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2010年10月30日(土) | ♯117 北海道が生産量日本一! ゆりね編
>>

2010年10月30日(土) |  ♯117 北海道が生産量日本一! ゆりね編
森崎
「こんにちは!
 あぐり王国でーす!
 パオーン(象のつもり)!!

森崎
「というコトでナウマン象からスタートです」

佐々木
「今日は帯広から車でだいたい一時間くらい、
 幕別町の忠類にやって来ました。
 ここはナウマン象の化石が発見された場所!」

あぐりっこ
「へえーー」

幕別町忠類は今から41年前、
ナウマン象のほぼ完全な化石が発見され
日本中を驚かせた町。
太古のロマンにあふれる
忠類で勉強する野菜とは?

佐々木
「コチラです!」

ヒカル君
「花みたい!」

サクラちゃん
「ゆりね?」

森崎
「すごい!よく知ってるね~」

藤尾
「カタチがお花みたいな野菜ですね」

なんと”ゆりね”の全国生産量のうち、
98%をしめるのは北海道。
道内では今ひとつなじみの薄いこの野菜、
ほとんどは関西方面へ出荷され
高級料亭などはもちろん、
なにわの食卓にも欠かせない人気の野菜なのです。
森崎
「ゆりねって言うのは住む場所によって
 認知度が全然違う!
 ただ我々が知っておかなきゃならないのは、
 ほとんどの“ゆりね”が北海道で
 つくられているってコト」
森崎
「2年前にもあぐり王国で
 取材したことあるんだけど、
 ビックリの連続でした!
 だから今日もみんなビックリするぞ~」
藤尾
「みんなで“ゆりね”のコトを
 いっぱい勉強する…象(ぞう)~!」

森崎「パオーン」

道内の産地の中でもトップクラスの
人気を誇る忠類産。
高い品質の“ゆりね”を
生産する秘訣はどこにあるのか?
この道10年ゆりね生産者・村田さんに
教えていただきました。


2010年10月30日(土) |  土の中の白いダイヤを探せ!

収穫直前のゆりね畑についた一行。

藤尾
「はじめてみました、ゆりね畑。
 なんか那覇空港降りた感じ…」

森崎
「南国のヤシの実みたいな感じ。
 “ゆりね”と言いますが・・・、
 何の花が咲くんですか?」

ゆりね生産者 村田英男さん
「ゆりの花ですね」

森崎
「わあ~ゆりだよね!」

佐々木
「大きな花ですね」

森崎
「でも、花を咲かせるのではなく
 根っこを育てるのが“ゆりね”なんですね」

村田さん
「コレだけ大きな花を咲かすってコトは
 たくさんの養分を必要とするんです。
 根を大きくするために、
 早く丁寧に花を摘み取っているんですよ」

ではお次は“ゆりね収穫”を見てみましょう。

村田さん
「稲刈りの要領で
 クキと葉の部分を刈って行きます」

森崎
「ホント稲刈りみたいだ~」

村田さん
「次はコレをトラクターのプラウで
 起こしていきます!」

一同
「起こしていく???」

豪快にトラクターで掘り起こしていきます。

森崎
「土がめくれていく!」

藤尾
「一枚土の皮をめくるようですね」

30センチほど掘り起こすと、
そこには見たこともない
根のかたまりが出現。

森崎
「根でびっしり!
 3つのクキでこんなんだよ!」

佐々木
「島みたい」

村田さん
「これを1つのクキにしますよ」

藤尾
「うわっカツラみたい!」

村田さん
「さあ、まだ“ゆりね”見えないですよね?
 ココからがミラクルなんですよ!」

と言って、
優しく“ゆりね”の根の土を
振り落としていくと…


2010年10月30日(土) |  傷つきやすいの…ゆりねは大切なお嬢さん?

一斉に
「わー出てきた!」

佐々木
「白いダイヤだあ~」

根の間からチョコッと顔を出した
真っ白な“ゆりね”。

最後は慎重に
根の部分と“ゆりね”を
手で切り離します。

ポキッ

一同「わ~すごい~!」

藤尾
「真っ白!!キレイ」

森崎
「アレ?今切り離したけど
 “ゆりね”の上にも下にも根っこがある?」

村田さん
「下の根は“ゆり”自体が倒れないように支えて、
 水分を良く吸う根なんです。
 上根は“ゆり”が太るための養分を一生懸命、
 吸収している根なんですね」

役割の分かれた立派な根を持つ“ゆりね”。
しかし根の間にある白い(ゆりねの)部分は
「りん茎(けい)」といって、茎!
私たちが食べていたのは、
茎にでんぷんが蓄積した部分だったのです。

“ゆりね収穫”にチャレンジ!
数十本もの丈夫な根が絡み合っている“ゆりね”。
プロでも大変な収穫ですが上手にできるかな?

