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2012年10月20日(土) | ♯214 北海道の新顔作物・落花生 編
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2012年10月20日(土) |  ♯214 北海道の新顔作物・落花生 編

本日のあぐり王国のテーマは“落花生”。
ではみなさん、
この作物がどのように実るか知っていますか?

街頭インタビュー
「全然わからない!」
「ぶどうじゃないけどクキにぶら下がっている?」
「スイカみたいにツルについている?」
「枝豆みたいな感じ?」「木になっている?」

インタビューの結果、
半数以上の人が不正解!
しかし、そんな回答結果には
大きな理由があるんです。
実は落花生という作物、
国内での消費量の
およそ9割が海外からの輸入品。

わずかな国産品も
千葉県産などの関東圏が主な産地
北海道での栽培実績はほとんどありません。

そんな落花生が近年、
様々な観点で注目を集めています!

天使大学 看護栄養学部
荒川義人教授
「この作物は子どもから大人まで
 そして特に女性にとっても
 役に立ってくれる成分がたっぷり入っている」

さらに落花生の栽培・加工・販売まで
行っている地域が
ココ北海道にあるんです。

佐々木
「というコトで我々がやってきたのは
 北海道では珍しい落花生を生産している
 岩見沢市の北村豊正(ほうせい)地区です」
今回のあぐり王国は、
岩見沢の新たな名産品
「落花生」に注目!
その魅力に迫ります!

森崎
「めずらしくあぐり王国、雨の中ですが
 すっごく今日楽しみなの!
 落花生って多くは海外産でしょ。
 あとは千葉産でしょ?」

藤尾
「学校でも社会の時間に
 落花生といえば千葉って習いました」

佐々木
「ということで、今日ここで落花生を…」

森崎
「佐々木さん!顔で雨を受けているんですよ」

藤尾「めっちゃ汗かいているよ」
 
佐々木「汗じゃないです雨ですよ!」

今回参加してくれたあぐりっこ隊は、
全員初参加!
小学6年生のアリサちゃん、
同じく小学6年生のサラちゃん。
そして小学6年生のハルキ君と
小学5年生のユウタ君。以上の4名です。
あぐり一行が伺ったのは
北海道では珍しい作物・落花生の
栽培から加工販売まで行っている
生産者の横山勝彦さん。
まずは横山さんと一緒に落花生の知識について
一同確認です!

佐々木
「“ラッカセイ”ってどういう漢字を書くか
 みなさん、わかりますか?」

アリサ
ちる!?それと…きる!」

佐々木
「正解です!さすが6年生です!
 じゃあ落花生がどうなっているか、
 わかる人?」

森崎
「お~落花生はどうなるんだ??」

あぐりっこ「う~ん?」


2012年10月20日(土) |  落花生ってどう実をつけるの??

さて落花生はどこに実をつけるのでしょう。

アリサ
「クキ?地面の上?」

藤尾
「豆が地面の下ってことは無いでしょ。 
 落下(花)でしょ?ものすごい
 高い所になっているんじゃないですか?」

佐々木
「栗みたいですか?熟したら落ちてくる!」

様々な回答が出ていますが…
テレビをご覧の皆さんは、
お分かりですか?
早速、その答えを確認するため、
一行は横山さんが栽培する
落花生畑へと向かいます。

目の前に現われた“落花生畑”。
ところが…落花生が実ってません。

森崎「落花生、どこにあるんですか?」

あぐりっこ「地面の下??」

藤尾「うそだ~~!」

森崎
「じゃあ、よ~く見てみましょう」

森崎
「葉をかき分けても…
何も出てきません」

森崎
「ただ…細い物が垂れ下がっていますよね。
 なんだか…モシャモシャしているんです」

と、このモシャモシャを触っていると…

あぐりっこ「なんか出てきた!」

あぐり一同、一瞬パニック!
 
「ちっちゃいの!」「ヒョコッと!」

森崎
「出てきた!これなんだ!?」

あぐりっこ「落花生!!」

森崎「これ落花生ですか?」

横山さん「そうです!」

藤尾「土の中??」

引っ張っていくと、
落花生がズルズルッと出てきました。

一同「うわ~すごい~~!」

森崎
「とにかくあぐりっこのみんなが
 かぶりつきです!
 興味津々です!」

さらに落花生を収穫してみると…

横山さん
「抜いてみますよ。
 クキの所をつかまえてグッと引っ張る!」

すると…土の中から
ドッサリ落花生が!

もうあぐり一行、大興奮です!

