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2020年06月20日(土) | ♯574 最先端酪農技術を学ぶ!ホクレン訓子府実証農場編
>>

2020年06月20日(土) |  ♯574 最先端酪農技術を学ぶ!ホクレン訓子府実証農場編
日本の牛乳・乳製品を支えている、
酪農王国北海道。

しかし、酪農で働く人の数は、
長期的に少しずつ減り続けています。

一方、酪農家1軒あたりの乳牛飼育頭数は、
増え続けています。

これからの酪農は、
作業の効率を高めるための技術が必要なのです。

今回のあぐり王国ネクストは、
酪農の最先端を探っていきます。
森結有花アナウンサー
「訓子府町にやってきました!!」

森崎博之リーダー「うわ~い」

森アナ「テンション上がってますねえ」

リーダー
「久しぶり~~!!久しぶり~
 これですよっ!!あぐり王国!」

森アナ
「やっぱり空の下っていうのは
 気持ちがいいですね」

リーダー「最高ですよ~嬉しいですよ!」
森崎リーダー
「でも森さん!おだってちゃいけないんです」

森アナ「リーダーに言われたくない」

リーダー
「北海道弁で言いますけど…なまらおだった!
 調子に乗ってしまいました…違うんです。
 私達、新しい生活様式に合わせて距離をとりながら
 安全に安心に収録を進めましょう!
 おだってる場合じゃないぞ!」

森アナ
「そっくりそのまま、その言葉、お返しします」
森崎リーダー
「今日は訓子府!
 訓子府といえば…玉ねぎですよ!
 北海道と言えば玉ねぎの名産地。
 中でも北見エリアですよね。
 訓子府はすごい玉ねぎの生産量!
 他にはカントリーサインにもありますけど
 メロンが有名です!『くんねっぷメロン』。
 6下旬くらいから出荷が始まりますから…
 行きましょうか!!」

森アナ「残念ながらメロンじゃないんです…」
森アナ
「今回は最先端の酪農について学んでいきます。
 訓子府町には酪農などを研究している場所があり
 なんと『国内初』とか『日本最優秀』という
 気になるワードもあるんです」

森崎リーダー
「確かに高齢化の問題とか後継者の問題などで
 どのように人材を確保していくのか…
 課題がある中で、どうやって問題をクリアするか?
 時代に即してニーズに合った酪農が
 必要になってくると思うんです」
森崎リーダー
「そういったことをしっかり勉強していきましょう」

森アナ「ではよろしくお願いします」

リーダー「よろしくお願いします…いええええい♪」

森アナ「おだたな~い!おだたな~い」
ということで早速、お目当ての施設、
ホクレン訓子府実証農場へ。
その広さ、およそ250ヘクタール。
札幌ドームが50個も収まる広大な敷地で、
酪農や農業の研究が行われています。
今回は、酪農の最先端の研究を、
場長の篠原禎忠さんに紹介して頂きます。
森崎リーダー
「実証農場とは何ぞや??」

篠原さん
「1963年に酪農後継者の教育をするために
 作られた施設です。
 ただ近年は酪農・畜産だけじゃなく
 農産…畑ですね。
 両方の研究をしています。
 数年先に農家さんが役立つであろう技術開発などを
 実証している施設になります」
 
森アナ
「今日はその研究を見せてもらうんですけど
 どんなものがあるんですか?」

篠原さん
「まず最初は『日本初の乳牛』を
 見ていただこうと思います」

リーダー「日本初の乳牛??」

日本初という乳牛?
今年の春に産まれたそうですが、
なにが日本初なのでしょう?

