今月
2016年01月
12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31
アーカイブ
2021年03月
2021年02月
2021年01月
2020年12月
2020年11月
2020年10月
2020年09月
2020年08月
2020年07月
2020年06月
2020年05月
2020年04月
2020年03月
2020年02月
2020年01月
2019年12月
2019年11月
2019年10月
2019年09月
2019年08月
2019年07月
2019年06月
2019年05月
2019年04月
2019年03月
2019年02月
2019年01月
2018年12月
2018年11月
2018年10月
2018年09月
2018年08月
2018年07月
2018年06月
2018年05月
2018年04月
2018年03月
2018年02月
2018年01月
2017年12月
2017年11月
2017年10月
2017年09月
2017年08月
2017年07月
2017年06月
2017年05月
2017年04月
2017年03月
2017年02月
2017年01月
2016年12月
2016年11月
2016年10月
2016年09月
2016年08月
2016年07月
2016年06月
2016年05月
2016年04月
2016年03月
2016年02月
2016年01月
2015年12月
2015年11月
2015年10月
2015年09月
2015年08月
2015年07月
2015年06月
2015年05月
2015年04月
2015年03月
2015年02月
2015年01月
2014年12月
2014年11月
2014年10月
2014年09月
2014年08月
2014年07月
2014年06月
2014年05月
2014年04月
2014年03月
2014年02月
2014年01月
2013年12月
2013年11月
2013年10月
2013年09月
2013年08月
2013年07月
2013年06月
2013年05月
2013年04月
2013年03月
2013年02月
2013年01月
2012年12月
2012年11月
2012年10月
2012年09月
2012年08月
2012年07月
2012年06月
2012年05月
2012年04月
2012年03月
2012年02月
2012年01月
2011年12月
2011年11月
2011年10月
2011年09月
2011年08月
2011年07月
2011年06月
2011年05月
2011年04月
2011年03月
2011年02月
2011年01月
2010年12月
2010年11月
2010年10月
2010年09月
2010年08月
2010年07月
2010年06月
2010年05月
2010年04月
2010年03月
2010年02月
2010年01月
2009年12月
2009年11月
2009年10月
2009年09月
2009年08月
2009年07月
2009年06月
2009年05月
2009年04月
2009年03月
2009年02月
2009年01月
2008年12月
2008年11月
2008年10月
2008年09月
2008年08月
2008年07月
2008年06月
ページ内検索

   表示:2016年01月30日(6件)
<<
2016年01月30日(土) | ♯369 フレッシュチーズを学ぶ編
>>

2016年01月30日(土) |  ♯369 フレッシュチーズを学ぶ編

今回あぐり一行がやってきたのは
オシャレなお店!

森崎「可愛らしいお店!」

こちらはチーズの専門店です。

森崎「みんなチーズ好きかい?」

今回のあぐりっこは6年生です。
藤戸陽花(ハルカ)ちゃん「大好きです♪」
深道千里菜(セリナ)ちゃん「大好き!」

佐々木
「ショーケースの中もズラリと並んでる」

■ファットリア・ビオ 北海道
札幌市白石区平和通12丁目北5-20

店員
「いまカチョカヴァロを焼いていますので…」

さて焼き立てをいただくと…

ビヨヨヨヨーン

藤尾
「お餅みたい!
  ず~っとミルクの風味が続きます」

森崎「どこのミルクを使っていますか?」

店員「札幌近郊のミルクです!」

森崎
「でた…俺たちが良く知っている
 北海道の牛乳ですよ!」

店内に並ぶこれらのチーズ。
美味しさの秘密は‘生乳=ミルク’です。

2日に1度運ばれてくる
札幌近郊の新鮮な生乳に
こだわり作られています。
だからどれもミルクの
濃い風味が味わえるんです。

しかし、これらのチーズには
原料へのこだわりだけじゃない
大きな特徴があるんです。

ということで今回は、チーズを通して知る、
道産生乳のワールドワイドな魅力を紹介します!

佐々木
「このみんなが今食べてるチーズは
 イタリアの職人さんが
 北海道のミルクに惚れ込んで
 北海道に移り住んで作ったチーズなんです!」

そうなんです。これらのチーズは、
本場イタリアの職人が北海道の生乳を使い
ここ札幌で作っているものなんです。

そもそもチーズの歴史は古く、
イタリアでは今から3000年前から
作られていたと言われています。

チーズ文化が確立しているイタリアでは
チーズを銀行に入れるとお金を借りることも
出来ると言います。
それほどチーズに価値があり、
美味しい作るチーズ職人は
尊敬される存在なんです。

それではそんなイタリアから
チーズ職人を呼び寄せたという方に
会いに行きましょう!