森崎
「めっちゃ なっている!」

佐々木「何個なっているんだ?」

アリサ「数え切れない!」


2012年10月20日(土) |  落花生の収穫!楽しくて止められない♪

森崎
「どうやってこの作物は育つんですか?」

横山さん
「花が咲いて…」

森崎「クキの芽のところに咲くんですよね」

横山さん
「この花が散ると子房柄(しぼうへい)
 というのが
 どんどん下に下がっていって
 土の中にもぐるんです。
 それがになっていくんです」
 
森崎
「不思議だよね~」

じゃ~ん、もんすけです!
土の中で実が育つ作物「落花生」。
その生育方法を改めて説明します。
種をまいて成長した落花生は、
やがて花を咲かせます。
そして花の付け根にある
「子房柄」という部分が
土の中3~5センチぐらいまで潜ったあと、
その先にサヤが出来て、中に実が育つんだ。

ちなみに1つの株に実るサヤの数は
100個以上にもなるんだって~

落花生は、土に潜るその力強さと、
このような仕組みを踏まえて
名付けられた作物なんだよ!

さっそく落花生の収穫体験!

ユウタ
「ちょっと重いけど抜いたら
 いっぱい付いていて、ちょっとズッシリ!」

森崎「いっぱいついてて嬉しいよね」

ハルキ「スゴイ!!」

ズルッと抜ける、爽快感!
みんな喜びいっぱいです。
横山さんが栽培する落花生の作付け面積は、
およそ4アール。
72万ヘクタールを越える米どころ岩見沢では
生産量もごくわずか。
しかし落花生とお米作りには
大きな関わりがあるんです。
横山さん
「道内でも岩見沢市は米の有数な産地ですが
 近年、水稲(すいとう)の
 直播(ちょくはん)栽培というのが
 すごく普及してきたんです。
 種もみを水田に直接まく。
 結果、苗を育てるハウスや畑が 
 空いてきたわけなんですよ。
 その空いてる場所に落花生を作ってみた」
米どころ岩見沢市の
新たな農作物「落花生」。
水田の直播栽培の普及で
使わなくなった育苗ハウスに、
「何か作物が栽培できないか」と
考えて始められたのが、
落花生だったんです。
2年前から始まったこの取り組みも、
今年4月には“JAいわみざわ落花生研究会”や
“いわみざわ落花生振興会”も発足して
本格的に市場への出荷を開始。
現在はまだ18戸の農家、
わずか50アールでの試験栽培が中心ですが、
ここ北村豊正地区は「豊正FAM協議会」という
独自の組織を作り、落花生の積極的な栽培に
取り組んでいるんだぁ~

豊正FAM協議会 会長
北 良一さん
「《Future Agriculture Make》…
 《未来農業を作っていく》ためにも
 地域の活性化の1つとして協議会を作りました。
 ハウスものと露地ものと、
 今はまだ走りの第一歩として、みんな一生懸命
 地域の産物として位置づけないなと思って
 やっております!」

近い将来、岩見沢が落花生の名産地として
有名になる日も近いかもしれないね~


2012年10月20日(土) |  1つ1つ美味しさを手で確認!?

ここからは落花生の収穫した後の作業を
教えてもらいましょう。

まず目の前にある落花生ですが
これはどういう状態のものでしょう?

横山さん
「水で洗ったあとの落花生です」

佐々木
「クキの部分がいっぱい
 付いていましたけど
 そこから外して…
 それは手作業ですか?」

横山さん「そうです!」

佐々木「手間がかかりますね」

水洗いした落花生を
網の上で乾かしていきます。

横山さん
「1日ぐらい陰干しをするんです」

続いては陰干しを終えた落花生の選別作業。
ところが、この選別方法にも、
落花生ならではの特徴がありました。

横山さん
未熟な落花生は頭のほうを触ると
 “やわらかい”んです

あぐりっこも実際に触って確認。
確かにベコベコしたりしてます。

横山さん
「完全にいい物というのは
 真っ白くなって
 スジがハッキリ出ていますよね!」

森崎
「じゃあ~1個1個触って確かめるんですか?」

横山さん「そうです!」

森崎「えっ全部??」

横山さん
「ハイ!いい物を選別しようと思えば
 触っていかないと
 判らない部分があるんです」

森崎「手間がかかる~」

横山さん
「やっているうちに目がチラチラして
 判らなくなってくるんですよ~」

ではお次は別なお部屋に移動します…

佐々木「ココでは何をしますか?」

横山さん「落花生をゆでます」

森崎「ゆでる??」

横山さん
「みなさんのイメージからいくと…
 炒っている落花生をイメージしていると
 思うんですけど、
 塩ゆでの落花生を作っております」

森崎
「ゆでた落花生って食べたことある?」

あぐりっこ「ない!!」

森崎
「塩ゆでしているところ、初めてみました!」


2012年10月20日(土) |  落花生お料理をいただきま~す!