村田さん
「“ゆりね”は傷つきやすいので、
 直接触れないようにやってみてください!」

ヒカル君
「うううう~~」

みんな「がんばって~!!」

“ゆりね”はとってもデリケート。
皮がないので土が擦れただけで
傷がついてしまうのです。

お次はタイキ君が挑戦。
クキと“ゆりね”を切り離そうとしますが-

タイキ君
「とれない~」

森崎
「あの~機械が入るのは
 掘り起こすところだけですか?」

村田さん
「そうです!基本は手作業なんですよ」

一斉に「大変!!」

実は収穫だけでなく“ゆりね”の栽培も
とっても大変なんです。

村田さん
「“ゆりね”栽培には5~6年かかるんです」

藤尾
「春植えて秋に収穫ではないんですか?」

なんと6年もの時間をかけて栽培する“ゆりね”。
種を作るのに3年、
そして出来た種を成長させるのに、
更に3年必要なのです。

成長の過程を見てみると・・・

佐々木
「こちらは“ゆりね”の赤ちゃんですね」

森崎
「ちっちゃいねえ~」

この“ゆりね”の赤ちゃんを元に種を作っていきます。
まずはこれを土に植え大きく成長させます。

そして10センチくらいの大きさになったら、
かたまりから1枚をとって、
土の中で更に一年育てます。
そこで根が出れば「種」。
この3年間は気が抜けません。

村田さん
「この3年間は網室でハウスを囲って
 虫とかを予防しウィルスに
 かからないようにしてます。
 まあお嬢様ですねっ」

続いては出来た種を畑に植え、大きくします。
成長する力が弱い“ゆりね”は1年では
それほど大きくなれません。
そこで2年から3年の時間をかけて、
ゆっくり成長させるのです。

森崎
「大変だ~」

佐々木
「実はさらにさらにビックリするコトが…」

村田さん
「実は必ず毎年違う畑に
 植えかえ
ていくんです!」

一同「ええ~何で?」

村田さん
「同じトコロだと根が張って、
 養分も吸えなくなるし、
 病気もつきやすくなる。
 なので新しい畑に移しているんです

森崎
「広大な土地がある北海道ならでは、ですね」

村田さん
「特にこの地域は“ゆりね”を作れる畑が
 豊富にあるので比較的
“ゆりねづくり”が盛んなんです」


2010年10月30日(土) |  親心で送り出す・・・箱入り娘の旅立ち

じゃ~ん、もんすけです!
全道各地で栽培される“ゆりね”。
なんと忠類では生産者自ら、
品種改良に取り組む程、
昔から力をいれて栽培しているんだよ。

JA忠類 西川 敬二さん
「ここ忠類での“ゆりね”の栽培は古く、
 昭和40年に組合が発足し、
 今年で46年目となります。
 現在の組合員は22名。
 6年の時間をかけて
 大切に収穫した“ゆりね”は、
 《ナウマン象のゆりね》として、
 主に関東・関西の集荷市場を中心に
 毎年約90トンが出荷されています。

 また初めて“ゆりね”を食べる人にもオススメ!
 面倒な作業がなく、袋を開けてすぐ料理に使える
 《かきゆり》も扱っております」

へぇ~とっても便利だね。
これならぼくにでも簡単に使えそう。  
試してみようっと。

《かきゆり》購入に関しては-
■JA忠類 電話)01558-8-2311

続いては箱詰め。
ここでもデリケートな“ゆりね”を守る
工夫がたくさんありました。

村田さん
「まず根っこの土をきれいに切り落とします」

村田さん
「次にコレを並べていきます。
 そしてここで洗います」

ゆっくりと機械が動いて“ゆりね”が
シャワーのトンネルに入っていきます。

森崎
「すごいゆっくりだねえ~」

村田さん
「このぐらいゆっくりじゃないと
 だめなんだよね…」

森崎
「1個1個の工程に“ゆりね”への
 愛情を感じますね!」

あぐりっこ
「あっ出てきている!キレイ!真っ白」

佐々木
「キレイに土が取れてますね」

商品価値を高めるため、
きれいに水洗い。
こうして冷水に入れることで、
乾燥と変色を防ぐ効果もあるのです。
白いダイヤとも言われる“ゆりね”。
いよいよ最後の作業です-

“ゆりね”を箱の中へ。
細心の気遣いが必要とのことで、
こちらは奥様のあかねさんが担当。 
ここで意外なものが活躍!

村田あかねさん
「箱の中には“おがくず”を入れます!」

藤尾
「なんで“おがくず”を入れるの?」

あかねさん
「傷がつかないようにと乾かないようにです。
 少し湿らした“おがくず”を入れていますよ」

佐々木
「最後まで変色しないようにしてるんですね」

村田さん
「最後までお嬢さんのままで
 行って欲しいです!親心です」

森崎
「それにしても最後まで本当に手作業ですね。
 奥さまも“ゆりね”大好きですか?」

あかねさん
「大好きなのでよく食べますよ。
 カレーに入れるのが一番多いですよ」


2010年10月30日(土) |  カンタンなのに絶品!もっとゆりねを使おう!