ファットリア・ビオ 北海道 代表取締社長
高橋廣行(ひろゆき)さん
現在は札幌で商品プランニングなどを
行っています。
まずは高橋さんがチーズ職人を北海道に
呼ぶ事になった経緯を伺っていきましょう!
高橋さん
「これをやりたかったのは
 日本に20年以上住んでいるイタリア人が
 いつか北海道でチーズを作りたい!という
 夢を持っているイタリア人の方がいて
 彼らの事業を僕らがお手伝いしました」
そこで高橋さんは、
北海道の事すら知らなかった
イタリアのチーズ職人を呼ぶため、
「試しに一回作ってみない?」
江別の酪農家に招き、
地元の牛乳でチーズを作る機会を設けました。
そして出来たチーズを食べてみると…
高橋さん
「今まで食べたことがないくらい
 おいしい!とリコッタチーズを食べて
 職人が言っていたんですね…。
 それが決定打になって
 北海道で世界一のチーズブランド
 目指すことになったんです」

森崎
「それはすごい…
 北海道民として誇りです!」

高橋さん
「そうですね。
 ぼくも本当に嬉しかったです」


2016年01月30日(土) |  北海道生乳100%のチーズのお味は?

北海道産の生乳を100%使い
本場イタリアの職人が作るチーズ。
こちらの工房では12種類ものラインナップが
ありますが
今回は主にフレッシュチーズに注目!!
(リコッタチーズ、ブッラータ、
 クアテルローロ、モッツァレラチーズ)

このタイプのチーズは熟成をしないので
生乳本来の風味を味わう事ができます。
イタリアではかなりポピュラーなものなんです。

まずはイチオシのリコッタチーズについて
知っていきましょう!

佐々木「聞いたことあるかな?」
あぐりっこ「ない…」
佐々木「どういうチーズですか?」

高橋さん
「チーズを作って残るホエーを煮詰める
 ほわほわほわって乳成分が浮いてくるんです。
 それをザルですくって(ホエーが)抜けたのが
 リコッタチーズなんです」

※ホエーとは…
 乳清のこと。
 チーズを作る際に固形物と分離された液体。

ではリコッタチーズを試食してみましょう!

森崎「うまい!」

佐々木衝撃!おいしい!」

セリナ
「味はチーズだけど食感は豆腐みたい!」

森崎
「口の中でとろけていくにつれて
 牛乳のコクが出てきますねえ~」
高橋さん
「イタリアにはリコッタザルという
 特殊なザルがあります。
 (乳成分を)ザルですくって
 カップに入れて中でホエーを抜いてます。
 イタリアではこういうパッケージが
 スタンダードでうちの代表的チーズです」

続いてのフレッシュチーズはブッラータ!
なんともユニークな形。

すると突然高橋さんがナイフを持ち出して
チーズをカットすると―

あぐり一行
「う

トロトロトロ…

森崎「うおおお~なんか出た~~」

藤尾「トロトロなの出てきた!」

モッツアレッラチーズの生地で作った袋の中に、
細かくしたモッツァレラと生クリーム
入っているんです。

さてその味わいは…

ウットリ♪

あぐり大人チーム
あまりの美味しさに
言葉がみつかりません…

するとハルカは「肉!肉!」

森崎「肉??」

ハルカ「うん肉!」

高橋さん「肉みたい?ははは」

それほど食べ応えがあるのが、このチーズ。
モッツァレラの弾力のある食感と、
生クリームの濃厚なコクが絶妙です。

佐々木
「食感の面白さとミルクらしさが伝わってくる」

高橋さん
「食べ終わった後のアロマ(香り)
 グーッと伸びていく感じが
 北海道の牛乳の特徴だと職人は評価しています」


2016年01月30日(土) |  イタリア職人のこだわりとは…
チーズを堪能したあぐりメンバー。
続いては隣接する工房にお邪魔する事に…
ここからは田原淳史さんにご案内頂きます。

工房の中に入っていくと…
「チャオー」

田原さん
「ジョバンニ グラッツィアーノです」

彼がイタリアのチーズ職人、
ジョバンニ グラッツィアーノさん。
南イタリアのカラブリア州出身で実家は農場
5歳の頃からお父さんに家に代々伝わる
チーズ作りを教えてもらっていたそう。
20歳でイタリアでも有数の自然農場で
チーズ作りの腕を磨きチーズ職人になりました。