アクを取り除きながら、
およそ1時間、落花生を塩茹でしたら、
水気を落として十分冷まします。

そして一つ一つ手作業で袋に詰めたあと、
真空保存をして出荷。
収穫から加工まで全てに
手間ひまをかけた落花生なんです。

■塩ゆで落花生のご購入は-
JAいわみざわ Aコープ であえ~る店
住所)岩見沢市4条西3-1 
※数に限りがございます!ご購入はお早めに!

 

横山さん
「みなさん、食べてみてください」

森崎「もう食べられる状態ですか?」

横山さん「食べられます」

森崎
「剥いたら…
 なにコレ!カワイイんですけど!
 スイーツみたい!

さてお味は?
あぐりっこ「うまい!」「美味しい!」
サラ
「ちゃんとした落花生の味がする!」

藤尾
「シットリした感じも新鮮なシャキシャキ感も
 若干残っていますよね。何より甘い!」

森崎
「今まで食べた落花生の中で
 一番おいしいかもしれない!」

柔らかくて美味しい「塩ゆで落花生」。
でも美味しいだけじゃなく、
栄養価もすごいんだって~

荒川義人教授
「落花生はタンパク質(体を作る材料)や
 脂質(エネルギーや細胞膜などの材料になる)
 という成分が多くて、
 とくにビタミンE(抗酸化作用がある)が
 豊富です。ビタミンEは他のの野菜では
 取りにくくて、それがたくさん入っていて
 優れています。また特に注目したいのが
 食物繊維です。便秘などで悩みがちの女性には
 簡単に食物繊維がとれて、
 お通じ改善につながる…という作物ですね」
 
栄養たっぷりの落花生!
僕ももっと沢山食べよっと~

生産者直伝「塩茹で落花生」の絶品料理を
いただきましょう!
教えてくれるのは小西泰子さん。

落花生ごはんやサラダをいただきましたよ。

※詳しい内容はレシピコーナーをご覧ください。

 

さてお味は?

サラ「とっても美味しい!」

アリサ
「美味しい!豆って苦手だったんですけど、
 お母さんが作っても食べていなかったんだけど
 なんか美味しく食べられたから
 家でも挑戦してみようと思いました!」

 

横山さん
「今日みてもらったように
 手がかかる部分がありますので
 なかなか届けられない部分もありますが…
 知名度的に低いのかなと思いますので
 北海道内全域に塩ゆで落花生
 おいしいなって思ってもらえればいいな…
 と思っています」

こんにちは、週刊あぐりニュースです。
じゃがいもの消費拡大を狙った
ユニークなホームページが開設されました。

道内でジャガイモを生産している
77のJAで組織する馬鈴しょ取扱対策会議、
ホクレンなどが設立したホームページ、
その名は「じゃがい問題研究所」。

現在、日本が抱える多くの社会問題は
‘じゃがいも’によって
解決する事ができるのではないか。
という大胆な仮説のもとに、
様々な切り口からジャガイモの持つ力を
発信しています。
初代所長には、ジャーナリストの
鳥越俊太郎さんが就任しPR活動を展開!

大人も子供も楽しめる内容になっています。
是非、御覧ください!

HPアドレス じゃがい問題研究所  

http://www.jagaimondai.jp/

続いては秋を大満喫! 
農業祭のお知らせです。

明日サンドーム北見で行われる
《オホーツク農業祭2012》。
オホーツク産農産物を
どこよりも安く販売します。
さらにバター作り体験や
南瓜ランタン作成体験をはじめ、
小中学生を対象とした食育コーナーでは
スタンプラリーを実施!
達成者には様々なプレゼントを用意しています。
毎年恒例のオホーツク産農産物が当たる
大抽選会も開催します。
さらに地元の肉や野菜を使った
カレーライスや豚汁など
美味しい食事も販売していますので、
お腹を空かせてご来場ください。

入場料は無料です!
是非、ご家族みんなでご参加ください!
以上、週刊あぐりニュースでした!

《オホーツク農業祭2012》
日時:10/21(日)10:00~14:00
場所:サンドーム北見 北見市三輪5丁目1-10
問い合わせ:JA北海道中央会北見支所
TEL:0157-23-6151
入場料:無料




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