2020年06月20日(土) |  日本初の乳牛とは?
哺育舎にやってきました。

森アナ「この辺ですか?」

篠原さん「あそこら辺です」

森崎リーダー
「見る限りいつも私達が出会ってる乳牛ですけど?
 どれがってことですか?みんながですか?」

篠原さん「2頭だけいます」

リーダー&森アナ「2頭??」
リーダー
「この子…何か…違うような違わないような…」

篠原さん「顔の辺りが…」

リーダー「白い!まつ毛が白い!」

森アナ
「あと毛も少し普通より茶色がかっている気が…」

リーダー
「そうだね。白黒というよりは…
 ちょっと茶色みがあってオシャレ髪だね。
 でも注意して見れば、ちょっと違うかなくらい…」
篠原さん
「そうですね。この乳牛は顔が白くて
 フランスのモンベリアードという
 顔が白く体が茶色い牛の血をひいているので
 白い顔がでてきている」

リーダー「フランスとのハーフということ?」

篠原さん「今回はカナダも入っているので…」

リーダー「カナダも!!」

篠原さん
「3か国(日本・フランス・カナダ)の
 血が入ってます!!」
こちらは、日本で初めて3種類の牛を交配させた牛。
そのような異種交配を
『クロスブリーディング』と言いますが、
詳しく説明して頂きましょう。
篠原さん
「北海道の場合は99%ホルスタイン種になります。
 このホルスタイン種に
 フランスのモンベリアードという
 顔が白くて体が茶色い牛をかけ合わせます。
 するとF1(エフワン)交雑種が生まれます」
リーダー
「ここで生まれたF1(エフワン)交雑種は
 日本とフランスのハーフになりますよね」
篠原さん
「このハーフのF1交雑種のメスに
 カナダのエアシャー種という
 茶色い牛をかけ合わせて『三元交配種』という
 3つの血が入った乳牛が出てきてる!」
リーダー
「三元交配種…よく三元豚と言いますが…」

篠原さん「同じです!」

では、なぜこのような交配を行うのでしょうか?
篠原さん
「それぞれの品種の特徴があります。
 それをかけ合わせることで『雑種強勢』と言って
 良い所ばっかりが出てくる事があります。
 ホルスタインって素晴らしい牛乳が出て
 良い牛なんですけど、
 その反面、繁殖成績が下がっていたりとか
 ちょっと病気に弱い部分もある…。
 そういうのをホルスタインと全然違う種類を
 かけ合わせることで、
 繁殖成績が良くなって、病気も少なくなって
 結果的に長生きになって生涯乳量も増える!」
リーダー
「優秀のまま長くいてくれるってことですね」

篠原さん
「そうです!ほどほどの乳量を出しながら
 長生きしてくれるんじゃないかということです」

リーダー
「それは牛にとってももちろん酪農家にとっても
 いいことですよね?」

篠原さん
「できれば病気とかなければ楽に飼えますので
 治療とかの手間も減りますし、
 病気の薬代とかも減りますから
 経済的に人間的も楽になるだろうといわれてます」
森アナ「今はまだ研究段階?」

篠原さん
「そうです。
 実はこの牛にホルスタインをかけるんです!」

リーダー「えっ!もう1回??」

篠原さん
「実はその後にモンベリアードをかけて…
 ず~っとグルグルかけていきます。
 3種類をずっとかけ続けていくことで
 バラつきのない牛ができてくると言われてます」

リーダー「へ~~」

森アナ「なるほど~」
篠原さん
「実は根室管内の生産者のもとで
 F1種が今年の秋に産まれてくる予定です。
 我々のほうが少し進んでやってる感じです」

リーダー
「いやあ~近い将来、北海道の酪農が様変わりというか
 牛たちがガラリと変わっちゃうというか…」

篠原さん
「ひょっとすると色んな模様の牛が道路から
 見れるようになるかもしれません」

リーダー
「将来を背負っているように見えてきました!」

酪農家にとっては、飼育作業の軽減や
利益率の向上が期待される、三元交配種。

これからどのように発展していくのか、
とても楽しみです。

2020年06月20日(土) |  三元交配牛のお世話をしよう!
森崎リーダー
「飼育名人!
 森アナウンサーの牛のお世話コーナー。
 さあ北海道の酪農を背負って立つ三元交配牛。
 こちらのお世話を!!」
リーダー「お手にもっているのは何ですか?」