佐々木
「今は何をしているところですか?」

ジョバンニさん
「リコッタチーズを作っていますよ」

※通訳/チーズ職人 アレッシオミラノさん

森崎
「さっき見た容器だね。
 私たちが今まで食べていた
 リコッタチーズとは違っていました。
 大変滑らかでおいしくて愛してます

ジョバンニさん
アリガトウ!グラッツェ!」

森崎
Buono(ボーノ)!※素晴らしい」

ここで職人歴20年のジョバンニさんに
モッツァレラチーズの作り方を見せてもらう事に―

田原さん
「今はモッツァレラの元になる(カードを)
 細かくするパスタフィラータです」

森崎
「入っているのは牛乳とレンネットだけ?」

田原さん「そうです!」

※レンネットとは―
 チーズ作りで牛乳を固めるための酵素。

あぐりっこも挑戦です。

セレナ
「ちょっと固い…消しゴムみたい!」

モッツアレラチーズ作り、
実は力が必要な作業なんです。
チーズの素をある程度細かくしたら、
80度のお湯を入れて柔らかくしていきます。
すると…

森崎「とろけていってる感じ…粘ってる」

ビヨヨヨヨーン

あぐり一行
「う

藤尾「つきたてのお餅みたい」

森崎「熱くないの?」

ジョバンニさん「本当に熱い…」

藤尾「すごいポーカーフェイスですね」

モッツアレラとは、
イタリア語で「引きちぎる」という意味。
まずは“ちぎる”前によーく伸ばします。
田辺さん
「伸ばしが弱いとちぎれにくかったり
 表面がざらざらしてしまうので
 伸ばす作業が大事なんです!」

2016年01月30日(土) |  チーズ作りに挑戦!

よく伸ばしたら今度はちぎっていきます。

成形のポイントは
伸ばしたチーズをたたみ、
指でおし出して…
まあるく出てきたところを
引きちぎる!

あぐりっこ出来るかな!?

指の間からプニーっと出てきますが
なかなかひきちぎれません。
悪戦苦闘していると―

ハルカ「あっちい!!」

ジョバンニさんはいとも簡単にやっているように
見えますがとても技術がいるんですね。

さてここでジョバンニさんの職人技披露!!

チーズをどんどん伸ばしていくます…

伸びる伸びる伸びる…

それをくるくる巻いていくと…

ねじれパンみたいなチーズが完成♪

あぐり一行「うわ~~~!!」

このように編んだモッツアレラチーズを
「トレッチャ」といって
イタリアではパーティーなどで大勢で
切り分けて食べるんだそうです!

藤尾君、
出来たてのあたたか~い
モッツァレラチーズを一口食べると…

藤尾
「うはははは!
 (笑っちゃうくらい)すごい弾力!
 あっ!北海道牛乳キタアア~」
チーズ職人として確かな地位を
築いていたジョバンニさん。
トップクラスの技を持っているからこそ
北海道の生乳に感じたことがありました。
ジョバンニさん
「(北海道の生乳に感じたことは?)
 特に驚いたのは品質の高さです。
 そして品質の高さが一定であること。
 日や季節によって変わらないところが
 素晴らしい!」
確かな技術と良質な生乳が生み出す最高傑作は
道内はもちろん、
全国の名店や多くの著名人が絶賛しています。
ジョバンニさん
「(北海道の生乳を使って作ったチーズの味は?)
 ものすごくおいしい!
 口に入れた瞬間から牛乳そのものが持つ
 リッチな味わいとフレッシュさを
 味わうことができる」
 
夢は「チーズを世界で売る事。」
北海道の生乳のおいしさに
世界が驚く日もそう遠くはなさそうです。

じゃ~ん もんすけです!
チーズ職人も認めた北海道の生乳は
どの様な事に気をつけて
生産されているのか知っていこう!

ホクレン 山本努さん
「酪農家は飼養管理や牛舎環境の改善に
 取り組んでいます。
 日々行う搾乳に関しては 
 牛の健康状態をチェックして
 衛生的な搾乳を行っています。
 生乳を1~2日間貯乳するバルククーラーは
 冷却状態を記録・監視する自記温度計を設置、
 徹底した乳温管理を行っています」

その生乳を運ぶ時も
気をつけている事があるんだって!

「農協や関係機関の協力を得て
 酪農家に設置されている搾乳機器の
 定期点検や修繕を行っています。
 北海道の生乳は衛生面でも
 世界トップクラスに達しています」

さらに集荷した生乳の成分分析をして
品質向上も行っているんだって!
だから北海道の生乳は
安全安心で美味しいんだね!


