズミ
「ありがたみを今までより持って
 食べられると思います」
仲山さん
「色々なことに応用ができる食材なので
 ぜひ皆さんに買って 
 食べていただけたらと思います!」

リーダー
「美味しかったです!ありがとうございました」
みなさん、こんにちは!
今日は、「農」と「食」をテーマにした
イベントのお知らせだよ!

今月22日(火)に札幌市白石区の
アクセスサッポロで、
“北海道アグリ・フードプロジェクト”の
プレイベントとして、JAグループ北海道が
「こども夢ひろば2019」を開催するよ!
お米デコアートクッキング教室や、
デコパン作りも体験できるから、
参加したい人は、ウェブサイトで事前予約をしてね!
ほかにも、食欲の秋!学びの秋!にぴったりの
楽しい企画がいっぱい!ぜひ親子で参加してね!

以上、もんすけの週刊あぐりニュースでした!

【こども夢ひろば2019】※入場無料

日付:10月22日(火)10:00~16:00
場所:アクセス札幌
   (白石区流通センター4丁目)

---------------------------------- 
10月12日のクイズ
「北海道のジャガイモ生産量は、
 全国で何位だったかな~?」

正解は「1位」でした。



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