石田優子さん「汚れを落とすブラシです」

篠原さん
「牛には気持ちよくなります!喜んでくれます!」
森アナ
「ではこの飼育名人に任せてください…」

リーダー
「まずは馴れるところからですね。
 さあファーストコンタクト…
 牛が逃げてます!!」

篠原さん「人懐っこい牛ですからね…」

と言いますが、なかなか馴れません(笑)

リーダー
「画が変わらない…ずっと牛追い…」

ずっとぐるぐるしている森アナ(笑)
なんとかお近づきに!

森アナ
「すごい!気持ちいいんですね。
 急に静かになりました」

リーダー「本当だ。おとなしくなった!」
リーダー
「場長どうですか?うちの飼育名人は?」

篠原さん「ぜひうちで働いていただきたい!」
森アナ
「ありがとうございま~す。
 けっこう高いですよ~」

リーダー「やかましいわっ!!」
さて次の場所に移動してきました。

こちらは「分娩牛舎」になります。


リーダー「うわ~大きい!!!」

森アナ「これは大人の牛ですよね?」

篠原さん
「ここにいるのは分娩前の牛(妊婦)で
 あと2週間以内くらいに出産する牛です」
森アナ
「分娩舎にきましたが
 ここでも研究しているんですか?」

篠原さん
「はい!牛のお尻をちょっと見ていただいて…」

リーダー「牛のお尻を見ていいんですか?」

篠原さん
「お尻から何か出てるものがありまして…」

リーダー
「お尻から何か出てる!?
 それはワクワクしますね!!
 お尻から出るものってあまりないですけど…」

森アナ
「1個しかないような気もしますけどね…」

これからご覧いただくのは、
決して排泄物ではございませんので、
お茶の間の皆さま、ご安心を。
リーダー
「ではすみません。
 お尻拝見させていただきますね」
リーダー
「うおおおおお。何か出ています!!」
森アナ「なんか…黒い糸みたいな!!」

リーダー「何のヒモですか?」

さてこのヒモは何でしょうか???

2020年06月20日(土) |  命を守るための最新システム
牛さんのお尻から出ている黒いヒモ。
その正体は…

篠原さん
「牛の産道にセンサーを入れて
 体温を計っています。 
 その体温情報を外に飛ばすための
 アンテナがこの黒いヒモです」
篠原さん「これが産道に…」

森アナ「あああああ」

妊娠牛の産道に装着する体温計。
果たしてどのような機能が?
篠原さん
「実際にあそこに電波が飛んで
 インターネット上で見られます。
 体温が下がったりするとメールが届きます!」

リーダー
「メールがくるの?あれ何て書いてるの?」

篠原さん
「牛温恵(ぎゅうおんけい)というシステムです」
リーダー「それが端末に飛ぶ」

篠原さん
「これがインターネット上で見れる端末です。
 これが体温の動きです」

森アナ「グラフになってますね」

篠原さん
「牛は分娩前24時間になると
 体温が0.5度くらい下がると言われています。
 その0.5度下がった兆候をこれで検知して
 お知らせのメールが来ます」

リーダー「今日分娩ありますよって!」
篠原さん
「さらに子牛が産道を通ると体温が下がり
 破水もすると、もっと体温が下がるので
 『もうすぐ産まれますよ』というメールも来ます」
篠原さん「ここでストンと落ちます」

森アナ「あ~本当だ!!ストンと落ちてます」

リーダー「これ間違いなくわかるね」
リーダー
「するって~と…必ず立ち会えますよね!」

篠原さん「そうです!!」
酪農家の重要な仕事の一つに、
出産への立ち合いがあります。

ただ、いつ産気付くのか解らないので、
出産の近い牛を、
昼夜問わず見続ける必要があります。
そこに費やす、酪農家の精神的・肉体的な負担は、
とても大きいのです。
リーダー
「死産率ってどれくらいあったんですか?」