2016年01月30日(土) |  絶品!まかない料理!
ファットリアビオ北海道の
須田悟さんにチーズたっぷりのピザを
作ってもらったよ~♪

須田さん「まかないピザを作ります?」

森崎・藤尾「まかない?」

須田さん
「スタッフ一緒にまかないランチを食べるんです」

ということで、
チーズたっぷりのピザを作っていきましょう!!
まずは須田さん特製のピザソース。
トマト缶にフレッシュなハーブやニンニクが
たっぷり入っています。

藤尾
「まかないといえども手を抜かないのがいい!」

須田さん
「食に対してみんな熱い想いを持っています」

いろいろなトッピングをドンドン乗せて…

須田さん
「(チーズは)2種類使います。
 モッツアレラチーズです。
 つぶして砕いたものです。
 それと蔵出しのハードチーズを使います。
 直接乗せてください!」

ハードタイプのチーズを削ったら
オーブンに入れて7分後…

完成ですよ♪

あぐりっこ「うわ~!」

藤尾「すごいまかないだあ」

では「いただきま~す!」

セリナ「チーズがすごく美味しい」

佐々木「おいしい~」

高橋さん
「複数のチーズを入れることで
 深みが出ておいしくなります」

ハルカ
「チーズがね!すごい!
 いつも食べてるピザと違う感じを出してて
 とてもおいしい~!」

絶品ピザに大満足のあぐりメンバーでしたが…

ここで高橋社長もまかない料理をご披露!
チーズたっぷりのカルボナーラを
作っていただきました。

※詳しい作り方はレシピコーナーを
 ご覧ください!

ハルカ「チーズがいい感じ!」
セリナ
「いつも家で食べているカルボナーラと違って
 おいしいです!」

さて今日一日を振り返って…

森崎
「今日はチーズの名前をどれだけ知った?」

ハルカ「リコッタ!」
セリナ「カチョカヴァロ」
ハルカ「モッツアレラ」

高橋さん
「世界中にいい食がいっぱいありますが
 北海道の農産物や一次産業物の安全性の高さは
 これは間違いなく世界一だと思います。
 北海道の素材に力を借りて
 世界の技術で世界一になりたいと思います」

森崎
「もちろん私達は北海道牛乳がおいしいって
 知っています。
 道外の人からもおいしいと言われている
 実感はありました。ところが世界ですね!!
 しかもチーズの本場の人から
 ここの牛乳おいしいね!って
 そう認めて下さったのが本当に嬉しいね」


■ファットリア・ビオ北海道
 住所:札幌市白石区平和通12丁目北5-20
 電話:011-376-5260
 HP:http://fattoriabio.jp/#home

もんすけがお伝えする「週刊あぐりニュース」。
今日は道産牛肉グルメランチフェアのお知らせ♪

あさってから1か月間行われる
「北海道産牛肉グルメランチフェア2016」は
北海道の牛肉を美味しく沢山食べてもらおうと、
札幌市内30のお店が参加するイベント!
それぞれのお店が道産牛肉を使った
自慢の料理を提供するよ!

道産牛肉が入ったスープカレーやパスタなど
思わず食べたくなる料理が一杯!
また期間中に対象のお店で
道産牛肉メニューを食べた人に
抽選で北海道産牛肉のすき焼きセットなどが
当たるお楽しみ企画もあるよ。

以上もんすけの週刊あぐりニュースでした。

《北海道産牛肉グルメランチフェア2016》
日時:2月1日(月)~29日(月)
場所:札幌市内30店舗のホテルやレストラン
   ・札幌ガーデンパレスレストラン「スピカ」
   ・イタリアン料理「イルビーノ」
   ・奥芝商店など…


2016年01月30日(土) |  おまけ…

お・ま・け!

佐々木
「おいしいチーズをいただいたお礼に
 覚えたてのイタリア語を披露させて下さい」

セリナ・ハルカ
「いっせーのーでっ!
 ジョバンニ ベッロ!」

ベッロとは
カッコイイ♪という意味です。

ファットリアビオ北海道の
女性スタッフの方に
こっそりイタリア語を教えてもらったんです…

ジョバンニさん
「わお~アリガトウ!」

大喜びのジョバンニさん…

笑顔がとっても素敵なジョバンニさん。
これからも北海道の牛乳を使って
美味しいチーズを作って
私達を楽しませてくださいね!




TOP(全件表示)