もんすけです!
中国では漢方や薬膳としても
使われる“ゆりね”。
主な成分はエネルギー源として
大活躍する「デンプン」、
そして「カリウム」などのミネラル分。
更に妊婦さんにもオススメなんだって!

天使大学 看護栄養学部 
荒川 義人教授
「特に【葉酸(ようさん)】という
 ビタミンの一種がたくさん入っています。
 妊産婦の方が丈夫な赤ちゃんを生むのに
 非常に重要な役割をするビタミンなんです」

なるほど~。
妊婦さんにもピッタリの野菜なんだね。
ちなみにホクレンと“ゆりね”を生産する
道内のJAでは、妊娠中のママを対象に
道産ゆりねをプレゼントする
キャンペーンを行っているんだよ。
その名も
”ママを「ゆりね」で応援プロジェクト”
妊娠中のママは是非応募してみてね。

■ママを「ゆりね」で応援プロジェクト
 HP)www.mama-yurine.jp
※応募は11月15日(月)締切です

さあ、お楽しみの時間!
“ゆりね”を使った
おいしいお料理を頂きましょう。
教えてくれるのは芹沢則子さんです。

まずは“ゆりね”の下ごしらえ。

芹沢さん
「まず1枚1枚はがして、汚れを落とします。
 汚れた部分があったらピーラーなどで、
 削っていますよ」

佐々木
「お料理の仕方がわからないので
 なかなか“ゆりね”って食べない…」

芹沢さん
「そうですよね!なので私は、
 じゃがいもの代わりに
 “ゆりね”を使ってくださいって
 言ってますよ」

一同「なるほどねえ~」

話をしているうちに
あっという間に完成したのが
《ゆりねの素揚げ》。
なんと材料は“ゆりね”だけ!
油でさっと揚げるだけの簡単料理。
お味はいかが?

※詳しい内容はレシピコーナーへ

あぐりっこ
「おいしい!甘い!」

森崎
「ホックホクで甘っ…てもう食べたの?」

藤尾
「これ、めっちゃおいしいですわ!」

ほかにも簡単“ゆりね”料理を
教えてもらいました。
詳しくはレシピコーナーをご覧下さいね!

森崎
「いやあ~おいしいわ、ゆりね!
 チョー手軽に簡単にできます。
 やってみませんか?一緒に!
 森崎博之でした!(キラッと笑顔)」

藤尾
ええ~~何そのシメ!
 何十年前のテレビよ~」

河野真也の週刊あぐりニュース。

今日のあぐりニュースには、
ゲストが来てくれました。
留萌管内のお米をPRしている 
「米飯普及戦士コメファイター」です。
まずは留萌地区農協青年部協議会
から寄せられた、
このコメファイターも登場する
イベントの情報です。

来月11月3日文化の日に 
留萌市のAコープと羽幌町の
ホクレンショップで
留萌管内で生産された
おいしいお米や牛乳・乳製品を
アピールするイベントが開催されます。

当日は話題の「ゆめぴりか」の試食や 
留萌産の牛乳の試飲、
バターのプレゼントがありますよ!

生産者が丹精こめて生産した新米と
乳製品を味わうチャンスをお見逃し無く。

(なにやらコメファイターが河野に耳打ち?)
ふむふむ…
「ごはんと牛乳で私のように強くなろう・・」
とのことです。

《米・牛乳合同消費拡大イベント》
 ■11月3日(水・祝)開催
 ■Aコープるもいルミナス店 
  午前10:00~午前11:30
 ■ホクレンショップ羽幌店 
  午後1:30~午後3:30

続いてのニュースです。

今月20日、
道南・八雲町にある黒岩小学校で
食の基本“はし”について学ぶ
「はし知育教室」が行なわれました。
     
黒岩小は「食育」を重視して
様々な活動をしていますが
今回は全校生徒14人に加え、
近隣の小学校や保護者も参加する
特別授業になりました。

講師は“塗りばし”の生産量が
日本一という福井県から
招かれた山口ちとせさん。

山口さんは「箸和文化研究会」という
グループのメンバーで
去年4月にあぐり王国でも「正しい持ち方」や
「はし作り」を教えてくれました。

約1時間かけて「マイ箸」を作った子供たち。
何気なく使っているお箸の伝統や文化を知って、
その価値を見直していたようでした。

子供声を合わせて-
「作ったおはしで
 ゴハンを食べるのが楽しみでーす♪」

というわけで、
今日は米飯普及戦士コメファイターと
お送りしました。また来週~

《はしの知育教室の詳しい情報》
■箸和文化研究所(福井県)
 HP)http://hashiwabunka.com/




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