篠原さん

「色んな数字があるんですけど
 うちの農場ですと約13%くらい…
 ちょっと多いんですけど事故死があったんです。
 牛温恵(ぎゅうおんけい)を導入して、
 約3%で推移しています」

リーダー「グンと下がったんですね」

篠原さん
「我々もいつ産まれるかって
 気が気じゃないんですよね。作業してても。
 そういうのはスマホに飛んできますので!」
リーダー
「いっぱい牛がいるところだと
 こんなに分娩を控えている子がいるんだ。
 もうちょっとだねえ」

森アナ「頑張ってほしいですよね」

リーダー「頑張ってね!応援してるよ!」

2020年06月20日(土) |  帯広のベンチャー企業が働き方を変える!
さてお次にやってきたのは
搾乳牛のフリーストール牛舎です。

リーダー
「たくさんいますねえ~お邪魔します!」

森アナ
「さてこちらの牛舎では
 日本で最優秀と認められた技術があるそうです。
 開発者の帯広のベンチャー企業、
 ファームノート代表の小林さんです」
どういう技術が誰に認められて、
日本で最優秀…ということになっているのでしょうか?
小林さん
「牛の首についているセンサー。
 このセンサーが牛の体調を管理する
 『ファームノートカラー』という製品で…」
 
小林さん
「『ものづくり日本大賞』にて
 内閣総理大臣賞をいただきました!!」

リーダー「ス…ス…スゴイっすね!」
農業という分野に関わらず、
特に優秀と認められた「ものづくり」を表彰する制度で、
最優秀賞を受賞した、ファームノートの技術。
果たして、どのような技術なのでしょう。
小林さん
「このセンサーが… 
 クラウドコンピューティングってご存じですか?」

リーダー「…はい…よく毎日目にしてます」

全然わかってな~~い(笑)
小林さん
「クラウドというのは
 牛についてる大量のセンサーを
 1か所で計算してくれるんですね。
 クラウドって所にセンサーで全部繋がってます。
 つまり牛がいま全部
 インターネットにつながっている状態です」

リーダー「はいはい。この首輪でね」
小林さん
「その仕組みで牛の動きを解析してくれます。
 1頭1頭ですね!」

リーダー「どんなことが分かるんですか?」

小林さん
「まず発情がわかります!
 牛は分娩しなければ牛乳は出ませんので…」
酪農において、飼育管理同様に重要なのが繁殖管理。
乳牛を効率的に繁殖させるには、1頭ずつの発情期を、
詳しく把握することが必要です。
小林さん
「ここにタブレットがあるんですけど
 牛がインターネットに繋がっているので
 この牛4348の発情を検知しましたというのがでます。
 タブレットとかスマートフォンで
 いつでもどこでも通知が飛んでくる!」

画面をタッチしてみると…

小林さん
「この牛のデータが出てきて
 『ちょっと前まで発情していた』と出てきます。
 夜の20時に発情して、次の日の16時に終わりました…
この間に授精をするという形ですね」
森アナ
「じゃあ発情の期間って見逃してしまうと、
 次の発情期まで授精を待たなくてはいけない?」

小林さん
「だいたい発情の周期が平均21日と言われているので
 次の21日間、待たないといけない」

森アナ
「やっぱり早い周期で授精させてあげたほうが
 それだけ分娩率が上がる…」

小林さん
「そうです。分娩の間隔が短くなって
 乳量も上がってくる感じですね!」

森アナ
「なるほど~すごいじゃないですか!!」

リーダー「今???」
酪農家は従来、1頭1頭見回って、
発情兆候など牛の体調を把握します。
また、その見極めには長い経験が必要。
ファームノートのシステムは、
労力と時間を大幅に補ってくれるのです。
篠原さん
「うちのなかでも1年目の研修生もいれば
 十何年のベテランもいるので
 1つの画面で全部が理解できるというのは
 非常に役に立ってます!」

2020年06月20日(土) |  森アナ!エサ押しマシンを操縦!?
さて、この牛舎では、
こんな技術の研究も進められています。

牛は、耳標(じひょう)という札に書かれた数字で、
それぞれが判別されます。
授精させる時など、
対象の牛を見つけるのは、この耳標が頼り。
例えば、3705(さんななぜろご)の牛を探すとして…

この牛は違う。

この牛も違いますね…

この牛でもないですね…

あ~いたいた、3705!!

という風に、時間がかかったりもします。
そこで、スマホのボタンを押すとセンサーが光り、
速やかに牛を発見するシステムを研究中です。
こちらは、日本で初めて導入された、
エサ押し専用モーターブラシ。
エサ押しロボットを導入しない場合の選択肢として、
実証が進められています。
リーダー
「飼育名人!森アナウンサー。
 エサ押しは私に任せろ~~。
 あれまた、すごい機械がありますねえ」
 
篠原さん
「イタリア製のモーターブラシで
 日本で初めて導入された機械です」
リーダー
「それは貴重なんじゃないですか!
 いや~怖いなあ~」

森アナ
「準備できてま~す!いけま~す」
リーダー
「あのやる気が怖いんですよ…
 ああ…あとは祈りましょう」
リーダー
「それでは飼育名人森アナお願いすます!」

森アナ「は~い♪」

ブルルルルル

リーダー「エンジンかかりました」

ここまではよかったのですが
なんだか不思議な動きが…!!!
リーダー
「何しているの??
 バック教えていない」

モーターブラシがぐわんぐわん動いてます。

森アナ
「なんでなんでなんで???」
リーダー
「あ~ストップストップ!!全然ダメです!!」

森アナ「きゃああああ」

篠原さん「足離して足離して!!」
リーダー
「終わり!終わり!大事故につながる!!!」

篠原さん「あはははは」
森アナ
「やっぱり私は…乳搾りくらいで…
 おとなしくしておこうと思います…」

リーダー
「二度と飼育名人を名乗らないでいただきたい」

森アナ「ごめんなさい…」

2020年06月20日(土) |  ミルクで乾杯!北海道酪農の未来は明るい!
森アナ
「さあ実証農場の牛たちのミルクです!」
リーダー
「北海道の酪農の将来にカンパーイ♪」
リーダー
「うん!さわやか~~!うまいねえ」
酪農の未来に向けて…

小林さん
「人と牛の距離ってもっと近くあっていいなって」
小林さん
「要は牛の気持ちなんて簡単にわかる訳はないですし
 牛は人の気持ちをわかる訳はない…
 でもせめて人の方が知性が高いのであれば
 人の方から牛に寄り添えるようにするために
 やっぱりデータ化は必要かなと思います」
 
篠原さん
「人…ですね」

篠原さん
 次世代の人が酪農業に夢を持って入ってこれて
 牛も健康で幸せで、
 人も働きやすい環境で酪農の文化を
 次世代の人たちが担っていくような 
 きっかけを提供していきたいなと思います」

リーダー
「酪農王国北海道の将来が明るく思えてきました。
 今日はたくさんのことを教えてくださって
 ありがとうございました!!」
さてここでホクレン訓子府実証農場からお知らせです。

研修生 田村樹輝哉さん
「ホクレン訓子府実証農場では
 来春、高校・大学を卒業する酪農後継者や
 人工授精師・酪農ヘルパーなど 
 酪農に関する職業に就職を希望する方を対象に
 研修生を募集しています。
 1年間、研修寮に住んで
 実践的な酪農を学ぶことができます。
 女性も大歓迎ですので
 興味がある方はご連絡ください!
 みなさん、よろしくお願いします!」

■問い合わせ■
 ホクレン訓子府実証農場
 ℡0157-47-2191

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6月13日のクイズ
「今回特集した北海道米の新品種は
 なんて名前だったかな~?」

正解は「えみまる」でした。



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